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![]() 南座(絞り優先 5.0) 昨年7月に発売されたマイクロフォフォーサーズOLYMPUS PEN EP-1。その後10月にEP-2がでて、3月にとうとう第三弾、Liteが発売された。まあ、Liteのことは知らなかったのだが、カメラやさんのHPでこれを使った撮影体験会が催されるのを知って、早速申し込んだ。定員20名。なんとか滑り込むことができた。 講師に京都在住の写真家北奥耕一郎先生。NHKのカルチャーセンターで、講師もされている。白髪のちょっと素敵な男性だ。写真集とか写真展で作品を拝見したこともあり、どんな風に街撮りの指導をされるのかとそれも興味があったが、やはりPEN Liteの使い勝手に興味がむくむく・・・ 13時からの開始に、13時半と勘違いした私は10分の遅刻。初めから大汗をかいてしまった。既に使い方の説明が始まっていたが、まあ、たいていのデジカメならちょっといじれば最低限の使い方はわかる。それにEP-2を使っているので大丈夫だと思ったのが大間違い。ストロボが内蔵された分、操作方法がかなり変わっている。説明を聞きながらあちこちいじり回して、配られた簡易マニュアルを見ながら少しずつ頭に入れる。 ![]() 提灯(絞り優先 5.0) 昨年EP-1が出たとき、これを持ってパリで写真を撮ってこられたと言うことで、パリの写真を少し拝見してからいよいよ街中に繰り出す。目的地は先斗町。 メンバーは多くが中より上の中高年者がほとんどで、30代くらいの男性が4人、自分と同じくらいの女性がひとり。そしてオリンパスの営業マンがふたりとお店の男性店員がひとり、同行した。 ![]() ねこ(プログラム 1/60 4.0) 最後の講評の時に、ねこがカメラ目線をしているのがいいねぇと仰ったが、いいや、違うのだ。野良子なので人を恐れてびびって睨んでいるだけ・・・ ねこニャンだけならつまらないが、紅殻の赤いのが見えるからここは京都のお店だと想像させる。 ![]() のれん(プログラム 1/200 8.0 -3 めちゃくちゃ変な設定だ。だからPモードは好きじゃない) 涼しい川風が一瞬吹き抜ける。これを逃した人も多かったようだ。このポイントは風が来ないとだめだと思っていたので、じっと待つことほんのしばらく。なかなかいい感じに風が吹いた。 北奥先生は思った以上に気さくな楽しい方だった。自分の撮ったものをこんな感じに撮るといいよと、みんなに見せたり反対にみんなのを覗いたり。撮影会はこれが楽しい。たくさん話しかけられたりして、本当に楽しかった。 この続きはまた今度。 ![]() 久し振りの観察日誌。今年は寒いせいか、生育が悪い。もう既に3週間経ったというのに葉はこれでだけ。昨年は7月の暑い盛りに始めたのでよく育ったのか。まあ、始めた以上は、と言うよりここまで投資したのだから頑張らなければ。 ![]() ![]() わざと「金魚」と呼んでいるヒメダカ。先日もう3匹追加して入れてやった。びびりのメダカは初めこそおっかなびっくりでじっとしていたが、今はそんなことも忘れたかのように、広いトロ舟の中で凄い速さで泳いでいる。また、初めの3匹の中でペアリングが直ぐに成立したようで、うちにやって来てから仲良く二匹で泳いでいる姿があった。このまま卵を産んで数が増えたら、ここも狭くなるだろうな。 いやいや、そんな先の心配より、蓮の生育の悪さの方が心配だ。今年は冷夏。10年前の冷夏の気候と酷似しているそうだ。 ![]() 勅使門 昨日の続きを。 そう、確か20数年ぶりくらいになるだろうか。後にも先にも、ここを訪れたのはたったの1度きり。親戚のおじさんに連れられて車で来たことがある。それも秋のこと。記憶しているのは入ったところの玄関と渡り廊下の辺りだろうか。 そして人がやたらと多かったこと・・・ 紅葉の季節だ、それは致し方ないこと。今回は裏道を山裾沿いに自転車で登ってきたので、きつい坂道のしんどいこと。私にしては珍しく、降りて自転車を押して歩いてしまった。 ![]() 庭園その1 庫裡を通り抜け大書院へと入っていく。建物内は撮影禁止。レプリカの黄不動明王の掛け軸。今後10年ほどは見られない。長期入院をすることになったのだ。修復を終えたら再び帰ってくる。しかし、10年だ。長い・・・ ![]() サツキその1 ![]() ![]() サツキその2 ![]() 庭園その2 ![]() 庭園その3 悲しいかな、この辺りの記憶が全くない。きっと周りの紅葉に圧倒されたのだろう。 ほとんど予備知識を入れずにやってきてしまった私。そこへお客を連れた観光タクシーの運転手さん。申し訳ないけど、と心で思いながら撮影に集中している振りをして案内の解説を聞く。 銀閣寺でもそうだが、一般的な歴史で習ったような内容ではなく、もっと身近に感じる逸話なども加えて説明しているので、とても面白い。地元にいてわざわざ観光タクシーをと思うが、私が旅行客ならやっぱりこれを利用するだろう。解説付きで移動できるのだから、すこぶる便利だ。シーズンは道路が混み合うときも多々あるが、この季節なら大丈夫。 ささっと駆け足で回った一乗寺界隈。街中の喧噪を離れるこの辺りは、本当に心地いい風が吹き抜けていく。初夏のこの季節ならではの楽しみだった。 ![]() 和パフェ 小旅行の締めくくりはやはりこれ。もうお昼になっていて、美味しそうなお蕎麦かスイーツかで悩む・・・わけがない。ぴよたちのリクエストもあって門前にあるお店でちょっと休憩。 一番下にカスタードプリンが隠れていて、その上にお抹茶アイスとそれにかかっている粒あん、上には蕎麦かりんとう。見えにくいが、向かって左手にはお抹茶のわらび餅。粒あんは少し甘かったが、何が美味しいって、わらび餅の弾力。こんな弾力があって美味しいわらび餅は初めてだ。 次に行くときは、また食べよ(*^_^*) 季節が変わったら、また中身も変わるかも ![]() 今日のおまけはこれ。