日々感じたあれこれ身辺雑記
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阿修羅王

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ミニチュアカメラマンのファインダー通信
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徒然道草 今夜は歓送迎会
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お店のエントランス

 昨夜は雨の降りしきる中、職場の歓送迎会。3月末で6人も退職するにあたり、早めに少しずつ勤務異動が行われている。今月は2名出て2名入ってきた。

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ブーケその1

 出て行く2人はどちらも私に深く関わったものたちだった。一人は遠い親戚の子。この3月で8年経験の働き盛り。みんなのうらやむ寿退職だ。新人で入ってきたときは、以前の職場で同じチームを組んだ。新人で来る中に、親戚の子がいると母に聞かされていたが、まさか自分の部署でチームリーダーをしていた中に入るなどと、ものすごい偶然だと思った。
 3年経って、彼女は職場を変わっていき、4年前今の職場に私が転勤したあと、再び彼女と再会。またしても同じチームを組んだ。そして昨年3月彼女は私を送り出し、またこうして今度は私が彼女を送り出すことになった。泣き虫の彼女は挨拶の言葉も出ないくらいに泣きじゃくる。切れ者でとても美人の人気者だった。

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ブーケその2
 
 そしてもう一人は、私がこの職場に転勤してきたときに指導に当たってくれた同じ年だが、私の方が1学年上の、泣く子も黙る(なんていうと怒られるかな・・・)S女史。何回か記事にも書いた彼女だが、結構きつく当たられ泣いたこともあったが、1年くらいで勤務移動をして離れていた。それでも彼女から教わったことは膨大な数で、自分のスキルアップに繋がっていたので、恨む気持ちは毛頭ない。
 しかし昨年3月からここに戻ってきて、以前きつかった彼女はすっかり落ち着いていてびっくりしたものだ。そしてなにかと私に近寄ってきていた。最近では携帯で長時間おしゃべりをすることさえあるのだ。

 信じられない展開。以前にも書いたが、きっと異動先の職場でなじめず、かといって古巣に帰ってきても派閥に入りきれず、私に保護を求めたのではないかと思っている。いいように使われていると考えられるが、それでもいいではないだろうか。しんどかった転勤した頃の、あの私の気持ちが分かったのではないかと考えている。体力的にも精神的にも、仕事について行けなくなったというようなことを、彼女は言っていた。私もそうだった。これ以上このまま続けていると心身共にぼろぼろになってしまいそうだった。しばらくゆっくりして、今度はもう少し楽なところを探して仕事は続けるとのこと。根っからの勉強家の彼女は、様々な資格も取っているが、再びそちらの方も番張ると挨拶でも言っていた。

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デザートのマンゴープリン

 うちの女ボスも泣き虫の人で、まだ若いためか、ベテランがやめていくことをとても不安そうにしている。アルバイトとなった私でさえ何かと相談や愚痴をこぼしたりしている。この日の挨拶も自分がやめるのではないのに、ハンカチが離せなかった。他所より何かと多忙で残業の多い職場。それをまとめていくのはたいへんなのは、スタッフでさえ了解している。

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焼酎のコレクションその1
 
 結局昨日も夕方近くになってから忙しくなってしまったとのことで、19:30予定の宴会は、30分遅れで始まった。

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焼酎のコレクションその2

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果実酒のコレクション

 気が付けば既に22時半。お開きだ。外は来たときよりひどい土砂降り・・・ 同じ方向同士、タクシーを拾って帰る。私は若い子2人と広い通りへ出た。彼女たちは寮だが、うちの近くなので。すると一人の子が、じゃあ、と言って通りを渡って行ってしまった・・・

   ・・・?なんで?いつの間に引っ越したん?

   違うんですよ(^_^;) 今夜は彼が来てるので・・・

   あ、そう・・・(-_-;) ええなぁ・・・

   いいですねぇ・・・

 私のかわいがっているYちゃん、3年ほど前から、同僚の男の子と付き合っていることは知っていた。しかし宴会の時、最近距離ができてしっくりいっていないと言っていたばかりだった。彼は付き合い始めてしばらくして、郡部の関連部署に出向している。遠距離恋愛はたいへんだ。

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洗面所の陶器製手洗い

 少しあっけにとられながら、幸せそうに手を振りながら去っていく彼女を見送った。彼氏はうちに来たとき、上の人からかなり叩かれていた。しくじったときなんかは、気の毒になるほどだった。そうならないよう私もなるだけフォローはしたつもりだった。彼氏SくんはYちゃんに、多くのスタッフが嫌いな中で、私ともう一人、今は隣の部署に異動してしまったA女史は好きだったと言っていたらしい。

   そうかぁ、嬉しい言うといてな、Yちゃん・・・

 ジーンズの裾はびしょぬれだった。先にタクシーを降りるとき、彼女にタクシー代をいくらか持たせて足早に家路についた。

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 今日のおまけはこれ。お店を出てすぐのところにあった銭湯。今年の干支でもある、のれんの牛さんが目に停まった。スポンサーの牛乳石けんの絡みだったのかどうかは不明だが、なかなかいいデザインだと思った。手ぬぐいにしてもいいかも。
【2009/01/31 14:11】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
第17回洋蘭展 その2 in 府立植物園
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盆栽のある温室

 昨日の続きを。

 坪庭をテーマにした洋蘭展。いい枝振りの松の盆栽が一鉢・・・ 周りの黄色い小さな花を付けたランは、菜の花みたいだ。白い見事な胡蝶蘭は青竹の柱に植え付けられている。

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黄色いランその1

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黄色いランその2

 1cmもあるかないかの小さな花だが、集まると霞のように見えてボリューム満点。

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ピンクのデンドロリウム

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白いデンドロリウム

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小振りなデンドロリウム ”グリーン・アイズ”

 デンドロリウムも多くの種類があって、それぞれ異なる顔がかわいい。中央が緑がかった花はちょっと変わっていて、とても綺麗だった。

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デンファレ

 この小さめな花をつけるデンファレがとても気に入ってしまた。珍しい種類でもないが、縁に向かって濃くなるぼかし方の存在感が大きいと思う。

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水滴

 開園前に水やりをしたのか、所々濡れている通路もあったが、花に付いている水滴がライトや陽射しに小さく輝いていた。

 この続きはまた今度。もう少し洋蘭展のお付き合いを。
【2009/01/31 10:16】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
第17回洋蘭展 その1 in 府立植物園
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 今日から始まった恒例の洋蘭展。今年のテーマは「京の坪庭」。何故か松の盆栽が・・・と思っていたら、そんなプレートが見えた。

   なるほど・・・

 植物園もマンネリにならないようにしているのだ。

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鹿威し

 こーん・・・ そんな音が定期的に響く温室。なんだろうと思ったら青々とした切り出したばかりの竹で作った鹿威し。

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デンファレその1

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デンファレその2

 お昼頃から雨だという今日は、夜には職場の送別会に行く予定。途中にお花を買っていきたいが、知らないところでお花屋さんを探すのもたいへん、待ち時間もいる。降り出す前にお花屋さんに行っておきたい、でも洋蘭展にも行きたい・・・
 午前中、朝イチで温室に入り、また後日ゆっくり行くつもりでとにかく出掛けてきた植物園。展示場の出品点には目もくれず、温室側に展示してある会場にまっしぐら。初日だから人も多いかと考えたが、思ったより少なく、独り占めのように贅沢をしてきた。

