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![]() 紅白で 御所の梅園はこの時期本当に多くの人が訪れる。花を愛でるのみならず、まったりと散歩をしたりわんこの散歩、ジョギング、子どもを遊ばせるなど、利用する目的は多種多様。でも彼らの表情はみな同じ笑顔だ。 このよく晴れた日も、みんな笑顔で梅花をそれぞれに楽しんでいた。 ![]() 白梅その1 ![]() 白梅その2 ![]() 白梅その3 ![]() 白梅その4 ![]() 白梅その5 梅の香りは独特の高貴な甘い香りがする。甘い桜の香りとはまた異なって、やはりまだ肌寒い時期から咲くので、冷たい風に負けないように香るのかとも考える。目を閉じてこの香りを嗅ぐと静かな庭園を想像するのは、それがあまりにも日本庭園に合致している力強い枝振りや、凛とした樹姿と見た目にはか弱く見えるのに、雪にも耐えることの出来る花びらが持つ気位の高さだろうか。 日本庭園とは似てもにつかないここの梅園ではあるが、そんなことを想像した。 ![]() 紅梅その1 ![]() 紅梅その2 ![]() 紅梅その3 それほど古くて大きな木でもないが、早くから見事な花を付ける紅梅がある。すぐ隣にはこれもいつも同じ時期に揃って咲く白梅が植わっている。2本並んで紅白の梅は、始めてここを訪れた観光客はたいていが歓声を上げて笑顔になる。この日もそうだった。次から次へと訪れ紅白の梅を背景に写真を撮っていく姿が見られた。 ![]() 紅梅その4 ![]() 紅梅その5 ![]() 紅梅その6 ピンクの花も捨てがたい。こちらは高貴と言うよりかわいらしい舞妓さんのイメージだ。でも好みは一重。淡い色で枝垂れもいい。 天神さん(北野天満宮)の梅は福梅となって参拝者に授与されるが、ここの梅はどうするのだろう・・・ ふと、気になったしょうもない小さな疑問。採取させてくれるなら私は梅酒にするのだが。紅梅の梅を使った梅干しは最高においしいのをご存じか・・・ あるいは黄色く色づいた梅で漬け込んだ梅酒もどれだけまろやかで香りがいいか・・・ ![]() さかづきに 梅花かおる 京の庭 阿修羅王 ![]() 尾形光琳の紅梅 いいタイミングを捜して何回か下鴨神社へ。いいお天気のこの日は梅日和。(そんな言葉があったのかな・・・)逆光で見るこの紅梅がお気に入りだ。 ![]() メジロその1 ![]() メジロその2 細殿の方へ行き、レンズをマクロに交換した途端、枝の間にメジロが来ているのが眼に入る。大慌てでまたレンズを交換してメジロを追いかける。同じようにメジロを追いかける高齢の男性の姿がひとり・・・ 我々はメジロを驚かさないようにそっど移動しながら、ウメジロを追い続ける。 ![]() メジロその3 ![]() メジロその4 ![]() メジロその5 陽射しは眩しい、首は痛いと疲れた頃、メジロは2羽とも飛んでいってしまった。仕方ないなあと諦め、帰りかけたときだ。白無垢に綿帽子の花嫁さんと、紋付き袴の新郎がカメラマンとどちらかのお母さんを連れて、撮影にやってきた。 ![]() 紅梅 なかなか綺麗な女性だ。こっそり撮らせてもらったが、ご紹介はできない。紅梅の前で、とてもいい雰囲気だった。 ![]() メジロその6 ![]() メジロその7 ![]() メジロその8 楼門をくぐり帰ろうとすると、楼門前のアセビの茂みに動く影・・・ たわわに咲いているアセビに動くものと言えばメジロしかない。補色のようになって捜しにくいが、揺れるアセビの中にメジロを発見。椿の葉の中もよかったが、アセビもいいものだ。紅梅は赤みが反射して、折角の綺麗な鶯色が台無しになるかと思う。 たくさんのウメジロを見ることができて、大満足だった。 ![]() ![]() ![]() ![]() 河合神社を出たとき、橋の上で油絵を描いている年配の男性がいた。その側で友人と思われる同年代の男性。その二人がおしゃべりをしている。描きかけの油絵を通りすがりに覗く。上手な画ににっこりとしたとき、その下の川に一羽だけハトがいるのを見つけた。じーっと浸かっている。シャッターを切る私にそのハトに気づいた彼ら。 なにしてんのやろなぁ ほんまやな、温泉じゃあるまいしな・・・ その会話に思わず吹き出して肩でひくひくと笑う。 修行とちゃいますか(^^; (爆笑) 人間は勝手なこというてるわ(-_-;) おおさぶ・・・ よっしゃ、もう一回洗ってと(ばしゃばしゃ・・・) 加齢臭がしたら嫌われてしまうがな もう、ええかな・・・ 水浴びを済ませたハトは、群れの中に帰って行った。 ![]() 紅梅その1 枚数はわずかだが、あまりにも見事な紅梅だったので。 ![]() 紅梅その2 血の色かと思うほどの真っ赤な、いや、深紅のような紅梅。三十三間堂の朱色の柱にも負けぬほどの朱色だった。 ![]() おみくじは凶 誰しも凶のおみくじは出来れば遠慮したいもの。梅の木がきっと身代わりになってくれるだろう。ここには身代わり不動尊がある。赤穂浪士の大石内蔵助も討ち入り前に参拝に来たとも言われる。 ![]() シキミ 有毒性で知られているシキミだが、この季節は優しい色の花を咲かせることを、多くの人は知らないだろう。 ![]() 紅梅その1 昨日の続きを。 梅紀行と言うからには、まず梅を。この日、現在開催中のザ・ハプスブルグの観賞を兼ねて京都国立博物館へ。秘かにここの庭園がお気に入りなのだ。 ![]() 京都国立博物館正面 今回の開催展示物では、絵画より工芸品に感動。他にはこれと言ってめぼしいものもなく・・・ と言っては申し訳ないが、次の長谷川東伯の方が待ち遠しい。これは絶対に目録も買わなければ。この展示は4月10日から始まる。また激しく混み合うのだろう。狩野永徳の時も凄かったから。 ![]() 紅梅その2 ![]() 紅梅その3 生憎と少々雲が出て来た午後。先ほどまで行っていた智積院ではまずまずの晴れ間も時折覗いていたが、ここに来るやいなや曇り出すとはこれはいかに・・・ それでも早咲きの紅梅の綺麗なこと。もう少し光があればもっと綺麗だろうにと思っても無い物ねだりは仕方ない。甘い香りの中に居るだけでも自然と笑顔になってくるから不思議だ。これも自然のアロマの効果なのだろう。 この八重の桃色(この表現がぴったりな色)の梅は、この時期舞妓さんが付けるかんざしと同じだ。淡い桃色の八重の梅をモチーフにしたかんざし。彼女らのかんざしは季節ごとに忠実に変えるので、今しか見られないとても見事な大輪の梅で飾っている。 ![]() 白梅 この日、まだ咲き始めの頃だったので、見事な白梅はこれだけしかないのが残念だ。東庭の手前に咲く白梅。いつもここは早くに咲く。眩しいほどの白さだ。 ![]() 詫び助けその1 ![]() 詫び助けその2 ここに来たときのもう一つの楽しみがこの詫び助け。傷みやすい花びらの綺麗なものを捜すのに苦労した。傷が付いていてもどの子も捨てがたいから。 ![]() メジロその1 ![]() メジロその2 ![]() メジロその3 藪椿も好きな花だ。園芸種の椿も美しいが、やはり椿はこれに限る。それに集まるメジロ。2羽でしきりに吸蜜しているので、この時期でもあることからつがいだろう。ウメジロではないが、椿に集まるメジロも葉の緑と融和して捨てがたい。椿の葉の色とメジロのうぐいす色(なんか変な表現だ)の取り合わせがとてもいい。 ![]() 石仏 この椿の下で静かに座している石仏たち。誰が前掛けを付けてくれているのか、どんな小さな石仏にも付けてもらっている。この寄り添った姿に、とても暖かい気持ちになった。 この世の中がどうか平和になりますように・・・(決して平和ぼけではないから) ![]() 詫び助の 向き合うすがた 頬を染め 阿修羅王 ところで、今日1通の葉書が届いた。某県からの葉書・・・ 差出人は見覚えのある名字。そう、都道府県対抗駅伝で写真を送らせて頂いた選手のお母さんからだった。寮生活をしているのだが、先日帰省の折、その写真を見せてもらったそうだ。疾走している姿をこれまでうまく撮ることが出来なくて、いい記念になる写真をもらって嬉しいとしたためてあった。