
その1

ぴったりの予想で出かけた本満寺。既に多くの方が訪れていた。撮影は3月28日。少しすっきりとはしないが、それでも綺麗な快晴の早朝。

その2

その3
ここの1本桜の何がいいって、こんもりとした綺麗な形に枝垂れていること。だから桜シャワーを浴びに行きたくなると言うわけだ。

その4
長い枝は地面すれすれまで垂れている。庫裡へ入る通路ではカーテンのように払いのけて進まねばならないほどだ。

その5

その6

その7
首が痛くなるまで見上げていたくなる。樹齢100年くらいだそうだ。若住職が愛用のニコンを担いで忙しそうに撮影にいそしむ。その間にも庫裡からは電話の呼び出し音が度々聞こえてくる。この時期になると電話が多くて忙しいとのこと。もちろん、桜の咲き具合だ。地元の人にとっては様子を見に来ることも可能だが、遠くの人はそうもいかないからだろう。そう言う私もこの3日前に仕事終わりにリサーチに来た。

その8
このアングルからが個人的にはお気に入り。

その9

その10

その11
ぐるりと周囲から撮れるので反対側に人が入ることになるが、ここでのトラブルは見たことがない。ご本尊さまの御陰なのだろうか。それともこのりっぱな枝垂れ桜の持つ力のためなのだろうか。この枝垂れ桜を見ていると、やっぱり心が洗われる気分にならないか?

その12

その13
もうひとつの撮影ポイントがこちら。隣の弁天さまのお堂からの塀越しの眺め。ご住職もそう言っておられたのが私には嬉しかった。枝垂れ桜が終われば次は八重紅枝垂れに八重桜、牡丹と芍薬とまあ、せっせと通うお気に入りの場所だ。
市内の枝垂れ桜のスタートは御所と本満寺。私はそう思っている。さて、これからひと月、寝る暇もないくらいに現像作業に明け暮れることになる。嬉しい悲鳴だが、喉をやられた今年はちょっと辛いものがある。ほどほどにしないと・・・
ところで、先日職場の歓送迎会が行われた。意外な人が移動になったり本来の仕事がやりたくて退職する人。この時期は少々気が滅入る。気が滅入るひとつにまだあった。頼むから誰かコンデジを持参してくれないか。室内の集合写真は意外とコンデジの方が綺麗に撮れるのだから。仕方なしに自分のデジイチで撮ったが、ラボに出す暇がなくて先程プリンターでプリントしたが、飲み会の度に期待されるのも困るのだ。