
その1

後祭りのトリを務める大船鉾は、復活して3年目。その船先に立派な龍頭がついた。190cm余りの高さがあり、重さは220kg・・・ 勿論、組み立て式だ。前日には御輿に乗せ、東山の龍尾神社から剣鉾さんも来て露払いをして町内を練り歩いたそうだ。さぞかし沸き立ったことだろう。そのときには行けなかったが、曳き初めにはちょっと時間を作って出かけてきた。
四条通りから新町を覗くと真っ正面に目に入る堂々とした大船鉾と龍頭。これから年月をかけて漆を塗り、金箔を貼っていく。その日がまた楽しみでしょうがない。

その2

その3
目が回りそうなほど暑い午後だったが、青空背景は欲しいところだ。まだ無垢の寄せ木細工の龍頭だが、その鋭い瞳にはすでに黒い漆と金箔が入っているようだ。やはり目だけはしっかりとさせないと迫力がない。

その4
船尾から。

その5
さて、そろそろ出発のようだ。この時刻、南観音も北観音も同じ時刻になってしまって、どうしたものかと悩んだが、やはり初めての姿に目がくらんだ次第。

その6
見物客と曳き初めに参加する人の数は半端でなく、もうごった返してすさまじい。

その7

その8
曳き初めならではの目の前を通って行くこの迫力。綱を引く人たちの迫力も凄い。一旦四条通まで出て再び帰ってくるので、次の撮影ポイントまで移動。

その9

その10

その11
この後ろ向きに進むのもなかなかレアな姿。

その12
では正面から帰ってくるところを。

その13

その14

曳き初めは決して撮りやすいものではないが、巡行の前に一足先に見てみたいと言う思いは捨てきれない。7月いっぱいを休暇にして貰わないと多くの行事にも行けるわけでもないが、機会があればまたこうやって参加してみたいと切に願う。
明日はいよいよ後祭り。そして還幸祭と続くが、巡行だけで精一杯だ。暑い1日になりそうなので、行かれる方はどうか熱中症にお気を付け下さい。