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撮影するばかりでなかなか現像も記事の更新もおぼつかない昨今。あちらこちらで撮影させていただいているのに、なにもご紹介していないというのは失礼なことで、冗談抜きで何とかせねばと思う。データもビデオも準備が遅れていて、肩身が狭い。
ま、言い訳ばかりしてはいけない。さて、今回は先日10月1日行われた西京区制40周年記念式典での朗読公演を。多くの団体が舞台パフォーマンスを行ったのだが、朗読アンサンブル京・Genjiもその中のひとつで、演目は「紫式部というふものありけり」と言う、紫式部がどんな視点から源氏物語を語ったのかというオリジナル脚本。源氏とのやりとりもあるなかなか興味深い朗読公演を、時間短縮してこぢんまりとまとめたものだった。京語りが説明を加えて流れを作ったが、ショートカットバージョンにすることはかなりの苦労があったとのこと。時間制限があるので、60分の脚本をその1/4に短縮するのだから、その苦労が解るというものだ。
会場は京都エミナース。思った以上によい会場だった。キャプションは抜きで、ひとまずその舞台の様子をご紹介する。今回は背景を何も作らず、フェイク蝋燭あんどんと照明だけというシンプルな舞台となった。

その2

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ホリゾントだけでその場の雰囲気が随分と変化に富み、この場面だからこの色、と言うわけでもないのに、話の展開に流れができた。最近はこのようなホールでの公演もあり、舞台設定をすることも時間がなくてたいへんなこともあるため、案外こんなのもいいよね?と話が盛り上がったのだった。
ショートバージョンのビデオはこちら。お時間が許せばどうかご覧いただきたい。講演依頼も受け付けます(笑) 個人的には学祭なんかでできたらいいなぁと思いもするのだが。