見ず知らずのものをこういった形で応援してもらったことも嬉しいと。 私にはこうした言葉がとても嬉しい。順位関係なしに県の代表で走る栄誉に、彼女らの輝きを見せてもらったから。 代表というのは大きなプレッシャーでもあり栄誉でもある。この責任は一挙一動にまで関わってくる。ちょうどバンクーバーオリンピックの開催中であるが、国母選手の腰パン事件もまだ記憶に新しいだろう。あれはうまいからと周りもちやほやし過ぎたのでないだろうか。個人の出場種目でも、国を代表として参加しているという自覚が全くなかった子どもだ。子どもには周りの大人がしつけをしなければ。 また、女子フィギアで金メダルを取ったキム・ヨナ。あれは韓国ではあるが、14歳(だったかな)からカナダでスケートの特訓を受けているので、出身が韓国でもある意味カナダ代表だろう。母国を離れて久しいせいか、彼女も国を背負っているという自覚に乏しくないか。個人での参加のような態度だ。 韓国は相手を激しく罵倒して精神的ストレスを与え、自分を有利にするためならなんでもする勢いだそうだ。お国の性格だな。噂でしかないので本当か否かの判断は私には出来ないが、各国の選手の邪魔をして相手を悪くののしっているのはキム・ヨナの方とか。今日の演技の後の笑顔はよかったが、彼女も成績がいいために何をしても許されると思い込んではないか。 そんな感想の多かったバンクーバーオリンピック。って、まだ終わってはいないが。 ![]() 紅梅その1 すっかりご無沙汰になってしまった梅紀行。さあ、続きを行くことにしよう。今回は智積院。庭園も入ったが、この季節はこれと言ってめぼしいものはないので、また初夏の頃に。 ![]() 紅梅その2 ![]() 紅梅その3 ![]() 紅梅その4 ![]() 紅梅その5 このあたりでうろうろしていると、タクシーで来た3・4人の観光客の男女。お着物の女性に見覚えがある。つい先ほどまで祇園白川で一緒になった人たちだ。この季節、みんな同じコースで巡るのだなとおかしくなった。 ![]() 紅梅6 ![]() 白梅その1 ![]() 白梅その2 智積院の僧侶の集まりがあったのか、ずっと読経の声が聞こえている。かなりの人数のようだ。多くの声が集まると、すごいハーモニーだ。マイクがなくてもよく響く。 ![]() シメ ![]() メジロ ![]() ヤマガラ 今日のおまけはこれ。智積院は東山の裾野になっているためか、野鳥の姿が多く見られる。今回はこれらを眼にすることができた。 京都梅紀行、この続きはまた今度。 ![]() あけぼのその1 先日から朝の気温が随分高くなって、どうやら花粉も飛び始めたらしい。今朝も暖かい朝を迎え、濃い霧に覆われていた。ピンク色の東山は、1年ぶりの春の兆し。 ![]() あけぼのその2 ![]() あけぼのその3 ![]() あけぼのその4 夜明けの時刻も早くなり、やっと起床時刻に空が明るくなっているようになった。今朝の、刻々と変わる朝ぼらけ、なんとも趣があった。 群青色にわずかに紫がかかった、冷え込んだ冬の夜明けも好きだが、こんな柔らかなシフォンのような朝もまた、捨てがたい。1200年の昔、春はあけぼの・・・と絶賛したのも頷ける。 霞立ち 東山さえ 見えねども 頬打つ風に 春はそこまで 阿修羅王 枕草子 春はあけぼの。 やうやう白くなりゆく山際(やまぎわ)、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 夏は夜。 月の頃はさらなり。 闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。 また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。 雨など降るもをかし。 秋は夕暮れ。 夕日のさして山の端(は)いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、 二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。 まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。 日入り果てて、風の音(かぜのおと)、虫の音(むしのね)など、はた言ふべきにあらず。 冬はつとめて。 雪の降りたるは言ふべきにもあらず、 霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、 火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。 昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白い灰がちになりてわろし。 ![]() ![]() なぎさ公園に出かけた私の最終目的地はここ、佐川美術館。お互い美術の好きな例の学生時代からの女友達と、よくここへ平山郁夫画伯の絵画を観賞しに来ていた。昨年亡くなった画伯。また、じっくりと見たいと考えていた。 ![]() エントランス 建物はコンクリートの打ちっ放しのようなシンプルな外装。ここに平山郁夫画伯の絵画が多数収めてあるのだ。 15歳の時に広島で被爆した彼は、皆さんもご存じの通り平和への願いを込めて多くの日本画を描いてきた。京都市美術館や宇治源氏物語ミュージアムでもそお絵画を目に焼き付けてきた。今回もゆっくり回って見てきた。各展示室にはビデオが上映されていて、足跡などの紹介もあった。 その中でも絵画に込められた思いを綴ったビデオでは、やはり熱いものがこみ上げてきて目が潤む。日本画のみならず、ペンと水彩画で綴ったシルクロード。西安の街並みなど、何度見てもその力強いタッチに魅了される。 画材としては高価な岩絵の具、そのターコイズブルーは宇宙の奥底までも深い空だ。そこに金粉をちりばめ、熱い心の内をほとばしらせる。それは単に綺麗と言う言葉だけでは言い表せない何か深い彼の思いが込められている。 それぞれの絵画には彼の命が息吹いていた。 ![]() そのミュージアムの売店で買ってきたポストカードと手帳。向かって左上にあるのが手帳。中のノートは差し替え可能だ。このような美術館巡りの時に中で書きながら見て歩くときに使おうと思う。 ![]() ハーバーその1 番外編として琵琶湖の景色を。 ![]() ハーバーその2 ![]() ハーバーその3 あまりいい天気とは言えない日だったのでそれほど綺麗な光景でもないが、雲の切れ間から時折射し込む陽射しが綺麗だ。 ![]() スクリュー ![]() ボートその1 ![]() ボートその2 展示場には売り物のボートがたくさん。この不況もあって、人影は皆無。 ![]() 湖岸沿いの道路は凄い早さでロードレーサーが駆け抜けていった。 ![]() 車窓その1 ![]() 車窓その2 帰りは琵琶湖大橋を歩いて渡ろうと思ったのだが、さすがに疲れてバスにしようと思い美術館のエントランスで時刻を尋ねると、ちょうどジャストタイム!滑り込んできたバスで最寄りのJRまで運んでくれた。 バスの車窓からは多分いつもと変わらない光景が続いている。しかし画伯が亡くなった今、次に再び観賞しに来たときも、どこか満たされない気持ちにさせられる湖面の輝きだった。 ![]() カフェ&ランチ シェヘラザード ここまで来たら、絶対に行こうと思っていたレストラン。琵琶湖大橋の袂にあるヤンマー・マリーナ内のフレンチ・レストラン。一人でレストランに入ることは滅多にないが、ここは何回か女友達と来たことがあるので勝手がしれているのだ。 ![]() 今彼女は家庭の事情で出かけることが出来ず、たまにメールを交わす程度になってしまった。 この時期、ちょうど感謝祭と言うことで、ランチ・ディナーともに割り引き料金になっていた。その中でオーダーしたのはパスタランチ。これが一番量的に少ないので、いつもこれを食べていた。ミートとパスタとオーダーして、時にはシェアしたりして。車で行くのでワインが飲めないのが玉に瑕だった。 