切り株を利用した植木鉢。そこにキノコがひょっこり・・・ ![]() 青もみじその1 昨日の続きを。 来る度にこのロケーションを撮ってから、前にもここは撮ったことがあるなあと思い出す。それほどインパクトがあるわけではないのに、なにが私の琴線に触れるのか。何回撮っても不明な場所だ。 なのにいじりすぎて下手くそなレタッチ・・・ 違うのにすればいいのに・・・ ![]() 青もみじその2 本堂を庭から臨む。この涼しげな庭はどうだ?これが秋になると、金色に輝く。 ![]() アメリカシャクナゲ 順路を反対に回る。本堂に沿って進むのが本来の順路なのだが、どうしてもこの庭に入りたくていつでもこちらから。しかし順路など見ていない人の方が多いように思う。 この花はとても可愛いのだが、大きな毛虫がつくのだ。一度凄い悲鳴を上げたことがことがある。それ以来近寄らないように、撮るときにはよーく見てからいないのをしっかり確かめてからでないと撮らない。 ![]() 鐘楼 ![]() 青もみじその3 ![]() どこまでいっても青もみじ・・・ 若葉の海に沈んだかのようだ。時折竹林を通り過ぎる風がざわざわと何か囁いていく。そのささやき声は子守歌。 ![]() 額縁画 ![]() なあ、眠たくなるわなぁ、小僧さん うちもお昼寝、しようかな・・・(=_=) この続きはまた今度。 ![]() 山門 先日の続きを。 詩仙堂を出ると、まっすぐ北上する。目的地は圓光寺。ここのもみじはどの季節より初夏のこの季節が一番美しいとき。 と、自分の中では考える。 ![]() シャクヤクその1 ![]() シャクヤクその2 山門をくぐり、参道をずっと登り、ようやく受付にたどり着く。 え・・・? 受付の前には文鎮が置かれた拝観用のパンフレットと、竹の筒。その筒には一枚の張り紙・・・ ただいま席を外しております。 ここへ料金を入れて、お入り下さい。 他所の土地は知らないが、京都のお寺ではこのようなケースによく出くわす。小銭を入れ、パンフレットを一枚取って石畳を進むと、見事なシャクヤクが出迎えてくれた。 ![]() 本堂から十牛の庭を臨む ![]() まず本堂にあがってご挨拶。ここから外を眺めていると、涼しい風が渡っていくのだ。夏でも同じ。 気持ちいいなぁ・・・(*^_^*) ここへ座り込むと、本当に動けなくなる。人がいなければ寝転ぶことも・・・ ![]() 青もみじその1 ![]() 青もみじその2 私と前後して、詩仙堂でも見かけた年配の男性が入ってきて、しきりにメモを取りながら幾度となくシャッターを切っている。この景色をありったけの言葉で表現しようとしているのかも知れない。 ![]() サツキ ところで、この圓光寺のサイトはないものかと以前から捜していたのだが、観光ガイドなどでレポートしているところでもリンクはなく、誠に残念だ。もう少し詳しいパンフレットも欲しいなあと思ったり、ブログなどで歴史に詳しい方がレポートしているもので我慢しようかと思ったり。 自分で調べたとき、同じ圓光寺というお寺もあったが、これは全く別物。サイトを読めば直ぐにわかるのだが、観光案内でその同姓同名のお寺だけでちがうのに平気でリンクを貼っているサイトがある。直リンクは私も最近は張らないことにしているが、このように間違ったときにはたいへんな迷惑にもなる。よくよく調べなくては。 さあて、夜も更けてきた。最近体調を崩している私。今日はなんとかこれで。 この続きはまた今度。 と、言いつつ。実は先日から私はお怒りモードの連発で、精神的にもほとほと疲れた。体調も悪いところにこれでもかと追い打ちをかけるおじさんたち。しゃしゃり出るお節介焼きのおじいさんと、聞きたいことを相手先に電話したのに結局いちゃもんをつけたいだけだったんかい、とこちらが文句を言いたくなるようなクレーマーに今日は絡まれ、あまりの程度の低さの男性たちに今は半分呆れている。なんとも情けない奴らだと。 今日のことについては、あまりことを荒立てると新聞社などにチクられてやばいから気をつけるようにと、同僚からもたしなめられた。仕方ない、忘れてやろう。その代わり、次に来たときは可愛がってやろうではないか。だって、その人、以前にもしょうもないことで絡んでいった人だ。他の担当者にも絡んでいるのだろうか。彼女らは私より一回り以上も先輩だ。 近くにいた女性が呟いた。 いろんな人がいてはるわねぇ・・・ すみませんねぇ。お見苦しいところを見せてしもて・・・(^_^;) 彼女曰く、若いから絡んだのでないかという言い方をされた。私も意見があるなら投書箱に入れて下さいと言ったのだが、 そんなもんじゃあかん。わしはわしのやり方でやる と言う。ふーん、殴り込みでもかけるのだろうか。そんな正規の手続きを通すことを拒否する人は、所詮や○ざと変わりない。真っ当な人の言動ではない。脅せば言うことを聞くとか、穏便に済ませようとするのを期待して、自分が言うことを聞かせたと偉ぶりたいのだろう。 言いたいことがあれば名乗れと言いたいところで、名前を聞いても名乗らず、しかしその人、私の名前だけチェックして行きよった。弱そうな所に威張ってみたいチ○ピ○みたいに見えた。 あんな出方をするから私の神経を逆なでするんや でなければ、うちかてもうちょっと大人しく話だけ聞いて言うとおりにしてやったのに 私もずいぶんと見くびられたものだ・・・ ![]() バイカウツギ 昨日の続きを。 この日から詩仙堂では丈山遺宝展が行われる。ほんの短い期間なのでこれまで見たことがなくて、今回こそはと、開館時刻を待った。毎年5月25日から3日間のみの展示だ。丈山のみでなく、狩野探幽画・石川丈山書の三十六詩仙像をはじめ、硯などの丈山の遺品が展覧される。書には詳しくないが、やはり気になるではないか。 ![]() アヤメ 展示を見ていた書道関係者の男性が、私に話しかけてきた。 熱心に撮られていましたが、取材か何かですか いいえ(^-^) 趣味で撮っているだけなんです。