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デンファレその3

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シンビジウムその1

 曇っているが、温室は明るい。濃いピンクのランたちがとても綺麗だ。どの子も綺麗できりがない。

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黄緑のカトレア

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デンドロリウム

 夢中でシャッターを切っていたがそろそろお昼。帰りにはお花屋さんに寄りたい。後ろ髪を牽かれる思いで後にする。

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 今日のおまけはこれ。年配のおじさんがケータイを取り出してシャッターを切った。綺麗なものを愛でるのに、性別も年齢も関係ない。

 この続きはまた今度。
【2009/01/30 17:11】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
今日のおやつ
IMG_5127雪兎

 こんばんは。ご無沙汰しています、ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。

 ぼくたちね、もう眠り掛けていたんです。そしたらあーちゃんが自分が先に寝るからぼくたちにしゃべっといてって。ちょっとひどいと思いませんか。ぼくたち子供ですよ、もう寝る時刻なのに。でもこんなことを言っているうちに時間が過ぎるのでさっさとしゃべります。いつもしゃべり過ぎとも言われるぼくたちです。

 今日のおやつは上用まんじゅうです。それも雪うさぎのお饅頭です。これは出町のふたばさんのお饅頭です。いつもたくさんのお客さんが並んでいるのに、この日はほんの数人しかいなかったので並ぶことにしたんですって。

 雪うさぎはまん丸の体がかわいいです。ピンクの目もかわいいです。白いのがこしあんで、ピンクが粒あんです。知っているお店の雪うさぎの餡は、みんなそうですね。取り決めなんでしょうか。
 さあ、お味です。あまりにもかわいいので食べにくいです。囓ったときに「痛っ」て叫んだらどうしようかと思いましたが、何事も起こりませんでした。よかった・・・

 あれ、何を言おうとしていましたっけ?ああ、そうそう、お味ですね。もちろん、うふ、甘くておいしいですよ。お茶はね、宇治のお煎茶を煎れてもらいました。おまんにはやっぱり緑茶です。お茶のお代わりまでしてしまいました。

 あーちゃん、今日も美味しかったです。ごちそうさまでした。また買ってきて欲しい・・・なぁ・・・?
 あ、もう眠っちゃってる。ではぼくたちも寝ます。お休みなさい。zzz・・・
【2009/01/29 22:21】 ぴよちゃんの日記 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
写真集 「夢と祈」 by 横井恵美氏
IMG_5214写真集
写真集

 暖かい日和に誘われて散歩に出掛け、帰ってくると宅配boxに荷物が届いていた。なんだろうと取り出すと知った名前、懐かしい名前だ。しかしどうしたのだろう。手触りは本のような感じがする。

 急いで部屋に戻り、中を傷つけないよう、そっとカッターナイフで端を開けた。中から出てきたのは一冊の写真集だった。

 差出人は横井恵美さん。αステーションのDJをされていた横井くにえさんのお母さまだ。くにえさんとは仕事の関係で少しお付き合いがあった。お母さまともよくおしゃべりをさせていただいたことがあるが、写真をご趣味にされていることは存じ上げなかった。今回80歳を迎えられた年に、記念に作られた写真集を送っていただいたと言うことだ。現在のお年は内緒。女性なので。でも、ずっとお若く見える方だ。笑顔の素敵な方だった。もちろん、くにえさんも。

 中を見て涙が出そうになった。タイトルとお母さまの心、そしてくにえさんへの祈りの気持ちが沸々とわき上がってくるのだ。美しい色合いの写真から、そんな見えない色が湧き出てくる。ああ、どう表現したらよいのだ?未だ興奮がさめやらぬうちに打ち込みを始めたせいか?
 
 この作品集には、タイトルが示すとおり祈りの形が様々な姿で収められている。私自身、身内など多くの人を見送ってきたので、神社仏閣では色んなことを祈ることが多い。そんな気持ちも被ってくるのだろう。この写真集は、私のとても大切な宝物だ。お母さまの繊細で豊かな感情の溢れた画は私をも静かな祈りの世界へと誘い、くにえさんの想い出を繋ぐものとして確かな絆となる。そしてまた私がこれからやりたいと思っていた写真への大きなヒントになった。

 今夜は御礼の書簡をしたためることにしよう。くにえさんのことを思い出しながら。


   横井恵美 作品集
 
【2009/01/28 16:09】 日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
時間割 by うそこめーかー
 リンク先のお宅でちょっとお遊びをしてきたら・・・ その名を「うそこめーかー
 いろいろ種類があるが、どれを試しても笑えること間違いなし。初めてうそこめーかーで遊んだのは職場のT君とだったが、休憩中、二人で大笑いをした。

 で、今回は時間割めーかー。結果はと言うと・・・


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 私はそこまで勉強家ではないが、今置かれている現状はこんな感じかも。ちょっと笑った。

 ゴルフはしないが・・・ ま、お遊びと言うことで。


   お願いやし、少し休ませてんかぁ・・・(T_T)
【2009/01/27 22:16】 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
寒梅 その2 in 北野天満宮
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紅梅と狛犬

 昨日の続きを。

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紅梅その1

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紅梅その2

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社殿の裏手

 もう陽は大きく傾き、影は長くなっている。最期の光はオレンジ色。紅の壁に当たる陽射しはまだ明るいが、その陽射しを浴びながらくらい顔で行き来する男性がひとり・・・ 黒っぽい竹へらのようなものを両手で押し抱き、思い詰めたような表情・・・

 何かの願掛け、お百度参りだろうか。暗くなりつつある境内で、ひとり黙々と足早に行く。その周りを彼の存在さえ目に映っていないかのように、すれ違う参拝者と紅梅を愛でる人。おのれとは関係のないものには関わりは持たない人の目。それが今を生きる術だ。

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灯籠の灯り

 もうまもなく陽が沈む。
【2009/01/27 10:26】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
寒梅 その1 in 北野天満宮
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紅梅その1

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三光門のしめ縄

 多くの人で賑わう今年初の市、初天神の人混みをどうにかすり抜け、奥の境内へと滑り込む。多くの人が行き来する楼門の下は、ゆっくり頭を下げて礼をするゆとりもない。しかし中へ入ってしまえばそうでもない。黒光りをする牛をなでる人、これは人だかりでなでることができないくらいだった。仲間と写真を撮る人、早咲きの梅花を撮る人、私はその一人になる。

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紅梅その2

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紅梅その3

 咲いているのは紅梅が殆ど。白梅は二本程度しか見なかった。それも花数は少ない。この紅梅たちの前では、多くの人がその前に立ち写真を撮るのに忙しそうだ。ペアで来た人は一人ずつ撮っていたが、一人で来た人は寂しそうに携帯を自分に向けて撮っている。

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ロウバイその1

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ロウバイその2

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ロウバイその3

 社殿の西側を囲う小さな門を出たところに、いつもたくさんの花を咲かせるロウバイがある。すでに満開で、あたりは甘い香りに包まれている。石灯籠が立っているので、それを借景に撮っていると、年配の男性が仲間に加わる。オリンパスを構えている。直ぐに行ってしまうのかと思ったがそうではなく、立ったりしゃがんだり、私と同じように変な方向から撮ってみたりしている。
 その横を通り過ぎようとする中年女性の声がする。

   わあ、いい香り!白梅が咲いてるわ

   え、え?これ、ロウバイやけど・・・?

