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北海道を巡る旅 4日目その3
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 先日の続きを。忠類を出るとR236広尾国道をそのまま南下していく。途中、歴舟川を渡る。昔、と言ってもそれほど昔ではなさそうだったが、砂金が採れたらしい。案外今でもごま粒くらいは何年かかければ採れるやも知れない。ま、買った方が安くつくだろうというのはガイドさんのアドバイス・・・

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 もうその辺りは大樹町(たいきちょう)に入っていて、いきなり現れたスペースシャトルに驚く・・・ シャトルと名のつく日石シェル石油のガソリンスタンドの看板らしいのだが、どうもそうではなく、元はと言えば、80年代半ばから始まった町の構想で、、当初の宇宙基地の夢から、国内随一の航空宇宙実験場へと内容を変えていった。スペースシャトルのような宇宙往還機が飛ぶ日はまだまだ先だが、大型飛行船を使った「成層圏プラットフォーム」の実験場に決まるなど、宇宙関係者の注目を集めているとか。

   そう言えば、そんなことを聞いたことあるわ・・・

 大樹町という町名に聞き覚えがあったのは、それだった。この看板は「航空宇宙産業基地構想」に共鳴したガソリンスタンドのオーナーが、1992年に設置したもの。ペアとなるもう1機があったらしいのだが、風雪に耐えかねて破損した。

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 さて、広尾町は少し温暖な地域のようだった。国道沿いの桜は、濃いピンクになっていて、少しほころび始めている。カラマツも淡い黄緑色の若葉が萌え始めているのが見える。

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 そしてもうひとつ忘れてはならないのが、姉妹都市、オスロ。オスロと言えばサンタクロース、と言うことで街灯はクリスマスがイメージされている。どの季節でもクリスマスというのもどうも、と思うが、友好の印と言うことで。暮れになると、クリスマスのイルミネーションが綺麗だそうだ。

 そろそろ広尾国道とも別れを告げ、R336ナウマン国道へと入った。この先、岬を回る黄金道路に入る。

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 黄金道路とはまたたいそうな名前が付けられたものだが、それには深いわけがある。海岸沿いに続くこの道路は、冬場は荒れた波に打たれて通れない。覆道を作って、なおかつ最近は長いトンネルもできて随分と楽に通ることが出来るようになったが、やはり荒波などで道路の傷みも激しいので度々修復工事が必要となる。こうしてできあがった道路でもずっと投資をしていかねばならず、多額のお金がかかると言うことで「黄金道路」という。この時もあちこちで工事が行われているのを目にした。
 そしてふと思い出した、トンネルの崩落事故。あれは寒い冬のことだった。ちょっと調べてみると、1996年2月10日、午前8時過ぎのことだった。古平町国道229号線豊浜トンネルに於いて崩落事故が起こり、バスや乗用車が埋まり多くの方が亡くなっている。救出作業の様子が放送されていたのを今でもくっきりと脳裏に浮かぶ。もう、十数年も経っていることに驚いた。

 そんなことをガイドさんと話しながら道を進むと、次の見所、フンベの滝が見えて来た。

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 バスを停めるわけにはいかないので車中からの眺めに留まる。その間、バスはちょっとだけゆっくりと走った。フンベとは、アイヌ語で「鯨の獲れる浜」という意味だ。昔、この辺りの浜によく打ち上げられたとか。このフンベの滝は、豊かな地下水が湧きだして道路沿いに流れる滝で、冬場は氷柱になるのだそうだ。

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 ふと、波間に黒いごま粒のような点が見えた。なにかと思ったら動き出して、なんとサーフィンを始めた。この辺りでは少し暖かくなると、早くからサーフィンを楽しむ人が見られるとひげさんに教わった。彼から聞いたとおり、気の早いサーファーがいたと言うことだ。