ランチタイムが始まった直後だったので、まだ席は十分空いている。さあ、入ろう。 何名様でしょうか ひとりです(あぁ、寂しいなぁ^^;) 程なくイケメンのホールスタッフが席に案内してくれた。正面にハーバーが見える場所だ。テーブルに着くと、カトラリーの中に黒いシンプルで上品なお箸も一膳、置かれている。 ![]() 前菜 ![]() バゲット 料理を注文して待つこと数分。運ばれてきた前菜。鳥のテリーヌ。 お箸でどうぞ・・・ 野菜の下に、煮こごりが隠れていた。あっさりとした薄味が、鳥のうまみを引き出している。バゲットはぱりっとしている。中はふんわり・・・ ぱりぱりと皮が落ちるバゲットはとても美味しい。 ![]() クルミパン お代わりのパンが運ばれてきた。 もうひとつ、如何ですか。種類は違いますが・・・ いただきます(^-^) クルミがたっぷり入ったシンプルなパンだ。食事パンはシンプルなだけに、小麦の善し悪しが左右する。どちらのパンもまずはバターを付けずに食べてみる。もちろん、good。 ![]() カボチャのスープ 熱々の器でスープが運ばれてきた。見た目よりさっぱりとしたポタージュ。私にはこれくらいの濃さが好きだ。 ![]() ボンゴレ・ペスカトーレその1 メインのパスタ。湖畔でシーフードを食べると、湖畔が海辺に変わる。モンゴウイカがふわふわに柔らかい。トマトソースも酸味がぐっと抑えられている。ニンニクは入っているはずだが、嫌いな私でもわからないほどの風味に押さえられているのが嬉しい。あっさりとしたトマトソースがとても美味しい。 ![]() ボンゴレ・ペスカトーレその2 嬉しそうに写真を撮っていると、ホールスタッフのイケメンがお水をつぎ足しながら、にっこり。 ブログかなにかに載せるのですか(^^)/ はい、そうです(*^_^*) お店側としても宣伝になるのだ、嬉しそうにしても、絶対に嫌とは言わないだろう。 以前、友人とここによく来ていたんですが、最近来ていないし、 こちらへ来たら絶対にここへ来ようと思っていたんです それじゃあ、なぎさ公園には行かれましたか? はい、そこに行った帰りなんです。お昼になるのを待って、こちらに来ました。 ここのお食事が美味しいのを覚えていますから それを聞いた彼の笑顔。本当に嬉しそうだ。私もここへ来ることが出来て嬉しい。一人で入るようなお店ではないが、そうやって何回も話しかけてもらい、結構嬉しかったりして。 ![]() デザートの盛り合わせ ![]() デザートは6種類を少しずつ。やっぱりこれに限る。カシスのシャーベット、ココア生地スポンジのレアチーズはブルーベリーソースと生のブルーベリーの実がアクセント。プリンの上には香ばしいぱりぱりのキャラメリゼしたものが乗せてある。ちょっぴり感じる苦みが美味しい。小さなココットにはフルーツの盛り合わせにシロップがけ。マンゴームースにはマンゴーの角切りソース、チーズタルトには洋なしが焼き込んである。 例のホールスタッフの男性、私があまりにも嬉しそうに撮っているのが嬉しかったのか、撮りましょうかとも声をかけてもらったが、にっこりと阿修羅スマイルで断る。 ごちそうさまをしてレジに行くと、違う男性だったがふと顔を上げて例のスタッフと対応を交代する。テーブルの担当があるのだろうか。どちらにしろ、対応の良さとロケーション、お食事のおいしさでお気に入りのお店だ。 普段使いには少々お高めの料金だが、それでもまた行きたくなる。夜のロケーションはもっと綺麗だろう。その時はワインでも頂きたいものだ。バスと電車が使えるので、車でなくても大丈夫。堅田駅までタクシーを利用しても便利かと。 また、来なくちゃ(*^_^*) この後は、二つ目の目的地へと向かった。 この続きはまた今度。 ![]() 外見 ![]() ![]() ![]() ![]() クランベリーのベーグル レモンピールのベーグル アールグレイのマフィン 同志社大学が近くにあるという事もあり、学生の間では有名なようだ。 eze bleu 京都市上京区今出川通寺町西入大原口町212 カーサビアンカビル1F 営業時間 7:00~19:00 定休日 火、第三月曜 イートイン 不可 TEL/075-231-7077 ![]() 鴨の休憩 昨日の続きを。 内陸の盆地に位置する京都市はその中心を鴨川が流れているが、それでも水辺とは少しほど遠い。時々出かける琵琶湖は、その雄大な風景にほっとする。 河川なら中州で休憩するのだろうが、湖ではそうもいかなくて、このようなところで休憩しているのが面白い。 ![]() 鴨 ふ~む、何という鴨だろうか。ちらりと見える頭頂部の色から考えると、ヒドリガモ、だろうか。それとも胴体の羽の色から私の好きなオナガガモだろうか。いきなり飛び立ったので、浮かんでいる姿を見ていなかった。 ![]() ヒバリその1 普段スズメやセキレイ、ハトの類はよく見かけるが、ヒバリなど久し振りに見た。チチッと、甲高い声でさえずっているのを聞いて、やっとその姿を枯れ草の中から探し出した。 ![]() ヒバリその2 ![]() ヒバリその3 春の繁殖期に向けての巣作りだろうか、小さなくちばしにタンポポの綿毛の様なものをくわえていたり、ごく細い枯れ枝をくわえていたりと忙しそうだ。 ![]() ヒバリその4 湖岸沿いの散策路をぶらぶらして再び菜の花畑に帰ってくると、道ばたにたたずむ小さな姿・・・ ヒヨドリかと思ったが、やはりヒバリだ。湖水の向こうには比良山系、手前は菜の花畑、そのど真ん中に立つ私はきっと邪魔をして居るなあと気にしながら、ゆっくりとヒバリに近づく。そっとしゃがんで、じっとしててやと囁いた。しかしその向こうから人が歩いて来たため、何カットか撮った後飛び立っていった。 ![]() 菜の花その1 ![]() 菜の花その2 ![]() 菜の花その3 そろそろ次へ移動しようかと考え出すと陽射しが戻って私を引き留めようとする。だが、また来年もくればいいしと、やっと後ろ髪を引かれる思いを振り切って歩き出した。 ここからは徒歩でかなりの・・・でもないが、この周辺を移動する。行きたいところがあるのだ。 この続きはまた今度。 ![]() レモンピールと紅茶のクッキー ![]() レディグレイ 先日オレンジバージョンで焼いたクッキー。これをレモンで焼いてみてもと提案した責任を執って、ちょっと試してみた。 1)レモンピールと紅茶のクッキー 材料;直径5cmくらい 25個くらいかな 紅茶葉(トワイニングのレディグレイのティバッグ) 2個 薄力粉 220g バター 50g ショートニング 50g 砂糖 80g 卵 1個 レモンピール 1パック(30gくらい) ベーキングパウダー 小さじ1/2 作り方; ①バターとショートニングをクリーム状にして砂糖を2回に分けて入れ、よくすり混ぜる。溶き卵を3回に分けて入れ、その都度よく混ぜる。 ②レモンピールを刻み、小麦粉をまぶしておく。(混ぜたときにくっつかないようにしておくため) ③1に薄力粉・ベーキングパウダー・茶葉・レモンピールを入れてさっくり混ぜてひとまとまりにする。厚さ4mm程度に麺棒で伸して、冷蔵庫で1時間以上しっかり休ませる。 ④型で抜いて、170℃のオーブンで18分くらい焼く。焼き目を見ながら。 ショートニングを半分使ったので、とてもさっくりとした食感になっている。レモンピールは香りが強かったが、焼き菓子に入れるとそれほど強くなくなっていた。レモンの皮をすりおろして混ぜてもよかったか。 レディグレイはレモン風味の強い紅茶だが、ピールなしでも十分にいいようだ。 今回は型で抜いてみたが、面倒なら筒状にのばしてラップで包み、フリーザーで凍らせてスライスしてもよい。こっちの方が手軽。前日にたねを仕込むとか、保存しておいて食べたいときに切って焼くと言う手もある。 2)オートミールクッキー ![]() 基本 ![]() レーズンとクルミ入り これは私の中でも定番のクッキー。おちびの姪っ子たちも大好きなクッキーだ。いつも親子で争奪戦をするとか。 今回、基本と応用を。 