 連れの女性も否定をしないので知らないのか?まあいい、私にはあずかり知らぬこと。問われれば答えるが、問われもしないので知らん顔をする。だが花の形も違うし、解らないものかと。

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ベンガラを塗った壁

 寄席が終わってからこちらに廻ったので、既に陽は大きく傾いている。西日の当たっているところでも、その色はオレンジ色になりつつあった。石灯籠には蝋燭の小さな火が燃やされている。多かった人も少しずつ減ってきている。賑やかだった天神さんも、そろそろ静かな眠りに入る準備を始めたようだった。

 この続きはまた今度。 

   北野天満宮
【2009/01/26 17:05】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
北野寄席 in 立本寺
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会場

 北野白梅町の近く、千本中立ち売りの立本寺は、ひっそりと街中に立つ日蓮宗のお寺。地域に開かれたお寺として活動をしている。そのようなことを知ったのは、ここの本堂前に夏になれば置かれる、蓮の花を撮りに来るようになったときだ。本堂前は地元の人がよく利用する抜け道になっている。

 そんな立本寺で第4回北野寄席があるからと、お誘いを受けたのがつい先日。主催は北野商店街の「北野界隈創世会」と言って、商店街を盛り上げていこうというグループ。

   寄席やて!うちなぁ、好きやねんな、これ・・・

 と言うわけで出掛けてみた。今日は天神さん(北野天満宮)の初天神で露天や骨董やさんが出ているので、ついでに覗いてみよう。梅の花も、早咲きが咲き始めていると聞いた。カメラはどこに行くときでも持って出る。

 14時の受付に少し早く到着。先に天神さんを覗いて来ようと思ったが、あまりの混み具合に引いてしまった。きっと受付に遅れてしまいそうだ。ところが少し早く到着しすぎて、まだ始まっていなかった。会場の玄関を開けるからそちらに廻って下さいと言われた。
 隣の建物の玄関に回ると、きっと彼も寄席に来たのだろう。大学生くらいの黒いコートを着た男性がいる。ブルーがかったグレーのシャツに、銀ねずのタイを少し弛めに絞めて着崩している。

   ちょっと、このコート、年代物やわ・・・ 明治時代のトンビと言うやつ。すごいなぁ、かっこいいなぁ・・・

 トンビとはインバネスコートのこと。シャーロックホームズが着ている、あのコートだ。若い彼によく似合っているではないか。

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 その彼と一緒に受付を済ませ、パンフとアンケート、そして寒いからと使い捨てカイロにお餅まで付いている。おざぶ(座布団)の並んでいる広間に入り、ストーブの側に陣取る。本当に寒かったのだ。そしていつもここでお勤めもされているのか、仏さまが見えたので内陣の手前に座り手を合わせた。

 年に4回行っているという寄席、パンフを見るとここ北野界隈は上方落語発祥の地だそうだ。それは知らなかった。平安遷都に至る前、ここには秦氏の一族が住むところだった。そこから平安遷都、寂れていく右京のことは歴史で学んだからよく知っている。しかし平安の昔、菅原道真の祟りを恐れ天神さんができたころは、この辺はかなりの賑わいを見せていたそうだ。市が立つ、今日の賑わいくらいはあったのかも知れない。

 今、京都の商店街は大型店舗のチェーン店に押されて悲鳴を上げている。小売店もそうだ。ここはまだ空き店舗は少ないが、私の古巣、泉涌寺から今熊野商店街は見る影もないのだから。自分自身、お買い物はまとめて大型スーパーで済ませることも多いが、小売りでなじみのお店を巡る方が、私は好きだ。
 今また平安の昔のように、廃れていくことのないように祈りたいものだ。

 そしてまた、北野は「チンチン電車」が走っていたところでもある。その記念碑も建っている。北野の賑わいと、天神さんの参拝者目当てだったそうだ。歴史というのは、本当に面白い。特に京都は歴史が多いが、こんなことに繋がっているのかと、びっくりするようなことが多々あるのだ。

 受付時にもらったパンフレットの観光案内地図などを見ながら、ここ知ってる、このお店知ってる、などと見ているうちに挨拶が始まる。
 司会はKBS京都ラジオでパーソナリティをしている、と言っても私は知らなかったが、京都美山高校校長でもある大野実先生。初対面だがどこかで見たような、知っているような、と思っていたら「京都のオバマ」と紹介があった。なるほど、細面の顔はそっくりだ。本物のオバマ大統領がまた、日本人に似た風貌をしているので余計にそう感じてしまった。

 ところで寄席のレポートは、と突っ込みが来そうなのだが、私には前座の方が興味津々。大野先生は前座でギターを弾き伴奏もされていた。シンガーソングライターでもあるという。CDも出しているとのことで、持ってきたらよかったとは、彼のせりふ。

 前座の演奏と歌が終わるといよいよ本番が始まる。若手二人による古典落語。さすがに噺家は声がよく通る。しかしそれにも増して大きかったのが、私の後ろに座っていた人の笑い声。どんな人か解らない、性別さえ解らない。男性のような、でもちょっと甲高い笑い声。後から見ると、体格のよい男性だった。納得。案外そのような体格の人が、高い声を出すことが多いのだ。声帯を圧迫されるのか。

 ま、そんなこんなで、楽しい落語で大笑いさせてもらった。コメディを主体とするような(と勝手に考えているのだが)漫才は好きではない。しかし一人で声色を使い、ちょっとした仕草で情景を演出する落語は好きだ。これこそ話芸というものだ。市民寄席など多く人が集まると言うが、その気持ちがよく分かる。

 終わった後、前座を務めていた中のひとり、実を言うとこの寄席を教えてくれた人でもあるが、帰りの近道(出口)を説明してくれたのだが、夏にはここに蓮の写真を撮りに来ているからわかるというと、びっくりしていた。梅雨の頃だろうか、大きな蓮の鉢を出すのは。この時期にはあるはずもないので知らなかったようだ。その写真の言葉に振り向いたのが大野先生で、私のことを友人が紹介してくれる。

   この人が阿修羅王さんなんです

   ああ、あの写真の・・・

   え?え?

