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時刻

沙羅双樹の受難
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その1

 記事にするのはやめようかと思ったほどの東林院。はっきり言って、今年は酷いものだ。行ける日がそれもピーカンだなんて、最悪・・・ それでも花だけならピーカンでもいいかと。

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その2

 初めからケチがついていた。まだ受け付けも始まっていないのに入って行くおばさんがいて、まだ受け付けは始まっていませんよと声を掛けると、ここだけだからと門の中へと入っていったのだ。その厚かましいおばさんには入ってからも何度も視界を遮られ、広く撮ることを邪魔された。おまけに高齢のおじさんは真っ先に縁側に出て、荷物をそこに置いてその場から動かない。ちょっとだけ荷物も持っていってくれたら、私の後に入って来たおじさんも広角で撮れたのに。

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その3

 狭いことは解っていたので、お茶をいただくのに座ったときがチャンスだと期待したが、またしても例のおばさんに視界を遮られた。わざとだろうかと疑いたくなるほどのタイミングだった。

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その4

 庭先の景色を眺め、手元のお菓子を眺め、儚い命をこうやって手に取るとまた気持ちも落ち着くものだ。

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その5

 それにしても何という乾燥。見ているだけで沙羅双樹や木斛のあえぎが聞こえてきそうだった。それもまた自然の摂理なのか。あえて水涸れのままの運命を逐わせるのか、それとも特別公開のこの時期だけでも綺麗に見せようとたっぷりと水を与える方がいいのか。
 多くのイベントを行っている寺院も多い。別段それが悪い事だとは思わない。その寺院の良さを知って貰い、また足を運んで貰えるようにする。それはそれでいいと思う。色々思うことも多いが、これ以上は何も言うまい。

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その6

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その7

 ただひとつ言えるのは、1日も保たないこの花は、この一瞬を華々しく飾って散っていくために1年待っていたと言うこと。今というこの短い一瞬を一生懸命に生きていると言うこと。人も同じだ。明日のことなど誰にも解らない。だからこそ今を大事に一生懸命に生きることが大事なのだろう。
 
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その8

   ワシは・・・ 解らん。ずっとこのままやしな。朽ちて再び土に還ることさえままならん身やから

 飾り瓦の獅子さんは、ちょっと悲しげだ。生きものは死ぬために生まれてくる。死ねないのは死ぬよりも苦痛だ。死んで苦しみから解放されることもある。苦しみながら生きてきた人が、最期は安らかな表情で命を終える。自分が生きてきた時間を振り返ったとき、生きてきたことを誇れるからだ。故に生き様が恥ずかしくないように生きて行きたいと思う。

 そんな気がする。

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その9

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その10

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その11

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その12

 蕾はたくさん付いていた。しかし悲しいことに開くことができないまま、丸い蕾で苔の上に落ちているものも少なくない。最期の時を輝かせることができないまま落ちて行くことを強いられた沙羅双樹の花・・・ この花たちを見ていると、無念に思っているようにも見えるし、これもひとつの運命だったからと悟っているようにも見える。

 人の運命もそうかもしれない。

 沙羅双樹の儚い命は、多くのことを語りかけるのだった。

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その13

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その14

 そんなところが人の心を動かすのだろう。

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その15

  1時間ほど眺めて問答をしてきた。が、ここまで来てこう言うのもなんだが、東林院はあまり好きではないのだ。沙羅双樹の花は好きなのだが。

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その16

   ええっ?そんなこと言わんと、また来て下さいな・・・(´д`)

 弱ったな、お地蔵さまに手を合わせられたら厭とは言えないではないか。いつも私が手を合わせているのに。ではまた次の機会に・・・
【2014/06/28 21:28】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
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コメント
Katsuさん、こんばんは。

昨夜はよく降りました。やっと梅雨らしくなりましたが、
もう残すところ1日ですね。
リベンジはもう無理です・・・(´д`)
植物も人間も、厳しいですね。
脱水になりがちで、最近また腎結石が疼き出しました。
仕事中、簡単には水分補給ができないんですよ。
【2014/06/29 20:21】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
四郎勝頼さん、こんばんは。

あの雄姿をご存知の方はそう思えるでしょうね。
私は知らないのです。
でもね、なんか違うんですよね、ここ。
これ以上は何も言いませんけど。
【2014/06/29 20:17】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
私も行ってきました。が、今年はやっぱり水不足がたたっていますね。
アジサイも残念でしたが、沙羅も・・・。
苔も今年は受難ですね。

ともかくも今年は今年のこの光景を楽しむ。これが無常ということでしょう(^-^)
【2014/06/28 23:14】 URL | Katsu #szTeXD76[ 編集]
樹齢数百年の沙羅双樹が枯れてから、一度も行ってないです。今の東林院は行く価値が無いような気がします。
【2014/06/28 22:08】 URL | 四郎勝頼 #-[ 編集]
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