その1
先日の続きを。銀閣寺を出るとちゃりのリードを外し、白川通りへと出た。真っ直ぐ北へ向かったが、結構な向かい風に苦慮する。それでなくてもカメラ2台分の荷物は重く、ずっしりと肩に食い込むのだ。9時半に銀閣寺を出ると、詩仙堂には開門で入った第一波が出る頃になると踏んでの計算だった。
その2
10時前に到着し、ちらっと奥を覗くとそこにはたまたま人影はない。いないのか奥に固まっているのか、入ってみないとこればかりは何とも・・・
玄関を入って靴箱を見て唖然・・・
え?え?ええぇっ!
空っぽだった。受け付けで尋ねると、先程大勢出て行かれたところとか。これは何という奇蹟だ?いつもならここでの開門は数人は必ず並び、あっという間に一杯になるのに。感心している暇はない。ささっと行こう。
その3
薄日が微かに射すそこには、静寂そのものが広がっている。前回溶けかけの時とは比べものにならない光景が広がっている。そうそう、この眺めだ。ひと冬に一度は見たくなる場所。
その4
その5
とうとう陽射しが入って、眩しくなってしまった。陰るまで他のところへと移動。
その6
その7
その8
その9
雪を被ったマンリョウ。
その10
石塔もすっかり雪に埋もれてしまった。
その11
少し陰ってきたところで記念写真。そこへ男性がひとりやって来た。誰もいないことに彼もたいそうびっくりしている。
こんなことは初めてですよ・・・(^^;
私も初めてです。
さっきまで陽が射して反射していたんですけど、うまく陰ってくれました。
その12
その13
目的が同じ撮影というのは、本当にストレスフリーだ。ただ、こうした自分を含めたアマチュアカメラマンが幅をきかせてしまっては、一般の人(自分たちとどう違うのだ?)に迷惑を掛けやしないかと思う。
その14
それではお庭へ降りていこう。地面はさすがに溶けてしまっているが、木々などにはまだ残っていていい景色を見せてくれている。
その15
鯉の休憩所の屋根も真っ白。マンリョウの赤い実がよく似合う。
その16
その17
その18
雪が降ることで、この見慣れた景色も随分と違って見える。
その19
珊瑚樹は綿飴状態。
その20
その21
その22
淡い色の椿にも綿のような雪がふんわりと積もっている。
その23
そんな中、ひときわ強い印象の藪椿がたくましく見えていた。この続きはまた今度。