 時々ここを覗いていただいていたようだ。きっと彼女からだろう。

   もっと年配の人かと思っていましたよ。名前とイメージが違って・・・

 先日のチャイルドラインでも、スタッフの男性に知っていると言われた。そんなに有名なはずもなく、コメントより検索で訪れる人の方が多い。宣伝もせずランキングも興味がない。本当にひとりごとのごとく日記のようにレポートを打ち込んでいるので。
 でもこうやって一人でも多くの人が見て下さるというのは嬉しいものだ。ただ最近の傾向として、ちょっと長くないかと思うこと。ついつい打ち込みすぎてしまうので、それでは肩こりもひどくなるわけだ。 

 今夜もそろそろ肩が重くなってきたので、この辺で。この続きはまた今度。天神さんの早咲きの梅をレポートする予定。

    ふれあいの街 北野
【2009/01/25 22:47】 イベント | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
京阪中之島線
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京阪渡辺橋駅構内

 先日梅田に出たときのこと。

 この秋開通した中之島線、偶然始発から3本目の電車に乗ることができてからは、時々利用することはあっても、終点中之島まで行く用事がない。今回は一駅手前の渡辺橋で降りて、帰りは中之島まで堤防を歩き、始発から乗ることにした。

 開通当日のアクセス数は凄かった。その中で鉄道ドットコムから画像を見ると、新駅は凄く綺麗だった。さて、自分の目で見て、やはりこれまでの駅とは全く異なった印象。壁は天然の板張りに感じたが、防火の意味ではどうだろう。それとも精巧なイミテーションだったのか。
 だがそれを抜きにしても綺麗な駅だ。

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ブランチ

 地上に出る手前にドトールコーヒーがあった。この時刻だと待ち時間もお昼を跨ぐことになるので、ちょっと軽く食べておく。このようなお店では飲み物はコーヒーがメイン。コーヒーの飲めない、いやレギュラーならストレートで何杯でも飲めるには飲めるが、あまり好まないために入りづらいところがある。なのでこの日は抹茶ラテ。

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駅構内入り口

 さて用事を終えて中之島駅まで帰ってきた。下を覗くと遙か彼方まで続く。連続したラインの綺麗さ。こんな連続した模様が大好き。
 時刻表を見ると、発車まで10分。いいタイミングだ。

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最終の突き当たり

 他所さまのサイトでも見たことのある場所。線路がなくなる一番突き当たり。地下鉄の終わりというのはこれまで見る機会がなかったので、再びお上りさんのように見てしまう。

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新型車両3055

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運転席

 この車体番号は出町柳駅でもよく目にする。よその土地でこの車体を見ると、これだけで帰ってきたような気分になるのが不思議。まだ車掌さんが来ないのをいいことにちょっと運転席も覗いてみる。

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モニター

 そろそろ発車時刻、人が集まってきた。

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車内

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クッキー

 一番後ろの席に座る。終点の出町柳駅まで65分。遠い・・・ 長旅のお伴は、JR梅田駅地下のikariで買ったオレンジ味のクッキー。これを囓りながら文庫本を取り出す。

 守口市までは意識があった。その後が・・・?気が付けば丹波橋。あらら・・・ 長い旅だった。

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 今日のおまけはこれ。最近また運行を始めた機関車トーマスシリーズの車体。最近はこの顔つきの機関車というのが恐くて(気持ち悪くて)仕方がない。機関車の正面に大きな顔が付いていて、それがしゃべる・・・ 乗り物が好きでも、童心に返ることができなくなった私がここにいる。

   きゃあぁ・・・ 
【2009/01/25 10:43】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
真冬日に見た早春 at 知恩寺
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夜明けの三日月その1

 久し振りに冷え込んだ早朝。今日は冬型が強まる。この凍てついた空と冬の雲は動きが速い。もうすぐ夜明け、月齢28日くらいだろうか、月が昇ったところだった。

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夜明けの三日月その2

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夜明けの三日月その3

 夜明け前、まだ夜の帳が残る蒼穹に見える、こんな細い月が私は好きだ。ここのところ雲の多い天気が続き、このような綺麗な夜明けを見るのは久し振りだった。日中はさぞかし寒いだろうと思われた。

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蝋梅

IMG_7597水仙
水仙

 日中は強い季節風が吹き、気温も上がらず。気象庁発表の気温より、体感温度はもっと低い。手の感覚はなく、その手で頬を触っても触っている感覚さえない有様だ。
 知恩寺では、今日は不断念仏が唱えられ、本堂から聞こえる読経は力強く、途絶えることがなかった。

 ようやく咲き始めた早咲きの日本水仙。大好きな花だ。あちこちとまた撮り歩こう。
【2009/01/24 22:35】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
レナウンフェア in 京都勧業館みやこめっせ
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シャツその1
 
 先週の日曜日、三十三間堂の通し矢の帰り、みやこめっせで行われていたレナウンフェアに行く。冬物最終バーゲンで、特にこれが欲しいというものはなかったのだが、外に出たついでに。

 このレナウンフェアは招待券がなければ入ることはできない。人づてにこの招待券がもらえるのも、ひょっとしたらこれが最後かも知れない。

 昨年の2月にはここにはスーパーカーがたくさん並んでいたと思うと、ちょっと感無量か。今年はこの不況を受けてのことか、中止となった2009京都輸入車ショウ。昨年の企画をしたリイチが聞いたら嘆くだろう。でも最期、自分の企画で大盛況に終わったのだ。
 その広い会場をうろうろ・・・ おちびの姪っ子にハンドタオルを探したが、今回はかわいいのがない。そしてスポーツ衣料のところで白いシャツを見つけた。紳士物だが夏のジャケットにちょうどいい。ところがよく見るとXL、とんでもない大きさだ。諦めてもう一周して、やっぱり欲しいなあとよく見ると、少し離れたところにMサイズがある。もちろんget。それがこの白いシャツ。

IMG_5191シャツ2
シャツその2 

 よく見るとホンダのロゴと、HONDA racing teamと刺繍が入っている。ホンダは先日F1からの撤退を表明したところだ。これは記念になるなあと思っていたら、つい2日ほど前に鈴鹿8耐など、すべてのモータースポーツから撤退すると発表があった。車不況、ガソリンは今は安定してきたが、全世界的なこの大恐慌のためだ。
 鈴鹿サーキット・富士スピードウエイ・筑波サーキットもきっとこの不況のあおりを受けているのだろうと思うと寂しい。中高生から学生の頃はこのようなモータースポーツ関係のコミックを読みあさっていた私。ゼロハンライダーで四つ輪はとうとうペーパーになってしまったが、乗り物は大好きだ。今は乗せてくれる人がいないかと思案中。

 仕方ない、このシャツを羽織ってチャリを飛ばそう。

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アオサギその1
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アオサギその2

 勧業館を出ると雨だった。こんな時のためにと、持っていた折りたたみ傘を差して歩き始め疎水を見ると、水を落とした疎水に寒そうに佇むアオサギ。塀の上にまで上がって撮り、歩道に飛び降りると数人の男の子に囲まれる。中学生くらいか。

   済みません、京都駅にはどう行けばいいですか

 方角とバス停を教えて歩き始めると再び呼び止められる。今度は高齢の男性。しかし生き生きとした顔で身なりもきちんとしている。

   地下鉄にはどう行ったらええやろか

 三条駅からの乗り換えを教えたが、城陽の寺田に帰るとのこと。ならばと先程の男の子のように、バス1本で行けるバス停を案内する。
 その男性も昔、二眼レフを使っていたとのことで、おしゃべりが始まった、というよりこの人、人と話がしたかったようだ。カメラの話、若い頃のこと、上等の生地でスーツもよく仕立てたので、今でも手直しをして着られる、と。きっと商社などの一流企業に勤めていたのだろう。どう見ても80歳は越えているように見えるが、かくしゃくとしている。レナウンフェアに彼も行っていたようだった。丸紅からもらったのかと、招待券のことを言うので、やはり商社だと思う。あの招待状はいくつか企画があるようで、私とはまた違うが、話がややこしくなるので彼に合わせておく。

