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![]() 真珠のピアス 真珠のイヤリングをピアスに仕立て直してもらうよう、近くの時計・宝飾店に依頼していたのができあがったので取りに行った。すこぶるいいできあがりに私もご機嫌。 実はフォーマル用の真珠のイヤリングとネックレス、先日イヤリングが使用中に落ちてしまった。床に落ちた音はしなかったのでバッグの中かと思ったがそうでもなく、困ったと大あわてで探す事になった。探せども見つからず、でも絶対に落ちてはいないしと最後にぴんと来たのが、襟元に結んでいるリボン。 ![]() あった・・・ リボンの輪の中に、ちょこんと座っていた。 以前から付けにくく、また、耳たぶの小さな私はイヤリングよりピアスの方が好きだった。今後このような心配をしなくてもいいように、リメイクに出したわけだ。ちょうど商店街の売り出しで例のヤモリのピアスを買ったところだったので、こんな風に仕立て直してと依頼した。 18金なので決して安い買い物ではなかったが、落とす心配を考えれば安いものだ。それに揺れるデザインがとても可愛いではないか?キャッチも弛んで落ちないようにとシリコンのカバーもついている。至れり尽くせり。 その支払いで、今日までの福引き券を10回分もらった。最終18時までで、この時すでに17時半を回っていた。 おじさん、残り物には福がありますか(^^)/ もちろん、ありますよ。まだお鍋セットがふたつも残ってるで・・・ それではとハンドルを回す。くじ運はいい方ではないが、下手な鉄砲のたとえで10回のうち9回目ででたのが・・・ ![]() がらんがらん・・・ 大当たりぃ~ で、でてきたのがこのお酒・・・ 大きく鳴らされた鐘の音に時計屋さんの奥さんが出てきて、一緒に喜んでくれる。 よかったわねぇ、このお酒美味しいのよ 当たったものの、飲めないお客さんからもらったらしい。思わずにんまりとして、ご機嫌で帰ってきた。 さあ、明日は何を肴に一杯やろうかと、今から楽しみだ。 ![]() チケットの半券 何かと気ぜわしい毎日。しかし時には博物館などで気分転換、もしくは芸術にどっぷりと浸りたくなる。そんな楽しみがこの正倉院展。正倉院展は、団体だとそれほど待たずに入れるのが嬉しい。昨年は平日にもかかわらず、恐ろしいほどの長蛇の列だった。2時間、3時間待ちがざらにあるとか。 あな、恐ろしや・・・ しかし今年はすぐ近くで、絶対に混雑するであろう阿修羅をメインに据えて展示を行っている。人気は二分するはず。いや、個人的には興福寺が圧勝すると思っている。なにしろガラスケースから出しての展示だ。おまけに長期出張からようやく帰ってくることができたから。 バスは順調に奈良市内へと入って、興福寺の駐車場に入る。そのすぐ隣が阿修羅の安置されている仮金堂だ。2010年に新しく金堂が建てられるようだ。基礎工事がすでにできていて、高く盛り上がった基礎には太い配線がでているのが見える。現在阿修羅を始め八部衆などは国宝館に納められていたが、今後はこちらに移されるのだろうか。 そんな事を考えながら、バスの添乗員さんがチケットをまとめて買ってくるのを待つ。いつの間にか目印の旗はツアー客のひとり、若い女性に手渡されている。このグループだとわかるように、旗にはなんと「ガチャピン」がぶら下がっているのだ。これなら間違えることもないだろう。以前にもあったそうだ。同じ旅行会社の、他のグループについて行ってしまった人が・・・ ![]() 仮金堂の鬼瓦 その旗もちをしている女性に道を尋ねているお客がいて、それを見ていた我々を含め、本人も大笑い。 そうこうしているうちに添乗員さんは帰ってきた。団体だからチケットを買うのも早かったが、個人だと何十人と並んでいる。しかし拝観の待ち時間は同じ。この時で45分。チケットに並んでいる人はもっと待たなくてはいけないわけだ。 チケットは正方形をしていた。下の角が入場の際に切り取られ、残ったのが五角形の形。鬼瓦の五芒星といい、なんの関係があるのだろうと思っていたら、阿修羅の高く上げている手の先を底辺に、ちょうど残った半券のような形で五芒星のラインが引けるそうだ。強力な仏教の守護神となった今、神秘的な力に守られているのだろう。 仮金堂の敷地には、行列が並ぶためのロープが幾重にも張ってある。その最後尾に向かってくねくねと進んだ。長く待つのかと思ったが、案外早く行列は進んで行った。いよいよ金堂に入る。 と、テレビだとここでCM。しかしそんな意地悪はしない。眩しい外から薄暗い照明だけの内部へ入ると、一瞬、目がくらむ。人の流れに沿って奥へ進むと、正面に巨大な金色の釈迦如来像が目に飛び込んできた。その前面に阿修羅は立っていた。ガラスケースの中ではなく、我々と同じ空気を吸って。 お香が焚かれていた。普段、京都の寺院で嗅ぐような甘い香りではなく、もっと洗練されたすっきりとした薫りだ。銘柄を訊いてくればよかったと、今少しだけ悔やんでいる。だが、自宅ではお香を焚くことはしないので、別によかったのだが。 ![]() 仮金堂屋根の鳩 阿修羅は、いつになく静かだった。いつも鋭い視線を向けていたが、今回は無常の表情だ。ガラスケースがそうさせていただけだったのだろうか。とても穏やかで、静かに前を見据えている。それとも今回は釈迦如来や薬王菩薩立像・薬上菩薩立像など、多くの仏像を従えているため、彼らを守護するという職務の中だからか。 反対側には少し高くなった通路がしつらえてあり、やや見下ろすように全体が見られる。狭い仮金堂は、押し合いへし合いの人間でごった返している。阿修羅はどんな気持ちでここに立っていたのだろう。俗な世界に生きる我々人間と、永遠の仏の命を得た彼らでは、流れる時間が異なる。 私の命が費えたとき、私はこの阿修羅の中に再び還っていくだろう。そのときに尋ねてみることにしよう。時間は永遠にあるのだ。 ![]() 桜の紅葉 外に出ると、一瞬眩暈がしそうだった。明るい陽射しに思わず立ちすくみ、目をふさぐ。 ああ、現実とはいかに虚しいものか・・・ いつまでもあそこにじっと立って、静かに語り合いたかった。 この続きはまた今度。 ユーザータグ【 興福寺阿修羅 】
