FC2ブログ
日々感じたあれこれ身辺雑記
プロフィール

阿修羅王

  • 名前:阿修羅王
  • 小柄な体格なので、ミニチュアフォトグラファーの阿修羅王といいます。
    当サイトに於ける写真・記事などには著作権が生じます。無断でのご利用はお控え下さい。

ホームページ

ミニチュアカメラマンのファインダー通信
↑本家はこちらとなります

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
来訪者
ブロとも申請フォーム

リンク
徒然草のバナー
電子郵便

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
RSSフィード
天気予報


-天気予報コム- -FC2-
時刻

桜を巡る諸事情
IMG_6787御室1
御室五重塔

 御室の桜と言えば京都市内最終に近い桜だ。染井吉野も終わった時分にやっと咲き始め、例年なら20日頃か。今年は全体的に桜の開花も早く、京都府庁旧本館の一般公開にも枝垂れが満開になるはずが、今年は10日余りも早かった。
 桜情報に目を懲らしていたが、御室が七分咲きと聞いたのが金曜日のこと。そうなると満開に近いはずなので、朗読会に行く前、午前中に行ってみた。

IMG_7531御室2
御室その2 有明一重

 三門の前には満開の看板。やはりそうだ。一歩中へ足を踏み入れると、白く煙るような桜が広い境内を埋め尽くしている。ここの桜は背丈が低いことで有名。せいぜい2から3mくらいか。中には大きくなるものもあるが、殆どを占める有明という白く花びらの大きな種類だ。平野神社の有明は大きな大木になっているので、この地になにか曰くがあるのだろう。

 ところで最近仁和寺と京大農学部でこの大きくならない理由を解明するためにプロジェクトが組まれた。昨日出掛けたときにもロープの張られた区域があるのを見た。その研究結果がこのほど発表された。その記事を読んで驚かされた。この土地は植物の生育には不向きな酸性で粘土質、そして栄養失調だというのだ。

   え・・・?

 たくさんの桜がぎっしりと植わっている敷地。
 調査結果はその報告書を引用すると、「深さ2から2.5m以下では土中の空気が薄いこと、また粘土質・酸性で、植物の生育に必要な栄養素が殆ど含まれず、保水性もない」とあった。境内の約380平方メートルに渡って密集して植わっている桜。遺伝的要素も除外できないとされているが、これは大きな要因のひとつだろう。今後のDNA検査にも注目していきたい。

 桜と言えば染井吉野と言うくらいに多い桜だが、京都市内には枝垂れ桜も多い。個人の庭にもよく見かけるほどだ。戦後の復興に一躍買った染井吉野だが、そろそろ各地で樹勢の衰えが目立ってきている。寿命が数十年だからだ。ここ府立植物園でも再生プロジェクトを立ち上げている。老衰の桜のみならず、若木でも立ち枯れが目立ってきたとのこと。
 しかしこれは遅すぎた対応だと思う。本来桜は木の根本を踏まれるのを嫌がる。根を張るのが浅いためだ。植物園では桜林の桜の直ぐ下でも歩くことができ、身近に感じられるのがいいところだが、桜への影響は大丈夫かと心配していた。それがやっと表面化したわけだ。先日出掛けた植物園、一部の桜の周りは囲いがしてあった。だがほとんどの場所では木の下にシートを広げ寝ころんでいたり(人通りの多いところで本当にお昼寝しているのだ。その横では写真を撮っている。ああ、みっともない)、お弁当を食べて憩いのひとときを過ごす。当然地面は固い。あそこも踏み固められた粘土質のように感じていた。新しく植樹された桜林はまだ若いせいもあり囲いがなされている。きっとそのまま足を踏み入れることはないだろう。このプロジェクトにはかなりの費用が費やされる。入園料がとても安いのがありがたいが、なにか協力したいものだ。
 
 それと同じ理由で哲学の道では、桜の足元に踏み入れないように蔓草を植えたとのこと。今年は行っていないので実際に見たわけでもないので詳しくレポートできないが、囲いのための草は無惨にもしっかり踏み固められて役に立たなかったらしい。

   さもありなん・・・

 植物が好きな人なら兎も角、単なる観光客ならそんなものだろう。花泥棒には罪はないなどというばかげた言葉もあるが、充分な罰則を科すべきだ。それと同じくらいに厳しく制限してもいいのではないか。景観が悪くなるが、その旨を周知する看板などを増やすべきだろう。

IMG_7534御室3
御室その3

 観光のためとはいえ、好きにさせたツケが回ってきたのだろう。患者さまとあがめてモンスターにさせたのと同じ理由だ。

 観光で暮らしていくには景観も大切、しかしその対象が破壊されたり落書きされたり、危険な歩き煙草などみっともない行動を制限するのは必然だろうと思う。
【2008/04/13 09:28】 日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
«自分を巡る諸事情 in my life | ホーム | 朗読 源氏物語 「紫の上 月の露」 by 木もれ日&仏語»
コメント
小紋さん、こんばんは。
 >私も実は 御室のさくらです・・・?
きっとそれは私も同じですね(笑)
門を入って左側に1本ありました。中にもありますが、まだ固い蕾でしたね。咲いた頃にまた行きましょうか。想い出を呼び起こしに。御衣黄、私も好きな桜です。
【2008/04/13 21:43】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
Bakoさん、再び。
日々頭を悩ませる問題が多すぎます。自分には関係ないと開き直ればいいのですが、そうはできない性格は辛いものがありますね。
桜に酔って忘れてしまいましょうか(笑)
【2008/04/13 21:40】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
私も実は 御室のさくらです。
 門を入ったか出たところに 御衣幸が一本あったようにおもいます。息子と家人と行きました。
 新婚旅行にも行った 思い出深いところです。
【2008/04/13 16:28】 URL | 小紋 #-[ 編集]
あーちゃんのブログはほんとうに勉強になります。
いろんな桜も見せてもらったし・・・
【2008/04/13 13:48】 URL | Bako #1jhbtX.k[ 編集]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
| ホーム |