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鴨川パトロール 台風による鴨川増水その1 鳥偏
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その1

 昨日からの台風による大雨は、各地に大きな被害をもたらした。京都も26万人規模で避難指示が出たくらいだから、いかに降雨量が多かったかと言うことが判る。5月に桂川流域についての記事を少し掲載したが、さすがの日吉ダムも堪えきれなかったようだ。夜中に園部川が氾濫した。保津峡では水位が4m58cmにまで上昇したと言うことだ。上流で氾濫すれば、下流は当然。狭い保津峡なんてあっという間に嵐山は水没するだろう。渡月橋の映像にはぞっとした・・・ ちょっと大きな材木が当たれば橋は崩れそうだった。

 昔から氾濫を繰り返している桂川流域だが、近年にない増水だ。琵琶湖も満水、瀬田川の堰も調節に苦慮している。そうなると宇治川も氾濫。背割り堤の辺りも凄かったと思う。羽束師辺りは早くから決壊してしまった。

 朝5時、緊急エリアメールで叩き起こされた。夜中から雨が強くなっていたのは知っている。6時には陽が昇るのに、今日は暗い。風雨がどんどん強くなった。仕事のシフトに当たっているスタッフには申し訳ないが、お休みでよかったとつくづく思った。横殴りの雨、時折木をなぎ倒すかのような突風が吹く。

 ひとしきり荒れたあと、7時を回った頃からやっと風だけは弱くなってきて、ここは峠を越したが、新たに位置を変えていったようだ。少し雨脚も弱まった頃、出町柳から丸太町までのパトロールにちょっと出て来た。鴨川に出る前から怒濤のような流れの音が響く。かなりの水量だ。堤防を降りて唖然・・・ やっぱりなぁ、とため息をつきたくなるほどの激流になっていた。

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その2

 草むらにうずくまっていたものが動き出した。カルさんご夫婦だ。男性がひとりそちらへ移動したので、驚いたようだ。

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その3

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その4

   今更人間ひとりに驚いたりしぃひんで

   ほんまやなぁ うち、あないな川の方がおとろしいわ・・・

 呆然とカフェオレ色の川を見ているカルさんたちだった。

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その5

 向こう岸にはウーさんとアオさん。わざわざ近いところに固まらないでもいいと思うが、彼らも不安なのかも知れない。普段なら水面までこの見えている石垣の2から3倍程度の高さがある。

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その6

IMG_-8345r - コピー-6のコピー

 目の前を何かが飛んでいった。同じカフェオレ色だ。降りたところには浜千鳥。風景用に中望しか付けていなかったので、かなりのトリミング。この子も呆然と見ている。

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その7

 カラスの頭はぼさぼさだった。

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その8

 三角公園のところにみんな避難していた。一番下の石畳は水面下深く沈んでいる。

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その9

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その10

 さすがにここまでは水位が上がらなかったのかと思ったが、木くずのゴミが端に溜まっているところを見ると、ここまで来ていたようだ。夜中の豪雨の凄さを物語っている。きっと鳥たちも早くから避難してきたのだろう。ここなら街灯もあるので、安全な場所だを解る。

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その11

 ゴミの中に稚魚が死んでる。打ち上げられてそのまま川に戻れなかったのだろう。いや、戻れたとしてもどこまで流されるか、もしくはどこかへ打ち付けられるのがオチだ。

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その12

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その13

 先程、その8のところで石垣に張り付いていたところが見えたのだが、こちらに移動してきたようだ。このこらも中州にいては危険だと思って、早くから上陸していたかも知れない。害獣とは言え、なにやら悲しそうな顔に見える。ふんふんと風の匂いを嗅いで、心もとなさそうだ。不安で仕方ないのだろう。仲間が流されているのかも知れない。

