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Christmaslive 野獣王国 in Live Spot RAG
poster
ポスターと半券、そしてサイン入りCD

base
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keyboard
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drums
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 クリスマスの過ごし方、ここ数年はイブには野獣のライブを聴くのが恒例となっている私。彼らに言わせると、「何を好んでイブの晩におっさんたちのライブを聴くのか」ということだが、まあ、イブの晩に設定したのは彼らであるし、別にクリスチャンでもないのでクリスマスのイベントと言うことで、こんな楽しみ方もいいと思う。

 開演はいつもの19時半、たいてい少し遅れて始まるのが常なのだが、この日は違った。定刻前にはステージにスポットライトが照らされ、始まりを予告する。
 きっとまた途中休憩はないのだろう、お店のマドンナ小百合ちゃんが、前座でお店のピーアールに現れる。クリスマスと言うことで、個包されたチョコレートを各人1個ずつのプレゼントがあった。大きな籠が回され、一つずつ取っていく。

   ありがとう(^.^)

 昨夜のライブは、ギター是方博邦4daysと称して、野獣がこの10月にニューアルバムが発売されてのお披露目ライブで、その3日目。
 予約発売日すぐにTelを入れたのでいつもの席、ステージに向かって左、ベースとスピーカーの真ん前。一番うるさい場所でもある。狭いので、片足をステージにかけないと座りにくい。ベースの鳴瀬さんとは1mも離れておらず、手を伸ばせば触れられる。これがライブの醍醐味。その鳴瀬さん、着ていたシャツはバックプリントに相撲の軍配。これはかっこいい。
 
 発売記念ということで、まずはニュ-アルバムから1曲目「スペース・アント」。前回のライブでも演奏された曲だ。演奏を今か今かとその目の前のベースを見つめていたら、ベース鳴瀬さんに眼を覗かれ、視線が合った。 

   どき・・・

 one foodはスモーククラウトとトマトのピザをオーダーしていたのがちょうど届いたところで、それを彼は見た。

   冷めないうちに食べなさいよ

   うん・うん

 私は頷く。

 2曲目「メタルスノー」、ベースのつま弾く響きで印象的に始まる。さびの部分に入るとギターがここぞとばかりに唸り始め、ベースと競い合っていく。しかしそこへキーボードが取って代わり、きらきらと輝きながら雪の切片を降らせていく・・・
 そのキーボードの吹雪が止むと、ギターが静かな風を呼んだ。

 3曲目、「まほろば」 キーボード難波さんの曲はいつもながら壮大なドラマを思い起こされる。耳から入っていった音が、地球規模・宇宙規模的に頭の中で際限なく空間を創っていくかのようだ。

 ここでMCが入る。野獣はMCの合間に演奏が入る。
 キーボードの難波さんもギターの是方さんも大学や専門学校で楽器を教えているのだが、難波さんが平成生まれの高校・大学生に音楽の歴史を踏まえて太平洋戦争を知っているかと問うと、
 
 高校生は「あ、なんか聞いたことある!」
 大学生は「イラクっすか?」

   ああ・・・

 このジェネレーションギャップに腰が砕けたそうな。恐るべし平成生まれ。ここまで何も知らないとは、自分としても呆れるやら莫迦かと笑いたくなるやら。やはり学校の歴史はちゃんと教えるべきだろう。どんな講義をしているのだろう。しかしこの場には関係ないので、この辺はまたの機会に検証したいと思う。

 鳴瀬さんは浅草で知り合いのアレンジャーにおごられて忘年会。スリムな体型でよくもまあそんなに食べられたものだ。聴くだけで、う・・・、と、reverseしたくなる。
 しかし彼のMCは本当に笑い転げるくらいおかしい。昨年95歳で亡くなったお父様の葬儀の話まで爆笑の渦に巻いてしまう。年齢的に大往生だったからでもある。葬儀やお骨拾いに値段のランクがあると言う話。私も身内の葬儀を幾つも経験してきたので、その辺の話はよくわかるだけにますますおかしい。いっぱいしゃべったが、まだしゃべり足りないと。

 4曲目「ティアーズ・オブ・マーメイド」是方さんの曲。静かなギターで始まる。遠い大海に浮かぶ小さな岩礁。もう陽が落ちそうになっている時刻。人魚の姫が人間に恋をして、恋いこがれて涙を流す、やはりそんな情景が浮かぶ。光る赤紫の尻尾を波間で打ち立たせ、やがて海面に身を躍らせて沈む。

 葬儀の話で盛り上がったが、めでたい話はないのかということで是方さん。一番下の妹さんの結婚話が上がったとのこと。おめでとうございます。
 
 そこで明るい曲に入った。5曲目「マッシュルーム・ライト」軽快な出だし。赤やオレンジなどの小さなスポットライトが目まぐるしく点滅してパーティが始まった。キーボードはコミカルにダンスを踊り、ドラムがおどけてピエロを演じる。

 ドラムスの小森さんも曲を書く。野獣にどんどん汚染されていくのか、「変拍子撲滅運動」をしていたはずなのに、確信犯で変拍子をやってしまった。デモテープを郵送する際、とうとう「変拍子在中」と表書きに記載。このニューアルバムには2曲を提供。
 5曲目「イン・ザ・フォレスト」 デモを聴いた鳴瀬さん、

