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御土居の梅林 その2 at 北野天満宮 日本は自力で自衛できるか
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ピンクの枝垂れ梅

 先日民主党の小沢代表が漏らした発言は、麻生首相の失言さながらに世界を巡った。

   小沢さん、あんたかて同じ穴のムジナやったんや・・・

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 彼の発言は、憲法第9条を踏まえてのことだろう。アメリカ海軍でよいと言ったのは、自衛隊を日本の防衛軍と認める発言ではないか。彼が自民党にいた頃は憲法改正を唱えていたことを思い出す。しかしまだ改正の方向には行っていない。なのにその発言は自衛隊を防衛のため発砲してもよいと認めるものであり、また議論を醸し出すのか。その前に、テポドンの発射が懸念されている昨今、海軍だけでよいとは、アメリカのみならず、国内からもあざけりの声が上がるのは当たり前だ。

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白梅その1

「毎日jp」より一部抜粋
 小沢氏は25日、大阪市内で記者団に対し「米国のプレゼンスは必要だが、おおむね(米海軍横須賀基地に拠点を置く)第7艦隊の存在で十分だ。日本の防衛に関することは日本が責任を果たせばいい」と発言した。これに対し、河村建夫官房長官は26日の記者会見で「非現実的だ。政権交代を標ぼうする民主党代表の考えとしてはいかがか」と皮肉った。

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白梅その2

 民主党としては、定額給付金などの予算案や、中川氏などの不祥事を機に、ここで自民党を内部から分裂させようとでも思っているのかも知れない。次の総選挙では、どう見ても自民は大敗する。そこで自分が政権を執ってやろうと考えていることは見え見えではあるが、党内からも異論が出ていることを踏まえれば、そうも言っていられないのがオチだ。自分の発言で足元をすくわれるようでは。

 時期尚早。あなたたちはまだ政権を執っていないのだ。あの発言は少し早すぎたと思われる。

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白梅その3

 さて、御土居の梅花は殆どが見頃。あまり満開よりも8分止まりくらいがちょうどいいように思う。同じ場所に立っていても、次々と人が現れる。女同士のふたりづれ、年配のご夫婦、毛色の変わったところではボーイスカウトのおじさんふたりという・・・ グリーンのベレー帽を被っているのでとても目立つ。小学生の課外学習?様々な人が楽しんでいる。

 そして自分はと言えば、カメラを抱えてどの子がいいかなと、物色中。すれ違いの男性に変な目で見られて振り向かれた。

   な、なんやの・・・(--;)

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紅梅その1

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紅梅その2

 多分、そう、多分きっと私は、睨むような目で見ていたのだと思う。近視に乱視が混じった情けない視力は、特に撮りたいものがたくさんあるときには吟味しないと、不要なものまで適当に撮ってしまう。時間とバッテリーの無駄遣いだ。
 これを機に、ちょっとだけ反省。もっといい顔をして写真を撮ろう。

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紅梅その3

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紅梅その4

 最近整備されて、川を挟んでぐるりと散策ができるようになった。鶯橋と記された朱塗りの橋の上では、多くの人が記念撮影をしていた。

 この続きはまた今度。

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 きょうのおまけはこれ。美山に行ったときに撮ったNikonのマニュアルカメラ。50mm標準レンズ使用。これも三千院のお地蔵さまと同じく、ネガで撮ってプリントをスキャニングした。 
【2009/02/28 15:18】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
御土居の梅林 その1 at 北野天満宮 高齢者自動車事故の結末
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枝垂れ梅

 北野天満宮には境内だけでなく、広大な梅園を有している。年末になると、この梅園と境内で実った青梅を塩漬けした大福梅が授与される。何種類の梅だったか、50種類あまりあったと記憶している。

 その梅園の西側に細い流れがある。その土手を御土居という。

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看板

 秋にはこのあたりは紅葉で赤く染まるが、この季節は甘い梅花の香りに包まれる。この御土居に咲く、ピンク色の枝垂れ梅が私の大のお気に入り。

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 ところで、昨日業務終了後歯科に行くことになっていたので、やや急ぎ気味に愛車を走らせていた。いくら急いでいても、しかし信号だけは無視することはできないのは当然の義務。通勤路で一番注意をしなければいけない交差点。信号は赤から青へと変わり、横断歩道を渡ろうとしたとき、1台の普通乗用車が交差点に入ってきた。ここではぎりぎりに突っ込みをかける、横着なドライバーが多いのだ。
 しかし、この車は違った。普通の速度で平然とした顔で走り去った姿は年配の女性・・・70歳くらいか。あれは絶対に信号を見ていない。タイミングから考えても、完全に信号が変わってから進入している。

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 この6月から紅葉マーク、別名枯葉マークと称する高齢者マークを表示することが罰則つきで義務づけられる。高齢者いじめだとか、交通機関がないのに車を手放すわけにはいかないとか、多くの意見が飛び交った問題だ。いくつかこれに関する番組や記事も読んだが、賛否両論、どちらの意見も大切だ。
 しかし、最近目に付く高齢者の自動車事故はあまりにもひどい。ここ1・2年で急激な増加を見ている。高速道路での逆走はもちろん、一般道路でも起こっている。どうして反対に走ってしまったのか解らないと供述している。そしてブレーキとアクセルの踏み間違いによる建造物などへの衝突。自分だけならいいが、多くの人が命を奪われ負傷している。あわてて間違えたという。

 逆走については事故が勃発し始めたとき、認知症のためではないかと考えたことがある。そうでなければ納得できない現象だ。最近になって大きな報道としてはされていないが、どうも一番の要因のようだ。事故を起こしたとき、遺族や被害者への補償はどうしているのだろうと思う。事故を起こした本人の年齢が年齢なので、あとの始末はたいへんであり、微妙な問題だ。けっしてそれらは報道されないが、家族の崩壊、生活も崩壊、70歳も越えてから交通刑務所か・・・
 しかしそれが厳しい現実。年齢を理由に執行猶予も多分付けられるのかも知れない。

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 運転免許証は失効されるだろう。市内でも紅葉マークを見かけることが増えたのは、近々罰則されるからだろう。だが、このような事故に巻き込まれる可能性は、高齢社会になるほど上がっていくのは必然的だ。
 アンケート結果や聞き取り調査も行われているが、高齢者に問うと、自分は若い人より経験があるから運転技術では負けることはないと自負している人が殆どだ。しかし、年齢とともに判断能力・反射神経など著しい低下を来たしていることを絶対に認めないのが、高齢者の特徴だ。
 古い経験は、時には大きな障害となる。新しい技術が仕事に入ってきたとき、ベテランがついて行けなくなる、あの悲しい現実にも酷似している。

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 最近の若者は車にあまり固執しない傾向がある。また、現在の60代以上の高齢者が若かった頃は、高級車に乗ることが一つのstatusでもあったので、余計にその傾向があるのだろうと思う。公共の交通機関の多い都市部はまだ移動もしやすく、パスポートなどで交通費の割引もあり便利だが、郊外へと離れるに連れ、特に山村では車がないと何もできない。病院に行くためにも必要と、とうに80歳も越えた老人が車を運転するというケースも多い。これは事実だ。だから杓子定規に生活の足を取り上げるのはどうかと思う。

 予算も限られ最近の経済状況も考慮すると、自治体や病院経営者が病院の送迎バスやコミュニティバスを運行するのも厳しいが、そういった思い切った政策もしなければ、高齢者の自動車事故はこれからも増加の糸を辿るのではないだろうか。また、身分証明書の代わりに運転免許証を使うことも多いが、運転は許可されていなくても、それを継続して使用することができるシステムが実際にあるのだ。
 免許証を返納した高齢者に交付する「運転経歴証明書」に有効期間を設けて住所変更も可能にし、金融機関で口座を開設する際の身分証明書として利用できるようにすることができるようになる。
また、顔写真つきの住民基本台帳も証明書で使用することもできるので、それらの活用も広く報道すればいい。

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 5月からの陪審員制度、東京の殺人死体遺棄の事件では、この制度を前提にした形で裁判が行われ、おぞましい内容を目にすることになった。陪審員で出席した人が、その内容を外で口外することは許されることではないが、例えばこのような高齢者が起こした事故では、家族のおぞましい争いや泥沼状態になっていく様を、否が応でも目にしなければならないかも知れない。
 数字や理屈で何事も済ませようとする欧米諸国とは異なり、感情で物事を測ることの多い日本人。被告人を気の毒がったり、あまりの惨事に立腹したりして、処罰の量を判断し損なう恐れが大きいことを恐れる。星島被告の場合、遺族や関係者の人にとっては、あれだけのことをして何故死刑にならなかったのかと憤りを感じている。確かに尋常ではない事件だった。しかしもしあなたがあの場にいて感情的にならずに、冷静な判断を迫られたらできるか?私自身は自信がない。それ以前に、目を背けたくなる証拠品などを見せられた時点で冷静さを失うだろう。認知能力を指摘され、それを意固地に否定する高齢者の姿はどうだ?反対にむかついて来はしないか?

 日常的に法律に触れることのない一般人には、いきなり、ではない、ちゃんと告知時期があったのに大きな反対行動が起こらなかっただけだ。それだけ我々には縁のない法律の世界。感情だけでは計り知れないこともこの世にはあるのだと言うことを、我々日本人は肝に銘じなければいけない国際社会になりつつあるのだ。

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 目の前を信号無視で走り去った1台の高齢者が運転する乗用車。それは最近私がいら立ちを持って聴いていたニュースに火を付けた。

 まだある最近の気になるニュースは、また今度。梅園レポートの続きもまた今度。

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 今日のおまけはこれ。ここの梅園の入園券には、お茶券が付いてくる。梅昆布茶とおかし。紅白のお砂糖の付いた軽いおせんべいみたいなもの。これをくれるので、休憩所のベンチに座って、自分でお湯を注いで頂くのだ。今回は時間が惜しかったのでそのまま持ち帰った。
ユーザータグ【 高齢者事故 もみじマーク
【2009/02/27 22:22】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
つれづれ梅紀行 その2 at 御所梅園
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白梅その1 古木

 「泣きっ面に蜂」 昔の人はよく言ったものだ。昨日今日の私がそれだった。固いものが当たって、差し歯の端が欠けた・・・

 左腎結石の発作を起こしてから一夜明けて、まずまずだった。しかし出掛ける勇気はない。外で発作を起こせば救急車を呼ぶしかないのだ。天神さんの梅花祭は諦めよう。それに天気が悪いではないかと、無理矢理自分に言い聞かせる。

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白梅その2

 お昼前に痛みが増して、座薬を使った。直ぐに楽になったが、これを使うと頭がふらつく。でも恐怖を伴う痛みより絶対にましだ。
 夕方再び痛みが出現してまた使う。だめだ、すっきりしない。夜になっても治まる様子はなく、まだ3時間しか間隔は空いていないが、気にせずに使う。前回は2時間だ。1時間も余分に空けたではないか。十分だ。そして早めにベッドに入って治まるのを待つがだめだ。治まらない。だめ押しで夜中に動かなくてもいいようにと、サイドテーブルに置いていた鎮痛剤を服用。

   あかんわ、効かへん・・・

 耐え難いほどではないが、さりとて眠れるほど痛みが軽減したわけでもない。幸いまだそんな遅い時刻でもないので救急外来を受診して、合成麻薬を1本、打ってもらいに行こうかとも考えた。行くなら動けるうちに、というより着替えができるうちにだ。何しろ翌日、つまりは今日は出勤日だ、夜中になってからボスに休みますと電話するのも気が引ける。

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白梅その3

 ケータイを出して、救急で飛び込める外来の電話番号が入っているのを確認して、何とかなるだろうと目を閉じる。タクシーの番号も入っている。登録してあるからかけるだけで来てくれる。

 痛みは治まらない。何度も寝返りを打ち、低くうめき声を上げる。ため息をつく。
 何回、目が醒めただろう。

 鎮痛剤を多量に使ったので、寝汗をかき始めていたため、枕に二つ折りにしたタオルを掛ける。
 時々引きつれるようなえぐられるような痛みが襲う。それでも前回より軽い。何とかうとうとしながらも眠った。

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紅梅その1

 一晩のうちにかなり降りてきたのか、血尿こそでなかったが、痛みが引いている。最期の止めに座薬を入れて、さあ、出勤。かけっこができるほど元気もないが、仕事はこなせる。しかし一部分歯の欠けている私はマスクをかけ、見えないと解っていても気が重い。それに発作が来ているときには尿の出方が悪くて、体がむくんだ感じが続くのも不快だ。

 突発的なトラブルもなく、定時で終わった私は急いで帰宅。さあ、歯医者さんだ。昨日の時点で予約の連絡を入れている。

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紅梅その2

 歯医者さんの玄関で、担当の歯科衛生士の女性に出くわした。仕事から今日はもう上がりのようだ。驚いた表情で私を見る。なにしろ次の検診は4月なのだ。

   阿修羅王さん、どうしたんですか?

