
その1
え~い、ひとぉつ、そうれっ
知恩院で恒例の試し撞きが行われた。途中からしか参加できなかったが、それでも見応えは十分だ。

その2

その3

その4

その5

その6

その7

その8

その9

その10

その11

その12
朝から小雪のちらつく寒い日だった。午後からは小雨に変わったが、それでも気温の低いことには変わりはない。山腹に位置する大鐘楼は昼間でも薄暗い。だが、若い僧侶たちは寒さを感じる暇もなかったことだろう。時には打ち損ねてしまうこともあったが、皆真剣な表情だった。
最後、2回続けて撞かれると試し撞き終わる。

その13
見物客が次々と帰っていく中、大きな鐘の下にぐるっと集まって高らかに念仏を唱えると、全ての行事が終わった。夜、ニュースを
見ていると若い僧侶のインタビューがあり、「子供の頃、テレビで見ていたこの場所に自分がいることに感動した」と言う主旨のことを話されていた。お寺に生まれた子供には憧れとも言える除夜の鐘なのだと、改めて深く心に思いが残った。
大晦日まであと僅か、今年も終わろうとしている。