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上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 ![]() その1 お正月も既に1/3が過ぎてしまっているのに、まだ紅葉かと笑われそうなのだが、いよいよこれでラストの紅葉紀行となる。門の処と瑠璃の庭の処では色づきの時期がずれるので撮影は11月21日、28日。昨年の豪雨はこちらの裏山にも大きな被害が出てしまい、秋の特別拝観がかなり危ぶまれたのだが、懸命の復旧作業の結果ぎりぎりシーズンに間に合った。それでもかなり短い期間だった。 ![]() その2 庭師の方にお聞きした話だと、様子を伺っていたときに山鳴りとともに突然土砂が崩れて庭を埋めてしまったそうな。どうすることもできず、見ているだけしかなかったと。自分が丹精込めて御世話をしている苔の庭が土砂を被った様子は、胸が張り裂けそうになるだろうなぁと思う。 我々はそんな気配も微塵も感じさせないお庭を拝見することができるのだ。感謝のしようもない。本当に有り難いことだ。 その修復の終わった瑠璃の庭を堪能しに、さあ行こう。一緒に開門を待っていたのは初めて来たという東京の男性は、FBだかなんだかに上がっていた机もみじと窓の外に広がる見事なもみじに感銘を受け、居ても立ってもいられなかったとのこと。また、電車から一緒だった女性も初めて来たのだという大阪の方。こちらの建物の間取りと拝観順路を説明し、ベタな撮り方ではあるが、出回っているようなその画像はこんな風にして撮ったものだと簡単なレクチャーをさせて頂いた。 ![]() その3 玄関の上に見える紅葉がかなりの期待感。 ![]() その4 先日強い雨が降ったばかりなので、かなり散りが進んでしまったのではと心配したが、ここから見た分には遜色はなさそうだ。 ![]() その5 ![]() その6 ![]() 写経ができるように準備がしてある座卓には、もみじが写りやすいビニールのテーブルクロスが掛けてある。これがあるのとないのとでは大違いなのだ。 ![]() その7 ぴかぴかに磨き上げられた板間にももみじが写り込む。 ![]() その8 手すり越しに瑠璃の庭を見下ろすと、こちらもいい感じになっているのが見える。 益々楽しみになって来た。さあ、 ざっと拝見したので階下の書院へ。 ![]() その9 例年だとここにはお茶席がしつらえてあるが、今回は広々とした空間になっている。これは見事だ。ここでお庭を眺めながらのお茶もいいが、この空間を楽しむのもまた一興。 ところがここでちょっと空気の読めない若い女性にみんな苦戦する。ずらっと並んで結局降参した・・・(T_T) 興味のないものにとってはほんの50cmほど移動するだけでいいと思うのだろう。価値観の違うもの同士は、何処まで行っても平行線でしかないから相手にしないことだ。 ![]() その10 皆さんには申し訳ないが、なんとかこの景色は先に撮らせて貰うことができてほっとした。 ![]() その11 言葉の響きからイタリア人の男性だろうか、沓脱の上にまで降りていたので、 Keep out! と、ジェスチャーを交えて説明すると直ぐに解ってくれて、慌てて上がってきた。みんながこんな人だといいのだが・・・ その彼らはこの瑠璃光院にとても興味を持ったようで、 ここは家ですか? と、アプリを使った翻訳文を見せた。ふむ、これはどう言う意図なんだろう?意味が解らなくて困っていたら、英語ができる男性が気づいてくれ、庭師の方に聞きながら説明をして下さった。外国人の男性はそれはもう嬉しそうで、多くのことを尋ねていたようだった。こう言うのを文化交流と言うのだろう。 ![]() その12 ![]() その13 ![]() その14 それにしても毎年来ていても新たな感動をしてしまう瑠璃の庭。ふかふかの苔と散りもみじ。苔の状態ともみじの色づきがとてもいい。日々の手入れがどれだけいいかと言うことだ。立地条件もいいところだが、やはり庭師の腕の御陰だろう。 ![]() その15 先程ちょっと撮り損ねた処を撮ったら、臥龍の庭へ降りていく。いや、今になって思い出してもやっぱりとても混雑していた。修復費用が掛かるので、今回は特別拝観料が高額になっているにも関わらず、開門時には数十人が列を作っていた。建物の傷みが激しくなったのも、多くの団体が入ったことも原因のひとつだとも聞く。昨年秋の特別拝観では、団体はお断りしているという話も耳にした。団体が入っていなくてもこの混みようだ。いかに人気の絶景かという証拠だ。この状態で流れに沿ってやって来ただけの団体がいたら、景色も台無し。ツアーで来た方たちは歓声を上げるだけで、廻りのことを見ていないから。 個人的なお願いだが、今後は団体は入れないで欲しい。また、人数制限を少し取り入れてもいいかなとも。いや、それに自分があぶれたら悲しいけど。 ![]() その16 さあさ、次へ。本堂では阿弥陀さまにお参りをして、 ![]() その17 窓から臥龍の庭を見下ろして期待感を上げる。 ![]() その18 あまりゆっくりと眺めている暇はなかったが、苔緑と紅葉の朱色がコントラストになって見事だ。 ![]() その19 案外好きな処がここ。玄関に座り込んでしばし眺める。 ![]() その20 そこを上から見下ろして。同じ処を何周か回ったような気がするが、何回でも回りたくなる景色ばかり。 ![]() その21 次の公開は全くの未定だそうだ。木々の向こうにはまだ直せていない裏山がある。道がなく大きな重機が入らないので、復旧作業は困難を極めている。少し時間を掛けてしっかりと修復作業をお願いしたいと思う。 ![]() その22 ![]() その23 こうしてなんとか拝見することのできた瑠璃光院で、2014京都紅葉紀行は最後としたい。長いお付き合いを感謝します。次からはストックが山のように堪ってしまった雪景色紀行と多分鴨川パトロール、そして日々のあれこれのご紹介となるだろうと思われる。どうかよろしくお願いします。 Katsuさん、おはようございます。
紅葉はそんなに掛かるほど多くの場所には行けていないのでね。 反対に羨ましいです。 拝観料は仰るように寄付だと思えば、 全く苦になりません。 これで修繕できるかと思えば自分に返ってきますからね。 瑠璃光院がラストを飾りましたか。
本当に今年の紅葉もお見事な、最高の光景を見せてくれましたね。 感激!でしたよ。 ちょっと拝観料がネックでしたが、お庭のお手入れ、そして修繕の寄付だと思えば、ですね。 庭師の方の丁寧な説明にも嬉しく聞き入りました。本当にいいお庭です。 願わくば、新緑の頃にも・・・と願ってやみません(^-^) これで紅葉終わりですか~。 私はまだまだ走ります。雪景色、行事を織り交ぜると、結局2月までかかっちゃうんですよね。毎年恒例です(笑) アラックさん、こんばんは。
最近奈良方面まで手が回らなくて、 やっぱり地元にこだわります。 温度と湿度がいいのでしょうね。 本当に見事な色づきでした。 来年もまた行けたらいいななぁと思います。 eiさん、こんばんは。
歴史のあるものはなにかとたいへんですよねぇ・・・(T_T) なんとか存続して欲しいものです。 阿修羅王さん、こんにちは、行かれましたね。
アラック、連休の朝一番を、談山神社、善峯寺、天龍寺を選んでしまい行けませんでした。 見せていただき感謝します、バグースです。 やっぱり、王様の色ですね。 昨秋の瑠璃光院は私にとり2年振りの事もあり、
好い景色に堪能しました。今年の秋にもと期待が膨らみますが、さて? 木造家屋は古くなると傷みが大きくならない中に部分的に修理が必要です。 費用も然る事ながら、イメージを変えない事が最も重要なんでが、 そこが一番難しい時代になってきています。熟練の職人不足なんですよ。 此処だけではなく、小規模の寺院等は維持管理に苦労が続くのでしょうかね~
【2015/01/12 08:50】
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