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阿修羅王

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京都紅葉紀行 @洛北蓮花寺その1
1-IMG_6724.jpg
その1

 紅葉真っ盛りの洛北蓮花寺へ。撮影は11月28日、瑠璃光院の続きで。こちらも人が多いのは覚悟の上だった。

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その2

 受け付けを済ませたそこからまず動けず。何しろこの有様だったのだから。陽が射して、辺りはオレンジのかかった金色。素通りするには難しい。それに帰りにもこのように陽射しがあるとは限らないではないか。

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その3

 銀杏の木はすっかり葉を落としてしまっていたが、もみじは盛りのままのようだ。好みとしてはもう少し赤味がかかっている方が好きなのだが、辺り一面の金色の光に魅了された。

4-IMG_6729.jpg
その4

 長い時間そこへ留まり、ようやく歩みを進める。書院の手前からは古い土蔵が見えるが、そこ枝を伸ばす山茶花もいい雰囲気。

5-IMG_6730.jpg
その5

 散りもみじの上には黄色いセンリョウ。

6-IMG_6742.jpg
その6

 で、やっと書院まで入って、池泉廻遊式を目の当たりにした。さすがは石川丈山作庭、見事なものだ。自然と一体化しているとすぐに読み取れる。って、少ししか見えていないけどって?そうなのだ。
 部屋の奥には毛氈が敷かれ、多くの方がカメラを手に座っている。しかし誰もシャッターを押そうとはしない。それもそのはず。額になっている縁側の端に女性がふたり、その後ろにもうひとり、座ってコンデジを構えていたのだ。静かにじ・・・っと待つ人たちがずらり。

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その7

 彼女らが席を立つまで自分のいる位置から見えるところを捜す。

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その8

 池に架かる石の橋。黄色いもみじが陽射しを受けてまさに金色。

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その9

 池の畔を通ることのできる、すのこが置かれている。そこを通れば仏殿の後ろを通って、もうひとつのお庭へ出ることができるのだが、その庭からの撮影は禁止されている。立ち止まることで通れなくなることや、書院から向こうは仏の世界と一体となる空間なので、俗世の行動(写真を撮ること)は謹んで欲しいと言う願いが込められているようだった。
 しかし大きく張り紙がしてあるにも関わらず、だあれも見ずに行くものだから、度々注意が飛ぶ。そう言う小さなルールさえ守れなくなれば、そのうちこちらでも撮影禁止になっていくだろう。自分で自分の首を絞めていくのだ。三脚が禁止されていくのもその理由からだ。

 ま、それでもデジタルカメラは銀塩のように感度が変えられない訳でもないのだから、手持ちでも充分行けるだろう?使っても支障のないところで使えばいい。

10-IMG_6767.jpg
その10

 じっと待っていると、あろう事か縁側の真ん中に女性がふたりでんと座った。回りからは深い悲しみのため息が漏れる。彼女らはのんびり自分たちだけ景色を楽しんで居る。そのうちひとりが席を離れたが、もうひとりは立つ様子もない。業を煮やした年配のおじさん、70代くらいの方だろうか、勇気を出して声を掛けてくれた。

   楽しんでるところをすまんけど、ちょっとだけ後ろに下がってくれへんか。
   みんな後ろから撮りたいんや・・・

 と、優しい口調で話しかけた。すると彼女、もの凄い剣幕で彼を振り返る。

   ここにいたらだめなんですか!そんな決まりがあるんですか!

   (ひぃ~(>_<))

 決まりはないが、何十人も後ろではじっと待っているのだ。縁側ではなく少し引いて座って見るのを前提にして作庭してあるのだから。
 おじさんは苦笑してすごすごと帰ってきた。そして連れなのか、その場で顔見知りになったのかひとりの男性に、戻った場所で聞いてくれんかったと肩を落として呟いた。

   こういう庭園の見方や楽しみ方を知らへん人なんや
   可哀想な人やね

 そんな会話も聞こえる。

 それからどれくらいの時間が過ぎただろうか。やっと彼女が席を立った。顔が見えて、若い女性かと思ったら熟年だった。そして自分のコンデジを取り出すと、壁に沿って並んでいる我々の方にレンズを向けてシャッターを切った。 

   え?

 本当に呆れた人だった。どうも逆ギレしているようだ。醜い形相だった。いや、美人とかそう言うのではなくて、心が顔に現れるという、そういうことだ。

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その11

IMG_6776 - コピー-11のコピー

 そのみっともない行動をした女性が姿を消した途端、書院に激しいシャッターの音が響き渡った。それはそれは、小気味よいくらい。端にいた女性には、他の男性が声を掛けてくれ、振り向いたその有様にびっくり仰天で我々の方に下がってくれた。

   わぁ、綺麗!こっちの方が綺麗だわ

 ふむ、もちろん。

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その12

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その13

14-IMG_6797.jpg
その14

IMG_6797 - コピー-14のコピー

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その15

 そこからはもう、みんな和気藹々とした雰囲気になった。交代で場所を譲ったり譲られたり、和やかな雰囲気に包まれた。先程までのどんよりとした空気は、微塵も残っていない。新しく入って来た人も一緒に交代で、思う存分シャッターを切っている。