![]() 正倉院展ポスター 今年も行ってきた正倉院展。最近の恒例になった。個人で行くと電車の乗り換えなど面倒なので、団体のバス旅行を申し込んでいる。今年はさらに興福寺にも行くツアーが企画されていたので、もちろん、即応募していた。 ![]() 興福寺のポスター 阿修羅像はここ1年、とても忙しかった。東京出張の後は九州まで行き、ようやく古巣に帰ってきたが、2010年金堂が建てられるのを記念してなのか、いつもは国宝館に安置されているのを、八部衆と一緒にガラスケースから出してもらい、仮金堂に安置されているのだ。こんな機会は絶対に滅多にないことだ。 これら2カ所を回ってきた。奈良公園を挟んで並んでいるので、今回ゆったりとしたタイムスケジュールで見ることができたのだ。そのレポートを明日から報告する予定だ。 ![]() 虫の三重奏 先日の続きを。 視力の悪い私は、PCに取り込んでから気がつく画像が結構ある。これもその一枚。蝶を撮ったつもりだったのに、よく見れば黄色いコスモスにナナホシテントウがいて、ミツバチもホバリングしていた。なんとも賑やかなことだ・・・ ミツバチはともかく、黄色の中に赤いテントウムシがいることくらい気がつかないのか。 ![]() テントウムシ あまりの小ささにトリミングした。テントウムシも案外動きが激しいのだ。ちょっと待ってと言っても、聞き入れてくれない。 ![]() ツマグロヒョウモンのプロポーズ 人目もはばからず、目的の彼女にアタック!成功するだろうか・・・ ![]() 蝶の求婚を心配してどうするのだろう・・・ 幸い、結果はよかったようで。 ![]() モンシロチョウ こちらは既にペアリング中だった。このままの姿で飛ぶのだが、飛びにくいことはないのかと、またいらぬ心配をする。 ![]() 今日のラストは鹿ヶ谷カボチャ。すっかり固くなっているので食べることはかなわないが、この状態で長期間の保存ができるので飾り物にされる。日本カボチャのお味は好き嫌いがあるが、ねっとりとした日本カボチャもそう悪くはない。 この続きはまた今度。 ![]() ![]() 久しぶりに明るい朝を迎えたような気がする。東の空が明るい。陽が射してきたかと思うまもなく、部屋の奥まで眩しくなった。 お出かけにはいい日和になりそうだが、今日は出勤。 ![]() ![]() お出かけはできなかったが、案外紅葉は身近でもあるものだ。もう入らなければいけない時刻だったが、職場の中庭で見事な紅葉を見つけて朝からご機嫌だった。 ![]() 半月と木星? 夕方、薄暗くなった空には、これも久しぶりに見た半月。その隣に輝く星。木星だろうか。急いで帰ったが、その頃には月は離れて行ってしまっていた。画面右下の小さな白い点がわかるだろうか。 ![]() 京都タワー ついでに、というとたわわちゃんに叱られそうだが、定番、夜の京都タワー。やっぱり綺麗だと思う。手持ちで撮るのも大変だったが・・・ ![]() コスモス 昨日の続きを。 この秋は3回植物園へと足を運んだ。最近は何かと出かける用事が多く、デスクワークが進んでいなくて少々・・・ どころかかなり焦っている私。先日大きなミスをしてしまい、それがかなり尾を引いているのだが、こうして写真の整理をしていると少しだけ気分も収まってくる。とはいえ、失敗を取り返すのは完全に無理・・・ ま、仕方ない。 ![]() 茶の花 お茶の花が秋から冬にかけて咲くことを知らない人は多いだろう。案外この花は甘い香りがする。ミツバチもこうして陽射しの暖かい日には、ひっきりなしにやってくる。 どこの飲料メーカーだったか、コカ・コーラだっただろうか。この花を使ったお茶をだしていた。ウェイトコントロールに、とキャッチフレーズになっていたが、本当だろうか。 ![]() ヨメナ 木陰でひっそりと咲いていたヨメナ。花の咲く前の、若い葉は食べられるそうだ。 ![]() アメジストセージ この濃い紫が大好きだ。花の柔らかい和毛も大好き。雨上がりや、早朝、朝露が花についているのもとても綺麗だ。コンデジではこの紫が出にくく、苦労する。あれも手軽に撮れるので好きなのに。 このアメジストセージを見るにつけ思い出す人がいる。リンク先の方なので面識はないが、この花が縁でリンクを張らせていただいた方だ。この春、引っ越しをしたあとから記事の更新がなく、いったいどうしてしまったのかと心配している。 ![]() シュウメイギク 本日ラストはシュウメイギク。この花もやはり白いのが一番好きだ。その次は淡いピンクの一重。 思いの外多かった植物園の写真。まだまだ続くがあと何回かかるか、またぼちぼち記事にしようと思う。この続きはまた今度。 ![]() 昨日はcannonの撮影会だった。会場は大阪万博記念公園。しかしながら今年もほかの大事な用事が被ってしまい、参加できず。 この時期になると検索で多くの方がお越しくださるのだが、昨年に引き続き大変申し訳ないと思う。10月の第3日曜が定例の開催日。ここからだと少々乗り換えも多く遠くになるが、それでも9時半の受付には十分に到着できるのだ。カメラが重たければ、先着順に5Dなどの機種で借用できるので、とても便利。望遠は自分で持って行けば荷物も楽ちん。 そうわかっているのに行けないこの辛さはいかほどか。念のため、今年のモデルさんを見てみた。まあ、こんなものか。きっと実際の方が綺麗だろう。 やっぱり惜しいことをした。 キャノン大撮影会 in 大阪 ![]() コスモスその1 昨日の続きを。 今年のコスモスの時期はもうおしまいだ。結局コスモスはここ、府立植物園北門だけだった。 写真を通じてこの植物園で知り合ったおじさんカメ小たちに、亀岡運動公園の「夢コスモス園」に誘われたが断った。彼らと一緒に撮影に出かけるのは、はじめは楽しかった。おしゃべりの好きなおじさんたちだし、おじさんの中に紅一点でかわいがられもした。 だが、写真の楽しさが増してくるに従い、彼らの行動が鬱陶しいものになっていったのだ。彼らの目的は写真もだが、たとえばこういったイベント会場での飲食。