   もう、見て下さいよ、これ・・・

   ええっ?電話は入れはりました?

   はい・・・(T_T) 

 気の毒がってくれた彼女は、お大事にと言って帰っていく。

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メジロその1

 主治医のS先生。トラブルを抱えている差し歯のことなので、もっとたいへんな事態になっていると思った様子。

   直ぐに直しますよ(^^)

 タオルで目隠しをして修復が始まる。いつぞやも記事にしたが、この先生の手はすこぶるでかい・・・唇を押し上げ、なおかつその指が私の鼻腔をふさぐ。

   (い、息ができひんがな。なあ、せんせー・・・ その手・・・苦しいやないの)

 まあ、その甲斐あって、持参したかけらをちゃんとくっつけてもらえた。やれやれ。これでマスクがなくても人前で話すことができる。

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メジロその2

 泣きっ面に蜂、類は友を呼ぶ、ちょっと違うか。それでも一つ事件は解決したわけだし、もうひとつも、まだもう少しかかりそうだが、前回のことを思えばたいしたことはない。

 ただ、そう思える自分の悟りの境地が素晴らしいと、自分で褒めたくなる。

追記;この通り私は元気を取り戻しつつあります。(病気していても変わらんやろうともいわれますが)今日は写メで元気応援メールをいただきました。皆さんの愛情を感じつつ、御礼に代えさせて頂きます。 m(_ _)m
【2009/02/26 22:59】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
つれづれ梅紀行 その1 at 府立沂鴨高校
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淡ピンクの梅花その1

 私のお気に入り、ごく淡いピンクの梅花。荒神口寺町の府立高校前の梅の木。卒業生の記念植樹だ。この種類を選択した彼らの繊細な感情が花開く季節となった。

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梅花その2

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梅花その3

 先日、14日だっただろうか、ここを通りかかったときはまだようやく咲き始めたところだった。とはいえ、これは22日に撮影したものだが。
 花は小降りだが、あたりはほのかに甘い香りが漂い、明るくなっているようだ。

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梅花その4

 平日とあって、正門の横で撮影をするというのはちょっと勇気が要るかも。それでなくても御所へ行く観光客や生活道路でもあるので、多くの人の往来がある。中でもやっぱりここの生徒か。自転車に乗った生徒が次々と入っていくが、幸い私を怪しげな人物だと見ていく生徒がいなかったのが嬉しい。
 そんなとき中から年配の女性、多分教諭だろうと思うが、ひとり出てきて通りがかりにちらりと私を見る。どきっとしたが、余程私が嬉しそうに撮っていたのだろう。その場の空気を読んでにっこり、私もとびっきりの阿修羅スマイルで返事を返した。

 卒業生が残してくれたこのかわいいピンクの梅花。きっと先生たちも自慢なのだろう。

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梅花その5

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梅花その6

 そこで一句。

   梅薫る 卒業生の 笑い声
                           阿修羅王

 お粗末様でした(^_^;)

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お地蔵さま

 今日のおまけその1。先日三千院に行ったとき、ネガでも撮ってきた。それをプリントであがってきたものをスキャニングした。画質が落ちているのはそのせいだ。フィルムが何本か溜まったら、またCDに落としてもらわなければ。

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胡蝶蘭その1
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胡蝶蘭その2
 
 今日のおまけその2。満開になったうちの胡蝶蘭。upしなければと思いつつ遅くなってしまった。
【2009/02/25 15:15】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
徒然道草 今日は病院へ
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東福寺交番脇に咲く あんずその1

 毎朝のルーティンは、目覚まし代わりに枕元に置いているケータイでブログをいくつかチェックすることから私の一日が始まる。まず己のブログ、それから気になるブログをひとつ、ふたつ。
 その頃にはエアコンが効いて部屋が暖まるので、ようやく起床だ。それが6時過ぎのこと。まあ、少し早かったり遅かったりはするが。

 今日もいつもの朝が始まろうとしていた。ベッドの中でもぞもぞとケータイを操作していると・・・

   なんか、痛い・・・よ・・・?さっきまで、どうもあらへんかったのに・・・?

 左の腰が妙な具合に痛む。起きて動き出したがやっぱりおかしい。鋭い痛みが奥から突き刺すようだ。

   来たわ・・・(--;)

 昨年6月はじめに排石してから久し振りの腎結石の発作だった。動けなくなる前にと急いで座薬を挿入し、再びベッドに潜り込んで痛みが消えるのをひたすら待つこと20分。すぅっと痛みが消えたのを確認して起きあがる。昨年の二の舞にならないうちに病院に行かなければ。

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あんずその2

 昨年は我慢しすぎて怒られた。結果、動いた結石が尿管をふさぎ尿が流れなくなって、腎臓の一部が破損した。まあ、潰れてお腹の中に漏れたわけだ。結石がでるまではどうしようもないが、回復が長引くのは困る。
 そんなこんなで症状が出て直ぐに受診するなどと言うことは、私にとっては考えられないことだ。しかし仕事に支障が出るのだけは何があっても厭だ。

 痛みが止まっていたのは2時間だけ。病院に到着する頃にはまた痛み出していて、時折強くなる。だが、まだ動けるから大丈夫。診察券を再診機に通し、外来へ。しばらくすると外来ナースが聞きに来てくれる。いつもの人だ。よかった、知っている人がいてくれて。お元気そうで何より。

   いやいや、それどころちゃうやろ(^_^;) あんたぁ・・・

 朝から発作がでて、座薬だけ入れて直ぐに来たと告げる。どうせ検査に行って、それから診察だ。尿検査とレントゲン。

 天気が悪くて出足が遅いのか、案外空いている。予約外の診察だが早くに呼ばれた。中へ入り、簡単な問診のあと、echoを撮る。

   はっきりと石は見えませんが、多分これかも知れません。よく分かりませんが、水腎(尿の出が悪くなって腎臓が腫れていること)がきていることは確かです。
   石はね、前回にはなかったここにうっすらと写っています。これかも知れませんが、どうしましょう、DIPをしておきましょうか

 尿検査の時、なかなか出にくくて、そして赤茶色の汚い濁った血尿が出たのを見て、石だと確信はしたが、診断を付けるために検査を受けることになった。はじめからそれだけ色がついていたら、今回は割と降りてきているかも知れない。うまく行けば数日くらいで落ちることも考えられる。

   主治医のF先生の時にしておきましょうかね。う~~ん、いっぱいやなあ。入る余地があらへんな。検査は午前がいいですか、午後がいいですか

   どちらでもいいですよ。入るときで

 検査も診察予約もいっぱいのようだ。医師はPCの電子カルテをあちこち開きながら、検査と診察の予約を入れていく。電子カルテはとても助かる。救急で受診しても、担当外でもこれまでの経過が直ぐに解る。そう言っても昨年の検査のあとは、緊急事態につき部長以下全員揃ってカンファが行われ、診察室に入ると険しい顔をした先生たちが並んでいた。

   (あ、あは、は・・・? ど、どーしたんですかぁ・・・、先生たち・・・)

 そんなこともあったと思い出す。その時の記憶に浸っていると、画面上のカレンダーをめくっていた先生が言う。

   一応ここに入れておきます

   ごり押しでねじ込むんですか・・・(-_-;)

   そうです(きっぱり)

   (あはは・・・; 職権乱用だ・・・)

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あんずその3

 そう言えば、昨年発作が起きる前、妙に胃が痛かったのを思い出した。今回も少し前から胃が痛くて、胃薬を飲んでいたのだが、今から考えると、どうも痛みが胃の方に放散していたのかも知れない。そして先日ちょっと全身運動をしてきたのがとどめを刺したか。どちらにしろ、厭な痛みがずっと続いていたので、いつ発作が起こってもおかしくはない状態だった。これでひとつ出てくれたなら、あとは右側のふたつだ。
 そう、左右にふたつずつ結石を育てていたのだ。

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もらってきた薬

 来月第1週に検査が入っている。それまでこの山盛りのお薬をたんまり飲む羽目となった。昨年民間療法で使う煎じ薬を飲んでみたが、それを精製したものが下になっている方のお薬だ。

   これ飲んで、ほんまに効くのかなぁ・・・

 しばらく不安な日々が始まろうとしている。
【2009/02/24 13:59】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(9) | Page top↑
今日のおやつ
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 ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。

 みなさん、ぼくたちのこと、忘れてはいませんでしたか。ぼくは絶対あーちゃんに忘れられていると思っていました。だって、あーちゃんは自分優先ですから。ぼくたちのことは後回しです。
 でも、今日はその言葉を撤回することにしました。それはぼくたちのためにクッキーを焼いてくれたからです。
 え?それは買収されたのとちゃうかって?ああ、そうとも言いますね。そうですよね、そうです。ああ、ぼくたちはなんておばかさんなんだろう!

 でもいいです。おいしいものが食べられましたから。これはあーちゃんの定番クッキー、オートミールクッキーです。この間のバレンタインデイの時たくさん焼いていたのですが、ほとんどもらわれていってしまい、ぼくたちの所には残らなかったのです。そのお詫びとか言っていましたが、さあ、あーちゃんのことですからどうでしょう。だってあれには特別バージョンで、クルミとレーズンが入っていましたからね。ぼく、知っています。今日のクッキーには残っていたクルミが少しです・・・ 中途半端に残っていたからって、あーちゃん言っていました。

 ところがこれはちょっとだけ特別バージョンです。小麦粉の一部がグラハム粉に代えてあって、香ばしいです。おいしいです、部屋中が甘い匂いでいっぱいです。ぼくたちは天国に昇った気分です。

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 今日は特別バージョンです。まだあります。これは昨日、京の朝市で買ってきてくれたマドレーヌです。京都の小川コーヒーさんが出しているものです。蜂蜜味、お抹茶味、そしてココア味です。お顔は袋の上からシールがはってあるだけですよ。

 こちらもおいしいです。しっとりとアーモンドプードルの香りがします。少し小振りな大きさなので、ぼくたちでも十分です。

 今日はなんていい日だったのでしょう。ぼくたちは幸せです。あーちゃん、今日もごちそうさまでした。おいしかったです。
【2009/02/23 16:24】 ぴよちゃんの日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
尾形光琳の紅梅 その2
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楼門と紅梅

 あちこち徘徊していたために記事が貯まってしまった。これは前回14日午後に訪ねたあと、再び天気を見計らって出掛けた18日午後のものだ。

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欄干と紅梅

 昨日午後は「歌う校長」みのみのさんのライブがあったのだが、諸事情により土曜はお出かけのアポが入っていたため、しばらく天候不良が続くことで撮影に出掛けられないことと、朝市はイベント情報発信のため出掛けたいことを考慮すると、どうしても行くことが叶わない。泣く泣く諦めることにして、4月の北野寄席でお逢いすることにしよう。

   みのみのさ~ん、歌が聴きたかったです(T_T)

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舞殿と紅梅その1

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舞殿と紅梅その2

 この季節に限らず、下鴨神社は参拝、というより観光客だが、いつでも訪れる人の多い神社だ。人の姿が通り過ぎるのをじっと待つ。こういうときなら、いくらでも気が長くできる。

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鳥居と紅梅

 花の咲き具合は7・8割咲きくらいだろうか、部分的にはすっかり咲ききったものもあるが、まだまだ楽しめそうな紅梅。近くでありながら、ここの紅梅をこんなにゆっくり愛でたのは初めてになる。フルタイムで働いていたときは、いいタイミングで訪れることはできなかったから。

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紅梅その1 macro使用 

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紅梅その2
紅梅その2 macro使用 

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紅梅その3 macro使用 

 この日は久し振りにmacroレンズを持ち出した。50mm compact macro。できれば100mmが欲しいところだが、そこまでmacroレンズも使うことはないと思われるので、小振りなこれで十分。50mm標準は案外面白いレンズで、ちょっとはまりやすい。Nikonのマニュアルカメラでは、主にこの50mm標準を使う。ポートレートを撮るのにもこのレンズはお勧め。私の持っているのはmacroだが、代用してできないこともないが、試したことがないのでその辺はご勘弁を。

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屋根の上の猫その1

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屋根の上の猫その2

 今日のおまけはこれ。昨日午前中に行ってきた天神さん。本殿前の紅梅が咲きかけていたのでこれを前景に本殿を撮ろうと見上げると・・・?