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その16

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その17

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その18

19-IMG_6819.jpg
その19(あ、傾きを直していないぞ・・・)

 庭園を背景に記念写真を撮る熟年のご夫婦。邪魔になるからと早々に場所を空けてくれる。譲り合うことで、みんなたくさんいい風景が撮れたことだろう。あの勇気ある男性に感謝せねばなるまい。

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その20

IMG_6854 - コピー-20のコピー

 騒々しいシャッターの音に、驚いたようにキセキレイがこちらを凝視していた。

 この続きはまた今度。残り後半があります。
【2012/12/22 00:00】 2012年紅葉紀行 | トラックバック(0) | コメント(12) | Page top↑
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コメント
GAUCHEさん、こんばんは。お返事が遅くなりました。

いやあ、たいへんな人です、この秋は。
こんなのは初めてかも。
毛氈の位置は私もそうだと思います。
あるところに座りますから、初めから奥にあればね。
圓徳院も奥に敷いてありますね。

「あるある」仰る通りです!
私もそう思います(ぱちぱち)
【2012/12/24 01:07】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
ごんにちは。
私が行った時もバスが着いた時は凄い人でしたが、それがはけると比較的撮りやすかったです。
蓮華寺さんは毛せんが座敷の奥に敷いてあるのでみなさんそちらに座られるからでしょう。他のお寺でも庭近くではなく、同じように奥に敷いてくれたらと思いました。

「お寺の額縁撮影でのあるある」
・誰も人がいない時にはカメラの用意に手間取って人が入り込んでしまう。
・あと一人だけと空くのを待っていると必ず別の人が来る。
【2012/12/23 13:14】 URL | GAUCHE3383 #-[ 編集]
torimy さん、お疲れさん。

まあ、一種の撮影会状態やな。
我々にはそこにいて貰うと、無人状態の風景が撮れへんわけよ。
風景に絶対に他人の姿は入れとうないから。

かといって、普通に来ている人に、
ちょっと邪魔だから退いてなんて言えへんし。
掛け合いが難しいのよね。
【2012/12/22 21:53】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
フム わからん。
 私には全く別世界の話しや。未体験ゾーンやもん。
多分人酔いして さっさと逃げ帰るやろな。
こんなコメントで堪忍え ペコ
【2012/12/22 20:12】 URL | torimy #4a1thY..[ 編集]
鍵コメさん、こんにちは。

了解です。
【2012/12/22 17:07】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2012/12/22 16:20】 | #[ 編集]
ひげさん、こんにちは。

その11からです、いなくなったのが。
この真ん中にいたんですわ(^^;
腹は立ちませんけど、
彼女の逆ギレに唖然としました。
空いてるのになんでここに座らへんのって感じでしたね。
【2012/12/22 15:51】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
あーちゃん これがその写真かな・・・御苦労様・・・何処でもいてんのやな・・・。笑)
【2012/12/22 15:45】 URL | ひげ #-[ 編集]
アラックさん、おはようございます。

誰もこんな経験がありますよね。
いい方に出会えてよかったですね。
こちらは最低でした。

不機嫌になるのはいいとして、
自分が悪者にされた気分になったのでしょう。
謝ることはないと思いますが、
待っている我々の写真を撮って行くとは、
面白い反応です。
嫌がらせみたいで(笑)

【2012/12/22 09:57】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
youpvさん、おはようございます。

紅葉情報で遅めだったので、
思い切って行ってみて正解でした。

縁側の人は、まあ仕方ないと思ってひたすら待ちますね。
朝イチでなければ。
しかしこんな反応をした人は初めてで、
相当面食らいましたよ(^^;
虫の居所でも悪かったのでしょうね。
【2012/12/22 09:53】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
阿修羅王さん、おはようございます、アラックです。
額縁の瑠璃光院さんい蓮華寺さん、バグースです。
アラックも引いてみるを最近やっと知りました、日本建築の美ですよね。
でも、最前列でじっくりと座っていらっしゃる方が
いっぱいです、何も悪くはないのですが。
今年、一回「すいません、写真を撮らせていただけますか。」と言ってしまいました。
もちろん感謝の言葉を添えたつもりです。
同様にシャッター音がこだましました。
でも、撮影禁止になるアラックのスイマセンだったかもしれません、来年の京都が怖いです。
移動してくれたお若いカップルさん、ありがとうございます。
【2012/12/22 08:51】 URL | アラック #mQop/nM.[ 編集]
おはようございます~。
観光客が沢山来られる場所になりましたので
色々な方がいるという事ですよね。

基本的に一般の観光客はこちらの間合いを
読んでくれないと思っていますので
今回のように前に座られたら諦める方ですね。

そうならないために一番乗りをするのですが。

ここも連休中に訪れましたが、少し早かったので
訪れられた時が紅葉の見頃だったのではないかと
お写真を見て感じました。
【2012/12/22 06:29】 URL | youpv #7yu2AX4I[ 編集]
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