 どれくらいおしゃべりしただろう。嬉しそうに帰っていく男性の後ろ姿を見送った。
【2009/01/24 17:20】 イベント | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
徒然道草 今日は梅田まで
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梅田ダイビル・エントランス

 「今日は」と言っても先日のことだが、梅田まで出てきた。行き先は西梅田のCANNONデジタルハウス・サービスセンター。昨年末から気になっていたCCDのクリーニング。
 場所はJR梅田駅から直ぐだが、京阪の方が便利な私は、この秋開通した中之島線で出掛ける。渡辺橋で降りて、四つ橋筋を北上すると直ぐだ。私にはこの方が近い。大阪の地理は解らないが、これくらいなら私にも解る。

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キャノンギャラリー

 お店に依頼すれば1・2週間預けることになるため、気分転換を兼ねて出掛けてみることにした。持ち込みなら2時間待つだけで済む。その待ち時間にいつもはHP上で見るだけのキャノンのギャラリーを堪能し、展示場でいろんなカメラを触ってきた。

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 中央の台には停まることなく、ずっと機関車のおもちゃが走り続けている。カメラのガラスケースの上には、ペーパークラフトの動物や小物などが飾ってある。これはサイトからダウンロードしてプリントし、自分で組み立てられるものだ。手先の器用なスタッフが組み立てたとのこと。

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 このほかにも地下道を通ってあちこちうろうろしていると、あっという間に待ち時間は過ぎてしまった。愛機を引き取りに帰る。

   どこか使い方の悪いところはありましたか

   大丈夫ですよ

 よかった。まあそれにまだそんなに長く使っているわけでもないし。

 それに気をよくした、と言うこともないが、帰りはお上りさんのように物珍しそうにしながら街を見て歩いた。

 もう陽は傾き掛けている。建物の名前も知らない。ただひたすら高層ビルは凄いなあと、田舎町に住む私は思う。ずっと見上げてばかりいると、首が痛くなった。

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 知っている人には懐かしい、知らない人には凄いと思う街並み。市内を流れる川は京都も同じだが、こことはスケールが違う。上流の街からもう海に近い街まで、本当に遠いものだと痛感。

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タグボートに曳かれる砂利運搬船

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 本当に物珍しい建物がいっぱい。一つ一つに感心すること然り。

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カラーとモノクロ
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 京都とは全く違う姿を見せる大阪の街。こんな大きな街には住めそうにもないが、慣れたら楽しそうだ。しかしやはり私には静かな京都がいい。でも時々ここまで出てくるのもいいものだ。最後難波まで出たのは何年前だろう。人と会うために何回か出掛けて、少し大阪の街に慣れた。もっと若い頃、学生から就職した頃には、身内が西淀川(グリコの本社の近く)にいたので、阪急、阪神と乗り換えてよく出掛けていたのも懐かしい想い出だ。

 京阪中之島線の新型車両で端から端まで、つまり始発から終点まで乗ったのは初めてで、ちょっとうきうき。乗り物フェチの私としては、このレポートをしなくてはと思うので、この続きをまた今度。

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 今日のおまけその1。地下道の一画。夏なら涼しいだろうが、この季節はこの辺だけが気温が下がっている。

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 今日のおまけその2。京都の市バスも派手な広告を施したものがあるが、この赤いのは何かと驚いてよく見るとコカ・コーラだった。
【2009/01/23 17:19】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
雪の京都紀行最終日 不思議なわんこ
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看板犬

 昨日の続きを。

 雪の京都紀行も、今回がいよいよ最後。もうお昼になってしまうと、さすがに溶け始めている。最後ここに、と思って来てみた寂光院。入り口から石段を見上げると、あまり期待できないことが解ったのでこのまま帰ることにした。
 その寂光寺の前に、お土産のお店がある。そのお店の前に1頭のわんこが・・・

 たっぷりとご飯ももらっているようで、もこもこだ。思わずシャッターを切ると目が合ってしまった、多分・・・

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 来た道を帰ろうと歩き出した私の前を、そのわんこが歩き出した。

   あらま、リードもなしに自分で散歩に行ってしもたわ、ええのん?

 彼は、彼か彼女か知らないが、あちこち匂いを嗅ぎながら軽い足取りでどんどん進む。地元の道だから解るだろうが、飼い主さんが心配しないだろうかと、こちらが心配してしまう。

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 彼は(勝手に男の子だと決めつけている私がここにいる)バス停に向かう歩行者用の裏道を迷うことなくどんどん行く。

   あんたさぁ、こんな遠くまで来てしもて、ほんまにええのん?それともうちをバス停まで案内しようとしてんの?

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 人の気持ちを知ってか知らいでか、小走りに彼は行く。途中車が後ろから来ても知らん顔。車の方が徐行して避けていく。案外この子の放浪は知られた存在なのかも知れない。後になり、先になりしながら付いてくる。まるで私が散歩させているようではないか。そして足元を勢いよく走り抜けるたびにびっくりする。

   ようわからん子やなぁ・・・(^_^;)

 最後の分かれ道、彼は私が行く方の反対に進む。誘導していたのではなかったのかと、妙に残念がってみたが、こちらの道は戻れるのかと行ってみることにした。しかしちょっと違うようだ。方向的には行けそうだったが、帰りのバスの時刻も迫っていたため、いつもの道へ戻る。

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(失礼、排尿中)

   なぁ、わんこさん。うち帰るね。あんたも気ぃつけてちゃんと帰りや、ええか?

   (ばう)

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屋根
 
 本当になんだったのか、このわんこは。確かに私は犬にはよくもてるのだ、何故か。理由は自分で分かるはずもないが。

 しかしまあ、首を傾げながらも、楽しい散歩だった。次に行ったらまた逢いに行ってやろう。

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 今日のおまけはこれ。再び雪の花。この日はフィルムカメラも持参していて、リヴァーサルでも撮影してきている。そのポジを昨日、やっと取りに行ってきた。この2枚はデジタルのものだが、リヴァーサルの発色のよさは本当に素晴らしい。まだスリーブのままなので、もう少ししたらデーターに落としてもらおう。職場のフォトクラブでの展示にも、自信を持って出せそうだ。
【2009/01/21 22:50】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
雪の京都紀行 その5 in 宝泉院
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額縁庭園

 昨日の続きを。

 時刻はすでにお昼に近くなり、ようやく陽射しが戻ってきた。中に入り外を見ると案の定、木々に積もっていた雪はかなり落ちてしまっている。まあ、仕方ないか。

 どこに座ろうかと見渡せば、ここも数人のお客しかいない。その中に三千院で傘を差し掛けていた年配の女性の姿を見つけた。こちらにも行くつもりだと話をしていたのだ。といっても、広くない大原のこと、行き先は決まっている。

   またお逢いしましたね

   ほんまやね。今、話していたんだけど、こちらの人、九州なんだって!