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 延々と海岸沿いを南下し、ずっと先の方に空自のレーダーサイトが見えてきた。その先が次の目的地、襟裳岬だ。この辺り一帯は広い範囲で日高昆布の産地になっていて、眼下に広がる砂利を敷き詰めた浜では、あちこちで昆布が干してあるのが見えた。

 いよいよ岬に入る細道を進み、広い海が再び開けると、みんなの口からは低いどよめきが広がる。この日のお昼御飯はいつもより早くに食べられそうだ。この時まだ11時40分。

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 もう一台のグループと一緒になると混雑するので、我々が12時10分から、向こうが12時半からと食事時刻が決められた。少しだけ時間があるので、展望台辺りでちょっと見物。

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コピー ~ IMG_2195

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 少々風があるがとても晴れ渡っていい景色が広がる。ここまでいいお天気になるのも珍しいと、いつもの女性が言う。ただ、飛ばされそうで高い所が苦手な私はちょっと怖い。そう言いながら下を覗き込んでしまうのだが・・・
 岩が突端に伸びていき、その先がどんどん小さく低くなっていく。これが日高連峰の南端。そう思ってみると、地球の造形美は素晴らしい。

 などと柵にしがみつきながら見ていたが、そろそろ食事の時刻となった。

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 これはまた豪華な・・・ 再び海鮮丼に昆布の酢の物、お味噌汁、いかの塩辛に、ええっと何だっけ?
 お店の人はこういう団体には必ずお店のいいものを宣伝して買わせようとするものだが、はめられてしまったと思いながらちょっと別オーダーをした。

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   あーちゃん・・・?(^^;

   お黙りっ!

 おしゃべりなひよこたちだ。私の好物に文句を言うなんて、20年も早い。こちらのスーパーで買ったものより確かに美味しいが・・・ と言うところか。お代はあとでいいからとおじさんは言ったのに、あとで伝票を会計に出すと

   まだだったんですか(--;)

 なんてことだ。折角機嫌良く食べたのに、いっぺんに興ざめした。お買い物もしてあげたのに。ま、いい。早くもう一度海を見に行こう。

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 岬へ続く遊歩道は、風にあおられてびびりまくり。その中でふと海岸に人の姿が見えた。下に降りる道でもあるのだろうか。昆布を引き上げる作業をしているようだ。あそこまで行こうと思うと、恐ろしい崖の道になること間違いなし。

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 しばらくしてふと見ると、いつものおじさんが誰かとおしゃべりをしている。楽しいおじいさんなのだ。相手は先程崖下で見た服装の人。女性ではないか。やや年配の女性で、あとからおじさんに聞くと、やはりこの下に続く崖っぷちの道を行き来するそうな。ご主人を早くに亡くし、昆布漁などで子どもたちを養ってきたとか。このおじさん、女性が好きなようで、バスの中でもいつも女性たち、といってもおばちゃんだが、彼女らに話しかけては突っ込まれながら笑っている本当に楽しい人だ。

 ま、なんでもいいが、そんな坂になった崖っぷちでおしゃべりせずにこちらへ帰ってきて欲しいものだ。心配で仕方がないではないか・・・

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 これが襟裳岬か・・・ 自然と例の歌詞が口をついて出てくる。

   ♪北の街ではもう・・・

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コピー ~ IMG_2251

 アザラシの発見情報を聞いて行ってみたが、既にその姿はなく、広い広い海と空だけが広がっている。仕方がない、諦めるか。これまでいろんなものを見たし。

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   わしもその中に入るんか・・・

 お店の水槽では、タラバガニが狭苦しそうにしている。1万2千円の値がついていた。身請けをしてくれとタラバさんに頼み込まれたが、申し訳ないがと丁重にお断りをした。

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 お店の前には案内ロボット。動いているところが見たかったと添乗員さんに言うと、普通だからつまらんよと言われた。

 さあて、ゆっくり時間のあったお昼休みも終わり。14時、次の目的地に向かって出発した。

 この続きはまた今度。
【2011/06/15 00:00】 徒然旅行記 | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
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