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その14

 アオさん同士は縄張り意識が強くて一緒には居られない。こんな時くらいと思うが、だめなのだろう。追い立てていってしまった。

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その15

   ワシ、ひとりがええんや・・・

 ちらりとこちらを意識しながら、アオさんも腰が落ち着かない。今にも逃げ出しそうな顔が解る。

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その16

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その17

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その18

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その19

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その20

 この辺りに住まうアイガモたちは概ね人を怖がらない。近くまで寄ってもこの通り。



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その21

 雨も小雨になって来て、人が増え出した。まだ危険水位なので消防隊員のパトロールが行われていて、ちょっと指導が入ったようだ。柵もないし、鴨の写真に夢中になって転げ落ちたら大阪まで行く羽目になる。電車並みに早いかも知れないが、その頃には顔も潰れている。それでも見つけて貰えたら幸いだ。

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その22

   橋の下ではあかんかったなぁ 
   今度大雨になったら、あこの大きな白いおうちに入れて貰わへんか

   そうやな、竜巻っちゅう、恐いもんが来た時も頑丈な建物の中に入れって言うてたな

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その23

 向かいのくに荘なのかそれとも府立医大なのかは知らないが、そちらを眺めてこのご夫婦はそこに避難するつもりでいるらしい。ふむ、それは賢明な選択だと思われる。

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その24

 濡れた石に脚を滑らせながら奥さんが目の前を横切って行った。本当に鴨川に住むカルさんはどう言う神経をしているのだろう。人の直ぐ足元をよたよた歩いて行った。

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その25

 ここの橋の下も低い場所なので水面と同じになっている。そこに打ち上げられたたくさんの稚魚、そしてなぜだかでんでん虫・・・?

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その26

 そのゴミの中にうごめく小さな細いもの・・・ ミミズ?まさか!ぎりぎり近寄れるところで撮ってかなりトリミングしたらやっと姿が解った。解ったと言っても、これはなに?ウナギの稚魚にも見えないこともないが、それともサンショウウオのおちび?どちらにせよ、寄生虫のように見えたので触れなかったのは確かだ。それにこの激流に戻してやるのもむごいこと。

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その27

 カラスたちは大声で叫んで八つ当たりしていた。

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その28

 今日のおまけはこれ。クチナシの枝にしがみついていたオオスカシバの芋ちび。雨に打たれて身体が冷えたのか、まだ水滴を付けたまま身動きしなかった。隣ではイチモンジセセリちゃんが空腹に耐えかねて、雨で薄まったであろうヘクソカズラの蜜を吸っていた。

 この続きはまた今度。後編に続く。 
【2013/09/16 15:41】 鴨川パトロール | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
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コメント
Katsuさん、こんばんは。

急に増水したようなのでみんな焦ったと思います。
八幡もえらいことでした。羽束師のニュースを聞いた時に、もしやと思いましたが、
やはり・・・ でしたね。残念です。
【2013/09/17 21:34】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
さすがに鴨川の水辺の鳥達も、この濁流には焦ったでしょうね。
ヌートリアも・・・もっさりしてるけど、やっぱり危機には敏感になって逃げていたのでしょうね。

私は写真はとっていませんが木津川を見てきました。
残念ながら流れ橋が流れてしまい・・・茶畑も完全に水没していました。
このところ、毎年のように流れているので、GW前に直って、9月半ばには流れる、というのの繰り返し。夕焼けのきれいな頃にはいつも橋がありません。残念なことです。
【2013/09/16 23:39】 URL | Katsu #szTeXD76[ 編集]
アラックさん、こんばんは。

実際、そう思いますね。
野生の生きものは、多少人慣れしていても、
しっかり自分で生きて行きますね。
自然を自分に合わせる人間と違い、
自然のあるがままを受け容れますね。
【2013/09/16 22:25】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
阿修羅王さん、アラックです。
鴨さん、鷺さん、強いですね、
人間は弱いです、自然は恐いですが、
鳥さんたちは強いですね。
【2013/09/16 21:40】 URL | アラック #mQop/nM.[ 編集]
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