   あれは・・・なに・・・? ね・こ・・・(--;)

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ここです・・・

 天神さんの記事はもう少しあとにしようと思っていたが、この猫を紹介したくてたまらなくなった。あまり綺麗な柄の猫ではないが、暖かい日だまりを捜してここまで登ってきたのか、いい場所を吟味してうずくまった。気づいている人、いない人、どうだっただろう。この日は普段使っているレンズの他に、偶然にも300mmの望遠を持ってきていたので、急いで付け替えた。
 受験シーズンゆえ、この日もお願い猫をする参拝者の長い列が並んでいたが、頭の中は合格祈願だけでいっぱいになっていて、心の余裕などないのだろう。
 そういう私も学生の時、友人とふたり、国試前にお願いに来たのだが・・・

 ところでリンク先のある人は、トピックスがあると京都新聞に添付画像を送っているそうだが、こんな楽しいハプニングを、私も送ってみたいような・・・
【2009/02/23 11:07】 下鴨神社 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
京の朝市 in 岡崎公園
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南京タマスダレその1 東京タワー

 この週末は岡崎公園界隈では、京の朝市が行われた。寒さが厳しく、これという観光も乏しいこの季節は観光客が少ないために始められたイベントだ。岡崎公園では京都の産業を紹介した伝統工芸品ブース、また飲食ブースが並び、平安神宮前には若狭などからの地域産業ブースが並んだ。

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南京タマスダレその2 めで鯛

 なかでも人気が京都映画村の役者さんによる大道芸。昨年は雪が降ったのでそちらに行ってしまい、ここには来なかったが、一昨年は来ているので勝手は解る。

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南京タマスダレその3 拍子木

 お客の中からやってみたい人を選び出して、大道芸を体験する。なかなかできることではないので、大人でも絶対やってみたいと思うが、そこは恥ずかしさが先に立つ。その点子供はやりたいと思えば直ぐに手を挙げる。うまくいくことはないが、やっぱり面白そうだ。

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がまの油売りその1

 続いて定番、がまの油売り。この人の口上もとても面白い。せりふは解っているのに、やっぱり笑ってしまう。巧妙に乗せられていくのだ。

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がまの油売りその2

 カメラを構えながら大笑いを続ける。

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がまの油売り

 5歳くらいの男の子が、実験台に出た。模造の刀でさあ切ろうというとき、岡崎公園を横切るけたたましい音・・・

   ピーポーピーポー・・・

 救急車が門の前を横切っていく。なんという絶妙なタイミング。搬送中の人はそれどころではないが、お芝居のなかといえども、ちょうど切ろうとしていたところだったので、観客も爆笑。
 役者さんの話術は、本当に面白い。

 このイベントで私が一番楽しみにしているものがある。チャンバラ・・・

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新撰組 VS 鞍馬天狗

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鞍馬天狗その1

 毎年内容は異なるが、時代劇ものがとても面白い。今年の鞍馬天狗もなかなかのイケメンだった。黒い着物に染め抜いた、やつでの紋が京都バスのマークを思い出させる。

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殺陣その1

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殺陣その2 天狗が飛ぶ

 寸劇で殺陣(たて)をするのだが、目の前で見るとこれが結構迫力がある。ちゃんとBGMも入って、TVの時代劇か映画のワンシーンのようだ。しかしここでただ普通に行かないのが映画村のいいところ。随所にコメディがのアドリブが入って、ここでも爆笑。

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鞍馬天狗その2

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鞍馬天狗その3

 ここでも観客を巻き込んでのイベントがある。チャンバラ教室。

   やりたい人!

   はーい!(言っておくが私ではないから・・・)

 小学生の男の子、同じく女の子、そして20歳くらいの女の子。女子学生のような彼女は女の子二人連れ。簡単な殺陣をするのだが、一緒に来ている連れに写真をどうぞと進める。男のは照れながらも嬉しそうにし、女の子も得意げだ。女子学生ははしゃいでいる。

 観光シーズンoffのイベントで始まったが、これも定着してきている。それというのも、やはりこの映画村の役者さんたちのお陰だろう。

 午後から降水確率が高く予想されていたが、このイベントが終わってしばらくすると、とうとう冷たい雨が降り出した。

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夜明け前その1

IMG_1618 09年 2月 22日
夜明け前その2

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下弦の月

 今日のおまけはこれ。今朝の夜明け前。東の空に細く月が出ている。この時刻に上がってくる下弦の月が、私は好きだ。 
【2009/02/22 23:10】 イベント | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
梅花の定番 最終日 at 北野天満宮
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満開を迎えたピンクの紅梅

 天神さんの梅花もいよいよ最終日。まだまだ紹介しきれないほどに咲き乱れる。ここが終われば御土居の梅に移行したいが、天候不順でいけそうにもない。かく言う現在も小雪が舞っている。

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狛犬

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ピンクの幻想その1

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ピンクの幻想その2

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狛犬の瞳

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白梅

 昨夜、他県に住む叔父貴から電話がかかってきた。もう休もうかと思っていた22時半。こんな時刻に電話が鳴るなど、ただごとではないと思いつつ受話器をあげた。

 亡き父は6人兄弟。長男である父を筆頭に直ぐしたに叔母、そして叔父が4人いる。既に4人が鬼籍に入っており、電話をかけてきたのは3番目の叔父貴。兄弟の中でも一番気の優しい私の好きな叔父貴だ。何か困ったことがあると、嫁いで家を出た娘の代わりに、従姉で一番年長の私のところに相談を持ちかけてくる。
 電話の声は少し酔っている。やはりな、と思った。昨年の1月、彼の連れ合いが食道ガンの手術を受けたのだが、1年目の検査で肝転移が発見され、現在抗癌剤治療を受けているのだ。この週末で2クール目の治療が終わる。この治療の前、体調不良でいくつか検査を受けており、その結果も思わしくなく、前回の抗癌剤の治療も効果がでていなくて腫瘍マーカーが上昇しているのだという。
 
 検査の結果は今回の入院の時に主治医にアポを取って説明をしてもらうようにと、この間電話があったときに言っておいた。叔母には何も説明はしていないようだが、この先厳しい現実が待ちかまえている様子。亡くなった2番目の叔母を、ここの従姉ふたりと一緒に看取ったのだが、叔母と自分の母親では大きく異なる。叔父はそんな説明を一人で聞き、暗くて寒い自宅に帰ってきて呆然としていたようだ。このままでは眠れそうにないと、弱音を吐きに私に電話をしてきたのだ。
 連れ合いである叔母にも兄弟がいる。近くの大きな街に兄がいるのだが、この問題に関してはその兄も触りたくないようで、投げ返された様子。近くにいるのに頼りにならないとさとり、そこで私の登場となるのだが、それほどしっかり者でもないのに、何かと問題を持ち込んできてくれる。きっと一族の最期の始末を看るよう生まれてきたのだと思っている。

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ピンクの幻想その3

 すぐ上に次男である叔父がいるのだが、父も「あいつだけは」と嫌っていた叔父貴。連れ合いの妹が企業の看護師をしていて、その彼女から転移したガンはもうだめだと、兄から他人事のように言われたのが3番目の叔父貴にとってはかなりのショックで、その時にも私に泣きついてきた。実際はそうであってもそんな言い方はないだろうと、言葉を慎重に選びながら電話口で慰めた。
 父の兄弟は全てガンで亡くなっている。それ故3番目の叔父貴にもガンの辛さが解っているだけに、70歳近くにもなって連れ合いを亡くす辛さ、寂しさが身にしみるのだ。頼りの娘も嫁いでしまって、暗い部屋にひとり。いつの間にか年を取ってしまった寂しそうな叔父貴の姿を想像すると、気の毒でならない。

 来週はまた検査が入っている。現在の状態ではあまり予後もよくないようで、今の叔父貴の状態では、これ以上の精神的苦痛は受け止められないだろう。近いうちに一度顔を見に行ってきた方がいいようだ。長男である父が一番はじめに鬼籍に入ってしまったので、長男の娘である私が代理を務めなければ。

 せっかくの梅花なのに、湿っぽい話を乗せてしまうことになってしまった。この他に思うこともあって、昨夜はただでさえ寝付きが悪く、夜中に何回も眼が醒めてしまった。

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中盤カメラ

 今日のおまけはこれ。最近はデジタルが主流でアナログは廃れる一方だが、それでも時折こうやって大きなカメラを使う人を見ると嬉しくなる。この日はふたり見かけた。
【2009/02/21 09:46】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(12) | Page top↑
梅花の定番 その2 at 北野天満宮
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メジロその1

 ようやく先日の続きを再開。

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メジロその2

 本殿の裏側には、古くから祀られている地主社が並んでいる。そこは日当たりの加減か、それとも早咲きの種類なのか、朱色の建物に映えるようにいつも見事な花を咲かせる。ちょうどそこを通りかかったとき人のざわめきを聞いた。目をやると、1本の満開の白梅の周りに人だかり。見ればメジロが目白押し、あ、いや。別にだじゃれたつもりではないのだが・・・

 それほど大きな木ではないが、10羽近くのメジロが吸蜜している。せわしなく花から花へ、あるいは小枝へと飛び交う。それを追うカメラを持った人と、メジロと梅を愛でる人。凄い取り巻きだ。

 やがてメジロは唐突にみんな飛び去ってしまった。それを見た取り巻きも三々五々、散っていく。

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濃いピンクの紅梅その1

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濃いピンクの紅梅その2

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白梅

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献灯その1

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献灯その2

 平日だが、この陽気に誘われ多くの人が集まっていた。しかしまだ御土居の梅を見ていないので、早めにここを訪れたいがいつになることやら。そう、今時分はもう満開だろう。

 この続きはまた今度。もう少しお付き合いをいただきたい。そう言いながら、次は新しく出掛けたものだったりして・・・ 
【2009/02/20 21:47】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
雪の大原紀行第2弾 その3 at 実光院
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不断桜その1

 実光院は隣の宝泉院と並ぶ天台宗魚山大原寺 勝林院の僧坊である。ここを訪れるのは実に3年ぶり。あの時は3月の末だった。鬱にになりかけていた母を呼び寄せ、あちこち京都観光をしたときだ。
 今では彼女も随分と元気になって、もともとしていたヘルパーの仕事も、ほんの少しのようだが再開したそうだ。あの人も家にこもる人ではないので、外に出してやらないとまた一族みんなに迷惑がかかる。またこちらに出てきたいと言っているが、私としては堪忍して欲しいところだ。

IMG_1237不断桜
不断桜その2

IMG_1266雪が舞う
不断桜その3 雪が舞う

 先月だったか今月入ってからのニュースだったか、桜と雪のcollaborationと言って、雪を被った桜の映像が流れていた。いや、思い出した、先月三千院に行ったときだ。あの時はお昼を廻ってここへは寄らずに帰ったときのことだ。ニュースを見て、ちょっと悔しいと思った記憶がある。
 その桜と雪のcollaborationが欲しかった。

 不断桜はヤマザクラとオオシマザクラの交雑したもの。紅葉の季節から咲き始め、早春まで次々と小さな花を付ける。原木は鈴鹿市にあるとか。
 ここでも晴れたり曇ったりではあったが、蒼穹に淡いピンクの花がちりばめられているのは、とても綺麗だった。真っ青な空には雪雲はないが、時折冷たい風に飛ばされて粉雪が舞う。先日の映像のように、花の付いた枝に雪が被っているのが撮りたいと思ったが、雪は止み枝に付いた雪は思うようなところにはない。だが、真っ青な空に咲く、この画の方がよかったと思う。