ここへは季節ごとに来ていますから ああ、それで細かく撮っておられたんですね ああ、これが出版社の依頼で取材だったらもっと楽しかったかも。いやいや、自分の好みに撮らせてくれないかもしれないから、やっぱりだめだ。 などと思いながら10時、展示を拝見しに行く。 ![]() 茶室残月軒 ![]() 庭園 ![]() 竹林 紅葉の時期にここへ来たのはいつのことだっただろう。あまりの人の多さに、シーズンには来ていない。だが、初夏のこの季節も訪れる人が多いのは、紅葉の季節より今の景色の方がずっと落ち着けるからだろうか。 緑の深さも増し、サツキの点在する色目が私の心を奪う。明るい縁側で写真集をゆっくりめくりながら、私は至福の時間を過ごしてきた。 ![]() 青もみじ 鹿威しの音が山間に響きわたり、静けさを際立たせていた。 この続きはまた今度。 ![]() ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。 5月ももう終わりですが、5月と言えば、そう、新茶の季節です。先日あーちゃんもようやく新茶を実家に地方発送してきたと言っていました。向こうでは、みんな待ち焦がれています。今年は少し寒くてお茶の発売が遅れるのではとあーちゃんは心配していましたが、発売どころか、お店に行くのが遅れました・・・ 新茶はいつもの泉涌寺にある宇治茶専門店に頼みます。そして必ず自分用にひとつ、買ってきます。新茶と言ってもランクがあります。昔は上等ものを送っていましたが、今はアルバイト生活なので並の品です。あーちゃんは情けないと嘆きますが、仕方ないですね。ぼくたちも何とかしたいのですが、子どもでは働けません。お手伝いをしてあーちゃんの胡麻す・・・・ ぶんぶん 違います! お手伝いです(きっぱり!) さて、頂きましょう。嬉しさのあまりあーちゃんは少し濃くお茶を淹れてしまいました。でもお湯を少し冷まし、ゆっくり淹れたお茶の美味しいこと!まったりと甘いのです。お菓子はきんつばです。銀閣寺前のいつものお店です。 前回出かけた時は黒豆と栗しかなかったとあーちゃん。この時はお芋があったのです。ここのきんつば屋さん、お店のおばちゃんと仲良しなんですって。お芋のきんつばを下さいって言ったら、この間はなかったからねぇって。覚えていてくれてたんだって。あーちゃんは誰とでも仲良しになります。 ![]() それはそうと、お茶が冷めないうちにきんつばと一緒にいただきましょう。幸せな時間です。 ![]() 庭園 今年はやはりサツキが遅れているように思う。今日は午後から雨の予報だったので、降らないうちにとりあえず行ってみよう。まずは詩仙堂からだ。 ![]() 石塔 いつも気になる石塔。いったいこれはなんなのだ?傾き加減がいい感じ。でもサツキはいい感じではない。もう少し早いような・・・?しかしこの深い緑の中にぽつぽつと咲く方が好きだ。だから派手なツツジよりサツキの方が好み。 では、ぐるりとお庭を回るとするか。どうぞ、しばしのお付き合いを。 ![]() バイカウツギ ![]() 花びらがしっかり濡れている。朝方まで雨が降っていただろうか?ちょっと記憶がないが、多分庭師の方が散水したのだろう。ちょうど陽が射し始めてきており、とても綺麗だった。 ![]() 青もみじ ![]() アワモリショウマ はっきりと自信はないが、アワモリショウマだと思われる。石垣の隙間に、陽射しを避けるように静かに咲いていた。 ![]() メジロ 木の葉陰で何かが動く。そうっと近づくとメジロ。葉の隙間にいたのでピンが合わない・・・ 実はこれ、少しぶれているのだ・・・orz ![]() 茅葺き屋根 何度もここへは訪れているが、これまで特に気にも留めなかった茅葺きの屋根。今年早々に壊された勝持寺の茅葺き屋根を思い出してしまった。ここもよく見ればかなり傷んでいるのだ。法然院といい、詩仙堂といい、葺き替えにはたいへんな苦労がいる。また、景観ががらっと変わってしまうだろう。新しい茅の色になるわけだから。かといってこのままだとやはり何年か先には葺き替え工事が必要だと思う。 文化財の保護はお寺だけの負担ではないが、いったいどうしていけばいいのだろう。 堂内にあった写真集に、修復工事前の銀閣寺観音堂があった。壁の色がとても暗い。屋根も今の輝きはない。before afterを見てしまった気分。こんな風に変わるのだなあと、しみじみ眺めて考えた。 この続きはまた今度。お天気が崩れると言っていたがいい具合なので、このまま足を伸ばすことにした。 そうそう、話は変わるが、今日、愛車をドックに入れてきた。先日チェーンの滑りが悪かったのでオイルを注してもらって具合がよくなったのだが、その時に気づいた重大な問題・・・ 後輪タイヤの一部が裂けかけていたのだ。これでは空気も入れられないとのことで、タイヤ交換をお願いし、この子に乗り始めてちょうど丸5年になったのでブレーキパッドもすり減ってきている。ついでにそれらの点検をしてもらった。お店のお姉さん、5年乗っている割にはとても綺麗だと褒めてくれた。しかし点検修理代は結構高かった・・・ 車検みたいなものだし。 お財布を空っぽにして帰ってきたが、これでまた安心して走らせることが出来るのだから、事故ったことを思えば安いと言い聞かせた。 とは言え、痛かったなぁ・・・ お金が入っていてよかった・・・(T_T) なければカード決済だ すんでの所で恥をかくところだった。 ![]() 薔薇その1 今日、おばちゃんの所に写真をプリントして持って行った。植え込みの横に勝手口があるので、いつもそちらから声をかけている。呼び鈴がないので、ノックしてドアを開けたがどなたもおられないようだった。仕方ないので郵便受けに封筒ごと入れてきた。 4月の半ばだろうか、おばちゃんは他にも鉢植えも並べていて、珍しいスミレなどが咲いたときにも写真を撮って郵便受けに入れておいたことがあるのでわかるだろう。大丈夫、ちゃんと名前も書いておいたから。 ![]() 薔薇その2 昨日の朝、天気予報通り激しい雨になっていた。風も強い。ホームセンターに行く予定があったので、ついでに雨の中再度撮影。この薔薇が咲くときは、必ず雨が降る。晴れたときと雨の時と、いつも2回撮らせてもらう。わざわざ台風並みの悪天候にと思われるだろうが、薔薇は雨の雫の中もとても綺麗だ。それにまだ咲き出したときで降り始めだからそれほど散っていないはず。 お買い物鞄の中にカメラと雨よけのタオルを入れて出かけた。 ![]() 薔薇その3 ![]() 薔薇その4 思ったより風が強い。案の定、歩道には淡いピンクの花びらがかなり落ちている。が、咲き出したばかりの花は力強くさいている。大丈夫、十分撮影できる。 時々風にあおられながら傘を持って撮っていると、箒とちりとりを持ったおばちゃんが出て来た。しかし雨は土砂降りで風も強い、掃き始めたが直ぐに諦める。そうそう、止んでからにした方がいいだろう。濡れて風邪でもひいたらいけない。 明日あたり、持って行くからと言うと、おばちゃんは嬉しそうにして家に入っていった。 ![]() 薔薇その5 おばちゃんにはそう言ったものの、風が強いので必死。枝は揺れるわ、カメラも自分も濡れるわで大変だったが、30枚ほど撮って早々に撤退。悪天候の中、マニュアルで撮ったのは自分でもえらいと褒めてやりたいくらいだ。だから薔薇の位置も何も適当で・・・ ![]() 薔薇その6 ![]() それでもファインダーを覗きながら、綺麗だなあと考える余裕はあった。プリントするのが本当に楽しみになる。 ![]() 薔薇その7 最近、植物園の薔薇を撮りに行っていない。たくさんの種類があるのはわかっているが、ちょっと足が遠のいてしまった。職員さんが丹精込めて世話をされているのは、十分すぎるほど理解している。しかしここのおばちゃんのようなふれあいがないのがつまらないのだと思っている。 行ってみたいと思っている奈良のお寺の薔薇園が、2ヶ所ある。おふさ観音と霊山寺。そこでも見せる植物園と同じかも知れないが、やはり薔薇に込められた気持ちが違うのだ。植物園が悪いのではない。その施設の立場や目的が違うだけ。 そうは言っても、きっと近いうちにまた行くだろう。近いのもあるし、なにせ種類が豊富だ。 次は何を撮りに行こうか。 ![]() 15日目 先日、「プラ舟」なるものをホームセンターで買ってきた。大きさと重さでちょっと大変だった。別名トロ舟とも言うこのプラスチックのトレイは、元々家庭やちょっとした量でいいときのセメントを練るための容器だ。 蓮の鉢をたくさん置くよりは、小さな鉢に植えて池に沈めた方が水の管理が楽。特にうちのようにベランダしかなく、エアコンの室外機からの熱風が吹きつけるときは余計に思う。水生植物をたくさん育てたいわけではないが、行けるときまで蓮を育てようと考えたとき、メダカが飼いたくなった。金魚は管理が大変だが、ほったらかしでも大丈夫なメダカなら私でも大丈夫だろうと思ったわけだ。水草管理を兼ねられ、小さくて可愛いメダカを眺められるのだから一石二鳥。 ![]() 今朝のメダカ 今日もメダカは元気だ。環境が整えばこの簡易池(ふむ、プラ池?あーちゃん池?)に放してやろうか。 あんたらおちびさんたちには、広い世界やで(^_^) ぴよが水浴びしたらどうしよう・・・ ![]() 薔薇その1 ![]() 近くの個人宅にこんな薔薇を毎年咲かせているお宅がある。今年は例年になく咲き出す時期が遅く心配していたのだが、気がつくとすっかり見頃になっている。もう夕方に近く陽も傾いていたのだが、このチャンスを逃すと週末の雨に散ってしまうと思って、暗くなりかけた道ばたで撮り始めた。 ![]() 薔薇その2 ![]() 薔薇その3 ![]() 薔薇その4 毎年ここでも記事にしている優しいピンクの薔薇。このお宅のおばちゃん、年の頃は多分既に80歳は越えているだろう。大事に大事に世話をしている。高いところの剪定は厳しいと笑っているが、とても嬉しそうだ。 ![]() 薔薇その5 ![]() 薔薇その6 とても古い木なので、最近の高級な種類でもない。丈夫なだけが取り柄というとおばちゃんに申し訳ないが、まあ、確かに高齢のおばちゃん向きかも知れない。それでもこの優しい色合いの薔薇は、この通りをいつも通る人には和みとなっているのは事実だ。 実際、いつもここを撮っていると通りがかりの人が 綺麗ですねぇ・・・ と、うっとりしながら話しかけて行くのだ。 ![]() 薔薇その7 天使の羽のような、柔らかい唇のような、はたまた生まれたての赤ん坊のほっぺのような、そんなイメージを抱かせる薔薇。この写真を持って行くときに見せるおばちゃんの微笑みのようだ。 きっとこの薔薇を一番楽しみにしているのは、他ならぬこのおばちゃんなのだから。 ![]() 12日目 しばらくサボってしまった観察日記。大丈夫。蓮は元気に成長しつつある。 ![]() 12日目 ![]() 13日目 ![]() 14日目 そろそろ伸び方がゆっくりになってきた。長くなった茎(?)が曲がり出してきて、ちょっとやばい・・・ 最後まで芽を出さなかった小さい種も、やっと鎌首をもたげて今やネッシー状態(古っ!)やはり最初に切ったときにお尻を切りすぎたのか、お尻から芽を出すのを諦めて、頭から芽を出してきた。 お気づきかも知れないが、伸び出した他の4つは場外乱闘に出した。 ![]() 14日目 そう、浮遊しているりっぱな土左衛門。このプールは「プラ舟」。わかる人にはわかるが、知らない人にはなんのことかわからない代物。これはポータブルミキサー車とも言える、セメントを練る大きなトレイだ。池を作ることの出来ない家庭の事情がある人には必見の簡易池だろう。ここに昨年の蓮の鉢を沈めた。もう少ししたらここに2週間前から育てている蓮を、小さな鉢に植えて沈めてやる予定。 ![]() この先どうなるか未だ以て不明ではあるが、こんなメダカをまた放してやろう。藻を食べてもらうために。 ![]() 青もみじその1 昨日の続きを。昨日、出し切れなかった画像を少々。 少し体調を崩しているので、今日は簡単に。あ、ご心配は不要なので。 え・・・ 心配してない・・・ そうか・・・ ![]() 青もみじその2 紅葉の名所は青もみじも素晴らしいと言うこと。雨の日ではなかったのが残念だが、透き通るような緑に陽射しが当たるのもとても綺麗なものだ。 ![]() 苔その1 こんなのとか・・・ ![]() 苔その2 切り倒された切り株を覆うように瑞々しい苔が覆っている。そこに昨年の秋に落ちた楓の種・・・ いずれ抜かれてしまうか、苗木として植え替えられるか、それは運命だが、緑の小さな生命を見た。 ![]() 苔その3 そしてこれが先月4月26日のものだ。ちょっとわかりづらいが、ようやく双葉を出したばかりの楓。 ![]() 選定作業 ぐんぐん伸びるのはなにももみじだけではない。松もこの時期余分な芽を掻き取る作業がある。建物で言えば3階建てくらいの高さがある松に梯子をかけ、1本1本、丁寧に摘み取っていく。 いつも綺麗な庭園を拝見させて頂けるのは、こうした造園業の方々の世話のおかげだ。ありがたい。 ![]() 青もみじその3 普段、この扉が開いていることは滅多にない。入ったときに出くわしたカメラマンたちの取材のためだろう。 ![]() 青もみじその4 目に青葉・・・ではないが、この新緑の季節はずっと外を眺めていたくなる。 ![]() ツツジ 今日のラストはこれ。先月のツツジ。さあて、サツキを撮りたいが、ちょっと工面が付かないし。 う~ん、3ヶ所ほど行きたいのだが・・・ ![]() 観音堂その1 ![]() この3月で2年にも及ぶ大修理を終えた観音堂。4月から2回も出かけてしまった。ひとつ目には牡丹と一緒に撮りたかったこと。ふたつ目にサツキと一緒に撮りたかったこと。昨年はサツキと一緒に撮ることができ、とても嬉しかった。 そのふたつと修理中と終えてからの変化を記録したかったからだ。そしてこれは5月17日のもの。 開門と同時に入ったが、小さな門をくぐった途端、観音堂の2階にいた大きなレンズを付けた(多分70-200mmの白レンズ)男性と目があって一瞬呆然・・・ な、なに? 呆気にとられた私に彼が叫んだ。 もう少し後ろに下がってくれませんか 何かの取材か。慌てて後ろに下がる。 この辺で大丈夫ですかぁ(>_<) 他にもスタッフが2・3人ほどいたようだ。 その時、外国人の男性が入ってくる。 済みませんが、少し下がってくれませんか。そうそう、もう少し・・・ そうです、ご親切にありがとうございます。 そんなことを英語で叫んで、無事撮影を終えたようだ。しかしその後もこの周辺でああでもない、こうでもないと言う風体でずっと撮影中。彼らもきっと修復を終えたところの取材なのだろう。 ![]() 1月の様子その1 ![]() 1月の様子その2 確か記事にはしていなかったと思う。この通り、何とも閑散とした姿。始まってから何回か出かけているが、まだかまだかと楽しみにしていた。昨年は屋根が葺き替えられて金色に輝く姿を見に来た。今はもう既に金色の屋根は消えてしまったが、寒さの厳しいこの時、屋根にはびっしりと霜が降りていた。だが、陽が射した途端にすっと融けていく。 ![]() 4月26日の観音堂その1 ![]() 4月26日の観音堂その2 ![]() 牡丹 そして4月。壁は真っ白、あの吹きさらしの姿はもう記憶の彼方でしかない。期待した牡丹は1輪だけ。見頃になるのがいつくらいか、全く予想することも出来ず牡丹はこれだけ。 昨年のこの時期は新型インフルエンザの影響で、悲しいほどに観光客が激減した京都。この銀閣寺もそうだった。外国人のお客がわずかにいる程度で、国内からのお客は皆無だった。だが、今年は開門と同時に修学旅行生が観光タクシーの運転手に連れられて何十組も入ってくる盛況ぶりだ。 ![]() 観音堂その2 ![]() 観音堂その3 そして5月17日。サツキの頃だと思ったが、ツツジが終わりがけという誠に中途半端な時期だった。今年は本当に花期が読めない。 ![]() 観音堂その4 ![]() もみじの若葉 この時期になり銀閣寺の屋根は、よやくその名の通りにび銀の色になってきた。適度な風雨に晒されたと言うことか。初夏の深い緑の中、銀色の屋根はとても綺麗だった。 この続きはまた今度。 ![]() 材料 手作り、というとあまりにも大袈裟すぎる。 先日αステーションで聞いたレシピ。はなまるマーケットで紹介されていたらしい。フレッシュマンゴーは大好きだ。黙々と1個、ぺろりと食べる・・・ ドライマンゴーは食べたことない。 ならば試すしかない。 と言うわけで毎朝食べているカスピ海ヨーグルトで試してみた。 ![]() 昨日は駅ビルまで出る用事があったので、帰りにドライマンゴーを買ってきた。袋の量はいろいろ。もしもまた食べたくなったらと考えて、大きめの袋を買う。 どれくらい入れていいのかわからなかったため、とりあえずこの蕎麦猪口1杯食べるので、これに合うだけの量として3ピース刻んで入れた。1cm角くらいか。 で、朝になった。 ヨーグルトの水分を吸ってぷるんぷるんになっている、と言う触れ込みだったが、そうでもない。ドライの食感を少し柔らかくした程度。カスピ海ヨーグルトは元々が粘っこくてぷるんとしているので、ちょっと固めの食感?柔らかめのゼリー?になった。ドライフルーツの甘みでヨーグルトはちょうどいいお味。 ま、及第点。 普段は自家製のマーマレードやジャム、あるいは蜂蜜を入れて食べるのだが、基本、プレーンヨーグルトが好だ。しかし他のドライフルーツでも試してみよう。 そうそう、この春から久し振りにカスピ海ヨーグルトを作り出した。昨年、いや、丸1年以上前に買った種菌が2回分まだ残っていて(実際には残しておいた)、それを植え次いだ。するとちょうどいいタイミングで申し込みの葉書を送ってきてくれた。そろそろ菌も疲れて来たので申し込もう。 ![]() 山門とシャクナゲ 鹿ヶ谷の法然院。ちょっと涼んで行こうか。これは5月4日のもの。 ![]() 白沙壇その1 ![]() 白沙壇その2 時刻はもうお昼。かなり眩しい。その分青もみじは輝き、透き通り、いかにも初夏の彩り。白沙壇は葵祭を受けてのことだろうか、葵の模様に描かれている。何日も崩れずに保たれているようで、もみじが小さな本葉を広げている。 ![]() シャクナゲ ![]() トカゲ 初夏の陽射しに誘われて、トカゲの子どもが二匹、ちょろちょろと出て来た。周りの人たちは上ばかり見ているが、私はトカゲを追いかけて必死。人は大人になりきっていないことを「お尻が青い」というが、トカゲは「しっぽが青い」というのだ。(ほんまかなぁ) 多分・・・ ![]() 藤その1 ![]() 藤その2 池の上には山藤が満開。よく見ればクマンバチが大忙しのお仕事中。ぶんぶんと羽音さえ聞こえてくる。鹿威しの音の合間に低く響いている。 ![]() 橋 この橋の向こうには講堂がある。多くのイベントや個展が開かれる。この日は「びょうぶ展」と看板が出ていた。入ってみようかと思ったのだが、山門を白砂壇の方へ降りてきたときから、どこからかお香のような香りが鼻をついて香ってきており、それが吐き気を催す香りだったので気分が悪かった。どうもこの講堂から漂ってくるようで、入ることを断念した。時々関係者の人のような姿が出入りしていて、もし入るように誘われたなら、気分の悪い匂いがするからと断ろうと考えていた。 しかしシャクナゲと藤はこの講堂近くに咲いているのだ。こんなひどい話はない。この辺りから離れたいのに離れられない・・・ 本当に気分の悪い匂いだった。(香りから匂いにランクが下がってる)もう少し万人向きのお香が焚けないものか。こんな気分の悪い匂いはなかった。松栄堂さんとか、二井三さんとか言わないから。(どちらも有名店だな) ![]() 山門の青もみじ 秋にしろ、初夏にしろ、この山門のもみじはとても綺麗だ。古い山門にとてもしっくり来る。しかしよく見ればこの山門の茅はかなり傷んでいるのが見える。この冬、洛西大原野の勝持寺が茅葺き屋根の保存を断念して庫裡を解体したところだ。あそこまで大きな建造物ではないが、この山門もそう長くは持たないのではないだろうか。 傷んだ屋根、解体中の庫裡、そして更地になった勝持寺の敷地を実際に見ているので、とても胸が痛む。 どうか解体せずに修復されることを切に願うばかりだ。 ![]() 今日の記念写真はこれ。嫌な匂いを我慢しての撮影は辛い・・・ ![]() 8日目 ![]() 9日目 のび~る、のび~る・・・ ![]() 一番小さな実は、ちょこっとベロを出している。種の殻を切ったときにお尻を切りすぎたのか、少し芽の先が削れているような・・・? そろそろ植え替えてやらねば、ちょっとやばいか。いや、その前にボウフラ対策をしないと、昨年の鉢にもぞもぞと増え始めている。 と言うわけで・・・ ![]() ![]() 金魚、もとい、ヒメダカを3匹鉢に入れてやった。既にボウフラはいなくなり、びびりのメダカは新しい小さな世界に慣れて元気に泳いでいる。餌もよく食べる。ただ、昨年は何が悪かったのか死なせてしまったので、今年は気をつけてやろうと思う。 大きな口を開けて餌を食べるさまは、足が痺れるほどに見ていても飽きることを知らない。 ヒメダカの 蓮の葉影で びびるなり ![]() 山門 イベントが続くと更新が遅れてしまう季節の植物。ちょっと速度を速めよう。 ![]() 山門の裏側 ![]() 庭 ![]() キリシマツツジ 鹿ヶ谷にひっそりとたたずむ住蓮山安楽寺。普段は非公開で、季節の花々、あるいは行事の時にのみ公開される。早春の枝垂れ桜はタイミングを逃したが、ツツジは行くことができた。もうすぐしたらサツキになる。そうなったらまた出かけよう。 ここは書院のお庭がとても風情がある。 ![]() 書院その1 ![]() 書院その2 この安楽寺では工事中のギャラリーがようやく完成し、多くのアーティストの作品展を行っている。ギャラリーも大きないろりを切っていたり、太い梁の空間があったり、薪ストーブもある。空気抜きは鹿ヶ谷カボチャのモチーフという凝り用だ。 ![]() もみじ ![]() この時は創作陶器と絵画だった。書院の床の間やテーブルにも展示してあって、そとのツツジのお庭と相まってとてもいい空間になっていた。 その黒い艶のある漆塗りのテーブルに外の景色が映り込み、実相院の床もみじのようになっていた。 ![]() 今夜の三日月 昨夜の天体ショーは、多くの人が記事にしたようだ。ご多分にもれず私もそのひとり・・・ 今夜、もう一度撮ってみた。昨夜は半分忘れかけていて、もう少し早い時刻の方がいいように思えた。 ![]() 金星と飛行機雲 ![]() 月と金星 陽が沈んだ後のこの時間が、よても美しい。明け方の空と沈んだ後と、どちらがいいかと問われると困るが。どちらにしろ、空がわずかに青さの残るこの時刻はとても綺麗だ。 ![]() 月 今日のおまけはこれ。ぶれた月なのだが、ブレ方がとても綺麗だ。ISO1600でも手持ちはちょっと辛かった。しかし案外面白いと思い残しておいた。 ![]() ご主人様を見つけたわんこ 昨日の続きを。 いつものように私は建礼門の前で待機。この後広小路に移動するためだ。毎年ここで張るが、たまには違うところ、できれば加茂街道で張りたいと思っている。ただ、あそこは狭いし交通規制が始まる前にあそこまで移動しておかないとと考えると、重い腰があがらないのだ。で、自宅からも近い出発地点に行く。 8時半過ぎには待機する。既に3列ほど座って場所を確保している人々。大丈夫、いつもディレクターチェアを持参する。今年は簡易の折りたたみ丸椅子を手に入れた。それを足台にするためだ。本当は2段くらいの脚立が欲しかったのだが、3段しかなく、それではあまりにも大きすぎて持ち歩けない。自転車移動のおちびの私には少々辛いものがある。 