必ずビールがついてくる。飲食が嫌いなわけではないが、私は純粋に綺麗な一瞬を納めたいのだ。 この時期は毎週亀岡に出かける彼ら。今年はすべて断った。もう今後もつきあう気はない。時々一緒に出かける大阪の若い夫婦がいて、彼らからもこの間お誘いが来たが、丁重に断った。亀岡のコスモスは、広大な田んぼ一面に咲き誇っているが、一輪一輪に綺麗なものはあるにはある。しかし撮影にはいまいちロケーションも悪く、どちらかと言えば撮影より飲食ブースを含めてのお祭り気分を楽しむハイキングだろう。 初めて行った年は楽しかったが、花の品質のよい植物園の方が断然私の好み。大原のコスモスは亀岡とは全くの別格だ。それに田んぼのお花畑では蝶が来ないではないか。 この週末は亀岡祭り。多くの人で賑わっただろう。昨年はよい天候に恵まれたが、今年はちょっと・・・ 昨年行ったから今年はやめておこう、ちょっと時間もないし。昨年、ここの産直のお店で知り合った亀岡の鉾町のお宅を通じて、おじさんたちは行っているかもしれない。 おっと、つい日頃のストレスか、愚痴が多くなってしまった。 ![]() コスモスその2 満開のコスモスのプランター。その間には写生をする小学生や年配の男女。ちらっとのぞき見をさせていただいたが(お行儀が悪いなあ・・・)、みんな上手だ。こんなに描けたらいいなあと、無い物ねだり。中高生の頃は絵も描いていたのだが、才能のなさに嫌気がさした。絵を描くのはとても好きだったが、いいものは残せなかった。 ![]() ミツバチ 私の好きなコスモスの色は白。その次が淡いピンクに縁が濃いピンク。最近は黄緑のかかった黄色や淡い杏色があって、そちらも捨てがたい。デザインの凝ったものはそれほど好きではない。ぱっと見た目は驚くが、インパクトが過ぎると少しくどく感じる。上品なシンプルさが一番かと。 ![]() オオスカシバ 蝶ではないが吸蜜に来る虫の中で結構好きな生き物だ。これはスズメガの仲間。とてもかわいいのに幼虫は大きくて怖い・・・ とてもではないが直視できないほどに巨大な青虫だ。クチナシの葉につくあれと言えばわかるだろうか・・・ どうもあれらしい・・・(大汗;) 昆虫が好きなのにどうも軟体系になるとだめな私。よくもまあそれで昆虫の写真を撮りにでかけることだ。我ながら呆れる。 ![]() スズメバチの巣 ちょっと危険だが、スズメバチの方が私はよほど好きだ。 今回の植物園もあと1回、ことによればあと2回ほど出したいと思う。 この続きはまた今度。 ![]() ツマグロヒョウモン 昨日の続きを。 この時、まだシオンが盛りの時だった。蝶をはじめ、多くの虫たちが集まってくる。 ![]() ベニシジミ ありふれた蝶だが、シジミチョウのなかでもやや大型のためとても目立つ。 ![]() アオスジアゲハ 動きの速いこの蝶は、あっという間に飛び立ってしまう。偶然写真に収まった飛び立つ瞬間。 ![]() モンシロチョウその1 同じく飛び立った瞬間のモンシロチョウ。 ![]() モンシロチョウその2 ![]() アカタテハ タテハチョウ科の仲間は、羽の半円形の切り込みが綺麗だ。縁を白く覆って、とてもおしゃれだと思う。 この続きはまた今度。 ![]() アメリカヅタ 今日のおまけはこれ。植物園北側にそびえる、エノキに宿り木したアメリカヅタ。いち早く紅葉していた。今朝の新聞記事も出ていたが、これはもっと早く、21日に撮ったものだ。植物園でも自慢の蔦だ。 ![]() うっかりバナナを買い込んでしまった。頂き物の中に、バナナが一房あったのを忘れていたのだ。バナナがふた房・・・ ちょっと多すぎるわね・・・ ということでバナナマフィンを作ることになった。お使いものでマフィンを作っておくからと、約束もあったので。 バナナマフィンの作り方(小振りのマフィンカップ10個) 材料;バナナ 大2本(実質200gくらい) ホットケーキミックス 200g(個包パックひとつ) バター 50g 植物油 50g(今回は味の素の健康サララを使用) 卵 M or L 2個 砂糖 80g バニラエッセンス 少々 *応用で今回はドライクランベリーを30g 他にレーズンなどのドライフルーツをお好みで 作り方; ①バターをレンジで溶かして植物油と合わせる。そこに砂糖を3回に分けて入れ、その都度よーく撹拌する。 ②卵を溶いて3回に分けて①ボールに入れ、その都度よーく撹拌して、バニラエッセンスをふた振りほどてきとーにふりふり・・・ ③バナナは皮をむいたらそのままフォークで潰して入れる。汚れ物を増やさなくてもよろし・・・ ④ドライフルーツは湯通しして水分をペーパータオルでとってから一緒に混ぜる。 ⑤ホットケーキミックスを入れてさっくりと混ぜる。 ⑥カップに均等に入れて、180℃のオーブンで22分、表面にうっすらと焼き色ができたら焼き上がり。 バナナの甘みと香りが優しいマフィンだ。焼きたてのまだ暖かいうちにどうぞ。 普段はバターonly、もしくはケーキ用マーガリンを使うが、やはりバターの風味には勝てない。そこで健康志向のためサラダ油を半分使ってみた。お味は上場。これからはこのレシピでいこう。 ユーザータグ【 マフィンの作り方 】