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馬酔木

IMG_1324椿
椿

IMG_1328辛夷の蕾が寄り添う
辛夷の蕾その1 寄り添うふたり

IMG_1340命が生まれる瞬間
辛夷の蕾その2 命が生まれる瞬間

 如月も中旬になってからの雪は、植物にとっても驚いたことだろう。咲き始めた馬酔木は雪に埋もれ、咲ききった椿はその花びらを雪で痛め、しかし辛夷の蕾は暖かな毛皮のコートに身を包んで寄り添い、寒さを知らないようだ。ここでも春を待ちわびる花たちがいた。

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御本尊さま 地蔵菩薩像

IMG_1225飛天
飛天 

 ふっくらとしたお顔の地蔵菩薩像は、脇持に不動明王と毘沙門天を従えている。そして私の大好きな飛天の額が私を見下ろす。

 ここでもほぼ貸し切り。私の前に若いカップルがいたが、すれ違うように帰っていったし、私のあとにきた熟年夫婦らしきふたりも、座敷とお庭とすれ違う。というより、私が長く外のお庭にいただけのことだったのかもしれないが・・・

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 そして忘れてはいけないのが、この地は天台宗の「天台声明」根本道場だと言うこと。宝泉院にもあるが、声明を唱えるとき音階を合わせるため、様々な打楽器とでも言うのか、このような鐘や、石などでできたマリンバのようなものも多く並べられている。自由に叩くことができ、それを叩いてみるお客の姿もあった。

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掛け軸

 「ひびこれこうじつ」普通、こう読む人が多いが、これでは変換しない。「にちにちこれこうにち」こう読むのが正しい。この一瞬のところを大事にせよという教えだが、自然を相手にファインダーを覗いていると、この言葉の意味が重くのし掛かるようだ。そしてまたこの言葉は、人が人として生きる上でも大切な言葉だ。毎日を平穏に暮らす、平穏な日々を待つのではなく自分で見つけて全身全霊をかけて命が続く限り生きていくこと。過去を振り返ることも大切だろうが、生きていく上で大切なのはこの先の人生を自分でどう切り開いて、どのような生き方をするか。
 それが切り開けなかったのが、人生途中で自ら命を絶った人。それしか開く道がなかったというのは、あまりにも悲しくはないか。

 人はその命が終わるときに、生きてきたその生き様が現れる。先日お通夜に行ってきたK氏のお父さま、家族みんなで看取り、家族みんなでお清めをして帰っていったとか。70年あまりの人生で、それだけのことを家族にしてきたのだろう。だが反対に誰が引き取るのかということさえもめる家族もある。その人が蒔いた種は、結局自分で刈り取ることもできない。自分がそれだけのことをしてきた報いだ。

 今、世界では宗教を巡る争いが激しさを増している。一神教の教えは恐い。相手は否定するのだから。そもそもの教えではないと思うのだが、どのような宗教にしろ、自分の生きる道を示しているはず。日本人が無宗教だと言ったとき、多くの諸外国の人は驚く。自分の生き様を自分で考えられないというのが信じられないのだろう。宗派はともかく、少なくとも自分の小さなプライドに背かない程度には、おのれの生き方を考えたいものだ。
 
 だが、今渦中の宗教を巡る紛争においては、民衆を操るための宗教に成り下がっている。神の教えという口実の元に、戦争を起こしているのだ。政治に宗教を持ち込むのは、古代から行われてきたことだが、少なくとも現代には通用しない。だから人を無知にして宗教で操って権力を得る。女性に教育を受けさせない習慣のある国が、そのいい例だろう。

 自分自身が熱心な仏教徒というものではないが、世界情勢や身近な人の死に出会うとき、やはりおのれの生き様を強く意識してしまう。

 果たして私はどんな生きた証しを残せるだろうか。
【2009/02/19 23:43】 大原 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
徒然道草 今日は雨水
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今朝の夜明け前

 今日は雨水。春はもうすぐだ。

 夜明け前の闇が一番深いというが、それは多分、これから訪れる朝がすこぶる眩しく明るいのを知っているからだろう。季節にかかわらず、夜明け前のこの時刻がとても好きだ。できれば空気が澄んでいて、紺碧に彩られている空が見られる時期がいい。

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新しい信号機

 最近の信号機はどんどんLEDに変更していっている。この交差点でもその取り付け工事中だった。信号機は交差点のずっと高いところにあり、身近で見ることはない。ライトの直径は30cmくらいだろうか。横に愛車を置いて、比較してみたが、結構大きなものだった。

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お留守番のゴールデン

 たいした買い物の用事ではなかったのだが、ドラッグストアに入る。入り口の前におとなしくして待っているわんこが1頭。少し年寄りみたいだった。
【2009/02/18 22:07】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
雪の大原紀行第2弾 その2 at 宝泉院
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庭園を眺める室内

 昨日の続きを。

 今日の方が寒く感じるのはどういうことだろう。

 三千院を出ると、迷わず宝泉院。ワンパターンだとは思うのだが、あそこはやはり綺麗だと思う。中は誰もいない、今回も貸し切りだ。

   今日もきれい・・・!

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額縁庭園(お茶が運ばれてきたあとの画像)

 お茶とお菓子が運ばれてくるまで、お庭に向かって正座(座るのはいつも正座だが)してじっと眺める。静寂だ。静寂のなかに聞こえてくるのは野鳥の甲高い鳴き声と、溶けた雪が雨だれとなって屋根から落ちる音。きんと冷え切った空気は、大きく呼吸をすると鼻腔の奥から胸にかけて痛みが走るほどだ。大原は市内より数度は気温が低いとされている。国道脇の電光掲示板の気温を見損ねてしまったが、寒いという表現を通り越して柔らかい粘膜が痛い。

 こんなところで座禅を組んだら気持ちいいだろうなあと考えているところに、お茶とお菓子が運ばれてきた。いつもの若い女性だ。

   ここはいつ伺ってもいいところですが、寒いけどこの季節が一番綺麗だと思いますね・・・

 思っていた言葉を思わず口にすると、途端、彼女の顔がほころぶ。

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借景

 この女性、実は紅葉の季節に来たときに、注意を受けた苦い記憶のある女性だ。だが、誰しも褒められて嫌がる人はいないだろう。私は思った通りのことを言っただけだが、それで彼女も嬉しくなったようだ。きっと繁忙な時期の、些細な出来事は忘れているだろう。忙しい時期の迷惑をかけるお客でみんないら立って、険しい顔をしていたのだと思う。

   午前中はお客さんも多かったんですけど、午後は貸し切りですね(笑)

   はい、ほんまに(笑) えらい贅沢な時間を楽しませてもらいます

 奥の台所あたりでは話し声が低く聞こえることもあるが、私はひとりで放っておかれた。配慮だろう。

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若いカップル

 狭い大原、このふたり、先程は三千院で見ているが、向こうもきっと同じように思っていることだろう。結局このふたりとは、帰りのバスも一緒だった。

IMG_1132障子の桟から見る鶴亀の庭
障子の桟から鶴亀の庭を眺める

IMG_1152鯉
池の鯉

 外の雪は降ったり止んだり。あの女性はいい写真が撮れただろうか。雪が降っている場面と言っても、このようにややスローシャッターでラインを曳くものから、動きを止めるものまで好みもあるだろう。ふわふわとした牡丹雪なら動きを止めてそのふんわり感を出したいと思うし、今日のような水分の多い重くて小さな雪なら糸を引かせても悪くはない。

IMG_1156亀


 ふと池のほとりに亀を発見?いや、近づいてよく見ると焼き物だった。ああ、驚いた。

IMG_1170山茶花
山茶花

IMG_1180空


 そろそろ出ようかと玄関へ。近くに誰かいればいつも御礼を言って出るのだが、今日はお客も少なく台所横の受付に人の気配。

   ありがとうございました

 すると奥から先程の女性が顔を出してくれた。

   こちらこそありがとうございます。お気を付けてお帰り下さい

   おおきに、また来ます

 廊下の奥に輝く笑顔が見えた。

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宝泉院の門に乗せられた鬼瓦

IMG_1202梅の蕾


 すっかりわだかまりの消えた私。意思ではなく、つい出た言葉からこんなに晴れやかな気持ちになれるとは。

 外はすっかり晴れ上がり、とても眩しい。冬の空は蒼穹だ。空気も澄んでいるからだろう。あまり空を見上げていると雪目になりそうなくらい、眩しかった。雪を被った梅の蕾はまだ固い。大原の春もう少し先になりそうだ。

 この続きはまた今度。

IMG_1366あて、寒いねん
あて、寒いねん・・・

 今日のおまけはこれ。看板猫。もう7歳になるそうだ。この参道を通る人にかわいがられている。毎年この子の写真を撮ってはカレンダーなどにして持ってきてくれる、プロ並みの腕を持ったカメラマンのおじさんがいるそうだ。ちなみにそのカレンダー、よく見ると2008年・・・ 

   今年のはあらへんの?
【2009/02/18 11:42】 大原 | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
雪の大原紀行第2弾 その1 at 三千院
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雪の阿弥陀堂

 満開の梅花はしばらく一休み。今日は真冬に後戻り。雪の舞う1日となった。

 昨夜夜遅く、1時くらいだろうか、いつものように鎮痛剤を飲みに台所へ。窓からは外灯に照らされた家並みが見えるが、天気はよさそうだった。しかし朝起きると一転、外は銀世界だった。
 夜中に鎮痛剤を服用しなければならないくらい調子の悪い次の朝は、すこぶる体がだるい。いつもより少しだけ御寝坊して起き出したが、外の銀世界を見ると断然元気が湧いて来るというのは、本当にどういうことだ。

 ということで、私は大原行きバスの車中の人となった。

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雪と山茶花

 実は大原へ行く前に、どうせなら違う雪景色が欲しいと思い、別の場所へ行きかけていたのだ。平地でこれだけ白いのなら、白くなっているかもと、密かな期待を胸に出掛けたのが8時。しかし途中では吹雪いていたものの、目的地は日陰の屋根にわずかに白くなっているだけ。

   あかんわ・・・ やっぱり大原にするんやった・・・

 そんなことでまた引き返して大原まで出直したため、到着がお昼前。しかし運がいいことに、今日の雪はそんな時刻でもまだ降り続いている。

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吹雪の中のお地蔵さま

 今日は傘を持参している。折りたたみだが、不要の時はたたんでリュックに入れられる。そんなに使うこともなかったが、降ったり止んだりの今日は結構活躍してくれる。これからは折りたたみにしよう。ひとつ、賢くなった。とはいえ、雪の季節はもう終わりが近い。今日の雪でも信じられないくらいだ。

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地吹雪その1

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地吹雪その2

 宸殿から阿弥陀堂を撮っていると、晴れている空にさぁっと風が渡り、杉の木に積もった雪を振り落としていく。あちこちからびっくりした叫び声が上がる。陽射しが射す中を雪が舞う風情はなんとも美しいものがある。こういうのを神々しいとでも言うのか。光に乗って、阿弥陀さまが降臨されたのかと思った。

   こんなに綺麗なら、一眼レフを持ってきたらよかったねぇ、お父さん・・・

   ほんまやなぁ

 私のうしろで、そんな年配ご夫婦の会話が聞こえる。ご主人はコンパクトカメラを取り出し、思いがけず出会ったこの雪景色を写真に収めている。
 その向こうでは、珍しく年配の女性がひとり、デジイチを構えて熱心に撮影中。機種はSonyのαだ。黒のストラップに、鮮やかなオレンジのロゴがよく目立つ。珍しいこともあるものだ。大抵それくらいの女性なら、ご夫婦かグループで撮影に来ることが多いから。

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お地蔵さま

 その彼女に声をかけられたのが、このお地蔵さまの前だった。

   済みません、雪が降っている様子を撮るにはどうしたらいいでしょうか

 その女性はデジイチを扱うのが慣れていないようだった。雪を撮るのも初めてだと言うことだった。確かに雪に遭遇する機会は、それほど多くはない。私自身、それほど知識や技術があるわけでもないが、知りうるだけのことを彼女にアドバイス。デジタルのいいところは何回でもやり直せることだ。

   グッド・ラッコ・・・? もとい、グッド・ラック!