 紹介された若い女性、九州から旅行に来たのかと思いきや、ご主人の実家が神奈川で、そこから九州の実家へ車で向かっている途中、この雪に遭遇したらしい。

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五葉の松

 我々は樹齢800年余りの五葉の松を見て座った。いつ見ても見事な木だ。それぞれの四季で違った魅力がある。

 実はここに訪れるにあたり、先に電話で確認したことがある。撮影はできるのかと。昨年の秋、ここは撮影禁止だった。何回か来たことはあったが、禁止は初めて。この雪景色が撮れないなんてそんな辛いことがないだろう。電話で尋ね、受付でもう一度確認。どうにもあの時の禁止が信じられなかったのだ。

 つい先日、上賀茂神社でKENさんにあったとき聞いた話でも、あの時は禁止していたとのこと。そしてつい先程リンク先のサイトでもそのコメントがあった。どうもかなりマナーの悪い人がいたためらしい。KENさんによると、ゆっくり景色を楽しみたい人が、カメラを構えた人に遠慮して小さくなっていたとか。案外早くどいてくれみたいなことを言ったのかも知れない。こうしてカメラマンは自分で自分の首を絞めていくのだ。三脚が禁止になる神社仏閣が多くなったのもそのためだ。私は手持ちだから構わないが、見苦しいマナー違反の人を見ると気分が悪い。みっともないと思う。そんな人と同類だとは、絶対に見られたくない。

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 気がつけば彼女らの姿は消え、声すら聞こえない。誰もいなくなっていた。どの季節に来ても多くの人がこの景色を楽しんでるのに、この広い部屋をひとりじめできる贅沢な気分を初めて味わった。

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囲炉裏

 いくら暖かいとは言っても、さすがに脚が冷たくなってきたので、囲炉裏の炭火で脚を温める。ここに来たときの楽しみのひとつ。もっと寒いときは熾してある炭も多いが、この日は小さく燃えているだけだった。

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雪を被ったミツマタ

 まだ1月も半ばだというのに、早春に咲くミツマタの蕾は膨らんでいる。春が近いことを我々に教えてくれているようだった。

 この続きはまた今度。もう少しある雪の京都紀行。お付き合いをよろしく。
【2009/01/20 23:21】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
雪の京都紀行 その4 in 大原三千院
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宸殿から阿弥陀堂を臨む

 数日間、京都の奥座敷大原では雪が降り続いた。この日は天候は回復すると言っていたが、比叡山も如意ヶ嶽も雪雲の中だ。それでも時間が経つに連れ、雲が薄れているように見える。

 さあ、出発だ。善は急げ。急遽出掛けることにした。

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山門

 こんな綺麗な雪の日に、観光客の姿は見えない。平日の雪のためか。ここを撮ろうとすると8時半の開門前には来るか、かなり待たないと人が入ってたいへんなのだが、誰も来ない。

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雪かき

 この日の夕方、NHK京都の「京いちにち」でトップの画像がここだった。きっと私より少し前に取材していたのだろう。TVを見て、思わず叫んでしまった。

   今朝、ここに行ってん!

 もう少し早くに出掛けようと決断していたら、TVに映っていたかも知れない。惜しいことをした。

 天気はすっかり回復し、雪のあとの割には気温も高い。これで吹雪いていれば0℃そこそこになる。3年前にそれを経験しているので、この日の暖かさには驚いた。手袋なしでも十分なのだから。でも、国道からここまで上がってくる参道は日陰で、さすがにそこは寒かった。

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お地蔵さまその1

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お地蔵さまその2

 ごくたまに数人の観光客、一人で来たアマチュアカメラマン、そんな人とすれ違う。

 時折、溶け出した雪が、高い枝からばさっと落ちてくる。その度に悲鳴を上げる。自分の頭も冷たいが、カメラが・・・ 
 こんな時のためのタオルを被せているが、うっかり間に合わないときの方が多いのだ。そんなとき、傘を差した年配の女性、60歳少しくらいか、そんな姿を見て、傘を持ってくればよかったと思ったが、邪魔になるしとも思えるし、難儀な問題だった。

 ばさっ・・・

   きゃぁ~~、カ、カメラが・・・

 何回めかの悲鳴を上げた。

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阿弥陀堂を照らす陽射し

 どんどん陽射しが出てきた。極楽浄土へ誘う阿弥陀堂にも陽射しが射そうとしている。この雪景色自体も極楽浄土を現すような空間に思えるのは、私だけだろうか。

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童地蔵
雪が降っても、ふたりやと、ぬくいな・・・ 
うん、せやな。お陽さんの光が気持ちええわ

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阿弥陀さまにお参り

 ぼちぼち人影も増えてきた。みんな口々に雪景色の美しさを褒める。地元の住民以外で、偶然京都に来ていて、滅多に見られないこの景色を見られた人は幸いなり。

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 せっかくの雪景色なのでモノクロで撮ってみたが、元々杉木立に色目が少なかったせいか、変わらないようにも見える。でも、はまってしまいそうなモノクロの魅力に満ちている。

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雪の花

 雪景色は見慣れている私でも、やはりスカイブルーの空と枝に降り積もった雪の対比は美しいと思う。(話は変わるが、そろそろCCDのクリーニングに行かないと、実は汚れが映り込んでいた画像だ。ちょっと修正はかけたが、近いうちに行ってこなければ)

 晴れ渡った空を見て呟く。

   今度はあそこで写真が撮れるはずや。はよ行こ・・・ 雪も落ちてしまうさかいな

 この続きはまた今度。まだまだ続く雪の京都紀行。


    京都大原三千院
【2009/01/19 22:59】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
無病息災大根炊き in 法住寺
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東山七条 法住寺

 ちょっと予定が狂い、ならばと出掛けてみた三十三間堂の通し矢。エントリーした人の人数だけでも2000人あまり。応援の家族や友人も多いように思ったが、カメラを持ったす○べそうなおじさんの方が目立った。綺麗に着飾った女の子、いっぱい撮りたかったが、カメラを向けてよいものやらどうか。男性たちは遠慮なしに向けている。年配の女性もちらほらと見かけたが、そちらも結構撮っている。撮らせてと声をかけてもいいのだが、忙しそうに準備に追われている姿を見ると、自分の都合で手を止めさせるのは忍びない。

 身動きもできず、カメラを向けるのも困難なくらいの、話に聞いていたより、もっと混み合った怖じ気づきそうなくらいの人の数に、足早に出る。その代わり、すぐ東向かいの法住寺で行われている大根炊きに入ってしまった。ちょうど時刻はお昼時。

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張り紙

   ええっと、受付は・・・ どこ?