   森は見えないな。見えても樹海だ、俺にはその先に白骨が見える、これは白骨樹海だ

 これに対し小森さん、

   ぼくにはフェアリーが見えるんですけど・・・

 爆笑・・・

 小森さんの曲は、前々作の「2000GT」の印象が強くて、ビートの効いた曲を描くイメージが残ってしまった。GTスポーツをがんがん飛ばす、そんな感じだ。大音量で聴くととてもすっきりとした気分になれる。だが、この変拍子も、前作Candyの「Kira」も、とてもかっこいい曲だ。
 このイン・ザ・フォレスト、タイトルのイメージとは確かに違い、ギュンギュンと呻るギター、小気味よく跳ねるベース。そしてドラムスが相槌を打つ。時には強く、時には軽快なリズム。そこへキーボードが我先にと飛び出した。ベースは激しくかき鳴らす。余りの激しさに顔はゆがむが眼は笑っている。心から演奏を楽しんでいるようだ。
 さて、白骨の見えた人、フェアリーの見えた人、思いはそれぞれ。

 6曲目、「Vrock_head」小森さんの曲。ベースがぶんぶんハウリングしてくる。ステージから伝わる振動が、私の足を伝って心臓に伝わり体中を撹拌されているようだ。キーボードに代わると見事なテクで指が躍っている。気持ちよさげなドラムはソロに入った。

 「ロンリー・プラネット」

 鳴瀬さんはベースを取り替える。アンプに接続するプラグを有線から無線へと替えた。

   来た、場内乱闘の準備だ

 ベースは激しくかき鳴らす。とてつもない指使い。それに負けじとギター。キーボードとドラムはバックでフォローする。いつも感じることだが、ベースがこれ程メインになれる楽器とは思わなかった。私が新人だった頃立命館大でベースを弾いていた友人がいたが、この演奏を想像させるような弾き方はしていなかった。ま、レベルが段違いと言うのもある。彼は今でもバンド活動をすることがあるのだろうか。
 演奏は続く。もう殆どベースのみ。そこへ会場の手拍子が入る。ドラムがリズムを付け、そして場内乱闘の旅へと出た。狭い通路、各テーブルの上を渡り歩き、天井に頭をぶつけてご挨拶。会場のお客とベースが一心同体でひとつに溶け込む。
 やって来そうになると、みんな慌ててテーブルを片づけていく。そうして会場を一周して再びステージへと帰ってきた。all standingで手拍子の中、ステージも会場もひとつだ。とても盛り上がっている。こんなに興奮の渦になった野獣は初めてだ。

 そしてラスト、Newalbumから是方さんの曲「Water Symphony」まさに今の会場とステージの状態だ。全てのものが解け合いひとつになり、円を描いて高く天へと舞い上がっていく。その先導はギターだった。煌々と眩しいくらいの強い光を放ち、それに向かって流れが伝わっていく。
 
 曲が終わっても拍手は鳴りやまず、そのままカーテン・コールとなった。こんなの初めてだ。ステージの上でも少し驚いた表情を呈している。
 アンコールはCandyから「Sala′s Ska」ここでハプニング。ベースの準備ができていなくて音が出ていなかった。あらら・・・repeat!
 スカのリズムは一種独特ですごくノリがいい。みんな全身でリズムを取っている。ギターが空気を切り裂き、鳴きながらうっとりと唄っている。しかしちょっとみんなアドリブが多いような気がするのは私の錯覚か・・・?

 終わってもやはり拍手は鳴りやまない。プログレは超技巧的な演奏テクがいるだけに、メンバーの年齢的な体力もかなりこたえている。
 アンコール2曲目は鳴瀬さんも椅子に座り、ゆったりとした曲「竜宮の使い」まったりとしたギターが好きだ。大きなウミガメが広い大洋で優雅に泳いでいる。どこまでお使いに行くのだろう。のんきでひょうきんなカメはマイペースに泳ぐ。

 お客の要求はまだまだ続く。音のうるさい(他のバンドと比べて)野獣だが、やはりその卓越したテクニックはみんな周知のこと。いくらでも聴きたくなる。すっかり音楽に酔いしれ、どっぷりと浸かり、溺れている。カーテン・コールがまだ続くのだ。

   アンコール!アンコール!

 メンバーはもうへろへろ。是方さんひとりでギターを弾き出した。「星に願いを」クリスマス・イブに相応しい曲だ。しかしそこはプログレ。アレンジが素敵だった。弾き語りのような弦が語っているような、そんなギターだった。うっとりと、みんな耳を澄ませて聴いている。

 そしてようやく2時間50分にも渡る休憩なしのライブが終演を告げた。こんなすごいライブは初めてだった。この上なく満足。
 まず是方さんからCDにサインをもらい、素晴らしいクリスマス・イブを過ごせたと告げると、何も言わないのに他のメンバーにもサインをもらってきてくれた。これが私のもらったクリスマスプレゼントかな。

月ノ輪

 今日のおまけはこれ。満足感を味わって帰宅途中、朧月に輪が掛かっているのを見た。

   明日は天気が崩れるのか・・・

 そう思いながら自宅へ向かった。
【2007/12/25 12:37】 ライブ | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
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