材料;直径5cmくらいで50個くらい 薄力粉 150g オートミール 70g ベーキングパウダー 小さじ1 バター 75g ショートニング 75g 砂糖(出来れば三温糖かきび砂糖を) 80g 卵 1個 *応用でレーズン50gとクルミ30gを刻んでおく。 ま、てきとーに。好みの量を。 作り方; ①バターとショートニングをクリーム状にして、砂糖を2回に分けて入れ、その都度よくすり混ぜる。溶き卵を3回に分けて入れ、その都度よく混ぜる。 ②薄力粉・オートミール・刻んだレーズンとクルミを入れ、冷蔵庫で1時間以上(半日でもいい)寝かせ、大さじ1/2くらいの量を丸めて天板に置き、指でぎゅっと押しつぶす。 ![]() くっついてくるので、時々指をお水で濡らしながらやるとやりやすい。 ③180℃のオーブンで16から18分くらいを目安に。 混ぜるだけの簡単クッキー。さくさくで、こちらも手が止まらなくなるほどのクッキー。ま、お試しあれ。 ![]() 菜の花その1 この画像が撮りたくて仕方なかった。今年こそはと計画していたが、体調を崩してあえなくボツ・・・ ようやく行けたのは昨日のことだった。菜の花もそろそろ終わりだと観光協会のサイトにもアップされていたが、それ以上に急がねばと思っていたのが雪。本当にぎりぎりかと。 3回シリーズくらいでご紹介をしようと思う。 ![]() 菜の花その2 ![]() 菜の花その3 いつものように当日の朝になってからふと、思い立って出かけた。バスの時刻だけはチェックして、後は成り行き任せの電車の旅だ。ちょうどいいタイミングで新快速に乗る。そこそこ混み合っていたが、席にも座ることが出来た。守山を降りてバスの乗り継ぎが時間もないがと心配したが、調べておいた時刻より5分遅くて、これもすごくいいタイミング。 なぎさ公園の場所はよく知っている。すぐ側にあったわんわん王国が潰れてpieriもりやまと言う、大型ショッピングモールになったのも知っている。だが見たのは初めて。本当に広そうだ。西大路五条のイオンモール京都ハナとどちらが大きいだろう。スポーツセンターもあるこちらの方が広いかもしれない。 そう思っていると、バスは敷地内へ。バス亭が横付けになっていた。 ![]() 菜の花その4 ![]() 菜の花その5 バスを降りると途端に菜の花の香りがする。もう終わりがけの花だが、まだ香りもしっかりと残っていた。 季節的にはもう終盤のせいか、訪れている人は少ない。駐車している車も思ったより少ない。と、思っていたのは初めだけで、9時半に到着した私の後から次々に散策に訪れる人がひっきりなしだ。畑の途中に時折ひょっこり頭が覗くのは何かと思えば、それは数人の座って写生をしている人たちだった。 ![]() 菜の花その6 この日は晴れると言っていたが、結構雲が出やすく、あっと思うまもなく陽が陰ったり陽射しが射し込んだりと、忙しい天気。タイミングをどれだけ逃したか。周りの年配のおじさんも、じっと待っている。シャッター音からフィルムらしきカメラを使って居る人もあったようで、なおのこと切るのに躊躇する。 グループで、多分写真教室の人たちだろう、これも年配の人たちが指導を受けながらシャッターを切っている。 ![]() 菜の花その7 陽が射せば随分と暖かい。しかし陽が陰り比叡山からの吹き下ろす風が当たるとかなり寒さが堪える。忙しい天気だ。それでも散策には気持ちのよい朝で、着込んでいれば寒さもさほど気にならない。じっとしているから寒いのであって、自転車を走らせている人には気持ちのよい風だろう。 ![]() 琵琶湖大橋 ここからはすぐ左手に琵琶湖大橋が臨める。ここへ来るのに橋を渡って堅田から来た方が近かったのだが、守山駅で観光地図でももらおうかと思っていた。結局時間もなく、そのまま来てしまった。帰りはこちらを回ろうと思う。 ![]() びわこタワー その西側には、すでに廃墟となった遊園地、びわこタワーがまだその姿を留めている。遠目に見るとまだ回っているように見えるが、側で見るとサビなどが浮き、全盛期の栄光が悲しく見える。 さあ、ランチに行って、次の目的地へ行こうか。 この続きはまた今度。 ![]() 柳 祇園白川というと、私にはやはりこの柳が一番。梅紀行なのにいの一番に撮ったのがこの柳。春になって、青々した葉が茂り出す頃がもっと好きだ。 空はちょうど真っ青に晴れ上がり、素晴らしいロケーションを見せてくれた。 ![]() 白梅前の白梅(う~ん、しゃれではないのだが) 白川に咲くこの白梅は、剪定もしっかりとして手入れは行き届いているのだが、悲しいことに樹勢が衰えてきている。今年も咲き始めたが、悲しいほど花数が少ないのだ。梅に寄生する苔のたぐいもそれほど目立たないのだが、花の付き方に衰えが見える。樹医には診てもらっているのだろうか。 ![]() メジロ だがメジロには関係ないことのようで、この時もひっきりなしにメジロがやってきては甘い梅の香りを飛び散らせながら蜜を吸う姿が見られた。 ![]() 白梅 ![]() 紅梅その1 ![]() 紅梅その2 次の場所に移動する途中に、祇園の料亭梅の井がある。その店先の枝垂れ梅は見事だ。もちろん、お料理も見事だが、悲しいが入ったことがない。このようなところは、やはり殿方にエスコートされていくところだと思っている。誰か誘ってくれないものかと、店先でしばし見入ってしまった。 この続きはまた今度。 ![]() ねこその1 ところで、今日の私は少々落ち込んでいる。それというのもお昼に歯科の予約が入っていたのに、すっかり忘れてすっぽかしてしまったのだ。いや、予約時刻を間違えただけ。そろそろやしと、時間を確かめると・・・ がぁ~ん・・・(T_T) とうの昔に過ぎてしまっていた。実はこれが初めてではないのだ。前の時は30分勘違いして遅れかけたことがある。 いや、今日の予約は変更してもらったために、前回の時刻と間違えたのだ。本当は先々週の金曜日に予約が入っていた。しかしその日、私は体調を崩して病院に行っていた。 ![]() ねこその2 先々週の木曜日のことだ。私の職場は研修生や学生の見学も受け入れているのだが、この日も事業を立ち上げるために大阪から10名あまりの人が見学に来ていた。仕事をこなしながらたくさんの説明をし、たくさんの質問攻めに遭った。実際、この仕事を立ち上げた時のことは、前任の主任から聞いただけで直接は関わっていない。私はこの業務が始まったときから時々入っていただけだったから。結局常勤を辞めてからも関わることになったのも、この特殊業務に入れる人が移動によってほとんど居なくなってしまったからなのだ。 だから現在一番詳しいのが自分だけになってしまった。当時からのスタッフで業務に入れる人は、今ではあと二人しかいない。そんな中で見学者の質問攻めに対して多くの返答をしたが、そのやりとりを聞いていたスタッフは、素晴らしいと褒めてくれた。 ははは・・・ ありがと(^^; 見学者が来るというのは当日の朝に知らされた。同僚の○きーはもちろん説明はするが、直接関わるのは私。私の仕事がメインになる技術者たちだ。わかっていれば資料も揃えていたのにと、終わってから資料のコピーを捜したり、私が作ったマニュアルをフロッピーに落として保存しておいたものがあるので、それを急遽貸し出すことにしたりと、誠に忙しかったのだ。そのフロッピーは一昨日、出入りの業者を通じて返却されてきた。このようなもので役に立っただろうかと心配していたのだが、業者さんの彼は、彼女らはとても喜んでいたと教えてくれた。それを聞いてほっとした。 まあ、それはよしとして、先々週仕事を終えて報告の入力作業を行うと、終業時刻はすっかり過ぎている。超勤しても手当ても付かない。それでも喜んで帰っていた彼女たちの姿を思い出すと、疲れも吹っ飛んだが、どうも身体がだるい。しゃべるのも実は億劫なほどにしんどかった。そのうち悪寒が背中に走る・・・ まずいわ・・・熱が上がる・・・ 案の定、その晩から熱が出た。ちょうど翌日が一日赤の定期受診の日だったのが幸いした。朝からは右の腰もひどく痛む。間違いなしに結石が悪さを始めていた。痛みの場所は少しずつ下がって行く。うまくいけば落ちるか? 期待しながら日赤へ。