 券を購入し、お膳を受け取る。

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大根の焚いたん

 大きなお揚げさんと大根が四つ、入っている。いいお出しのでた薄味。すごく美味しい。お味もよく滲みている。

   あちっ・・・ はふはふ・・・ふぅ・・・ふぅ・・・

 あまりの熱さに舌を少々火傷した。パックに入ったおにぎりが別売りにでていて、それを一緒にお昼ご飯にしている人も多い。振り袖と袴姿の新成人の姿もあり、あちらの飲食ブースより、こちらの方がよかったのか。

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なぁ、お地蔵さま?お水掛けてもろて、気持ちええなあ・・・

 水子は参拝の女性にお水を掛けてもらい、とても気持ちよさそうに見上げる。

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布袋さん

   のう、わしにもその大根、くれへんか

   その大きなお腹、メタボやで。大根よりもっと美味しいもんを食べ過ぎたんとちゃう?

   わはは・・・(笑ってごまかしたろ・・・)

 大根の代わりに、私は頭をなでた。既に多くの人の手でなでてもらっている布袋さんの頭は、ぴかぴかだった。

 この日、普段は開けていない阿弥陀堂を開帳してあり、参拝後、後白河法皇の木像座像を拝見させていただく。平成3年に新調された複製だ。本物は人の目に触れないところに保存されているとか。参拝の後、壁に掛けられているお不動さん(不動明王)の画を見ていると、係の女性が私に話しかけてきた。後白河法皇の像を見てくれたかと。見たというと、ここは長谷川町子の菩提寺なのだと教えてくれた。わざわざ画を見ていく変わり者だと思われたか。

 御本尊さまの安置されているその脇の奥に、ひっそりとお仏壇が安置されており、モノクロのポートレイトが飾ってある。近くまで寄ることは許されなかったので、入り口で合掌した。

 ふと入った初めてのお寺、思いがけない出逢いやうんちくは、とても楽しい。さて、もう一度三十三間堂に戻ってから、さあ、次はどこに行こうか。雨が降りそうなことであるし・・・

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 今日のおまけはこれ。通し矢に集まった新成人たち。邪魔になる長い袖はたすきでたぐりあげ、後ろから見ると蝶が留まっているようだ。
【2009/01/18 21:46】 京の祭事 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
新年会 at ホテルグランヴィア京都
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会場の待合室

 新年会には少し遅いが、昨日の金曜日はようやくうちの役員たちの新年会。いつもは忘年会で使うのだが、都合が合わず予約が取れなかったらしい。

 行く予定はなかったのだが、先日出勤したらうちのボスが、宣う。

   出席にしといたからね、行けるやんなぁ?

   あ、あ、はい・・・ そりゃまあ予定はないし・・・(誰か食事にでも誘ってくれたら、そっちに行くけど) あ、は、は・・・(^_^;)

 と言うわけで、行ってきたのだが、ここの宴会は凄いのだ。何がって、若い子の出し物。

   (でも、今年はきっとあれをやるはずやと思う・・・ あれしかない)

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パスタ
 
 予定より少し遅れて宴会が始まる。広いホールでの立食パーティ。司会は例年のごとくN氏。いつも宴会幹事だ。シャンパンで乾杯したが、早く何か食べないと食べ損なってしまう。余興と4択クイズが始まると、食べさせてもらえない。何しろ体育会系なみの宴会だから。

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スィーツその1

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スィーツその2

 好みのものを同僚と必死に取りに行き、シャンパンと白ワインで流し込む。アルコール類はとても美味しい。ビールはあまり飲まないので、美味しいワインは嬉しい。
 うちの部署全体なので、普段顔を合わせない部門の人の姿もあるが、私としては毎日仕事でもないので、誰とおしゃべりしても楽しい。そりゃあ、なじみの深い人の方がいいに決まってはいるが。

 そんなこんなで四方山話をしていると食事中止命令が発令。いよいよだ・・・

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 ♪遠くから、来ています・・・

   で、でたぁ!

 やはりそうだ。後ろ姿だけで解った。彼らの名誉のため、後ろ姿だけ。

 初めは3人で踊った。Perfumeのポリリズム。そしてこの矢島美容室ニホンノミカタ・ネバダカラキテイマス・・・
 残念ながら私はこの出所を知らない。ほとんどTVを見ないので。しかしとあるサイトでこれを忘年会で・・・というところからyoutubeで検索。

 いつものこととはいえ、新人たちはたいへんだ。仕事の合間に必死で練習を重ねるのだ。その甲斐あって、幸か不幸か、評価基準がどこにあるのかは解らないが、大受けした。ごく少数意見として、気持ち悪い・・・というのもあったにはあったが、なにしろ毎年こんなんだから。まだ今年はましな方だ。例年なら男どもは脱ぎまくって見せるから。

   見たくないわ・・・ 毛むくじゃらの脚なんて・・・

 そしてやって来た4択クイズ。うちの職場に関係ある事項を問題にして、正解率の高かった人から素敵な賞品が当たる。だいたい一番がiポットシャッフル。そしてデジカメやヘアドライヤーにマッサージ器など。この問題はいつも難しい。微妙なところで悩んでしまい、点数が稼げないのだ。たまには全問とまでは行かなくても10問中、8問くらいあたらないかと思うのだが・・・

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京都タワー

 二次会はいつもカラオケで歌いまくり、踊りまくり・・・

   お願いやし、その腰振り、や、やめてぇ~(^_^;)

 普段の顔とのギャップがいつも崩れる瞬間だ。でも、うちのトップがあのように歌がうまいとは思わなかった。

   きっと昔はならしてると思うな・・・

 こっそり隣の子と囁いた。

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タワーの展望台

 気がつけばもうシンデレラの時刻。お開きとなって、同じ方向に分かれてタクシーで帰宅に向かう。

   北方面、おらへんかぁ?

 上から3番目くらいの管理職が叫んでいる。

   はーい。

 というわけで、おじさん二人に囲まれてタクシーで帰宅。ああ、なんて贅沢な宴会だっただろう。

 近いうちに業務用の施設内ランで結ばれたPCではない方のPCに、動画を含めて入れておいてやろう。来られなかった人も、絶対に笑えるから。
 それにしてもちょっと笑い疲れた。そして当分頭の中は同じフレーズが流れるような気がする。

   PAO! PAO! PAO!・・・
【2009/01/17 23:36】 イベント | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
武射神事 本編 in 上賀茂神社
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上賀茂神社宮司さん

 武射神事は11時からだが、10時半に関係者の方々の参拝が行われる。
 さて、何時に現地着にしようか。

 氷点下となった16日(金)、しかし日中は暖かくなると言う。どれくらいの観客が集まるかも解らない。おちびの私はやはり早めに出掛けよう。寒いし、上り坂をひたすら鴨川沿いに上がっていくのもしんどい。たった40分くらいなのだが。ちょっと楽してバスで出掛ける。

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鏑矢(かぶらや)を射る その1

 10時に到着したが、既に馬場には10人あまりの男性と二人ほどの女性が待っていた。矢を射る人の立つ台などの準備は既にできているので、どの辺に陣取ればよいかよく分かる。ロープが張ってあるのでそれより内側に立ったが、少し土が盛ってあって高台だ。おちびならこちらがぴったり。早くから来ている人は一番前に座っているので、邪魔にはならない。
 神社の関係者の方が、ロープの中に入ってと注意をしていく。小柄な年配の女性が二人、どこに行こうかと迷っている。幸い後ろの高い位置にいるのは少ない人数で、場所も十分だ。その会話を聞いて、私は少しずれて二人分の場所を空けた。その行動に彼女たちは直ぐに気がついてやって来た。その位置に立ってみて、その見晴らしのよさに満足そうにしている。