![]() キアゲハ 早く記事にしないと季節が移ろう。しばらく秋爛漫の府立植物園から、大好きな蝶をお送りしよう。 ![]() アオスジアゲハ この蝶は動きが激しく、なかなかシャッターチャンスをくれないが、その分、撮れたときは嬉しいものだ。名前の由来の、このオパールのようなアクアマリンが美しい。 ![]() ウスキシロチョウ もともと奄美や北九州などの暖かい所にいるらしいが、最近は普通のキチョウより見かけることがおおいように思うが、私の思い違いだろうか。 ![]() キタテハ ギザギザの羽が特徴的な蝶。羽をたたむと枯れ葉にしか見えない。 ![]() ベニシジミ シジミチョウの中でもやや大型。 ![]() トノサマガエル 蝶ではないが、ひょっこり顔を覗かせたトノサマガエル。カエルのまったりとした目つきが面白い。 すでに秋は本番を迎えようとしているが、紅葉はなだまだ。それまで初秋の陽射しを楽しもう。この続きはまた今度。 ![]() 今日のおまけはこれ。とある日、京都駅まで出かけた時に見たひとコマ。駅ビルの窓掃除中。 ![]() 青もみじの三門 ここ数日、わたくし事で忙しくしていた。撮り置いた画像がかなり貯まってしまったので、しばらくは脈絡もなく記事のアップを続けることにしよう。 ![]() わずかな紅葉 殆どがまだ色づいていなかったが、ところどころ、ほんの少しだけ恥ずかしそうに染めているもみじ・・・ 陽射しを少しでも多く浴びようとしているようだった。 ![]() 風鐸 屋根の端に下げられている風鐸がお気に入り。 ![]() 鬼瓦その1 ![]() 鬼瓦その2 ![]() 飾り瓦 唐獅子 最近の仏閣は改修工事を施工しているところも多く、ここ南禅寺でも瓦が新しい。鬼瓦も面白く、魔よけとはいえ、こうしてみると結構可愛く見えるものだ。 ![]() 夕景 ![]() 夜景 今日のおまけはこれ。コンデジで撮った二枚。今日の夕景と夜景。帰りに見た夕景がとても綺麗だった。なのにその後ちょっと気分を害することがあって、夜の街に徘徊してきた。 ![]() 白沙壇 先日の続きを。 一日ではアップしきれなかった画像の残りをつらつらと・・・ ![]() 石橋 ![]() 鴨 ![]() 鳩 ![]() 社 気がつけば、あたりには誰もいなくなっていた。それもそのはず、まもなく閉門の時刻が迫っていた。 ![]() 北山杉 このときすでに17時になろうとしていた。放送がかかり、門が閉められることを告げている。なのに我々は最後にやっぱり庭を一回りしてから出ようと、ぐるりと一周。陽もかげりかなり暗くなっていた。 日中、あれだけ眩しく輝いていた太陽はすっかり傾き、最後の金色の光を北山杉の根元に当てていた。 ![]() 今日のおまけはこれ。スズメバチの巣。通勤途中の近道なのだが、いつの間にか囲いがしてあったのだ。あれから3週間ほどだろうか、ようやく囲いが外された。きっと作りかけで放置されたのだろう。こんな人通りの多いところに巣をかけるなどと、よほど住宅事情が悪いのだろう。蜂もたいへんだ。 ![]() ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。ちょっとご無沙汰してしてしまいました。それというのもあーちゃんが忙しくしているからなのです。 いいえ、お遊びではないのです。お仕事の合間にあちこち出かけています。お勉強もそのせいで遅れがちだと嘆いています。でもぼくたちには何もしてあげられません。せいぜい一緒におやつを食べて、遊んであげる・・・くらい・・・です・・・? pi・・・ その忙しい合間にあーちゃんがdocomoに出かけた時に、お土産を買ってきてくれました。オレンジのクロワッサンです。 このお店のオーナーの女性は、東山の女坂、イタリアン・レストランの「イル・パッパラルド」でパン職人の修行をしてお店をひらきました。大きな石窯でパンを焼きます。 あーちゃんがこちらに引っ越す前からこのお店は知っていたそうです。実際この近くに来たときにはお店に寄っていたそうですから。 さあ、恒例のお味です。 クロワッサンにオレンジのシロップ煮がのっています。でもクロワッサンと言っても、、パイに近い感じがします。しっとりバターのクロワッサンの感覚でいただくと、ちょっと拍子抜けです。オレンジもちょっと酸っぱいです。少し濃いめに煎れた甘いカフェ・オレかミルクティでいただくと、ちょうどいい感じです。 あーちゃんも忙しいでしょうけど、また美味しいお土産を買ってきてください。お願いします。 ![]() bonne volonte(ボン・ボランテ) 京都市上京区河原町荒神口下ル上生洲町229-1 電話 075-213-7555 営業時間: 11:00~20:00 ※水・木定休 紹介されているHPはこちら→京都旅楽 ![]() 白沙壇その1 昨日の続きを。 陽はかなり傾いている。まもなく夕暮れが訪れようとしている時刻だ。もう、それほど多くの観光客が向かわなくなった永観堂の門へと向かう我々。しかし、中へ入ると先に入った人の姿が、思ったより多かった。 入った瞬間、何かに包まれているような感触が我々をなでていくのを感じたが一瞬のことだった。それとも気のせいなのか・・・? 頭を振って気を取り直した。 まずは白沙壇がお出迎え。 ![]() 白沙壇その2 ![]() 砂紋 綺麗につけられた砂の紋様は、そこにひとつの宇宙が見える。 ![]() 障子に落ちる影 ![]() 透かし彫りの影 ![]() 手水舎 ![]() ススキ どこから射し込んでくるのだろう、最後の力を振り絞って金色に輝こうとする陽光が、あらゆるものを照らし出そうとしている。それとも金色に染めようとしているのだろうか。 ![]() 廊下の影その1 ![]() 廊下の影その2 spot lightのように射す光は、誰もいなくなった舞台を、あてどもなく差し照らしていく。あたかもそこにいるはずのないこの舞台の主役を捜しているようだ。 ![]() 廊下の影その3 ここだろうか・・・ ![]() すだれ それともこの後ろに隠れているのだろうか・・・ ![]() 絹雲 ああ、捜せども見つけることのできなかった主役。この空へと昇って行ったのだろうか。薄闇の迫った空を見上げて、小さな吐息をつく。 だが、雲は何も答えてはくれぬのだ。 ![]() 廊下の影その2 山の端に引きずり込まれようとしている陽光は、なすすべもなく抗う。一刻一刻と陽は傾き、燃え尽きようとしている光はますます金色に輝きだした。舞台に主役をおびき出すためだ。 さあ、ここがおまえの舞台だ。ここへ立つがよいぞ そのために最高の光を投げかけてやろう・・・ ![]() 廊下の影その3 ああ、それでも誰も現れぬのは何故だ?それどころか、そこかしこにいた観客の姿も見えぬではないか。 ![]() おお、そこにいたのか・・・ 透かしの向こうに問いかけたが、誰も答えぬ。 ふっと、誰かが横切った。 ![]() つい今し方までそこに座っていたような人の気配が、わずかに残っていた。 この続きはまた今度。 ユーザータグ【 永観堂 】