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モノクロ1

IMG_1033モノクロ2
モノクロ2

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モノクロ3

 今日も人影はまばら。それもそうだろう。世間では梅の花が咲いて、そちらに行く。ここ大原はまだ先のこと。中途半端なこの時期、それも平日に出掛ける人は少ない。日曜までなら、初午の大根炊きが観音堂の方で行われていたが、それもとうに終わっている。時々ご年配夫婦、若い男女の姿を見かける。そう言えば男性一人のカメラを構えた人は殆ど見なかった。

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 暖冬が続く昨今。市内で雪が降るのがとても珍しくなった。20年ほど昔なら、市内でも積もることも年に何回かあったのに。市内で雪を見ようと思えば大原や静市、花脊や久多の方まで行かなければならないようになった。足のない私にはバスで手軽に行けるここ、大原がやっとだ。

 さて、この続きはまた今度。

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仔猫

 今日のおまけはこれ。三千院参道の手作りブローチなどの雑貨やさんのおじさんが飼っている猫。この子は子供。大人の方は陳列台の上で、毛布にくるまっていた。
 冬にはお店も出ず会えないと思っていたが、最近暖かくなってお店も出し始めたのだろう。しかしこの寒さだ。猫には堪えるだろう。本当に寒い大原。

 寒がりの私がなぜそんなところにわざわざ行くのか。不思議だ。
【2009/02/17 22:54】 大原 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
梅花の定番 その1 at 北野天満宮
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天神さんのシンボル(しまった、少し過露出気味だ・・・)

 全くなんという暖かさだ。寒がり冷え性の私が言うのだから間違いない。

 そう言っていたのは昨日までのお話。今日は朝から震え上がっていた。しかし昨日撮り終えたネガフィルムを、現像にも出しに行かねばならない。3回分のフィルム。結構楽しみにしていたものだ。

 最期に撮り終えたのが天神さん。前回北野寄席に来たとき、ちらほらようやく咲き始めた梅花を見て、ここで撮りたいと思っていた場所があったので、早くそれを見たかったのだ。

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石灯籠と枝垂れ梅

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桃色の梅(梅なのに桃とはこれはいかに・・・)

 早咲きの梅は満開を迎えているものが多い。人も必然的に多い。楼門を入ったところにある牛さんの前や、見事に満開を迎えている花の前は人だかりで、次から次へと順番に梅花を背景に写真を撮りあっている。

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三光門前の狛犬

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メジロ

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紅白の梅花

 で、帰ってから気が付いた。”ここで撮るべし”と思っていたところで撮っていないことに気が付いた。とにかく、フィルムでここは撮らなければと思っていたのですっかり忘れていた、というより、往来の多いところだったので、3枚を撮るだなのに長い時間粘った。同じように中盤カメラで同じようなところを狙っている若い男性の姿もあったので、彼の邪魔にならないかと心配しながらだった。

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献灯と白梅

 普通、プロ・アマを問わず、人がカメラを向けていれば通りがかりに邪魔になりそうであれば避けていく人が多い中、平気で目の前に居座る、タクシーの運転手さんなのか40代くらいの男性をカメラマンに引き連れた中年女性の集団。あれは恐かった。リーダー格の女性、夫がカメラをたしなむとかで、コンパクトカメラを持ったその男性に、ライティングのレクチャーをしている。まあ、能書きはいいから早く撮ってしまって欲しいなあと、人通りがなくなるのをカメラを構えたままじっと待っていた。

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ピンクの紅梅

 ようやくその集団が去り、思った通りの構図で最期の1枚のフィルムを使い終わったとき、疲れ切った私は、いつものデジタルで撮るのを忘れたのだ・・・
 ああ、なんという失態。

 まあ、いい。昨日は御土居の梅園には入っていないので、また出掛けるつもりにはしている。その時には撮りたかったところの真っ赤な紅梅はすっかり落ち目になっているだろうが、寄ってみよう。

 さて、天神さんの梅花はまだまだ続く。これから咲き始める種類もある。今回の梅花もこの続きはまた今度。

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 今日のおまけはこれ。荒神通り寺町にある府立高校横の淡いピンクの梅花。今時分はもっと開いているだろう。これは今月8日に撮影したもの。この淡い色合いがとても気に入っている。
【2009/02/16 22:18】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
梅花 at 智積院
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紅梅その1

 昨日の続きを。

 国立博物館をでると、その脚で智積院に向かう。多分紅梅は少し盛りは過ぎているだろう。仕方ない、来なかった私が悪いのだから。
 せめてもの幸いは雨が上がったことか。やれやれ。そうなると今度は傘が邪魔。全く勝手なものだ。そう言えば出る寸前、折りたたみにしようかと、ちらりと頭をかすめたが、もしもそのまま降り続いた場合、折りたたみでは小さくて濡れる・・・ ならばまだ邪魔になっても普通サイズの傘の方がいいだろう。

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紅梅その2

 正面の石畳をそのまま上がっていく。夏には両側に桔梗の咲くところだ。宝物殿の前の木には、よく野鳥もやってくる。しかしその木はとうに咲き終わりを告げていて、蜜を吸いにやってきそうもない。
 ふと宝物殿の方に目をやると、色の悪い御影石のような固まりが・・・

   汚い柄の犬の置物みたいなのがあるわ・・・

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紅梅その3

 ほんのしばらくしてそこを見たときには、その石のようなものはなく、気のせいだったかと首を傾げた。

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紅梅その4

 真っ赤な紅梅を見つけ、石像の後ろから狙おうとその後ろに回り込んだ私と目があったのは・・・

   仔・・・たぬき・・・?

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子狸その1

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子狸その2
   おかあちゃん・・・ 早う迎えに来てぇな・・・

 ちらりちらりとこちらを見るが、じっとしている。まさかこのようなところで狸を見ようとは思わなかった。智積院で餌付けをしているとも思えないが、裏が直ぐ山になっており、たまに出てくるのだろう。いっそのこと触りに行ってみればよかった。

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紅梅その5

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紅梅その6

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白梅

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水仙

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池のはちす

 智積院は最近、境内の整備がどんどん進められている。宿泊施設も老朽化で建て直しのような話も聞いたことがある。今はまだ新しい土の色や、苔も昨年の梅雨に多く植えられたところでしっくりとは馴染んでいないが、もう数年もすれば落ち着くだろう。整備されるのはいいが、やはり京都の仏閣は落ち着いた風情がよく似合う。


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忘れられたケータイ

 今日のおまけはこれ。今日は人が多いのを覚悟で天神さん(北野天満宮)に行ってみた。また明日以降upの予定だが、ちょっと気になることが。喉が渇いて自販機のコーナーに行くと、ベンチの上にケータイが1台・・・ 自販機のところに行って、すぐ戻るつもりなのだろうと思っていたが、一向に誰も来ない。女性が一人、そのベンチの端に座ったが、ケータイには目もくれない。社務所に落とし物だと言って持って行こうとも考えたが、思い出して帰ってくるかもしれないと思い直して放ってきた。
 ちゃんと取りに帰ってきただろうか。困っているだろうと気になって仕方ないが、それ以上に気になったのが帰りのバスから見た光景。反対車線を走り去るバイク。そのタンデムシートには、白い猫の大きな縫いぐるみを持った猫の着ぐるみを着た人、いや、人の大きさの猫の縫いぐるみを乗せて走っていたのかも知れない。だんだん解らなくなってきた。

 あれはなんだったのだろう。あっという間に通り過ぎ、写真を撮る暇もなかった。あれが気になって仕方ない。頭から足先までの着ぐるみを着た人間か、それとも等身大の縫いぐるみなのか・・・ 
【2009/02/15 16:21】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(14) | Page top↑
尾形光琳の紅梅 at 下鴨神社 番外編
IMG_0540紅梅と楼門
紅梅と楼門

 ちょっと番外編。

 お昼に人と逢う約束があってその帰り、出たついでに暖かさに誘われ、いや、少々暖か過ぎとも言ったが、帰りに下鴨神社に廻った。

   そろそろあそこの紅梅の咲き具合を見ておかないと・・・

 紅梅はまだ二分・三分咲きと言ったところ。だが咲き始めた紅梅は、午後の陽射しを浴びて透き通るように輝いている。

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紅梅その1

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紅梅その2

 ここの紅梅は尾形光琳の紅梅と呼ばれており、切手にもなった光琳の屏風絵は、このあたりに咲いていた紅梅を描いたものと言われている。三分咲き程度でもとても綺麗で、次から次へと人がやって来ては写真に収めていく。

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紅梅と欄干

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紅梅とメジロ

 陽気に誘われてメジロの姿も・・・

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河合神社その1

 ところで、下鴨神社の南側には、鴨長明ゆかりの河合神社がある。

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河合神社その2

 このあたりは何かとTVや映画のロケに使われる糺森の一部分だが、昨年の秋、ロケーションに来たのではないかと思われるマイクロバスが停まっているのを目撃している。着物姿の人もいて、撮影会かと思っていた。何しろバスにはよく見かける「京都映画村」のロゴもなかったし。
 殆どTVを見ない私が最近ずっと見ている時代劇ドラマがあるのだが、あの時間帯の時代劇が結構お気に入り。その第一回目を見たとき、叫んだ。

   河合神社やんか!

 それから毎回と言っていいほど出てくる河合神社。解る人には面白い京都のロケ地。ますます楽しみになっている。

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河合神社とロングコート・チワワ

 そんな河合神社に詣でるわんこを発見。遠く離れていたのに、カメラ目線をしてくれた。

 今日はいろいろ、楽しい日だった。
【2009/02/14 22:23】 下鴨神社 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
梅花と侘び助 その2 at 京都国立博物館
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ベンチと紅梅

 紅梅と侘助といいながら未だに侘助がでてこない。まあ、もう少しお待ちあれ。

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紅梅

 紅梅は今が盛りで、これで暖かだったら申し分ない。紅梅と言ってもこれらはピンクで、淡いピンクから真っ赤な一重の赤まで種類は様々。紅梅の中でも私が好きなのが、ほんのり色が付いたかどうかくらいの色目だが、ごく淡い色の、あれは白梅に近い梅花。あまり見ることがなく、唯一知っているのが、荒神通りを寺町まで突き当たったところにある府立鴨沂高校西門のところにある古い木だ。
 そう言えば撮った記憶があるが、upしていない。捜さねば・・・

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紅白の梅花

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白梅

 白梅は紅梅に遅れて、それでも紅白揃わなくてはどちらもがその美しさをだせない。お互いが相乗効果を発揮する。確かに八重の紅梅はインパクトがあってとても目立つ。しかし、特に白梅の場合、ひなびた里山や、古い建物、静かな庭、そんなところにひっそりと白い花を咲かせているのがよく似合うように思う。

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八角灯籠

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梅花を愛でる手

 最近は、カメラは持っていなくても誰でもカメラ付きの携帯は持っていることが多く、手軽に写真が撮れるのはいいことだ。この手の持ち主は年配の女性で、60代位だった。

IMG_9893虹
噴水の虹

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侘び助 赤 その1

IMG_9790侘び助 赤
侘び助 赤 その2

 やっと出てきた侘び助。椿と侘び助の違いはいかに・・・ ようく見ると、何となく違いが分かるのだが、具体的にこうだったというのを忘れてしまった。

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侘び助 白 その1

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侘び助 白 その2

 椿も山茶花も、特に侘び助は好きな花だ。雪の中で見るのがもっと似合うのだが、今年はもう無理かも知れない。亡くなった叔母も、侘び助が大好きだったが。今となっては、彼女に侘び助の良さをレクチャーされたように思う。

 さて、この続きはまた今度。もう少しお付き合いを。

 え?もう飽きた?まあそう言わずに、もう少しお付き合いを。
【2009/02/14 17:26】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
梅花と侘び助 その1 at 京都国立博物館
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紅梅その1

 展示の観覧を終えた私は、お庭に出る。ここは四季折々のお花が咲く、とっておきの場所。

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紅梅その2

 小雨の中出掛けてきたが、外に出てもまだ小雨は降っている。いや、小雨が急に降り出したと思えば、さぁっと止んだり、目まぐるしく移り変わる。傘を差しながらカメラを向けるのは難しい。こんな時のために、ちゃんとタオルを準備してきた。タオルを掛けて、さあ、開始。

