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若狭神宮寺
1-IMG_5827のコピー
その1

 若狭の国には神宮寺というお寺がある。国内には神宮寺と名の付くお寺が、さあ、いくつあるだろうか。元々神社に附属して建てられたのが神宮寺というわけだ。府内なら宮津市にある成相寺が元伊勢籠神社の神宮寺になる。誠にややこしい関係になる。日本固有の神の信仰と、外来の仏教信仰とを融合・調和するために唱えられた、神仏習合という教説に基づいて建てられたのが神宮寺というわけだ。だから創立は奈良時代。残念ながらこちらの本堂は室町時代の再建になる。

 とまあ、うんちくはこれくらいにして。この神宮寺の御神木は譲り葉の木。その奥に見えているのが、鎌倉時代末期の仁王門。

3-IMG_5832のコピー
その2

 門をくぐり、ちょっとご挨拶。駐車場はここから離れた南側に正門があるので、そちらが入り口だと思ってしまう人も多いが、こちらが正面玄関になるのだ。

2-IMG_5816のコピー
その3

 訪れたのはまだ5月で、田植えが終わったばかり。姫卯木の白い花がとても綺麗だった。

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その4

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その5

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その6

 本堂には注連縄が張られている。それがこの神宮寺ならではの印。内陣には左に薬師如来などの仏像が、右には白石鵜之瀬明神や和加佐彦比古・和加佐比女大神などの神々が祀られている。これを見ると、まさに神仏一体となっていることがよくわかる。ではどんなお参りの仕方をすればいいかと言うことになる。大丈夫、ちゃんと張り紙があった。

 しかし、本当に不思議な世界。だが、本来日本の神社とお寺の形態はこれだったのだ。廃仏毀釈でややこしくなってしまい、全く別物のようにされてしまっただけだ。

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その7

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その8

 こちらは茶室なのだが、中にはいろりが切ってあって、休憩室のようになっていた。本堂のこけら葺きは最近葺き替えられたようだったが、こちらの茅葺きはかなり古そうだ。ご多分に漏れず、屋根の葺き替え修理はどこの地域でも苦労が絶えない様子。本堂も時間がかかったと聞いた。

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その9

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その10

 ところで、こちらの若狭神宮寺はお水送りで名の知れたお寺である。3月の東大寺二月堂、そちらで行われるお水取りで汲み上げられる井戸水は、ここ若狭から10日間をかけて奈良まで流れて行くのだという。その井戸水がここというわけだ。漏斗とひしゃくが置いてあるところを見ると、井戸水を汲んでいくこともできるようだ。確認しておけばよかった。

 そのお水送りの行事は半日をかけて行われる。

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その11

 その井戸の前にそびえる巨大な椎の木。

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その12

 さて、本堂にあがる。撮影は禁止なので、床に写り込んだ深緑を。

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その13

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その14

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その14

 本堂の回りをぐるっと回る。裏山はご神体となっており、本当にびっくりするほど古い椎の木などが苔むした中にそびえる。朽ちた根元にはお不動さん。60cmくらいのものだが、背後の樹木の大きな感じが判るだろうか。

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その16

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その17

 奈良時代から続く古刹。若狭にはそんな古くからのお寺が多い。そしてその数は人口の割合に対しても多い。大陸から文化が渡ってきて、先ずこの地が出発地点。この若狭から奈良や京都へ多くの文化や技術、あるいは人が流れて行った。この地が日本文化の発祥の地と言っても過言ではないのかも知れない。

 奥深い神宮寺だった。

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その18

 緑の葉陰から、ハエトリグモがさよならを言ってくれた。個人名は特定できず。

   う~ん、かわいい・・・
【2012/07/11 00:00】 古刹巡礼 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
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コメント
torimyさん、こんばんは。

若狭と奈良の間には琵琶湖があるやろ?
そう考えたら、地下水で繋がってるって言うのも有り得ると思うんよ。

仁王さんなぁ・・・ 鎌倉時代から食べさせて貰てへんって。
ちょっとかわいそうやった。修行中らしいわ。
【2012/07/11 20:39】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
eiさん、こんばんは。

なかなかいい雰囲気でした。
日本の源流に出会ったような、
そんな空気が流れていましたね。
【2012/07/11 20:35】 URL | 阿修羅王 #QmhNi1cU[ 編集]
タイトル読まずに こんなひなびた京都がどこにあるんやろう??? って思てたら、若狭!
10日間かけて奈良までって ちょっと お話に無理があるような気もするけど・・・水がいかに大切かってことよね。

それにしても その仁王さんにもう少し何か食べさせてあげたい。
ダイエットしすぎやし。
【2012/07/11 07:47】 URL | torimy #4a1thY..[ 編集]
へえ~こじんまりしていますが、
趣があり好きですね~。
巨木の根元が時代を感じます。
【2012/07/11 05:00】 URL | ei #4tctviVI[ 編集]
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