
その1

初対面の写真家さんたちと愛でた退蔵院。今年はこちらでも花付きが悪かった。だけれども、このロケーションはいいものだ。

その2
時折薄日が差す程度の薄曇りの朝。桜色がとても柔らかい。

その3
貴重な青空が出たときに。う~ん、やはりちょっと寂しげな花付き。

その4

その5

その6

その7

その8
陰陽の庭に垂れ下がる長い枝も少し寂しいが、桜、若葉、砂のモノクロが醸し出す景色は見るものを魅了する。

その9
静かなせせらぎの音。もう少し側で枝垂れ桜とともに耳を澄ませてみたいものだ。と、気持ちよく眺めていたら、近くにいたおじさんのつぶやきが聞こえた。
望遠なんか持って、なにが面白いんだ・・・
まあ、価値観の差であろう。彼は見たところ広角を付けている。自分はこんなのが切り取りたかっただけのこと。

その10
陽射しが出てきて、花たちひとつひとつがいっぱいおしゃべりを始めたみたいだった。