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八重の白梅その1

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八重の白梅その2

 八重の白梅は見事なまでの八分咲きで、あたりは眩暈がするほど甘い香りに包まれている。晴れていたら蜜蜂もたくさん来ることだろう。

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紅梅と石仏その1

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紅梅と石仏その2

 博物館の敷地内は、博物館らしく京都府内で発掘された仏などが、お庭の随所にさりげなく置かれている。この石仏もそのようなひとつで、鎌倉時代の地蔵菩薩像だ。風雨に晒され、お顔の掘りも浅くなり顔立ちはわかりにくいが、口元がわずかにほころんで優しいお顔の地蔵菩薩だ。

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八重の白梅その3

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紅梅その3

 雨が上がると、抜けるような青空が広がり始めた。先程までの小雨、強いて言えば出掛けるときどうしようかと悩んで時間を無駄にしてしまった、あの空はもうどこにもない。「笑っちゃいそうな」というのは、昨日の小泉元総理の発言だが、本当に笑ってしまいそうなくらい澄みきった青空が覗いている。

 広い敷地を持つ国立博物館、秘かに私のお気に入りの場所。
 さて、この続きはまた今度。まさか続きができそうなくらい咲いているとは思わなかった。

IMG_5317クッキー
 今日のおまけはこれ。昨日、現在の職場に持って行ったチョコチップスクッキー、約80個ある。お腹を空かせた若い子らにより、直ぐになくなるだろう。そして今日は朝からチョコレートケーキを焼き、部署は違うが、昔の仕事仲間のところへ持って行ってきた。
 世の中の殿方は、今日明日は自分のところへももらえるだろうかと、手ぐすね引いて待っているのだろうか。うちの職場は、一番若い子らが男性陣に渡すのが定例になっている。
【2009/02/13 22:45】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
春はあけぼの・・・
IMG_0407夜明け
2月12日 夜明け

 昨夜は疲れと何通かのメールのお返事を打っていたら眠くてダウン・・・ 折角撮った写真もアップできず、今朝になってしまった。

 一昨日、西日本に飛来した黄砂は明朝になっても残っていたのか、東の空は霞がかかっている。1200年の昔、春はあけぼの・・・と書き記された風景は、実は黄砂ではなかったのかと思う。霧も出ていたようだが、日中になっても空はぼんやり。暖かそうなので外に出たかったが、この空の色ではだめだろうと、仕事しながら自分に言い聞かせる。

 夕方、愛車に乗る私の目に入ったのは、向かいの建物に写り込んだオレンジ色の夕日・・・ 私はそこで猛ダッシュをかけた。

   間に合うか!?

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夕日

 何とか半分だけ見えた夕日。恒星の老年期のような太陽だった。

 屋根に小さく鳶が留まっていた。

IMG_5334胡蝶蘭
胡蝶蘭

 今日のおまけはこれ。うちの胡蝶蘭がようやく開いた。直径4cm程度の小さなミニ胡蝶蘭。いつもほったらかしの状態で、毎年咲いてくれる律儀者だ。リビングの明るいカーテン越しの場所が、彼女の定位置。今朝も柔らかい陽の光の中で微笑んでいた。
【2009/02/13 08:34】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(9) | Page top↑
紀元祭 at 上賀茂神社
IMG_0257立て砂と鞠
立て砂と鞠

 今日は建国記念日、昔風に言うなら紀元節。そして私のブログ開設記念日、関係ない?はい。

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鞠を準備する神職

 今日は多くの神社で紀元祭が行われている。その中で上賀茂神社へ出掛けた。ここでは武道の奉納の他に、蹴鞠が奉納されるから。もちろんいつもの蹴鞠保存会の方々だ。下鴨神社で捻挫をしてしまった男性は、もう大丈夫だろうか。ちゃんと蹴ることができるだろうか。

IMG_0276鞠
松の枝に結わえられた鞠
 
 昨日の天気があてにならず、今日の天候も不安が尽きない。雨は夕方からと言っていたが、念のため折りたたみ傘を荷物に入れた。日中は気温が上がると言うが、上賀茂に限っては当てはまらない。あそこは市内とは言え、とても寒い地域だ。案の定、日なたはまずまずだったが、日陰の寒いこと。
 武道の奉納は日なたにいたが、蹴鞠が始まる前に位置を変えたら日陰になってしまい、ぞくぞくと寒い。

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蹴鞠その1

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蹴鞠その2

 晴れたり曇ったりする中、蹴鞠が始まった。風と湿気(雨)を嫌がる蹴鞠。武道の奉納が行われていたときには、時折小雨が降っていた。その雨は止んだが、やや風が出ている。紙風船同然の鞠は、風にあおられてあっちに行ってしまうときも・・・

IMG_0394宮司さん 蹴鞠を拾う
宮司さん、鞠を拾う

 湿気が残っているためか、鞠の弾みが悪いように思う。下鴨神社で行われたときには、もう少しいい音を立てて高く飛んでいたのに、ちょっと間の抜けたような「ぼこ・・・」と、鈍い音。思うように飛ばず、勢い余って・・・

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ずり・・・・

 競技の間解説が入る。衣装のこと、蹴鞠のルーツ、そして蹴鞠と大化の改新の関係。これは知らなかった。
 国旗掲揚の儀式が執り行われる前から、ロープの張られた鞠場の端で、小冊子を難しい顔をして読んではラインを入れている、一人の若い女性の姿があった。待ち時間にも大学のお勉強かと思ったが、位置を変えているうちに彼女の持っている小冊子の中をのぞき見る位置に来てしまった。のぞき見などと言う、みっともない真似はしたくないが、見るともなく見えてしまった。それは蹴鞠のパンフレットだった。伝統芸能などを学んでいるのだろうか、真剣な顔をしてその視線は、手元の文字と蹴鞠を行ったり来たりしていた。

IMG_0342止まった瞬間
鞠が停まる

 1場が終わり、2場が始まる。そろそろ寒くてたまらない。足元から深々と冷えてくる。解説の方も言っていた。新年の下鴨神社で行うときよりも、こちらの方が寒いかも、と。私もそう思う。市街地からかなり離れているので、見物の人数が少ないせいもあるかもわからないが、寒さの感じ方が違う。これこそ京都の底冷えのように思う。
 幸い2場で終わりだったが、歯の根があわないほどにがちがち・・・ 鞠を蹴っている人はどうなのだろう。あの衣装では寒そうでならなかった。

IMG_0404鞠

 上賀茂神社まで自宅から自転車で25分、寒さに震えながら帰りは下りなので15分程度。案外市内はどこでも行けるものだ。植物園の横、春には見事なまでの枝垂れ桜が咲く半木の道(なからぎのみち)を通り、北大路通りを越える。その瞬間、ふわっと空気が暖かくなる。

   やっぱりなぁ、丸太町、今出川、北大路と通りごとに気温が下がるもんなぁ・・・ 

 寒い一日だった。雨は午後遅くから降り出した。帰ってから妙に目がごろごろすると思ったら、今日は黄砂を観測したとか。まさかここまで飛んでいたとは思いがたいが、化学物質の混じった危険物質の飛ぶ季節が春の訪れなのかと、ため息が出た。この季節はそのせいか、顔に湿疹が出て痒いのだ。私の春の訪れを感じる瞬間。
 しかし、NHKのBSハイビジョンで桂離宮を見たので、気分がいい。

   あそこの写真、撮りたいなぁ・・・ 予約、取れへんわなぁ・・・

 やっぱり、ため息で終わった。
【2009/02/11 22:23】 京の祭事 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
御所ゆかりの至宝展 in 京都国立博物館
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ポスター

 先月から始まっている御所ゆかりの至宝展、ようやく行くことができた。今月22日までなのだが、出展数が多いので、途中で入れ替えがある。今日の展示品が、既に替わっているかどうかは現時点では不明。目録の解説書を購入してきたので(これが結構重い)、またゆっくり見ようと思う。

 今日は御所繋がりで、先日、7日夕方近くの御所の梅をBGMに。

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 9時半開館なので、9時に自転車で出掛けるつもりにしていたのに、どうも天候が怪しい。よく晴れていたのに、気がつけば雨が降っている。空を見ると、雲が早く流れているし、冬型の空模様だ。外に出てみたり入ってみたり、天気が回復するのを待ったが一向にすっきりしないので、傘を差して電車で出掛ける。

 到着したのは10時を少し廻ったところ。待ち時間はなかったが、中は人でいっぱいだった。平日の午前中ということもあって、ほとんどがお年寄り。当たり前か。

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 私が楽しみにしていたのが、まずは障壁画、衣装と宝剣、そして茶道具。掛け軸の書などは私には読めないし、巻物も同様。
 一つ一つ、ため息が出る。そんな品ばかりだ。出目のお寺なども説明書に書いてあったので、余計に身近に感じる。今は冬の特別拝観を行っているところがあるので、そこでも見られるものがある。

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 第一展示室は狭い上に、部屋の真ん中にも展示品があるせいか、ちょっと込み入っていて動きにくかったが、その後はスムーズに見て回れた。途中、映像コーナーがあって、桂離宮なども紹介されていた。そうそう、明日、NHK総合、だったかな、再放送で桂離宮の番組を放送するようだが、生憎と関西のみだった。

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宗像神社のねこ

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宗像神社の水仙

 久し振りの博物館、中の展示もよかったが、外の庭園では濃いピンクの紅梅が満開。濃い赤は三分咲き、白梅は種類によっては咲いていたり蕾だったり・・・ 私の大好きな侘び助も。博物館は四季折々のお花が見られるのも楽しみのひとつ。ここでのお花はまた今度と言うことで。

IMG_0002妙心寺
次回の国立博物館展示のお知らせ

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京都文化博物館次回の展示

 今日のおまけその1。この春も忙しくなりそうだ。まあ、ちょっと割引が使えるので助かるが。特にボッティチェッリは京都でも行うとは思わなかったので、格別な思いがある。プリマヴェーラが見られたらもっと喜ぶが、贅沢は言わないでおこう。この「聖母子と天使」は日本初公開とか。

IMG_0234 十六夜その1
十六夜 昇ったところ
IMG_0245十六夜その2
十六夜その2 
 今日のおまけその2。昨日の満月は生憎の雨だったが、夕方遅くなってからやっと空が晴れて十六夜の月が昇ってきた。
【2009/02/10 22:09】 イベント | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
ライトアップと花灯籠 in 美山茅葺きの里
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茅葺きの里

 かれこれもう既に1週間前になる。節分を明日に控えたこの日、ライトアップのイベントが行われている美山に出掛けてきた。
 記事がたまってしまって、これも出そうかどうかと悩んだが、出すならあまり遅くならない方がいいだろう。何しろ梅が咲き始めているのだから。

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畑の雪

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消火用の放水銃

 「雪の美山とライトアップ」となっていたが、1月半ばに雪が降ってからは暖かい日が続いたため、雪はすっかり溶けてしまっていた。この暖冬で節分寒波が来なかった。この時期ならと、ずっと天気予報とにらめっこをしていたのに。まあ、天候だけは何ともならない。

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カメラを向ける男性

 そうこうしているうちに日は落ち、黄昏が迫る。あたりはどんどん色をなくしていく。灯籠にも灯りが入った。茅葺きの里のシンボルのようになっている色あせた郵便ポスト。それをアクセントにして撮っていると、向こうからカメラが向けられていた。

IMG_8468ポストと灯籠
ポストと灯籠

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灯籠その1

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灯籠その2

 あっという間にあたりは闇に包まれてしまった。やせ我慢のように三脚を持たない私は、そろそろお手上げだ。おじさんたちは重そうなしっかりとした三脚を持っている人が多い。ある人はジッツォの立派なものを持っていた。かなり使い込んだあとが見える。私もどうせ買うなら、あれくらいが欲しいなと、横目で観察。

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雪の灯籠

 しっかり雪が積もっていれば、自分で雪の灯籠を作らせてくれるようなことを聞いたのだが、雪かきをして道路の端にかろうじてざらめの雪が残っている程度では、どうしようもない。観光協会の人の作品だろうか。暗くなってから雪の灯籠が作られ、火が灯されていた。

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乾燥中のススキの束

 川の向こう側には、高さ2m以上もあるススキの束がいくつも立てかけて乾燥中だった。雪で濡れてしまうと思う人も多いと思うが、普通の雨と異なり、雪の季節は気温が下がるため害虫駆除にはいいそうだ。
 こんな束が二百数十個、一軒の屋根を葺くのに必要だそうだ。ススキを刈り取るための荒れ地には、数え切れないほどの束があった。何年かかれば一軒の屋根が葺けるのだろう。ススキも品薄、もちろん屋根を葺く職人さんも少なくなってきている。
 私の実家のお寺の山門は江戸後期のもの。かなり痛みが激しくなってきている。葺き直しが必要なのだが職人がおらず、美山から呼ぼうという話もあったが、こちらでも職人が全国に出向いているとか。うちの山門(って、私の家ではないが)の屋根は直せるのだろうか。

 風致地区の保存は結構大変なのだ。

 それより、雪が降ったときにここに訪れたいものだ。
【2009/02/09 22:21】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
御所にて その2
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 宗像神社の水仙が咲き始めた頃・・・

IMG_7847大将

 太く曲がった松の幹に座ってこちらを見ている猫を見つけた。ここがお気に入りの場所なのだろう。

   大将を撮ってるんか?