建礼門の前でわんこを発見。ご主人様を待っていたようで、小走りに走ってきた女性に切ない視線を投げかけていた。 ![]() カラスの巣 ![]() トンビ 建礼門正面の上空で、カラスとトンビがいきなりのドッグファイト。なんだろうと目を懲らすと松の木に巣が見える。どうも卵があるのか、それを狙っての攻防戦のようだ。カラスもトンビも厄介者。どうでもいいが自分の卵を守ろうと闘うカラスのつがいの姿は、人間も見習うべきだろう。 ![]() 席を確保した2列前にいたおばあさん。しゃがんでいたが、待っている間に膝が痛くなったのだろう、立ち上がる。姿勢が悪く、膝の形が悪いのでそれと直ぐ知れる。ちょうど真ん前だが、始まればまた座ってくれるだろうと呑気に構えていた。しかしその足元にはシートも携帯の椅子もない。よくまあ手ぶらで来たものだ。待ち時間も長ければ行列がみんな通り過ぎるまでには1時間近くかかるのに。 その危惧は始まってから直ぐに当たった。私の背後に控えている男性陣がブーイングを始めた。 おおい、黒い帽子のおばさん、座ってくれよ 何回も声がかかる。おばあさん、後ろも振り返らずに、 膝が悪くて曲がらないんです。前に行って下さい・・・ (そ、それはないやろ、おばちゃん・・・(T_T) そうなら前に行ったらあかんやろ) 誰かと来ているのかと思ったが、どうやら一人で来たようだ。初めてで要領がわからなかったのか。ブーイングは激しくなる。それを見た直ぐ横にシートを大きく広げて場所を確保していた若い夫婦と幼子二人を連れた家族、そのおかあさんが手を引き、座るよう場所を作った。おばあさんはそこへ足を伸ばして座ることができて、やっと事なきを得た。 ![]() 始まるまで隣で日傘を差していた年配の女性。人混みの中でとても危険な存在だった。傘の先が子どもの頭に当たりそうになったりしていた。放送がかかってやっとたたんだが、このシチュエーションをどう考えているのか。自分のことしか考えていないのだろう。多くの人が帽子を被り、タオルをかけて陽射しを防いでいるというのに。 あるいは、小学生の低学年の女の子、席を出入りするときには必ず ごめんなさい、通して下さい と周りの見知らぬ大人に声をかけている。私の前を通らざるを得なくなったとき、置いていたカメラバッグをずらして通してやったが、「ありがとう」と彼女は言い、おかあさんからも挨拶があった。中にはこんな家族もあるのだと感心。 ![]() バスの窓に映り込んだ藤 齋王代が過ぎると大急ぎで場所を移動する。思った通り休日のため人が多く、河原町通りは人がいっぱいだった。そして目の前を平安騎馬隊が通る。普段より早く進んでいるように思われた。例年、ほんの少し時間の余裕があるのに。 まずまずの所に椅子を置き、人の頭の上にでた。 ![]() バス バスは南行きの2車線を1車線ずつ使って運行。バスが止まったところは行列のど真ん中。おろされた人は驚いた表情だ。行列の運行整理をしている関係者の男性は、バスから降りる足元のおぼつかない高齢者を介助していた。 信号待ちで行列が留まったとき、車道に出て記念写真を撮ろうとしていた若い男性がいた。行列の参加者の男性がその同年代の彼の横に立って一緒に写真に納まる。撮ってもらった男性はとても嬉しそうに会釈している。いい記念になっただろう。 ![]() 童女 今日のラストはこれ。可愛らしい童女。この子以外の子も、みんな沿道をちらりと見ていく。きっと家族がカメラを持って待っているのだろう。こうしたお祭りに参加する方法は知らないが、折角だからちょっと参加してみたいものだ。大学生の男の子ならお祭りのアルバイト募集があるのだが・・・ 今日はお祭りの裏舞台をちょこっと。 ![]() 月と金星その1(トリミング) 夕焼けが静かにその炎を落としたその後、漆黒の闇が空を覆ったとき、西の空には細い三日月がその姿を現した。その直ぐ上には輝く金星を伴って。 ![]() 月と金星その2 昨年晩秋のスマイリングムーンほどではないが、暗闇に浮かぶ細い月と小さいがよく輝く金星のコラボレーションは見事だった。 明日のこの時刻には金星が月のもっと下に移動する。 ![]() 今日のおまけはこれ。ついでに京都タワーを。最近ようやく快晴の五月晴れが続き、夜景がとても美しい。誰か将軍塚まで夜景を見に連れて行ってくれないものだろうか。 ![]() ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。 昨日は葵祭でしたね。週末だったのでお客さんも多かったって、あーちゃんが言っていました。その昨日のことです。あーちゃんがお土産を買ってきてくれました。葵祭だからと、ふたばさんの葵もなかです。 皮がべとつかないように水分を飛ばした少し甘めの粒あんがぎっしり入っています。片方はわざとでしょうか、皮が閉まらないくらいにたくさん餡が詰まっています。 最中はあーちゃん、あまり好きではありません。皮が口の中に張り付くのと、餡の善し悪しが大きく左右するからと、なかなか厳しいです。ぼくたちはそんなところまでこだわらないのに・・・ 頑固者です、あーちゃ・・・ 痛っ・・・ ぴぃ・・・ ぶたれた どうも変です、最近のあーちゃんは。ぼくたちをしばいて楽しんで・・・ あわわわわ、もう黙っておきます。 さあ、お味です。先ほども言ったように、少し甘めです。仙太郎さんの餡より少し甘いです。しかししっかり詰まっているのと、季節の名前ですからよしとします。 濃いめに入れたお茶がとても合いました。美味しかったです。あーちゃん、またお土産を買ってきて下さい。 ![]() おいで・・・ おいで・・・ 随分と延びてきた。初め浮かんでいた一番小さい実は、ぽつん、と緑色の点が見えてきたので、そろそろ出てくるかも知れない。 けさ、瓶の縁まで出てきた葉っぱは、夕方現在ちょこっと縁から先を出している。そろそろ植え替えの準備がいるな。 ![]() 齋王代その1 朝は冷え込んだものの、快晴の天候に恵まれた京都。