レントゲン写真を撮って診察を待った。 お久しぶりやね、調子はどうや?(*^_^*) あかんわ。昨日から熱がでてん・・・ PCの画面を見ていた主治医が言う。 なあ、阿修羅王さん。右の腰、痛くないか? うん、痛いわ。ちょうど骨盤のすぐ上くらいに下がってきてる そうやろなぁ、ここに石みたいなのが映ってるわ。ちょっとエコー撮ろうか エコーでは幸い腎臓は腫れていなかった。腫れる(水腎)と言うことは石が尿管に詰まって出なくなると言うこと。一昨年水腎を起こして腎臓の一部がが潰れた・・・ なあ、悪いけど採血さしてくれへんか、ちょっと気になるんや うん、ええよ。どうも悪そうやわ ![]() ねこその3 と言うわけで採血と検尿の結果、腎盂腎炎を起こしていたと言うわけだ。この感染症を馬鹿にしてはいけない。長く腎結石を患っている私は話しに聞いている。腎臓の感染から敗血症を起こし、最悪の場合には透析になることもあるとか。くわばらくわばら・・・ 普段は使わない検査室のベッドでいつものように抗生剤の点滴を受けていると、外来の師長だろうか、すっかり顔なじみになったナースが駆けつけてきた。病院で顔なじみもなんだが、こうして気にかけてくれる人がいるというのは、本当にありがたいことだ。 こうして点滴をして大きな錠剤の抗生物質を出してもらい、帰宅した。すっかり熱が下がったのはそれから2日ほど経ってからだった。 その外来受診していた日が、歯科の予約だったのだ。いつ終われるかわからなかったので、仕事から帰る途中にわざわざ立ち寄って変更してもらったと言うわけだ。なのに時刻を間違えた・・・ 情けない気持ちと、すっぽかした恥ずかしさでしばらく呆然。ようやく気を取り直して電話を入れたのは夕方近くだった。 この次は忘れないように、カレンダーに大きく印を付けた。 ![]() カフェバッグ ふむ、いつだっただろう。確か昨日のことだ。いつもBGMに流して聞いているαステーション。その番組で映画の紹介をしていた。この週末から公開になる、「恋するベーカリー」 聞いているだけでベーカリーshopのいい匂いが香ってくるようだったが、恋愛映画。いや、映画はそっちのけでベーカリーshop巡りがしたいなと思いながら応募したカフェバッグ。めでたくゲットすることができた。 そのバッグが今日、届いた。色は見ての通り、カフェオレ色。クロワッサンの飾りも付いている。縦21cm 横29cm マチはたっぷり。このバッグを持って、是非ともベーカリーshop巡りをしよう。 ![]() 本堂前の枝垂れ梅 智恵光院の枝垂れ梅が見たくて出かけたものの、ちょっとまだ早かった。折角寒い中出かけたので、少しだけ。 ![]() 枝垂れ紅梅その1 ![]() 枝垂れ紅梅その2 ![]() 枝垂れ紅梅その3 梅の中でも、ピンク色の枝垂れ梅がとても好きな私。まだようやく咲き出したばかりなのにうろうろしている怪しげな私を、お墓掃除をされていたお寺の方は、いぶかしげに時折こちらをちらりと・・・ まあ、いいではないか。近くまで行くとふわっと、かすかに梅香が鼻をくすぐる。 ![]() 枝垂れ紅梅その4 ![]() 水仙 早春の香りは梅花だけではなく、水仙の香りも胸一杯に吸ってきた。 時期を見計らって、また行こう。 ![]() ![]() 今日のおまけはこれ。この帰り道、カラスが騒いでいるのが目に入った。ゴミでも拾ってきて突いているのかと見てみると、それはキジバトの死骸だった。攻撃性のあるカラスが襲ったのか、弱っているところを攻撃したのか、その辺りは定かではないが、自然の摂理の厳しさを垣間見た。 ある意味、人間もいつかは淘汰されていくのだろうか。むやみに生きながらえさせられるのを、私は好まない。しばらくは悪あがきをするだろうが、自分の人生の終焉は、静かに受け入れたいと思う。善意を多く集めてそれで寿命を全うできたらいいが、そうはいくまい。ゆがめた寿命なのだから、私は拒否する。もしもおのれの家族にそのような事態に陥ったものがいても、善意など要らない。 あちこちで募金をしているのを見かけるが、本当にその目的に使われているのだろうかと疑うこともある。実際その手の詐欺もあると言うから。 こんなことを考える私は、絶対に極楽には行けないだろうなあ・・・。 ![]() 長らく続いた雪紀行も今回で最後となった。年々暖冬化している昨今、雪景色を撮るのが難しくなった。少し地方に出ればいくらでもあるのだろうが、やはり住まいしている市内にこだわりたい。 さあ、先日の続きを。 ![]() 光る松 ![]() 空 詩仙堂を出る頃には、眩しいほどの蒼穹が広がっていた。みるみるうちに雪を融かし、地表を暖めていく。だが、ひんやりとした風はすこぶる心地よい。 ![]() 額縁その1 ![]() 額縁その2 圓光寺にはすでに人影が。先ほど詩仙堂でご一緒した方々数名。みな、考えることは同じなのだ。この後からも続々と、この雪景色を求めて人が集まる。決して大きな声も出さず、静かに観賞する。時折野鳥のさえずりと、じっと耳を澄ませると、雪解けのしずくが落ちるごくごく静かな響き・・・ 赤い毛氈に座ってお庭を眺めると、俗世のことなどすべて忘れてしまいそうだ。 ![]() 庭園その1 ![]() 庭園その2 ![]() 庭園その3 夏に訪れたとき、赤紫のサルスベリが満開だった。その光景はこの雪景色からは想像も出来ない。ただ、苔の緑だけはいつもと同じ、美しい絨毯だ。 ![]() 鐘楼 多くの人がお庭を堪能している中で、ひとり、奥へと上がっていった。この鐘楼の上からの眺めがちょっと好きなのだ。紅葉がかかる光景も趣がある。 さて、そろそろ行かないと時間に遅れる。大事な用事なのだから。そんなときに撮影に出るか、と言われそうでもあるが・・・ ![]() また来て下さいね(*^_^*) 後ろから可愛い声が聞こえてきた。雪帽子を被ったお地蔵さまだった。 うん、また来るわね。待っててや(*^_^*) ![]() ヒヨドリ ![]() スズメ 約束の場所へ向かうバス亭。その側では雪がまばらに積もった田んぼで、野鳥が寒そうに餌を探していた。 ![]() 興臨院 勅使門 普段は公開していない興臨院。現在冬の特別拝観を行っている。出かけたのがちょうど土曜日で、運がよかった。土・日・祝日のみの拝観だ。 ![]() 興臨院庭園その1 ![]() 興臨院庭園その2 特別拝観と言うことで、協賛の京都スカイ観光ガイド協会が案内をしてくれる。素晴らしいふすま絵などもあるが、撮影禁止なのでそれは紹介できない。小さな趣のある茶室もあり、こちらは撮影OK。と、言いながらストロボを焚かないと撮れないほど暗かったので、これもパス。 石庭には檜皮の切れ端が飛んできている。隣の瑞宝院では屋根の葺き替え工事を行っていて、それが強い風で飛ばされてくるのだろう。公開しているお寺だが、その工事のため、現在拝観できない。そう言うここも近々葺き替え工事をするので、今回が今年度最後の拝観となる。工事は今月末から来年3月末までとなる。その時には本堂は新しい屋根になっているので、春の特別拝観があるかもしれないので楽しみだ。 ![]() 河津桜その1 ![]() 河津桜その2 茶室に向かう廊下の側に、手水鉢がある。折からの寒さで竹筒からの水は凍っていたが、鉢にはたくさんの桜の枝が・・・ 河津桜や(^-^)/ よくご存じですね。届いたばかりだそうです。毎日奥さまがお花を生けられるのですよ 外は時折雪が吹き付ける寒い冬空。ピンクの桜は目を奪うほどの鮮やかさだった。 ![]() 三門(金毛閣)その1 ![]() 三門(金毛閣)その2 千利休はこの門の上に己の像を置いた。それがために切腹をさせられるきっかけになってしまったわけだが、風格のあるこの門は素晴らしい。お寺に神社のような朱塗りというのもどうも似つかわしくないと思うのだが。 ![]() 今日のおまけはこれ。いつも利用している某調剤薬局のカウンターにあったおひな様。ついこの間節分があって、昨日バレンタインデイが終わったところで、既に桃の節句だ。 ![]() 老梅関その1 前日からの雪がまだ降り続いたこの朝、私には大事な用事があったのだが、どうしても出かけたい。