
その1
今年は幸いにも2回、仙洞御所参観に参加することができた。1回目は11月17日、しかし部分的に色づいていたものの、ちょっと物足りない。と言うことで再度エントリーにチャレンジ。休める日に限りがあるため選択肢は少ない。その中で何とか引っかかったのだ!修学院離宮は全滅だったので、とても嬉しい。で、12月11日、仕事中時間休を取って御所へ。
しかしなんと言うことだ。空模様は朝から怪しい。そう、前回なんて土砂降りの中だった。
2回目もかいな~(--;)
そんな気分。嘆いても仕方がない。ガイドの後ろに従って行きますか・・・ ガイドの男性はいつもの楽しいお話をして下さる方。内容は毎回同じなのだが、本当に「ぷっ」と吹き出してしまう。
時刻を待っている間にぽつぽつと降り出した小雨。本当に大きなため息もこぼれ落ちる。

その2
御庭口の門から覗くと、借景の比叡山は見えるが紅葉の色が見えない・・・ やはりこの日程では厳しかったか。

その3
大宮御所の説明が終わり、一行は北池の畔へと進んでいった。

その4

その5
池周辺のもみじは殆ど散ってしまっていたが、敷きもみじはまだ鮮やかさを保っている。これは見事だ。これが仙洞御所の人気の素なのだろう。それでは池に沿って右回りに進んで行こう。

その6

その7

その8

その9

その10

その11
もみじ山と名付けられた小高い丘。その名の通り、一面もみじが植えられていて、手入れの行き届いた深い緑の苔の色と相まってなんとも綺麗なコントラストだろう。

その12
南池に出ると、遮るものがなくなって風雨が強くもろに当たる。池の水面を風がさざ波を立てながら吹いていくのも見て取れる。

その13

その14
南池西の端には山吹色の大きなもみじの木。背景を引き立ててくれている。

その15
真っ赤な紅葉に挟まれた雄滝。好みとしてはもう少しオレンジが入った方が好きなんだけど。でも、いい感じ。

その16
二色で囲まれた小道。

その17
初夏には長く花房の垂れる藤棚も、冬は閑散として寂しい。しかし足下には華やかな色合いの敷きもみじの絨毯が彩りを添えていた。
この続きはまた今度。