 御所の管理をする作業員のおじさんの声がする。

   はぁい(^.^)

IMG_7852大将の貫禄

 堂々とした貫禄、まさに大将だ。この御所は俺のものだと言わんばかりの、大きな態度。

IMG_7857よいしょ
   よいしょ・・・

 見回りだろうか、不意に腰を上げた。

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 大きな体をしなやかに動かして降りていく。と・・・ 

   え・・・?

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 急に彼は引き返してきた。なにが起こったのだ?

IMG_7867おお、いやだいやだ
   おお、いやだいやだ。厭なものを見てしもたがな・・・

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 ああ、そうか。柴を連れた散歩のおじさん。どうもこの柴が気に入らないようだ。

IMG_7875ほんまに厭なやつ
   ほんまに厭なやつや・・・ わし、どうもあいつらだけは好かんわ・・・

   は・は・は・・・(^_^;)

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紅梅

IMG_7891白梅
白梅

 とはいえ、1月末のよく晴れた日は何事もなく、御所の梅が咲き始めた。
【2009/02/08 08:35】 御所 | トラックバック(0) | コメント(17) | Page top↑
古式鬼やらい 最終日 in 平安神宮
IMG_9018大手門
閉じられた大手門

 午後より雨の降り出した節分。本来なら雪になり、文字通り節分寒波だったのだろう。

 平安神宮で行われる節分行事、いよいよクライマックスは鬼の舞いに豆まき。しかしこの雨で鬼の舞は大手門のみとなり、放送が入る。例年はここから大極殿前まで鬼が乱入していく。
 その放送がかかるやいなや、大極殿前に陣取っていた人がどっと押しかけてきた。私ははじめからこの大手門前に陣取っていたため、正面のいい場所を確保できていた。

IMG_9020ちび鬼
ちび鬼

 ふと遠くを見ると、待ち切れなさそうにふてくされているちび鬼の姿が・・・ このあとも面を外したり、付けたり。

IMG_9026ready・・・
ready・・・

 ところがだ。私の右手に老女が二人、迫ってきた。私より小柄な彼女は、傘をこちらに差し掛け、その先が私の頭の辺りに突進してくる。そして左手にもすでに待っている人がいるというのに、ぐいぐい押してくる。周りの状況を全く気にもせず、後ろの人などにも傘が当たる。わざと大きな声で、
   危ないなあ・・・ 押さんといて・・・

 などと言ってみたが聞いていないようで、二人でしゃべり続けている。そのうち大手門はここでいいのかと言いだして、一人が列を離れて確認に行き帰ってきた。そして多くの人が既に待っている列の中に無理矢理割り込もうとする。腹が立った私や他の人もブーイングを言い始める。すると、その老女、

   やっぱりここでいいんだって・・・

 と、言い訳じみたように言った。

   そうですか・・・(--;)

 他人さまに決して声を荒立てることはしないが、私もいい加減堪忍袋の緒が切れかけていたので、低い声できわめて冷たく見下ろした視線を投げかけそれだけ言うと、以後、無視した。
 どうして年を取ると厚かましい人が多いのだろう。特にこのような雨降りで傘を差している中では、先が人に当たらないように、雫が人に落ちないように、先に来て待っている人の中に割り込まない、当たり前のことだと思うのだが・・・

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open the door・・・

 時間になり、太鼓の音とともに閉められていた大手門が開き始め、ぬっと鬼の頭が覗く。

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乱入

 わぁっと歓声が上がった。まるで戦隊ものの着ぐるみのような動きだ。

IMG_9042行くぞ
   ものども、行くぞ!

   おおっ!

IMG_9045頭領

 これが頭領だ。人一倍、もとい、鬼一倍大きな面構えのようにも見えるが、気のせいか。

IMG_9049おい、そこのねーやん
   おい、そこの女!俺さまにカメラを向けてなにをする気だ!

   ひ、ひえぇ~ め、滅相もあらしまへん。堪忍しとくれやす、うちはなにもしぃしまへん・・・

 などと、私が怖がるはずもないが。

IMG_9061退治

IMG_9067乱闘

 やがて升に入れられた豆を持った人たちが、鬼やらいに現れる。スピーカーからは、巫女さんの声で「鬼は外、福は内」と、かけ声がかかり、それにあわせて香ばしく炒りあげた豆が撒かれていく。はじめは激しく抵抗していた鬼たちだが、執拗に撒かれる豆には降参していったようで・・・

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退散

 やがて鬼たちは、入ってきた門から外へと逃げ出していった。

IMG_9086豆

 誰もいなくなった大手門には、香ばしい香りのする豆だけが残されていた。

   天気がよかったら、すぐにハトやすずめがやってくるんやろなぁ・・・ きっとこれは彼らへのお供えだから

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 豆を拾う人の群れが、私には業にまみれた鬼のように見えた。
【2009/02/07 22:11】 京の祭事 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
徒然道草 今夜はお通夜で大阪まで
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壁に映った影

 昨日、出勤した私にうちのボスが告げた。

   Kさんのお父さんが昨日、亡くならはってん・・・

   え・・・

 K氏とは私が受け持っている業務を一緒に行っている、大事なパートナーだ。先週もお父さんの話は聞いた。具合が悪いこと、足腰が弱って、外泊中もたいへんだったこと・・・

   私は主任と一緒に行くけど、阿修羅王さんはどないする?

   もちろん、行きます。祭場はどこですか

   環状線の桃谷やて・・・

   (汗;) 大阪かぁ・・・ 環状線に乗り換えかぁ・・・ 遠いけど行きます。一緒に仕事してきたし

 前夜、電話しようかどうか迷ったらしい。わざわざ電話するほどでもなし、メルアドを知っていればメールしておいたが、と。

 仕事は一人欠けたままで済ませ、N女史が花かごを依頼するのに葬儀屋に連絡して、申込書を取り寄せてくれたので、一番時間的融通の利きやすい私が申し込みを行い、午後も山のような雑用を必死でこなし、定時に間に合わせる。簡単に電車の待ち合わせを確認して職場を飛び出した。出る寸前、K氏と同じ職種のの同僚N女史に呼び止められ、携帯の番号を聞かれてメモする。
 この時既に17時過ぎ。お通夜は19時から。時間的に17時50分か、18時の特急に乗らなければ間に合わない。お通夜だから始まっていても別段支障はないが、もし参列者が多くて到着も遅くなればちょっと困る。

 自転車を飛ばし帰宅。汗をかきながら大急ぎで着替える。バッグに荷物を入れ替えるが、ピアスを交換する暇もない。コートは?靴は?

   ああ、昨日のうちに連絡をくれていれば準備できたのに・・・ ボスのばかぁ・・・(泣;)

IMG_9205ハイヒール

 shoes boxを開けると、目の前に黒いハイヒールの入った箱が見える。大阪まで行くのに、7cmピンヒールのパンプスは厳しいと思ったが、はき慣れたローヒールのパンプスを探している暇がもうない。えいっと、それを履いて走り出す。
 駅まで走れば待ち合わせの電車に乗れる。乗り遅れてもその旨を携帯に電話すればいい。

   ああ、やっぱり間違いだったかも・・・

 後悔先に立たず・・・ もう遅い。靴音だけがかつかつかつ・・・
 最近、学生の時にひどく捻挫した痕が、冷えたときに痛み出していたのだ。

 先日梅田に行ったばかりだったが、大阪という街は私にとっては大都会で、ボスもそんなことを言う。家族が多く、一人で旅行に出ることもないのでたかが大阪でもとても緊張するとか。時間的余裕があれば多分私でもどこでも行けるとは思うが、今はそれどころではない。とにかく、ついて行くのみ。

 電車が走り出してしばらくすると、私の携帯がぶんぶん・・・ 090-で始まる携帯の番号だ。登録した名前が出ないから、きっとN女史からだろう。

   はい、阿修羅王です。今なぁ、電車の中やねん。17時50分の特急に乗ったけど・・・

   こっちはH君と次の電車に乗るわ

   わかった、先に行ってるしな

 電車の中では、職場では忙しくて話すこともできない様々なことをボスと話す。K氏のお父さんのこと、Yちゃんに念願の赤ちゃんができたのに、時差出勤をしていないと言うことはだめだったのか(切迫流産で仕事を休んでいた)、今度来る新人のこと、勤務態勢のことなどなど・・・
 到底私では対処できない問題ではあるが、締め付けが厳しくなった昨今、彼女の心労も計り知れないところがある。たまにはそんなことも聞いてあげなければ。どうにもならなくても、言葉に出して言うだけでだいぶん違うのだ。決して彼女のフォローはできないが、職場で少しでも私の微力で助けができたら、自分の都合で現役の最前線から去ってしまった私を快く送り出してくれた、ボスや同僚の力になれたらと思う。それがせめてもの私の恩返し。

 京阪京橋で環状線に乗り換える。桃谷まで駅は五つほど。ボスたちはJRの切符を買いに行くが、私にはICOKAがある。最近はJRに乗る機会がなく、たんまり金額は残っているはず。

 桃谷で電車を降りると、出たところにお知らせの看板が出ている。その矢印は商店街のアーケードの中を指し示している。祭場まで道がややこしいからタクシーで行った方がよいとは、K氏のしたで働くF女史のアドバイスとか。
 我々はタクシーに乗り、祭場へ。よかった、少しでも歩かずに済んだ。

 確かに少々わかりにくい場所だった。お香の匂いがあたりに立ちこめ、読経の声が響いている。受付を済ませてお焼香の順番を待つ。そうしているうちに後続のN女史とH氏が到着。また、大阪の関連機関へ出向いているU氏は妻子を伴い、あるいは出張中のY氏は出張先の木津から車でここへ向かったようだ。うちの部署、トップとそのすぐしたのクラスはまだ来ていない。仕事の関係で出払っていることもあり、無理かもとは聞いている。

 我々の順番が来た。主任が行き、ボスが行く。その後私が済ませて去ろうとしたとき、私の名を呼ばれた。

   阿修羅王さん、来てくれたんやね・・・

 その声に顔を上げると、ずっと一緒に仕事をしているK氏の泣き笑いの顔があった。黒い喪服に身を包み、悲しく辛いのに賢明に笑顔を作ろうとする彼の顔。その顔を見た途端、私の中で何かが切れた。どっとこみ上げてくる感情。

   今朝聞いて、もう、びっくりして・・・

 それ以上言葉もなく、深々と頭を下げて失礼した。熱いものが目に溢れようとしている。きっとこれ以上何か話しかけられたら、泣いていただろう。

 気丈な彼は、お父さんの具合が悪いときでもそれを顔に出さず、理性を保っていた。まるで他人のように、第三者のように振る舞っていた。これからお父さんがどんな経過を辿るか知っていたから、特にそうなってしまったのだろう。自分がしっかりしていなければと。
 そしてお父さんが亡くなった今、彼はやっと肩の荷が下りて、本来の姿に戻ることができたのだ。いつぐらいから悪かったのかは知らないが、家族の方たちは本当にお疲れ様だったと思う。