幸い用事は11時と、少し余裕がある。 さあ、出かけよう。 ![]() 庭園その1 ![]() 庭園その2 9時の開門に合わせて行ったのだが、既にひと組のご夫婦の先客があった。私より一回りくらい年配だろうか。ご主人は写真が撮りたくて仕方ないという風情で、奥さんは仕方なしに付いてきた・・・ そんな感じだった。 その後に、男性がひとり。こちらは私より、少しだけ年上の様子。 ![]() 庭園その3 みんな無言で、しかし場所を譲りながら楽しんでいた。奥さんはあちこち見て回る。ご主人と男性ひとりが情報交換を始めた。梅の開花だ。前日天神さんへ出かけていた私は梅の開花状況を告げた。ふたりとも少しがっかりしたようだった。他の情報を知りたかったのだが、彼らは二人だけで話し始める。ご主人の方が、どうも私に気兼ねしたようだ。奥さんよりどう見ても年下・・・ 私は情報だけ聞けたらそれでよかったのに、残念だ。焼き餅を焼かなくてもいいのに。 ![]() 障子 ![]() 老梅関その2(内側から臨む) 是非とも見てみたかった詩仙堂の雪景色。雪は止み、陽が射してくる。とても綺麗だった。他の季節より、一番綺麗ではないかと思う。雪の次は初夏が好きだ。 ![]() 庭園その4 ![]() 庭園その5 雪が積もっているため、庭園には一旦外へ出て、石垣沿いに入っていく。その光景は見慣れている景色とは大きく異なり、幻想的でもあった。 ![]() 詫び助け 暖かな陽射しは、あっという間に雪を溶かしていく。眩しい中の詫び助け。私の好きな花だ。そして忘れられない花でもある。亡くなった叔母は、この花が大好きだった。 なぁ、おばちゃん。見てる?綺麗やで・・・ ![]() ブラウニー 明日はバレンタインデー。洋菓子協会が作り上げたチョコレートの日。特に高価なゴディバなんかあほらしい。高価なものを贈れば格が上がるとでも思っているのだろうか。 しかしばかばかしいと思いながら、堂々とハンドメイドのお菓子を差し上げることができる、ありがたい日だ。 私はチョコレートやココアがそれほど好きではない。ココアを使うお菓子など、年に1回、この時だけだ。焼く匂いが部屋にこもると、頭が痛くなる。だからこの時だけしか作らない。手元に届いた方は、幸いだ。 では、ブラウニーの作り方を。 材料;20CMのスクエア型2個分(1個なら半量で) バター 200g ビターチョコ 200g(市販の板チョコ4枚でOK 私はいつもそうする)明治のブラックがお気に入り 卵 4個(常温に戻しておく) 砂糖 200g 蜂蜜 100g 薄力粉 200g ベーキングパウダー 小さじ1 純ココア 大さじ3 ドライフルーツ 100g(ラム酒付けならなおよろし) ラム酒 大さじ1 作り方;さあ、気合を入れて行きます。そう言いながら、混ぜるだけなので簡単。 ①バターとビターチョコを耐熱容器に一緒に入れて、レンジで溶かす。この分量で2分半くらい。切っておくともっと早いが。(冷たいバターを想定して) ②大きめのボールに卵を割り入れ、よくほぐす。砂糖、蜂蜜を入れてよーく混ぜる。重くなるので頑張れ。 ③2に1を少しずつ入れてよーく混ぜる。そこにふるっておいた粉類を入れ、さっくりと混ぜていく。ドライフルーツとラム酒も入れてよく混ぜる。 ④クックパーなどの紙を敷いたスクエア型に流し込み、底を叩いて空気を抜く。 ⑤180℃のオーブンで35分焼く。20分過ぎたところで、アルミホイルを被せて焦げないようにする。焼けたらラップなどを被せて表面が渇かないようにした上で、型のまま冷まして切り分ける。 焼きたてよりも、1日寝かせた方が味が落ち着く。保存も効く。 はい、お疲れさま。濃厚なチョコレート味だが、ココアが好きでない私でも癖になるおいしさだ。しっとりとさせるために蜂蜜を入れるのがミソ。中に入れるのは、今回は1年以上つけ込んだラムレーズンと、クランベリーなどの入ったミックスのドライフルーツを使用した。レーズンだけでも美味しいのだが、できればラムレーズンがベスト。なければラム酒でレーズンを煮ておいてもよろし。これにナッツ類を入れてもよろし。 濃厚なので飲み物はストレートの紅茶か、コーヒーでもストレートが合うと思う。切り分けてサービスするなら、粉砂糖を振ったり、甘さを抑えた生クリームを添えて。ミントなどのハーブか、ブルーベリーなどのベリーを1個か2個、ちょこっと飾ってみても。 私のお菓子の特徴は、計測が簡単なこと。1パックそのまま使ったり、切りのいい数字の分量だったり。50gとか100gとか。それが簡単にお菓子作りをするこつだと思う。 ![]() 参道 先日の雪の日、その続きを。 大徳寺は多くの塔頭を抱えているが、常時拝観できるのはごくわずか。現在冬の特別拝観を行っているお寺もある。今回はまず高桐院。 ![]() 南庭その1 玄関をくぐり、客殿の奥へと入ると、そこには額縁に納められたお庭が私を待っていた。小雪の舞う、寒い朝。時刻は既にお昼に近いが、訪れる人の姿もない。先客はすれ違いに帰って行った。 ![]() 南庭その2 ![]() 南庭その3 朝はもっと雪で真っ白だったという南庭。今は時折陽射しが射し込み、そこまで寒くはない。とてもすがすがしい空気が、静かな時間とともにゆっくりと過ぎている。 ![]() 南庭その4 ![]() 南庭その5 このお庭はJR東海が「そうだ、京都へ行こう」のポスターにも使われたお庭だ。書院の廊下には私のあこがれる写真家中田昭先生の写真も飾ってある。紅葉の頃のものだ。色目が少し赤っぽく、フィルターをいれたのかな、という感じにも見えたが、それでもとても綺麗な紅葉の写真だった。 ![]() 廊下のひかり ![]() 雪の苔庭 雲の切れ間からさっと陽射しが射し込む。廊下が銀色に光り、とても綺麗だった。しかしそれもつかの間、あっという間に陽はかげり、激しく雪が降り出した。 ![]() お薄とお菓子 くるくると目まぐるしく移り変わる雪のお庭。たくさんの表情で目を楽しませてくれるお庭を眺めながらの薄茶は、最高のお味だった。 ![]() 雪だるま 朝一番に誰かが作ったのだろう。目にも鮮やかな青竹の垣根に雪だるまがひとつ、参拝者を出迎えていた。 ![]() 聖護院その1 ![]() 聖護院その2 節分行事、最終回を。 懸想文を買った須賀神社のはす向かいが聖護院。ちょうど時刻が護摩焚きの時刻だったので、その足で聖護院へと入る。山伏たちは既に準備万端で休憩中で、それを見ながら会場へと入る。 だが、空いている場所がなくて、同師が座る正面の後ろの位置しかなかった。 ![]() 厄払いの矢を射る まず、鬼門の方向へ向かって矢を放つ。びゅん、と遙か上空へ向かって飛び去った。 ![]() 大護摩供その1 ![]() 大護摩供その2 ![]() 大護摩供その3 うずたかく積み上げられた檜の枝。それに火が付けられると、朦々とした煙が昇る。その煙で辺りが薄暗く感じるほどだ。時折強い風が吹き、観衆を襲う。煙たくはないが、目が痛い。 ![]() 大護摩供その4 ![]() 大護摩供その5 あれだけ威勢を保っていた煙も徐々に下火になる。暗かった空も、ようやく明るさを取り戻しつつあった。消えゆく炎と薄らいだ煙は今年の始まりを告げているかのようだった。 ![]() 矢 少し離れたところで荷物を片付けていると、年配の女性がしきりに屋根を見上げて捜し物・・・? ああ、あった。あそこだわ。 え?なんですか? 矢がね、あそこに引っかかっているんやわ。 風が吹いたら落ちてきそうにみえるけど、やっぱり無理かしらねぇ。 見ると、瓦の合間に緑色の矢尻が見えた。 ![]() 護真木神事その1 下鴨神社の続きを。 厄除けの福豆の豆まきが終わると、場所を移動して祈願を書いた護真木を焚く。年女・年男とともに、たわわちゃんも護真木を火にくべていた。 ![]() 護真木神事その2 ![]() 護真木神事その3 炎が上がりだしたとき、右手に脚立に乗った男性に気がついた。その横顔を見て、あ、と心で叫ぶ。間違いない、上賀茂に事務所を構える中田昭先生だった。今お仕事中なので、少し落ち着いたら声をかけさせて頂こうと見ると、既にそこに姿はなく、見渡したが、炎が小さくなった今、帰られたようだった。