![]() 葡萄唐草紋旅簞笥(サイトより借用) 昨日の続きを。 実はこの記事は打ち直しのもの。あと2行のところで何かの拍子に全部消えてしまったのだ。たまにこのようなことが起こる。下書きで保存もされずかなり憤りを感じるが、PCに八つ当たりをすることもできず、いらいらをじっと堪えて打ち直している。 さて。 次は野村美術館。南禅寺のそばにある茶の湯と能装束の私立の美術館だ。ここでは何が一番見たかったかというと、この葡萄の螺鈿細工の簞笥。葡萄の実が螺鈿細工になっていて、少し色づき始めた葉っぱの色がなんとも微妙な美しさがある。 ![]() 光琳蒔絵秋草螺鈿雪吹棗 次いで気に入ったのがこのお棗。派手好みだといわれてもかまわない。蒔絵が大好きなのだ。葉っぱに触るだけでかぶれてしまう私だが、漆塗りの色艶のよさは頬ずりしたくなるほど美しいと思う。深い漆の色に蒔かれた金は少し落ち着いた金色になる。この色合いが何とも言い難いほど美しいと私は感じるのだ。 ![]() 了入作緑釉金入若松文茶碗 続いて気に入ったのが若松柄のお茶碗。柄的に新春に使われるものだろうと思うが、この緑色が深山のようで、お正月にふさわしい色だ。この金色も作られた当時はもっと金色だったそうだが、年月とともにぐっと落ち着いたそうだ。 ![]() 原羊遊齋作 蛩蒔絵香合 展示品ではないが、ポストカードで買ってきたコオロギの香合。このような美術館での楽しみにポストカードがある。気に入った作品をポストカードで買ってくる。そして飽かず眺めるのが私の楽しみでもある。 今回は樂家の焼き物だったが、この美術館の多数の収蔵品は何回見ていても飽きることを知らない。履き物を脱いでスリッパで歩くのも疲れを知らずに回れるのもその理由のひとつだろう。 こうして一日芸術品に囲まれた幸せな時間は終わってしまった。たまにはこうして一日芸術品三昧の贅沢な時間は生活の潤いになる。 偶然に一緒に回った彼女たちとはこれでお別れだが、東京から来ていた彼女に私のこれからの予定を聞かれた。 ここまで来たし、永観堂に行こうと思ってるんやけど・・・ というと、自分もいくつもりとのこと。ではもう少しご一緒にと、みんなに別れを告げて次なる予定地へ向かった。 この続きはまた今度。 野村美術館 ユーザータグ【 野村美術館 】
![]() 北村美術館 茶室 先日の続きを。 茶道具資料館を出て、次に向かったのは河原町今出川にある北村美術館。ここに13時集合だ。地元のものでない人達はどうしたものかと思案顔。資料館を見学中に顔見知りになった3人を誘い、バス停へ。 バスを降りたとき、一番年かさの彼女が言った。 ちょっと待って、ふたばに寄ってくれない? ええっ、この時刻はすごく並び始めてますよ・・・ とはいえ、ご近所の私はともかく、普段京都に来られない彼女らにとっては少々並んでも苦にはならない。ところが我々はついていた。行列は短く、10人もいない。おかげでそれほど待たずにみんな買い物を済ませる。 中身はと言えば、定番の豆餅を初め、お団子や副豆など、何種類かを買い込んでいる。私はと言えば、きんつばを購入。これ、甘さ加減と炊き方が絶妙なのだ。 ![]() 日替わり定食 750円 ランチはふたばを少し下がったところにある「かんから」、みんな定食を注文。ボリューム満点のランチに多いなあと言いつつ、平らげていく。みんな初対面なのに次から次へと話題に事欠くことなく、あっという間に集合時刻が迫っていた。しかし目的地はすぐそこ。5分もあれば行けるので焦りはしない。 ![]() 現在この美術館では秋季展を開いている。12月6日までなので、まだ期間はたっぷりある。春と秋にしか開館しないので、行ったことがない方はどうぞ。 entranceのホールから眼下に見えるこの茶室はガラス越し。来週にならないと公開にならないので、みんながっかりしている。その中で私はひとり、ほくそ笑む。地元の強み、公開日にしっかり見てこよう。ただし事前にここで案内状を貰って、それを持参しなければならないのでご注意を。 ![]() ![]() ただその時にはその模様をご紹介する予定でもある。 さあ、また次に移動だ。 あ、バス停はこっちですよ 先頭に立ち、同じタイミングで出てきた数人と一緒に再びバスに乗った。 この続きはまた今度。 ![]() 今日のおまけはこれ。ランチを食べたテーブルに置かれていた楊枝入れ。コロンとしたウサギがとてもかわいい。 北村美術館 ユーザータグ【 北村美術館 】
![]() 昨日、10月10日から始まった展示、わび茶の誕生-珠光から利休まで-を見学に行ってきた。講習の中のひとつだったので、各地から仲間が集まってきている。 茶道具資料館は堀川今出川少し上がった東側。今出川通りから歩いても10分くらいだ。茶道はお稽古をしたことはないのだが、お道具を見たりお薄をいただいたりするのは大好きだ。 ![]() 集合は10時。時間きっかりにお着物姿の資料館の女性が奥へ入るよう促す。ここで最初の説明か何かがあるのかと思いきや、ちょっと雰囲気が違う。左右の扉は開け放たれているが、奥にはお釜が準備され、火が燃える匂いがかすかにする。あのお釜は飾りではなくお湯が沸かされているようだった。 お席へどうぞ・・・ みんな荷物を置いて席に着く。どうも最初にお菓子とお薄がいただけるようだ。 ![]() 今日のお菓子 弥㐂ぐ里(やきぐり)堀川通今宮下る西入る 出されたお菓子は季節の栗。白餡に刻んだ栗が入っており、上に卵黄を塗って焼いてある。お手前を披露してくださる年配の女性からお菓子の説明を聞いた。 普通は型に入れてしっかり形を作るのですが、これは手で握ってあるだけです。ほろほろと崩れやすいので、少し食べにくいかもしれませんが、口当たりの良いお菓子です 確かに下手に切ると崩れてしまいそうだ。1/3くらいに大きめに切り、ぎゅっと抑えるようにしてようじで押さえつけるように刺して口に運ぶ。 おいしい・・・(^.^) 栗は2mmくらいの小さなかけらだが、後口にふわっと栗の香りが残る。思ったより甘さも控えめ。