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牡蠣フライ定食

 お焼香のあと、先発の我々と、後発の二人は思い出話をしながら歩いて駅まで帰り、再び京橋で降りる。ボスと主任は先に帰り、私とN女史、H氏は晩ご飯を食べに行く。仕事から帰ってから何も口にする時間もなく、ちょっと座って脚も休めたかった。
 ショッピングモールのお店を見て回り、串カツのお店に決める。

 ここでも彼のこと、仕事の話は尽きることはない。N女史とは私が復帰してからのつきあいだが、何故か旧知の仲のようになっていた。昨年の4月に出向先から帰って来ているので、面識はなかった。相性が合うというのは、こういうことを言うのだろう。H氏、う~ん、H君だな、私にとっては。彼とはK氏と一緒に仕事をしている仲間だ。彼らとは担当部署が若干違うのだが、いろいろ話が弾む。結局、帰りの電車でもずっとN女史と(彼女は私より少し年上らしい、大学院を出て、仕事をしてから再び大学に入り直して今の仕事をしているとか)仕事や給与、4月からの大きな異動について、ずっとしゃべっていた。そしてプライベートのことまでも。こんな機会がなければ、彼らとこんなに込み入った話はできまい。

 殆ど立ちっぱなしで帰ってきた私の脚は、歩くのが辛いほどだった。幸い、今日は肩の治療で整骨院へ行く。一緒に脚も診てもらおう。

 来週、彼は出てきているだろうか、一親等の親族だから長く忌引きがもらえるが、仕事は待ってはくれない。出てくるような気がする。 
【2009/02/06 17:59】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
古式鬼やらい その2 in 平安神宮
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柱の御札

 昨日の続きを。

 最近の天気予報は本当によく当たる。額殿で狂言を観賞している間に、予報通り雨が降り出していた。次の行事は14時から。狂言が終わったのが14時15分くらい。こんなにたくさん見る予定ではなかったのだが、仕方あるまい。次の追儺式も見て帰ろう。

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 とはいうものの、雨はずっと降り続いている。傘を差してじっと待っている人の姿もあるが、カメラを抱えてはどうも。手洗舎の屋根の下で、雨を避けた。時刻となり、まず大手門内側に向かって邪気祓いを行い、私の立っていた方、南側に向かって行っていく。

 傘を差すと多くの見物人もいるため邪魔になる。見物だけの人、濡れながら写真を撮る人・・・
 始まった途端に私も正面近くの、まずまずいい場所を確保する。うまい具合に左右から傘を差している人の影に入らせてもらった、というより、入る形になったと言うべきか。
 神社側のカメラマンは狂言のときからずっと一緒だったが、一人で傘を差して撮影しているのがたいへんそうだ。思わず、交代で傘を持って撮りませんかと、声を掛けたくなる。神社の記録だからいい場所へも入れるし、好都合だ。

 しかし我々一般の見物人はそうはいくまい。見物人の中には、邪魔だからとそこを下がれと言わんばかりに文句をいう人がいた。神社の白い上っ張りを着て腕章も付けているのに、関係者の人だと言うことがわからないのか。それとも自分たち見物人が優先されて当たり前と思い上がっているのか。
 いつも思うこと、だからカメラマンはマナーが悪いと言われ、自分で自分の首を絞めるのだ。こういったことを言う人は、大抵年配の人が多く、年を取ると何でも自分の思うようになるとでも思っているのか。

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 そんな人は放っておいて、儀式はつつがなく進む。

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 この儀式が終わると、見物人はさあっと散っていく。再び雨宿りに入った私は、参加者が記念撮影に戻ってきたのを見て、再び外へ走り出す。正面にはもちろん、神社のカメラマンの男性がいるので、彼の傘を避けながらちょっと横から失礼した。

 次の行事は15時から。まだまだ続く節分会の行事。もう少しだけお付き合いを。
 
 この続きはまた今度。
【2009/02/04 22:51】 京の祭事 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
古式鬼やらい その1 in 平安神宮
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 今日は節分。各神社やお寺では、厄除けの節分祭が執り行われている。うちの近くでもどこに行こうかと迷ってしまうくらいに、多くの社寺で行われる。はしごをしたとしても2カ所が限度か。まあ、いい。平安神宮にしておこう。天神さんはちょっと遠いし、何回も行っている。祇園さん(八坂神社)も京舞の奉納なんかがあるが、舞台の上で見上げることになり、ちょっと厳しい。

 とかなんとかいいながら、まだ行ったことのない平安神宮に決めていた。下鴨神社とどちらにしようとも考えていたが、天気が悪そうで、何カ所も廻れそうにないというのが、一番の理由。

舞台
額殿内にしつらえられた舞台

 12時からの狂言に行く予定にしていたのだが、午後から職場に書類を提出しに行きたかったので午前中にかき込んでいたら、すっかり遅くなってしまい、到着が15分前。こうなれば遅れついでに甘酒の授与があるので、そちらを先にいただいてから。
 中は座るところがないほどに人で溢れている。しかし写真を撮ろうと思えば、立っている方が撮りやすいので一番後ろへ向かう。その後も次から次へと人が入ってくる。すると、二人の人が席を立って行ってしまった。それを見ていた60代くらいの女性の二人組、私の目の前の席と私を見比べる。
 私はにっこりと笑顔を見せる。

   どうぞ(^^ 

 御礼を言って座った二人だが、座ると見えないことに気がついて慌てて立ち見席へ戻ってきた。

 この節分の時期、茂山家ではあちこちの節分会(せつぶんえ)に出演している。北野の天神さんや、壬生寺、壬生寺はもっぴーこと宗彦さんが行っている。大忙しなのだ。

IMG_8590 r蚊相撲
蚊相撲

 最初の演目「蚊相撲」 滋賀県守山に住む蚊が、相撲取りになって主と相撲を取るのだが、立ち会いの時に血を吸われたことで正体がばれ、扇子でばたばた扇いでひるんだときに細長い口を取られてしまうというお話。つい先日、何かのニュースで聞いたのだが、守山が狂言の舞台になっていると言うことを知らない人が多いので、それを広めるとか。まあ、「蚊」が住んでいた在所というものだが、それでも何かの根拠があって、守山出身ということになったのだろう。

主を脅す鬼の面を被った太郎冠者
主を脅す、鬼の面を付けた太郎冠者
IMG_8624 r主に叱られる太郎冠者
主にばれて叱られる太郎冠者

 次の演目は清水(きよみず) 主に夜中になってからお水を汲みに行くよう言いつかったが行くのがいやで、鬼に出会って這々の体で帰ってきたように装ったが、大事な鉢を置いてきてしまったことをなじり、主は取りに行く。これはやばいと、太郎冠者は鬼に化けて主を脅したが、結局ばれて叱られるというもの。女性の狂言師だったが、男性と変わらないほどのよく通る力強い声だ。

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酢売りと薑(はじかみ)売り

 ちょっと年配の男性二人。しかし声はさすがにしっかりと通る。ところが時々せりふを忘れるようで、ちょっと詰まると後ろに座った黒子からお助けのせりふの冒頭が聞こえてくる。お話の面白さとは別に、詰まるたびにくすくすと忍び笑いが・・・
 この背後に座っている方こそ、茂山千之丞さん。今年86歳になられるはずだ。

蝸牛
蝸牛

 この日、一番見たいと思っていたのがこれ、蝸牛。この間のαステーションのプログラム、喫茶ヌーベルバーグで紹介されていた。この番組は、茂山一門の若手が日替わりでDJを勤め、お話狂言というコーナーでは狂言を簡単なお話にしてどんなストーリーなのかを紹介する。
 以前からこの蝸牛は知っていたので、わくわく。それにこの演目には茂山あきらさんと童司くんが出演する。

茂山あきら
茂山あきらさん

茂山童司
茂山童司さん

 この蝸牛は、山伏の姿形から太郎冠者が、探せといわれた蝸牛だと思いこみ主の元へ連れて行くというもの。ただこの山伏、ちょっといたずら心があってからかってやろうとする。だから雨も降っていないし、すみかの藪から出すならお囃子を持てと、太郎冠者にお囃子をさせるが、主は山伏だと直ぐにわかってしまうものの、みんなで踊ってどこかへ行ってしまうと言う、なんともあっけらかんとした楽しいお話。あちこちで爆笑がわき起こっていた。

 狂言というのは古典落語にも繋がるものがあり、とても楽しく見られる演劇だ。最近は茂山家でも若手の人たちが多く活躍していて人気があるので、金剛能楽堂などでもチケットを取ろうという気が失せてしまう。こんな機会はむだにせず、楽しみたいものだ。

 さてもさても・・・ というのは狂言でもよく使われるせりふ。さてもさても、この続きはまた今度。

   さらば、さらば・・・

 と、以前DJを務めていた千三郎さんの声が今でも耳に響く。なにか不祥事を起こしたらしいのだが、番組を降板してから影が薄くなった、というより聞かなくなった。今はどうしているのだろう。

    平安神宮 節分行事
【2009/02/03 23:32】 京の祭事 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
御所にて その1
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参拝

 霜が真っ白に降りた早朝、彼女はいつものように参拝に現れた。本殿に参り、末社に順番に手を合わせていく。いつも行い慣れた、毎朝のお勤めだ。迷うここもなく、流れるような行動。

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舞台と水仙

 時折野鳥の鳴き声が響くだけの静かな境内。そこには彼女の打つ柏手の、よく響く打撃音と、シャッターを切る音だけ。早朝から出掛けてくる観光客もいない。

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舞台の屋根と木蓮の蕾

 早春と言えどもまだ春は浅く、木蓮の蕾は固い。木蓮を見ると思い出すのはスタ・レビの木蓮の涙。正しくは「木蘭の涙」。とても悲しい歌だ。だが切なく歌い上げるスタ・レビのボーカルがいい。歌詞を聴きながら様々なシーンが想像される。人それぞれ、色んな想いがあるだろうと思う。

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   なあなあ、ねーさん、なにを言うてん?それよりわてと遊ばへんか。ちっと寒いんや

   き、来た・・・

 枯れ葉の上で丸くなっていた彼。散歩中の男性に座ったままで体をなでてもらっていたが、男性が去った途端、こちらに駆け寄ってくる。

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   何して遊ぼか?なんでもええで

   ええって、あんたなぁ・・・(^_^;)

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   まずは暖まろか

 彼は飛びつくようにすり寄ってきて、脚にまとわりつき体をすり寄せる。多くの常連さんにエサをもらって丸々と肥っているが、所詮外猫、寒いに違いない。野良子なのにここの猫たちは本当に人慣れしている不思議な子だ。

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   やばいことになったわ、ねーさん。厭なやつが来よったし、わて、行くわ。
   また来てんか、待ってるで

 見ると、ゴールデンや黒ラブなどを連れた散歩中の人が2人、こちらに向かってくる。リードに繋がれているとはいえ、やはり犬は苦手なようだ。もう一度もふもふの体をなでてやる。

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九条邸のアオサギ

 グレイの羽なのになぜアオサギと言うのか?こうして見ると、光線の加減で青みがかって見えないこともない。

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マガモの♂

 彼女のいない独身男性の群れか。

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マガモのペア

 こちらは彼女付き。

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 今日のおまけはこれ。帰りの鴨川で飛んでいたユリカモメ。サギと違って飛んでいるユリカモメは小さく、なかなかうまく撮れないものだ。

 この続きはまた今度。   
【2009/02/02 09:47】 御所 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
ストラップ
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 PCで作成するいろんなキットがあるが、最近気になっていたのがストラップ。中に自分の好きな写真が入れられるということで、サンプルを見ると子供やペットの写真を入れている。車のナンバーというのもあった。
 そこで閃いたのがこのストラップ。中に阿修羅の写真を入れて作ってみたいと思った。写真はクリアファイルとポストカードをスキャニングしたもの。著作権がどうなるのかと心配しながらも、個人で楽しむものなら問題ないだろうと勝手に解釈。

 大きさはそれほど大きくはない。18mmx24mm。両面に入れられるので、裏には文字を入れてみた。なかなかよいできだ。ケータイとコンデジに付ける。。

 これに気をよくした私は、目下ほかのものを考え中。
【2009/02/01 15:30】 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
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