残念。いつぞやのメールでのアドバイスのお礼を言おうと思ったのだが。 ![]() 炎 ![]() 護真木神事その4 ![]() 退席する神職 ![]() けむりその1 ![]() けむりその2 ![]() 干支の焼き物 ![]() 七福神 ![]() 招き猫 あれだけ天を焦がすかのような紅蓮の炎が熾火のように小さくなったとき、隣で燃やしていたお守りなどはすでに灰になっていた。その脇では火のお守りをしていた消防団の男性たちが、その灰の中から燃え残った焼き物を拾い、脇に並べていた。 綺麗に彩色されていた面影はほとんどなく、灰で黒く汚れ、あるいは熱で割れ、干支の年が終わってどんど焼きに回された縁起物の置物・・・ 火の中から拾い出されたそれらは、もう見向きもされず誰にも注目されず、黙って座っていた。多くの人がその横を通っていくが、足元に視線を落とすこともない。過ぎてしまった刻には、振り向く余裕も情けもないようだ。 焼かれて無残な姿になっても、おのれの役目を遂行しようと健気に腕を上げている招き猫が、とても悲しそうに見えた。 ![]() 今日のおまけはこれ。奈良の小川で遊んでいたセグロセキレイ。 ![]() 懸想文売りその1 節分のイベントの紹介がすっかり遅くなってしまった。ぜひともお見せしたかったのが、この男性須賀神社の名物、日本でもここでしかないものを売る人。 ![]() 懸想文売りその2 明治くらい前は節分には神社で売られていたという懸想文。別にラブレターではない。中には和歌の書いた紙が入っている。これを人知れず隠し持っていると、願い事が叶うというもの。昔は美人になれるとか、簞笥の引き出しのお着物が増えて嫁入り道具に不自由しないとか、そんなおまじない。 現在この須賀神社でしか売っていないそうだ。昔からこのような姿で売り歩いていたそうだが、なにやら怪しげな雰囲気が祈願成就しそうにも思える。 ![]() 懸想文 ひとつ、下さいな(*^_^*) どうかあなたの願い事が叶いますように・・・ 求める人、みんなにそうやって売っていく。にこりともしない、低い声はなかなか渋かった・・・ ![]() 懸想文売りその3 今回もしっかり記念写真を。黄色いぴよと、黄色い水干姿がぴったりで・・・ ![]() 今日のおまけはこれ。多分、2日、3日の節分の時にだけ売り出されるであろう、ストラップ。ここは交通安全の神社なので、裏には交通安全と書いてあるが、懸想売りの姿がとても可愛い。とても小さくて、ほんの2cmあまり。ケータイに付けている。ちょっとレアもの気分で。 ![]() なで牛のお嬢さん うち、寒いねん・・・ 誰がお供えしたか、先日の豆まきのお豆がなで牛の前にそっと置かれていた。あの争奪戦で拾った大切な福豆を、こうやってみんなに福が来るようにとお供えする心遣いが嬉しい。 すっかりご無沙汰になってしまった先日の続きを。 吹雪いているかと思いきや、あっという間に晴れ間が覗く、そんな雪の日。 ![]() 白梅その1 ![]() 白梅その2 やっとつぼみがふくらみ始めたばかりの梅たちには、この大雪は辛そうだ。それを健気に耐えている。 ![]() 白梅その3 ![]() 白梅その4 ![]() 白梅その5 吹雪いていた雪が止んだ途端、空は澄んだブルーが広がっていた。 ところで、先日ここで繰り広げたおじさんとの攻防の結果を。何とか切り抜けた私は、一服するために茶店に入った。北野の長五郎餅は、週末だけ、この天神さんにお店を出す。 ![]() 薄茶と長五郎餅 ごちそうさまを言い気分も治って外に出ると、ばったり・・・ 目の前にあのおじさんが三脚に乗せたカメラとともに立っているではないか。それもにこにこしてこちらに手を振っている。 ああぁ・・・(T_T) こちらに手を振っているのに、無視していけるほど私は無慈悲でも無愛想でもない。顔は引きつり笑い、心は大泣きの気分でおじさんに手を振る。 また、会いましたね(泣; 会いたくなかったし・・・) ええの、撮れたか。ちょっとわしのを見てみぃ(^-^) いいえ、もうええですわ ![]() 提灯 ![]() 雲龍梅 彼は綺麗な丸い花びらが開いたばかりの紅梅を狙っていた。ちょうど右手奥から傾き始めた陽射しが射し込み始めていて、それが花びらにあたるのを待っているようだった。 これをな、大きく引き延ばしたのを見に来うへんか そう言って自宅に誘う。そのうち車で撮影に行かないかとも言い出した。これはまたえらいことになったと、内心脂汗がたらりたらり・・・私はヒキガエルではないがと思いながら、その脂で舌の滑りをよくして業務用満面の笑みで断った。 今から思えば、こういう時は反対に厳しい顔で断った方がいいのかとも思うが、そこまで悪そうなおじさんでもないので、仕事の顔にはなれない気の弱い私。傷つけないようにこの場を切り抜ける方法はないものかと、必死に知恵を絞りがまの油を絞る。こちらにも選ぶ権利があるというものだ。写真で一緒にお出かけして嬉しく思える方たちは、いつもの三婆姉さんたちは別として、最近顔を会わせた方数人。彼らとは一緒に撮影していても居心地がよかった。 ![]() 紅梅その1 幸い攻防を繰り広げている間に陽はかげり、冷たい風が吹き始めたのをきっかけに二人とも帰ることに落ち着いた。彼は自転車をすぐ側の西側の出入り口に停めていたのが幸いだった。茶店前の紅梅がお気に入りと言うことと、参道を通らずにすぐに境内へ入ることが出来るのがいいらしい。 よかった・・・(^_^;) 私はいつも正面に停める。こちらに停めた方がいいとは思っているが、神社仏閣はやはり正面から、というのが正論のように思うのだ。別れ際、だめ押しに彼が言う。また会いたいね、と。いいや、私はもう会いたくない。きっといつかまたどこかで彼とは出くわしてしまいそうに思う。そうならないように、お出かけにはくれぐれも注意を払わなければと思う今日この頃。 ![]() 紅梅その2 ![]() 茶店の提灯が風にあおられる さて、そろそろ次の場所へ移動したい。その前に少しだけ充電を、と言うことで・・・ ![]() 少し水分も欲しかったので、今回はお煎茶でのセットを注文。まずはお湯のみを両手で包んで手を暖める。寒くはないが、手が冷たい。 手も暖まり、一休みしたところで次へ移動しよう。 この続きはまた今度。 ![]() ![]() 今日のおまけはこれ。先日歩道を歩いていたら消防車のサイレン。今来た道を反対に走っていく。 え?なんやろ。火事なんてなかったのに・・・ ちょっとびっくりして戻ってみると、現在鴨川の堆積土砂を取り除いている作業場に集まっている。緊迫した空気はないし、けが人が出たようでもない。いったい何が起こっていたのだろう。 ![]() 続きがアップできていない記事がいくつかあるのだが、今日はさすがにこれだろう。昨夜遅くから降り出した雪は、京都を真っ白に化粧をした。 ![]() 白梅その1 ![]() 白梅その2 全く予想だにしていなかったので、朝になってからどこに行こうかと迷いに迷って、まずはここ。天神さんの梅園も始まったところだが、まだまだ3分咲き程度。しかし雪が降れば何分でも。 ![]() 白梅その3 ![]() 白梅その4 ここは先日、例のおじさんと遭遇したところだが、さすがに今日はいなかった。その代わりにいたのが高い脚立の上に立つ40代くらいの男性。 どこかで見かけたことがあるような・・・? ![]() 脚立のネームシールを見て納得。水野克比古先生の愛弟子さんで娘婿の秀比古先生だ。この癖のあるサインがとても好きだ。私もこんなネームシールが貼れるような写真家になれたらいいなぁと思うのだが・・・(無理っ) ![]() 三光門 早めに出かけたため、この時はまだ人影は少なく、宮司さんたちが雪かきに追われていた。また、熱心にお参りする人なども集まり始めていた。 ![]() ロウバイ ![]() 紅梅その1 ![]() 紅梅その2 今日のラストはこれ。私の好きなところ。様々なアングルでここは撮ってしまう、私のお気に入りの場所。 さて、節分行事もまだ残っているし、この後行った2カ所もアップしなければ。