お店は堀川通り今宮下がったところに本店がある田丸弥。おせんが有名なお店だ。このお菓子はもちろん、季節もの。 いよいよお薄。普段いただくお抹茶より渋みがやさしい、万人向きのお茶だ。後から誰かが質問していたが、お茶は宇治の小山園さんのものを使用し、子供でも呑みやすい銘柄だそうだ。道理で物足りないと思った。 ![]() 螺鈿細工その1 ![]() 螺鈿細工その2 お手前を見せていただいた後、近くでお道具をご覧下さいと言っていただいたので、私は早速前にでる。青海波模様のお棗もよかったが、テーブルの下にあった炭いれの籠に一緒に入れられていた香合に目が行っていた。 済みませんが、この下の螺鈿細工を見せていただいてもいいですか・・・ そう言って出していただいたのがこれ。(ちょっとぶれている・・・ ショックだ)直径10cmもないくらいのものだが、細かな細工と図案にうっとり・・・ これの写真を撮っても構いませんか? ええ、いいですよ。展示室はだめですが、ここなら何を撮っても構いませんからどうぞ その言葉を待っていたかのように、周りはざわざわとして一斉にみんなカメラを取り出す。 なんや、みんな撮りたかったんかいな(苦笑) その私と女性の会話をきっかけに、お道具についての質問や手にとってもよいかと尋ねたり、掛け軸などに群がっていく姿がおかしかった。 ![]() 展示室へ移動する前、中庭の竹が趣のあるものだったのでちょっと撮っていると、30代くらいの女性に話しかけられた。 お道具に詳しいようでしたが、お茶をされているのですか いいえ、とんでもないです。お稽古はしたことはありませんが、ああいった伝統工芸品に興味があるんです。お茶も好きですしね 私は緑茶と紅茶しか飲まないのだ。お酒はまた別ではあるが・・・ ![]() ほととぎすと藤袴 花器は青磁 このようなときにいつも思うのだ。お茶も習っておけばよかったなぁと。いや、今からでも遅くはない。機会があればどこかで習ってみたいと思う。機会があればというより、やはり作らなければないだろうな。 この後、いくつか美術館巡りへとでた。この続きはまた今度。 ![]() 今日のおまけはこれ。夕暮れの中歩いて家路に向かう私が見たものは、燃えるような夕焼けだった。この夕焼けを今この時刻、どれだけの人と一緒に見ていたのだろう。 菓子司 田丸弥 丸久小山園 茶道具資料館 ユーザータグ【 茶道具資料館 】
![]() 先日思い切って購入した新しいレンズ。cannon 100mm macro。 先日、大阪まで特別体験会に出かけて触ってきた。以前から100mmmacroは欲しいと思っていたので、今回はいい機会だったのである。使用感はすこぶる良好。購入する予定ではあったが、実際に手にとって使用してみて、ますます気に入った。 そのレンズを持ってちょっとお出かけ。 ![]() 初めて使う被写体はもちろん私の好きな虫たち。この日はいきなりカマキリを発見。地面を歩いているところを捕獲、植え込みの上に拉致して目線を合わせさせた。そのせいだろうか、こちらを上目づかいに睨んでいる。 USMの威力はすごいが、単焦点は普段使うことがないので、ほんの何mmに翻弄されながら睨みあいをする。とても面白い。カマキリの背に一瞬止まったごく小さなハエ、それもしっかり捕えていた。カマキリの三角形の顔もぼやけずに写したかったが、被写体深度何mmの世界はそれを許さなかったが、それだけに3mmくらいのハエが引き立った。 ![]() ![]() 道端で赤まんまを見つけた。この花にも小さな虫が集まる。低姿勢でしゃがみこみ、じっと下にカメラを向けている姿は、絶対に怪しい… ![]() とはいえ、macroといっても100mm単焦点としても使えるわけで、普通に撮ってみたらこうなった。digital換算160mmになるので、かなり下がらないと入りきらなくて少し驚く。 ![]() macroで覗いて一番驚いたこと。それがこれ。これはホソヒラタアブだろうか、ちょっと違うようにも思うがよく見かけるアブだ。これはホバリングしながら吸蜜していることを知った。 macro lensで覗く小さな世界は面白い。いずれまたこの続きを。 ところで。 昨日の夕方TVのテロップに流れた速報に、思わず叫んだ。 それはあかんやろ、時期尚早やで・・・! それはオバマ大統領にノーベル平和賞が贈られることになったというニュースだった。核兵器断廃絶に向けての活動を評価するものだったが、その行動で廃絶はできているか?行うと言っただけではないか?それに言いだしたアメリカが真っ先に核兵器を捨てるか?否。絶対に手放すことはないと思う。世界のリーダーシップ、などと報じているニュースもあったが、大国で発言力が大きいだけだ。 これからの期待度に対して、と皮肉る動きもあるがその通りで、彼は受賞する資格はないと思う。メディアでは賛成の報道が多いが、よく考えてほしいと思う。 ![]() 昨日の続きを。 一番お気に入りになった船着き場。この先何か機会があったら大きく引き延ばしてみたいと思っている。このころには雨も止み風もなかったため、湖面に影が映り込みなんとも綺麗な景色となった。 ![]() 対岸の岸。左手はこの小島に渡る橋。 ![]() この下から渡ることができるが、もちろん見学コースにはない。 ![]() ![]() 深山・・・というところか。水墨画で現せばまた風情があるように感じる。 ![]() こうして約1時間少しの見学はあっという間に終わったが、何回見ても風情のあるお庭に憧れる。1600年代の昔、どんな景色がここでは見られたのだろう。池の向こう、北山連峰の借景は今と同じなのだろうか。もっと山深く遠くまで見通せたのだろうか。 考えれば考えるほど、当時の時代にタイムスリップしてみたい。 ![]() 昨日の続きを。 修学院離宮は後水尾上皇が田園風景のなかでくつろぐことを目的としたため、辺りは田畑が広がっている。また、景観維持のため、広い田畑は一般の人に貸し出され、野菜やお米を作っているのだ。稲は既に刈入れを済ませ、切り株だけが並んでいる。 ![]() 左上方の山は比叡山。 ![]() 土手やあぜ道といえども、綺麗に手入れされている。300数十年の昔、上皇はこのようなあぜ道を歩いて離宮内の建物を巡っていたそうだ。いいものを食し運動をしたのが良かったのか85歳ほど生きている。あの時代に恐るべき長寿だ。 ![]() 下離宮の寿月観(じゅげつかん) ![]() 寿月観の襖絵 ![]() 客殿の違い棚 桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚と並ぶ、日本の三大違い棚のひとつで、これを霞棚という。 ![]() 網干の欄干 これは漁村で網を干している様を図案化した手すりがすばらしい。 建物もお庭も申し分ない修学院離宮。この続きはまた今度。 ![]() ![]() 今日のおまけはこれ。台風18号は、早朝に近畿をかすめた。市内も激しい雨に見舞われ、鴨川はかなり増水した。その濁流から避難したのだろう、鴨川河川敷から上に上がる階段で見つけた沢ガニ。きっとオオサンショウウオも流されているだろうと思う。そんな事件が大雨の後には時々起るのだ。 ユーザータグ【 修学院離宮 】
![]() 修学院離宮のentrance 先日、私の身内が言った。 台風を呼び寄せたのはあんたか・・・ ここ、修学院離宮を予約したのは8月のことだ。まさかピンポイントで台風の接近があるとは思いもよらなかった。とはいえ、一時的に小雨に降られる程度で見学に行ってきた。 ![]() 雨にけむる浴龍池 ![]() 池に雨が落ちているのがよくわかる。とても暗い。 周りは年配の男女ばかり・・・ そりゃあそうだろう、平日に来られるのは。そのなかで一人、大きなデジいちを持って遅れがちについていく。グループ行動をしながら写真を撮るのは至難の業だということは、この6月の桂離宮でよくわかった。それでなくても天気がおもわしくなく、暗くてぶれやすいのを必死でシャッターを切るのだ。 この高台にさしかかるころ、とうとう雨が降り出した。ちょうどこの高台に建つ隣雲亭(りんうんてい)で説明を受けている間にぐっと小降りになった。 ![]() 離宮は秋の訪れが始まっている。ここかしこで、木々が色付き始めているのだ。真っ赤に燃えだしたらどれだけすごいだろう。しかしその時期、予約が取れなかった・・・ だが幸い、色づき始めの方が私は好きだ。できればもう少しだけ紅葉していたらと思ったが、贅沢な悩みだ。日差しが強すぎなくてよかった。 さあ、まだまだ続く雨の修学院離宮。この続きはまた今度。 ユーザータグ【 修学院離宮 】
![]() 今年の1月のことだ。いつもお世話になっている朗読サークルメンバーの一人から、表彰式の撮影を頼まれ、ここでも記事にさせていただいたことがある。その彼女から再び連絡があった。この秋、チャイルドラインでお祭りを行うとのこと。 一般の方にはまだまだ浸透していないチャイルドライン。簡単にいえば、子供(18歳まで)が一人で悩んで、親にも話せないことでも電話で聞いてあげるサポートセンターだ。これまで多くの子どもの話を聞いてきた。そのチャイルドラインがより活動を知ってもらうために開くお祭りである。 現代の子供は人知れず悩み、それが高じて犯罪に走ってしまうこともある。一人でもそのような悲しい子供を増やさないためにも、チャイルドラインの活動を知って、ぜひ、このお祭りに参加してほしいと思う。 チャイルドライン京都 チャイルドライン京都まつり ![]() ユーザータグ【 チャイルドライン 】
![]() 白彼岸花その1 すっかり季節は移ろいでしまったが、初秋の薫りをちょっとだけ後戻り。これは先日出かけた圓光寺で見かけた白い彼岸花。 この時すでに花期はぎりぎり。 ![]() 白彼岸花その2 ここの白い彼岸花は黄色がかった色ではなく、本当に真っ白・・・ 強い陽ざしに透けて、もっと綺麗だった。 ![]() 曼珠沙華 赤い彼岸花はあえて曼珠沙華と呼びたい。どこか別格だから。白いのは華やかさがあるが、赤いのはこの背景のようなひなびたものや、金色の稲穂が似合う。 ![]() 蕎麦の花 白つながりで蕎麦の花。蕎麦の実をというより、観賞用にしているような、種が偶然落ちたか・・・ といった感じ。清楚な花だ。滋賀県安土の畑で赤い蕎麦の花を見たが、これもとても綺麗だった。 ![]() ススキの穂 ススキが穂を出したところで、顔を近づけて見ていると、くしゃみがでそうだった・・・ ![]() 今日のおまけはこれ。近くの時計屋さんに並んでいるピアスをいつも眺めていたのだが、とうとう買ってしまった。プラチナのやもり。片耳用。実は私はピアスの穴を三つ、あけている。その三番目につけようと思うのだ。動物型は多いが、やもりなんてそうあるものではない。とてもかわいい。 ![]() 糺の森を疾走する馬車 一昨日は下鴨神社で管絃祭での行事、その中を散策してきた。目的は藤袴プロジェクトで育てられている藤袴に集まる蝶を撮ること。その様子はまた今度ということで、今夜は糺の森の様子を少し。 ![]() 馬車の馬 糺の森に入るといきなり疾走する馬車に遭遇して驚く。目を丸くして走り去る馬車を見送り、鳥居をくぐるころには辺りは馬の糞の匂いがかすかに漂っている。ということは、あの馬車は偶然通りかかったというより、長時間この地にいるということだ。いったいどういうことだろう? そして見つけた看板。馬車と乗馬の乗り場があった。料金を払って乗れるわけだ。結構なお値段だった。 ![]() 境内の中を回って楼門から出てきたとき、長身の若い男性に声をかけられた。見ればなかなかのイケ面。誰だろう、どこかで見た男性・・・ ああっ!こんにちは(^.^) それはいつも講習でお世話になっている助手のNさん。しっかりカメラを抱えて撮影に来られたようだった。このようなところで逢うとは、びっくり。昨年も私は目撃されていた。講師の先生に いついつ、どこどこを自転車で通ってなかった? あ、それ、私に間違いないです・・・ 決して進出鬼没ではないが、私は人によく覚えられることが多い。自分自身はその反対で、人の顔と名前が覚えられない。困ったものだ・・・ ともあれ、通りすがりに見た彼の後姿。 ![]() ![]() 朽ちた切り株の上で和んでいた猫。なかなかの美描。 ![]() 来た時もこの人、この大木の前に立っていた。帰りにもまだいる。何をしていたのだろう。 この深い森はいつ見ても気持ちがよくなる。 さあ、この後は天文台で邦楽だ。 ![]() 京大邦楽愛好家サークル ![]() ![]() 19時、地下鉄東西線蹴上駅にお迎えの大型タクシーが来る。数人のグループで乗り込む。曲がりくねった道を天文台目指して上がっていく。夕方はまだ晴れていた空が、いつの間にか雲が厚く垂れこめ、うろこ状を成して流れていた。 案の定、望遠鏡で月が見られたのはほんの一瞬。演奏が始まってからの方がもっと雲がかかってしまい、背景に月が出ることはなかった。残念だったが、お琴や三味線の演奏は夜空の下、いい雰囲気を醸し出していた。ただやはり寒かった。学生さんたちは薄着だったが、寒くなかっただろうか。 曇っていたので京大自慢の口径45cmの望遠鏡を覗くこともできなかったが、H2Bロケットから打ち出された、宇宙ステーションあてのカーゴがドッキングする直前の映像などを見せてもらい、意気揚々と帰りの大型タクシーに乗り込んだ。 ところが、車内がお酒臭い息の匂いがするではないか!その犯人はどうも前の席に座っている60代くらいの老夫婦の夫のようだ。時々、酔っ払いがするような大きなあくびをし、その都度臭いにおいが・・・観望会に食事をせずに行けとは言わない、しかしお酒臭いままで参加するのはどうかと思う。最後の最後に気分が悪かった。 ![]() 午後も遅くから思い立って出かけていて、思いのほか時間がかかってしまった。もう17時半になる。そろそろ月の出だと思うと気が気ではなかった。18時前、ようやく帰宅した私はまっしぐらにカメラを抱えて屋上に。 間に合った・・・ ![]() 十六夜その1 時刻も早いせいか、少し黄色みかかって見える。 ![]() 十六夜その2 20時過ぎ、月は煌々と輝いていた。 眩しい・・・ 先ほどまで姪っ子のお父さんと2時間余りも電話でおしゃべりをしてしまった。久しぶりだ。おかげで昨日の続きを打ち込む元気と時間がなくなったので、今夜はここまで。 この続きはまた今度。 ![]() 満月その1 とりあえず中秋の満月を。 ![]() 満月その2 WindowsXPの壁紙にこんな感じのものがあったと、ふと、思い出した。気を良くしてちょっと遊んでみる。 ![]() 満月その3 夕方までは比較的よい天気に恵まれていたが、17時半過ぎ、東山如意ヶ嶽に月が昇り始めたころから雲がでてきた。 今夜は多くの場所で観月の夕べが開かれていることだろう。私はと言えば、京大理学部付属の花山天文台で月の観望会と名曲の夕べと称して、お琴や三味線、尺八といった邦楽を鑑賞してきた。天文台に到着したころはまだ月が出ていたが、すぐに厚い雲に覆われてしまった。演奏中、ちょうどその頭上辺りに月が昇るはずであったのだが、とても残念だ。 出かける前に撮ることができてよかった。 ![]() 今日のおまけはこれ。日中、下賀茂神社で見かけた猫。このしなを作った表情がぞくっとする。 この続きはまた今度。 ユーザータグ【 満月 】
![]() 今夜は中秋の名月。早朝まで降っていた雨も止んで汗ばむくらいのいい天気になった。これで満月が見られるだろう。今夜は至る所でイベントが行われる。下鴨神社では舞やお琴などの演奏が行われる。まあ、それを見込んで出かけたのではないが、ぐるっと見てきた。 ![]() お供え物 ![]() お団子 菓子司老松のブースもでている。久しぶりにここのお月見団子を購入。ぴよちゃんのおみやげにした。お月見団子を見ると、いつも思い出す人がいる。五条万寿寺にある菓子司先代のご主人、とうの昔に亡くなったが、月見団子はこしあんを使うのだが、こしあんが苦手な人も多く、最近は需要に応来て粒あんでも作るようになったと。 私は粒あん派だ。全く食べられないのではないが、口の中がちょっと粉っぽく感じるこしあんは少し苦手だ。 ![]() さあ、今夜は私も管絃の夕べに出かける。ここではないが、そのレポートはまた今夜にでも。 ユーザータグ【 下鴨神社 】
![]() ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。 今夜は満月、それも中秋の名月です。あーちゃんは月見団子を買ってきてくれました。優しいです。いいえ、自分が食べたいだけです。これは菓子司老松のお団子です。 ![]() これも同じく月見団子ですが、これはういろうのようなお団子です。少し甘いです。こちらは出町のふたばのお団子です。 え?こんな日によく買えたって?そうなんです。本当ならお客がいっぱい並んでいて、とってもではないですが、たいへんです。しかし今日は違うんです。今日は下鴨神社で管絃祭が行われます。それに伴ってお店のブースがでています。そこで買ったそうです。並ばなくってよかったと言っていました。 恒例のお味です。まあ、こんなものでしょう。甘くて幸せなお味がします。ぼくたち、溶けてしまいそうです。あーちゃん、美味しかったです。今日もごちそうさまでした。またお願いします。 ユーザータグ【 月見団子 】
![]() 銀木犀の枝に留まるすずめ 最近やはり血圧が低いようだ。昨日も眩暈と立ちくらみ、動いたときの動機と吐き気・・・ 値は88/47。昨日の遠出の疲れも残っていて、少々眠い。 ![]() しばらく撮影にも出ていなくて、出かけたくて仕方がない。それどころか、まだ新しいPCの設定さえ十分ではないのだ。自由にならないことに少し私はいらついている。 ![]() 世の中は秋。あちらこちらで木犀の香りのよいこと。これまでに撮り貯めた木犀で今は我慢しよう。今一番撮りたいのは蝶。とあるサイトを覗き、好きな蝶がいるのを見て死にそうな気分になった・・・ ![]() ![]() ![]() 先日提出した小論文のテーマに選んだ石碑。この資料を探すのに、本当に時間がかかった。ちょうど咲き始めた銀木犀の下で、ここに移された石碑を見て、とても嬉しくなった。 |