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雪の大原紀行第2弾 その2 at 宝泉院
IMG_1088.jpg
庭園を眺める室内

 昨日の続きを。

 今日の方が寒く感じるのはどういうことだろう。

 三千院を出ると、迷わず宝泉院。ワンパターンだとは思うのだが、あそこはやはり綺麗だと思う。中は誰もいない、今回も貸し切りだ。

   今日もきれい・・・!

IMG_1091.jpg
額縁庭園(お茶が運ばれてきたあとの画像)

 お茶とお菓子が運ばれてくるまで、お庭に向かって正座(座るのはいつも正座だが)してじっと眺める。静寂だ。静寂のなかに聞こえてくるのは野鳥の甲高い鳴き声と、溶けた雪が雨だれとなって屋根から落ちる音。きんと冷え切った空気は、大きく呼吸をすると鼻腔の奥から胸にかけて痛みが走るほどだ。大原は市内より数度は気温が低いとされている。国道脇の電光掲示板の気温を見損ねてしまったが、寒いという表現を通り越して柔らかい粘膜が痛い。

 こんなところで座禅を組んだら気持ちいいだろうなあと考えているところに、お茶とお菓子が運ばれてきた。いつもの若い女性だ。

   ここはいつ伺ってもいいところですが、寒いけどこの季節が一番綺麗だと思いますね・・・

 思っていた言葉を思わず口にすると、途端、彼女の顔がほころぶ。

IMG_1117借景
借景

 この女性、実は紅葉の季節に来たときに、注意を受けた苦い記憶のある女性だ。だが、誰しも褒められて嫌がる人はいないだろう。私は思った通りのことを言っただけだが、それで彼女も嬉しくなったようだ。きっと繁忙な時期の、些細な出来事は忘れているだろう。忙しい時期の迷惑をかけるお客でみんないら立って、険しい顔をしていたのだと思う。

   午前中はお客さんも多かったんですけど、午後は貸し切りですね(笑)

   はい、ほんまに(笑) えらい贅沢な時間を楽しませてもらいます

 奥の台所あたりでは話し声が低く聞こえることもあるが、私はひとりで放っておかれた。配慮だろう。

IMG_1125.jpg
若いカップル

 狭い大原、このふたり、先程は三千院で見ているが、向こうもきっと同じように思っていることだろう。結局このふたりとは、帰りのバスも一緒だった。

IMG_1132障子の桟から見る鶴亀の庭
障子の桟から鶴亀の庭を眺める

IMG_1152鯉
池の鯉

 外の雪は降ったり止んだり。あの女性はいい写真が撮れただろうか。雪が降っている場面と言っても、このようにややスローシャッターでラインを曳くものから、動きを止めるものまで好みもあるだろう。ふわふわとした牡丹雪なら動きを止めてそのふんわり感を出したいと思うし、今日のような水分の多い重くて小さな雪なら糸を引かせても悪くはない。

IMG_1156亀


 ふと池のほとりに亀を発見?いや、近づいてよく見ると焼き物だった。ああ、驚いた。

IMG_1170山茶花
山茶花

IMG_1180空


 そろそろ出ようかと玄関へ。近くに誰かいればいつも御礼を言って出るのだが、今日はお客も少なく台所横の受付に人の気配。

   ありがとうございました

 すると奥から先程の女性が顔を出してくれた。

   こちらこそありがとうございます。お気を付けてお帰り下さい

   おおきに、また来ます

 廊下の奥に輝く笑顔が見えた。

IMG_1209鬼瓦と雪
宝泉院の門に乗せられた鬼瓦

IMG_1202梅の蕾


 すっかりわだかまりの消えた私。意思ではなく、つい出た言葉からこんなに晴れやかな気持ちになれるとは。

 外はすっかり晴れ上がり、とても眩しい。冬の空は蒼穹だ。空気も澄んでいるからだろう。あまり空を見上げていると雪目になりそうなくらい、眩しかった。雪を被った梅の蕾はまだ固い。大原の春もう少し先になりそうだ。

 この続きはまた今度。

IMG_1366あて、寒いねん
あて、寒いねん・・・

 今日のおまけはこれ。看板猫。もう7歳になるそうだ。この参道を通る人にかわいがられている。毎年この子の写真を撮ってはカレンダーなどにして持ってきてくれる、プロ並みの腕を持ったカメラマンのおじさんがいるそうだ。ちなみにそのカレンダー、よく見ると2008年・・・ 

   今年のはあらへんの?
【2009/02/18 11:42】 大原 | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
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