
その1

知恩院で試し撞きが行われた。時折小雨が落ちる生憎のお天気だったが、多くの人で賑わった。

その2
定刻、僧侶たちが集まりお念仏を唱えるとさあ、準備開始だ。

その3
17人で綱を持ち、ひとりが逆さになって鐘を突く独特の動作。撞木はワイヤーで繋がっていた。

その4
袖をひっくり返して首に巻き、腕が動かしやすいようにたすきの代わりにする。なるほど。

その5

その6

その7

その8
え~い、ひと~つ そうれっ!
呼吸とタイミングを合わせて突くのだが、経験のない若い僧侶は苦慮していた。

その9

その10

その11

この若い僧侶の方、確か報道にインタビューを受けておられたように思う。偶然読んだネットのニュースではお顔までは出ていなかったが、初めて参加したのだとか。若い人から突いていくので、見物客の声かけに、自分の順番は既に終わったと笑顔で話して下さった。

その12

その13

その14

その15

その16
慣れないと脳震盪かむち打ちになりそうだ。ベテランになるにつれ、お腹にずんと響く大きな鐘の音が東山に響いて行く。皆さん、最高に気持ちよさそうで、素敵な笑顔だった。
最後は続けて2回突いて、無事、終了となった。

その17
身支度を調え、再び大鐘楼の下で輪になってお念仏を唱えて帰って行かれた。本番はもっと迫力もあるだろうけれども・・・
ではほんの少し動画で。