いつになることやら・・・気を長くしてお待ちあれ。 ![]() お稽古バッグ 本当はこんな記事を書いている場合でもないのだが。 ちょっと検索が多くなったので、バッグだけ紹介をしようと思う。そのうちまた靴袋や巾着袋の紹介もしていこう。まずはこのバッグ。この時期本屋さんには入園などで袋物の本がたくさん出回るが、なんとも使いにくいサイズだろう。あまり人には教えたくないが、ここに探しに来られた方だけにちょっとだけ秘訣を。 たいていが・・・ ああ、愚痴っていないで本題に入れって?はいはい。了解です。 お稽古バッグの作り方(リバーシブルタイプ→この方が縫い代の始末が楽だから) サイズ;35cmx45cm まち5cm 持ち手40cm 材料;生地はデニム・かつらぎ・ツイル・シャークスキンなど。 かつらぎは少し生地がごついので、慣れない方は一重で作る方がいいかも。 112cm幅くらいのもの50cmできっちり。余裕を見て60cmでいいが、縦縞の生地なら1m必要。 裏表で60cmずつ2種類。 アクリルテープ2.5cmのもの縫い代込みで88cm。アクセントにも使うなら1m。 パックになっている1.5mでも。 そして忘れてはいけないのがソーイングラベル。手芸店で可愛いものを。 シリーズで袋物に付けると、誰のかすぐわかってもらえる。手作りの強みでもある。 残った生地で、巾着も作ることが出来る。 さあ、制作に取りかかろう。 ①製図。面倒なので図面まで載せていないため、ここからは本なども参考にしていただきたいが、本体縦70cm横45cmにそれぞれ1cmの縫い代を付けて裁断する。ポケットは縦16cm横20cmにポケット口の縫い代3cm他1cmで裁断、これを二組。 ②持ち手のテープは40cmに縫いしろ2cmを付けて2本作る。バッグの横に出ている飾りテープは好きなサイズで。大体10cmを二つ折りで。 ![]() ③ポケットにソーイングラベルを付ける。このバッグは昨年親戚の女の子に作ってやったもので、ラベルはお兄ちゃんと色違いにした。 ![]() ④角のたたみ方は四角に折るより角を作る折り方の方が縫いやすい。これは必見でもあるからお勧めだ。ポケットを組み立てて縫い付ける。端から12cmの位置で、上から5cm。 ![]() ⑤持ち手をしつけする。一方の生地にしつけで留めておく。端から12cm。 ![]() こんな感じ。 ⑥持ち手が借り留めされた本体を中表に合わせ、持ち手側を端から端まで縫うが、片方の持ち手の間を縫い残す。縫い代はアイロンで割っておく。 ![]() (ひどい書き込み・・・) ![]() ⑦ちょっと理解しづらいが、同じ生地どおしを半分に折って、入れ口を中心にする。次に縫い残した脇を端から端まで縫う。飾りテープを挟むならこの時に。 ![]() ⑧それぞれ4カ所まちを作る。 ![]() ![]() ⑨さあ、ここからがミソ。底と底を合わせる。縫い代同士を合わせて、まちの縫い代の際をのところを縫い合わせる。これで袋がなかしろで外れなくなる。1cmを残して切り落とす。 ![]() こんな感じ。口で説明するって、難しいものだ。 ![]() ⑩さあ、ひっくり返そう。出て来たものを見て、感動するから。返し口をまつって形を整えたら、口をステッチして完成!どうもお疲れ様。 ポイント このバッグは小学校のお道具箱がすっぽり入る。 リバーシブルなので持ち手の色はそれを考慮する。 両方使えるので、二つ分が一度にできる。 親戚の子たちは、図書館の本をたんまり入れて持ち運びするのに重宝しているとか。 これまで何枚もこのバッグを作ったが、ひっくり返したその瞬間がたまらない。 これまで親戚の子や近所の子に頼まれて、いくつ縫っただろう。結構好評のバッグだ。 お母さま、あるいはおばあちゃま、参考にして下さいな。質問があればお気軽にコメントをどうぞ。 ちょっと追記 ![]() リクエスト、と言うほどでもないが、おまけで見せてしまおう。これが私のオリジナルラベル。とある京都の会社に注文して作ってもらっているが、さすがにこれはな・い・しょ。 そんなにいけずしたらあかんえ・・・ またまた追記 お道具箱というのは、おはじきなど、数の計算などに使う小道具が全部セットになっていて、入学時にもらうものだと思っていた。自分がそうだったから。細かいおはじきに、母がせっせと名前を書いてくれるのを、じっと見ていたのをまだ覚えている。やたらと大きな箱だった。 今お道具箱というと、自分で作るものなのだろうか。検索から探っていくとそんなのしか出てこない。みんなと同じにならないように作る、と。よくわからない時代に変わったものだと思った。 ![]() 追儺式その1 今日は節分、厄払いにだけは行ってこよう。たわわちゃんがやって来る下鴨神社で厄除けをしてきた。 ![]() 追儺式その2 弓をご奉仕して下さるのは、龍谷大と仏教大の弓道部の学生さんとか。四方の厄除けは師範の方だそうだ。 ![]() 追儺式その3 弓につがえた鏑矢は、ぶーんと低い音を立てて空高く飛び去った。 ![]() さすがに節分寒波が来ており、時折激しく小雪やあられが降る中の神事だった。だが、ここぞと言うときには雪は止み、真っ青な青天の空が覆う。どういうことだろう。これも信心の現れか。 ![]() それかが終わると豆まき。神職と年男、年女、そしてスペシャルゲストのたわわちゃん。年女の黄色いお着物と裃と袴すがただ。登場した途端に歓声があがる。凄い人気者だ。市内の行事にはあちこち出没するが、この下鴨神社は特に多いように思う。 ![]() 私の後ろにいた若い女性ふたり、東京からたわわちゃんに逢いに来たとか。ネットで検索かけたら、ここだけヒットしたのでやってきたと話していた。 ![]() 豆をまきながらも、声がかかるとポーズをとり、手を振る。誠にサービス精神旺盛だ。でも、文句なしに可愛い。 ![]() 記念撮影に行かなくてはならないのに、やっぱりこうして写真に収まろうとしてくれる。 あれ・・・? ふと気がついたものがひとつ・・・ ![]() 京都タワーで売っているたわわちゃんのストラップだ。他にもいっぱいグッズがある。 バレンタインにはまた東京タワーのノッポン兄弟にチョコレートを送るのだろうか。ひこにゃんはこの3月が退職なので、きっと昨年以上にもらうのだろう。 ![]() さあ、今日の記念撮影だ。おっと、しまった。急いで撮ったらぴよではなくて、たわわちゃんにピンがあってしまった。 ![]() さあて、豆まきに行けなかった皆さまには、これで厄除けをどうぞ。どこの豆まきに行っても、必ずふたつ、みっつは拾ってくる私。案外小さい方がしゃがんで小回りがきくのがいいようだ。 どうか今年も皆さまには福がきますように。 この続きはまた今度。 ![]() ぼく、ぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。 みなさんは今日が何の日かご存じですか。知っていますよね。はい、節分です。節分は文字通り、季節の移行する日です。節分の翌日は立春です。寒中見舞いを出し損ねた方はいらっしゃいませんか。本日中に出して下さいね。 ![]() 生菓子 さて、茶道では季節のお菓子を大事にします。1日違いで大違いです。日が過ぎたばかりに、同じ月なのに欲しかったお菓子がなくて泣きを見たのは、何を隠そうあーちゃんです。ですから、最近はちょっと賢くなって、何日も早くに食べてしまいます。今日のおやつがそうです。 これはいつものお店、東山泉涌寺の音羽屋さんの節分のおまんじゅうです。鬼は外、福は内と言います。鬼の顔を象っているのですが、可愛いですね。赤い角と黄色い角。お顔の白いのはこしあん、赤鬼さんは粒あんです。上用まんじゅうの生地になっています。 あんまり可愛いので、ちょっと食べづらいですね。でも生地と餡が美味しいので、あっという間に食べちゃいました。えへへ・・・ ![]() おまんじゅうを包んでもらう間、あーちゃんは暖かいほうじ茶をごちそうになったそうです。この次にお出かけするときは、ぼくたちも一緒に行きたいなあと思います。 おねだりしてみようかな。 |