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古式鬼やらい その1 in 平安神宮
IMG_9088.jpg

 今日は節分。各神社やお寺では、厄除けの節分祭が執り行われている。うちの近くでもどこに行こうかと迷ってしまうくらいに、多くの社寺で行われる。はしごをしたとしても2カ所が限度か。まあ、いい。平安神宮にしておこう。天神さんはちょっと遠いし、何回も行っている。祇園さん(八坂神社)も京舞の奉納なんかがあるが、舞台の上で見上げることになり、ちょっと厳しい。

 とかなんとかいいながら、まだ行ったことのない平安神宮に決めていた。下鴨神社とどちらにしようとも考えていたが、天気が悪そうで、何カ所も廻れそうにないというのが、一番の理由。

舞台
額殿内にしつらえられた舞台

 12時からの狂言に行く予定にしていたのだが、午後から職場に書類を提出しに行きたかったので午前中にかき込んでいたら、すっかり遅くなってしまい、到着が15分前。こうなれば遅れついでに甘酒の授与があるので、そちらを先にいただいてから。
 中は座るところがないほどに人で溢れている。しかし写真を撮ろうと思えば、立っている方が撮りやすいので一番後ろへ向かう。その後も次から次へと人が入ってくる。すると、二人の人が席を立って行ってしまった。それを見ていた60代くらいの女性の二人組、私の目の前の席と私を見比べる。
 私はにっこりと笑顔を見せる。

   どうぞ(^^ 

 御礼を言って座った二人だが、座ると見えないことに気がついて慌てて立ち見席へ戻ってきた。

 この節分の時期、茂山家ではあちこちの節分会(せつぶんえ)に出演している。北野の天神さんや、壬生寺、壬生寺はもっぴーこと宗彦さんが行っている。大忙しなのだ。

IMG_8590 r蚊相撲
蚊相撲

 最初の演目「蚊相撲」 滋賀県守山に住む蚊が、相撲取りになって主と相撲を取るのだが、立ち会いの時に血を吸われたことで正体がばれ、扇子でばたばた扇いでひるんだときに細長い口を取られてしまうというお話。つい先日、何かのニュースで聞いたのだが、守山が狂言の舞台になっていると言うことを知らない人が多いので、それを広めるとか。まあ、「蚊」が住んでいた在所というものだが、それでも何かの根拠があって、守山出身ということになったのだろう。

主を脅す鬼の面を被った太郎冠者
主を脅す、鬼の面を付けた太郎冠者
IMG_8624 r主に叱られる太郎冠者
主にばれて叱られる太郎冠者

 次の演目は清水(きよみず) 主に夜中になってからお水を汲みに行くよう言いつかったが行くのがいやで、鬼に出会って這々の体で帰ってきたように装ったが、大事な鉢を置いてきてしまったことをなじり、主は取りに行く。これはやばいと、太郎冠者は鬼に化けて主を脅したが、結局ばれて叱られるというもの。女性の狂言師だったが、男性と変わらないほどのよく通る力強い声だ。

IMG_8718.jpg

IMG_8741.jpg
酢売りと薑(はじかみ)売り

 ちょっと年配の男性二人。しかし声はさすがにしっかりと通る。ところが時々せりふを忘れるようで、ちょっと詰まると後ろに座った黒子からお助けのせりふの冒頭が聞こえてくる。お話の面白さとは別に、詰まるたびにくすくすと忍び笑いが・・・
 この背後に座っている方こそ、茂山千之丞さん。今年86歳になられるはずだ。

蝸牛
蝸牛

 この日、一番見たいと思っていたのがこれ、蝸牛。この間のαステーションのプログラム、喫茶ヌーベルバーグで紹介されていた。この番組は、茂山一門の若手が日替わりでDJを勤め、お話狂言というコーナーでは狂言を簡単なお話にしてどんなストーリーなのかを紹介する。
 以前からこの蝸牛は知っていたので、わくわく。それにこの演目には茂山あきらさんと童司くんが出演する。

茂山あきら
茂山あきらさん

茂山童司
茂山童司さん

 この蝸牛は、山伏の姿形から太郎冠者が、探せといわれた蝸牛だと思いこみ主の元へ連れて行くというもの。ただこの山伏、ちょっといたずら心があってからかってやろうとする。だから雨も降っていないし、すみかの藪から出すならお囃子を持てと、太郎冠者にお囃子をさせるが、主は山伏だと直ぐにわかってしまうものの、みんなで踊ってどこかへ行ってしまうと言う、なんともあっけらかんとした楽しいお話。あちこちで爆笑がわき起こっていた。

 狂言というのは古典落語にも繋がるものがあり、とても楽しく見られる演劇だ。最近は茂山家でも若手の人たちが多く活躍していて人気があるので、金剛能楽堂などでもチケットを取ろうという気が失せてしまう。こんな機会はむだにせず、楽しみたいものだ。

 さてもさても・・・ というのは狂言でもよく使われるせりふ。さてもさても、この続きはまた今度。

   さらば、さらば・・・

 と、以前DJを務めていた千三郎さんの声が今でも耳に響く。なにか不祥事を起こしたらしいのだが、番組を降板してから影が薄くなった、というより聞かなくなった。今はどうしているのだろう。

    平安神宮 節分行事
【2009/02/03 23:32】 京の祭事 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
«古式鬼やらい その2 in 平安神宮 | ホーム | 御所にて その1»
コメント
小紋さん、こんにちは。
お返事が遅くなりました。
この日は多くの演目が行われ、知らないものも見ることができました。でも、みんな面白いです。ついくすくす笑いたくなります。人の心を見透かしたようなドラマは、いつの時代にあってもいいものです。
【2009/02/06 15:06】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
ヘルブラウさん、こんにちは。
お返事が遅くなりました。
狂言は小学校の時、学校で見てからとても興味があります。あるじと家来の太郎冠者のやりとりが、真剣なのに滑稽に見える言葉合戦とも言えるせりふ回しが楽しいです。
独特の言葉も面白いです。1回見ると、はまると思います。

【2009/02/06 15:00】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
 茂山家は 千之丞さん以下一門 そろって活躍していて 威勢がよいですね。
 てれびでも 見ることがあります。たくさん演目があると思いますが
 めずらしいのを見ることができて 本当に 良かったですね。
  
【2009/02/05 06:39】 URL | 小紋 #-[ 編集]
狂言ははまだ実際に見たことがありませんが面白そうですね、
能のことをよく知っている通の外人(フランス人)さんに一度会ったことがありますが、
なにせこちらは皆無といっていいので話がかみ合わないものでした。
さても、さても・・・
さらば、さらば・・・
この言葉癖になりそうですね〜(笑)
【2009/02/04 22:40】 URL | ヘルブラウ #pDmV/urE[ 編集]
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