その新緑の中葵祭が行われた。今年は初めての平成生まれの医大生。お寺のお嬢さんだ。 ![]() 平安騎馬隊 歓声とともに現れた平安騎馬隊の先導で、行列が進む。 ![]() 齋王代その2 ![]() ![]() 牛車 ![]() 女人 ![]() 新緑の 都大路を しずしずと 王朝絵巻 今よみがえる ![]() 今日の記念写真はこれ。行列が始まるまでに。 この続きはまた今度。とりあえずこれだけ。 少々眠くて・・・ ![]() イチハツその1 すっかり遅くなってしまった。これは5月4日のもの。遅れに遅れて10日前だ・・・ ![]() イチハツその2 ![]() イチハツその3 この花がこうもたくさん見られるところを他に知らない。きっとあるのだろうが、残念ながらこの上御霊神社しか私は知らないので。 ![]() イチハツその4 ![]() 早朝の境内は掃き清める宮司さんと、たまにお参りに来る人くらいで、とても静か。時折野鳥が自慢げにさえずっている。 神社の南に広がるイチハツ。通りがかりの女性に話しかけられた。 今年も綺麗ですねぇ・・・ きっとこの近所の人なのだろう。この時期、遠くからでもこのイチハツを目当てに来る人もあり、また、いかにも散歩中だという地元の人も、コンデジでちょこっと撮っていく姿を見かけている。 綺麗に咲いたイチハツの写真を撮りに来た我々のような人を見かけると、彼女も自分のことのように嬉しいのだろう。地元の方も自慢というのはそれだけ生活に溶け込んでいる神社なのだと思う。 ![]() イチハツその5 ![]() 御神輿 来週、ここの祭事が行われる。その出番を待つ見事な細工の御神輿。奉納した人の名前には、著明人の名が連なっていた。 この続きはまた今度。 ![]() 先日の続きを。 御蔭山へ荒御霊をお迎えに行った行列は、再び下鴨神社へ帰ってきた。河合神社で隊列を整え、糺森を切り芝に向かって雅楽を奏でながら静かに進む。明日はこの森を齋王代を乗せた輿が進むのだ。 ![]() ![]() それぞれの定位置へ着くと、東遊の舞が奉納される。 ![]() 右手五色の垂れ幕から頭を出している神馬、その背に荒御霊が宿っているのだ。神馬はとても出たそうにはしていたが・・・ 少し上から見下ろすと、舞の様子がとても素晴らしいのだが、足台を持たない私にはいいロケーションの位置を確保できず、雰囲気だけを。来年はもう少し早く行こうか。今年は待っている間、本当に凍えそうだったのだ。 ![]() ![]() 観客席が作ってあるので、そこに席を取ったのだが、始まる頃にはぎっしりと詰まっていて、移動さえままならぬ状態。立つと邪魔になるしで、やっぱり脚立だなあと後悔する。まあ、いいか。 ![]() ここでの神事がすべて終わると、荒御霊を乗せた神馬は手綱を引かれ、静かに本殿へと最後の行程を進んでいった。 で、ここでのレポートは終わりなのだが、帰り支度をしているとその横を通り過ぎていった年配のおじさん、肩に何かが付いているのが見える。 (ぎょっ) 鳥の糞だ。いつ落ちたのだろう。糞の悪い、あ、いや、ウンの悪い人だ。声をかけて持っていたティッシュで拭き取った。 こんなこともあるのだな。半日近く森の中にずっと居たのだから、頭上を飛び回っていた野鳥に糞を落とされてもおかしくはない。来年は自分も気をつけなければ。 今日も時折時雨れるという冬のような天気だった。予報では晴れだが、本当に晴れるのか心配だ。 ![]() 4日目の朝 蓮の芽がちょっぴり出て来た。カッパのような(見たことはないが)あるいは雨蛙のような。そんな鮮やかな綺麗な緑の細い腕・・・ やっぱりカッパか。 出勤前に大急ぎで写真だけ撮って、帰ってきてから見ると・・・ ![]() 4日目の夕 伸び始めると、本当に成長が早い。まあ、生まれたての生き物は何でもそうだが。水栽培は特に観察しやすいのでその様子が手に取るようにわかる。 ![]() 5日目朝その1 ![]() 5日目朝その2 続いて5日目。今朝のことだ。また出勤前に観察、夕方は・・・ ![]() 5日目夕 ほら、カッパの手がびよ~んと伸びてきた。しかし私の6本の腕には負けると思う。この辺の伸び方が一番好きだ。 ![]() 楼門 5月15日は葵祭。それに先駆け行われる御蔭祭り。新緑の5月のはずだが、今日は肌寒いを通り越して本当に寒い1日となった。季節風が吹き下ろし、時折黒い雲が上空を覆い、小雨が落ちた。 ![]() 楼門前に集合 出発にあたって、ご奉仕される地元の方々の名を呼び、それぞれが担当する持ち物を渡される。 お祓いを行い、名前を呼び始めたときのことだ。中央辺りに立っていた人が急に倒れた。かなりご高齢の男性のようで、直ぐに助け起こされ休憩された。お水を飲んで、落ち着かれたようで安心。きっと脳貧血でも起こしたのだろう。朝から準備で忙しかったはずであるし、緊張状態だったのだろう。ひと休みした後、行列に加わるべく動き出したが、若い世話係に休んでおくように諭されているようだった。 ![]() 出発準備 全員準備が整い、楼門下へ移動し始めた。氏子の子どもたちもかなり緊張した面持ち。大人になればなったで、もっと重い役が回ってくるのだろう。しかし地域の神事に積極的に参加するというのはいいことだ。多くの人が地元を離れて暮らしている。実家を離れた自分にとっても、羨ましい限りだ。 さあ、先頭に回り込むか。 ![]() 出発準備 ![]() 行列の出発 御蔭祭りは、御蔭神社まで神さまをお迎えに行くもの。その神さまは神馬の背に乗って帰って来られる。 ![]() 行列その1 ![]() ![]() 行列その2 ![]() 行列その3 ![]() 行列その4 さあ、お迎えの方々は出発した。正午に御霊を遷すことになっており、そのあと再びここへ帰ってくる。その時には糺森の切り芝で東遊の奉納がある。この御蔭祭りの最大の見せ場だ。それまでちょっと帰って来よう。 この続きはまた今度。 ![]() 今日のおまけはこれ。奈良の小川傍に咲く姫卯木。 |