
その1

近年、御所関係の参観申し込みがかなりの高倍率・・・ ことごとく落選を続けているのだが、何とか隙間に滑り込んだ仙洞御所は藤狙い。開花時期を狙うのがまた至難の業で、この日も少し早かったのだが贅沢は言えまい。
と言うわけでこの時期は藤とキリシマツツジが見頃となる仙洞御所のまずは藤棚を。

その2
もみじ山をぐるっと回ってこの藤色が見えたときは心底ほっとした。

その3
房の先にはまだ小さなつぼみがあって、盛りはあと3日先程かと思われた。ごく淡いピンク色の玉藤はまだ殆どがつぼみだった。

その4
朱いキリシマツツジをアクセントに。

その5
真横から見ると互い違いになった八つ橋が判らないのだが、僅かな曲線と、支柱の直線が調和がとれていて何とも綺麗かも。

その6
一升石の州浜と。

その7
雄滝と滝藤・・・ほども垂れてはいないけど。

その8
この辺りが一番のボリューム。

その9
八つ橋越しのキリシマツツジ。

その10
今回新しくなったものを発見。藤棚を支える柱が銅板で覆われていた。いかにも銅板、と言う見栄えを減らすために銅板には荒削りという感じの板金加工がしてあった。解説によると、やはり風雨で木製の支柱では傷みやすいからとのこと。今はまだ新しい色目だが、そのうち色も馴染んでいくだろう。そうすればこの藤棚ももっと綺麗に見える。

その11
と、その支柱を撮っているといきなりやって来たカルさん・・・仙洞御所に限らず、御所の池は鴨やアオサギのリビング状態だ。

その12
もみじ橋と。

その13
この2階建ての藤棚がボリュームの元。立体感を作り出す。

その14
毎年同じようなアングルばかり撮って仕舞うのだが、このロケーションの根強い人気は判る気がする。勿論、来年もエントリー挑戦するつもりだ。そして秋にも。
次はいつですか?
秋の予定なんですけど、最近の気候は難しいですねぇ・・・
毎回職員さんと交わされる会話だ。次はどうしようかな。夏にも行きたくなってきたが、もう予約が埋まってしまっているのだ。
それではこの続きはまた今度。