
その1
先日の続きを。もう少しだけ紅枝垂れには早かった圓光寺に再訪した。石段の下から見上げる前から、遠くからでも2本の紅枝垂れが満開になっているのがよく見える。この日もこちらの方は忙しかったようで、受け付けに人影はない。以前からの札と竹筒が置いてあり、そこにちゃり~ん・・・
はい、では失礼しますよ(>_<)
この春、桜の一押しはこちらではないかと、今では秘かにそう思っている。

その2
満開の紅枝垂れを待っていたのは私だけではなかったようで、観音さまもとても嬉しそうだ。

その3
宝物館の西側には、木の香りも新しい、杉材で作られたベンチが置いてある。ゆっくり座れるようにとの配慮なのか、幕も張ってあって、上がってきた人からは見えないようになっている。この台に荷物を置かせて貰い、身軽になった。

その4
1月から手ぐすね引いて待っていたのがこの景色だった。龍の横顔の向こうに咲く2本の紅枝垂れ。どうだろう、いい景色ではないだろうか。無理して時間を作って再訪した甲斐があった。

その5

その6

その7

その8

同じような場所ばかり撮ってしまっている。この辺りが一番いいかも。午後の陽射しがちょっと難しい。

その9
宝物館の屋根に被さるところとか、

その10
お地蔵さまに被さるところとか、

その11
やっぱり龍の顔に被さるところがいい。計算されて植えられたのだろうか。

その12
観音さまも、

その13
お地蔵さまも、たっぷりの桜シャワーを浴びて、春を満喫。このお地蔵さま、こちらのご住職に似ていると思うのだが、如何だろうか。

その14

その15
色んな位置から眺めてみる。

その16
再訪した時にはすでにミツバツツジは終わりを告げていたが、代わりに多くの花が見頃を迎えていた。石楠花もそのひとつ。

その17
ユスラウメはひっそりと日陰で。

その18
華頂窓から青もみじを覗いてみる。

その19
まだ若葉が萌えだしたばかりで、青もみじまでには至っていない十牛の庭。こちらも今頃はもみじの新緑に覆われ始めているだろう。5月の連休は青もみじを求めて多くの人がやって来るに違いない。

その20
石畳に落ちる影が長くなり始めた。独り占めをしていて気が付かなかったが、随分と長い間ゆっくりさせていただいていた。

その21

その22
最後どこで記念写真を撮りたいかと聞いたら、このような場所だった・・・

その23
すれ違いに年配のご夫婦が上がって来られたが、自分の好みに合わなかったのかどうか解らないが、直ぐに降りてこられた。私はまだこの石段ですったもんだで撮っているのに。

その24
この若木が来年はどのくらいまで生長しているのかと想像すると、それもとても楽しみになる。昨年の紅葉には訪れる機会がなく、奔龍庭の様子や駐車場周辺がどのように整備されたのか知るよしもなかったが、少なくとも10本近くの桜が増えていた。今後こちらは桜の名所になると考えられる。次の秋には、今年こそは紅葉を見に来なくてはと気の早いことを考えているのだった。
それにしても、この春の桜はどれくらい追いかけたのだろう?まだ終われる様子もない。行事も残っているというのに、早くしないと5月に入ってしまう。既に初夏の被写体を追いかけ始めた。