
その1

まだ青もみじが美しい貴船へ。

その2
眩しい光の射し込む石段を見上げる。

その3
石段の両脇には朱塗りの灯籠。その足元にはほんの少し盛りが過ぎた秋海棠が小さなピンク色の花を付ける。

その4
石段はまだ続く。

その5
さあ、昇ってきた。少し立ち止まり深々と頭を下げて礼をする。

その6
ふと、誰かに呼び止まれた気がして振り返ってみたがそこは誰の姿もなく、一陣の涼しい風がさっと流れて行く。

その7
境内では紅白の秋明菊が盛りを迎えていた。別名貴船菊。菊と名が付いているが、菊ではなくてアネモネの仲間。だが、そんなことはどちらでもいい。綺麗だったらそれでいいではないか。そう思わないか?

その8
眩しい陽射しを浴びて、ちょっとピンク色に頬を染める。

その9

その10
花の上には小さなお客さま。

その11
お参りの帰りだろうか。

その12

その13

その14

その15
手水舎の側には秋海棠。こちらの涌き水は美味しいから、御神水を持って帰ってと囁く。そうだな、それもいいかも。

その16
お水を頂いたら、先に進もうか。

その17
青もみじに真っ白な電球が卵のように見えた。
この続きはまた今度。