   ここ、いいわねぇ。端から端まで見えるわよ(にこにこ)

 言葉の感じから関東方面からの観光客のようだった。歩いて鴨川沿いを上がってきたとか。オフシーズンに多くの行事があることを知り、また冬場の観光客の少なさを見て、この季節もいいかもと嬉しそうだった。雪景色も見てみたいと意欲的。つい3日ほど前なら、大原は素晴らしい雪景色だったのに、残念。

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鏑矢を射る その2

 11時も回り、ようやく始まった。射的場の御祓いの後、宮司さんから2矢ずつ射る。下鴨神社でもそうだが、所作一つ一つに説明をするのでよく分かる。メモをとっている人もある。
 神職の方々も、年に1回の行事であり、数日前から練習を行うとか。小笠原流近畿菱友会の方々も普段は各地に住んでいるため、合同練習は殆どできていないそうだ。

 鏑矢は矢の先に笛のように音が出る、穴の開いたものがついた矢だ。放たれた矢は、ひゅーんと音を出しながら目にも止まらない速さで飛び去る。ぱん、と小気味よい音を立てて的に当たると、拍手が起こる。普通の矢も、宮司さんは見事に当てたが、なかなかそこまでも飛ばない。かなり難しそうだ。しかし、当たらなくても射ることに意義があると説明があり、残念そうなため息は起こらない。神職の方だって、好きで失敗したいわけではない。やはりこれは経験と練習だろう。

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小笠原流近畿菱友会

 菱友会のメンバーは3組に分かれて、一人ずつ矢を放っていく。当たる人、外れる人、彼らでも全て命中と言うこともないのだ。

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 解説の中で、弓の説明もあった。この女性の使う弓は漆塗りだ。艶のある質感がとても綺麗だ。衣装の赤紫とよく似合う。

 男性の衣装は狩衣で、射るときには左の肩をはだける。さすがに女性ではそう言うわけにもいかず、女性は水干を着用し、邪魔になる袖は胸の紐で縛って止める。なかなか壮観な姿だ。

 弓道もそうだが、「動(どう)」とつくものは、細かな決まりの型がある。茶道がよく分かる例だ。この弓道にも細かく所作があって、その都度説明がされる。

 全ての人が射終わると、もう12時だった。ざわざわと人が散っていく。振り向くと、開始時刻の頃にはそんなに多いとも感じなかったが、びっくりするほどの観客が集まっていたようだ。後から知人に聞いた話では、写真家の中田 昭氏の姿もあったとか。前にいた私にはわからなかったが、ちょっと逢いたかったな、残念。彼は最近京都の写真を多く発表しており、売れっ子になっている。昨年の夏に、少しだけお話をさせていただいたが、気さくな感じのいい方だった。

 帰り、軽いランチを食べて外に出ると、いつの間にか雲が多くなっていた。神事のあいだは、眩しいくらいの快晴の青い空だったのに。 
【2009/01/17 16:36】 京の祭事 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
武射神事 in 上賀茂神社
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小笠原流近畿菱友会の方々 矢を射た瞬間

 上賀茂神社の新年に執り行う行事の締めくくり、武射神事が行われた。矢を射て、今年1年の邪気を祓うものだ。

 今日は少し遅くなった職場の新年会に出掛け、先程帰ってきたところ。詳しい今日のレポートはまた明日。

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冷え込んだ朝の夜明け前 

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下弦の月 月齢20くらい
 今日のおまけはこれ。朝の最低気温-1.6だったかな。霜が真っ白だった。その代わり、午後遅くまで暖かな陽射しが射した。夜中はさすがに寒さに震えながら帰ってきた、夜中0時過ぎの下弦の月。如意ヶ嶽上空に昇ったところ。
【2009/01/17 00:59】 京の祭事 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
雪の京都紀行その3 in 法然院
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雪化粧の山門

 哲学の道から山裾に向かって急な坂道を上がると、あたりの空気はきんと冷えが増す。大きく胸一杯に呼吸すると、鼻腔の奥がつんと痛いほどだ。

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山門の内側から

 雪と寒さのためか、訪れる人も少ない。普段は多くの人が散策している境内も、今日ばかりは静まりかえっている。時折カメラを持った年配の男性や若い男性、若い男女などとすれ違う。あたりの静けさに声を立てるのもはばかられるくらいだ。高い声を上げているのは、野鳥ばかり。

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白砂壇はことほぎ

 ここもそれほど積もってはいなかったが、屋根や白砂壇の上にはうっすらと白く化粧をしている。

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千両

   ざっ・・・ざっ・・・

 地蔵塔へ向かう石畳に積もった濡れた落ち葉を、掃き清める音が静寂を破る。丁寧に、丁寧にその人は掃いている。
 掃き終わった石畳は、溶けた雪の雫でわずかの光にも光沢を見せている。

 ようやく薄日がこの山間の境内にも射し始めてきた。屋根からは、雨だれのように雫が落ちる。静かに合奏を奏で始めた。

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山門と山茶花

 ここが私の一押しのスポット。

 まだまだ続く雪の京都紀行。
【2009/01/15 22:31】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
雪の京都紀行その2 in 大豊神社
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 紅葉もとうに過ぎ去り、慌ただしい新年のお参りも終わり、この季節は哲学の道にもほとんど人影はない。時折観光客が一人、二人と散策している。しんと静まりかえっている。

 このような雪の降った寒い朝に、早くから出てくる人もいないだろう。

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焚き火

 遠くから草木を燃やす、きな臭い匂いがしていた。焚き火の匂いはどこか郷愁を誘う。市街地では火を焚くことが禁止されているので、余計にそう思う。冷たい空気に変わったなあと思いながら、急な坂道を上がっていく。だんだん焚き火の匂いが強くなる。

   ここだわ・・・

 大豊神社の境内の中央には、倒木なのだろう、太い幹に洞の開いた大きな薪が燃やされている。煙が立ち、ちろちろと火が燃える。この燃えたあとを見ると、早朝から燃されていたようだ。早くから参拝に来る常連さんもあるためだろう。しばし火に手をかざすと、その暖かさにそこから動けない・・・
 このあたりの雪はなく、この焚き火の暖かさが雪を溶かしたのだろう。

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ようおまいり

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きつねさんと山茶花

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椿その1

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椿その2

 少し暖まると、取りあえずお参りに廻ってくる。ここは東山三十六峰の椿が峰の麓。多くの椿の木が植えられている。椿のみならずここの神社は広くはないが、その敷地に四季折々の草木が植えられている。まず名が知られているのは夏の紫陽花だ。境内に上がっていく坂道の参道脇に植えられた紫陽花は、とても綺麗だ。しかし私が一番好きなのが、夏に咲くフサザキナナカマドの真っ白な花。ここは私のとっておきの場所でもある。

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 ところでこのきつねさん、右の耳に黄緑色のカメムシがついている。暖かだった日に出てきたものの、寒くなってここに張り付いたのだろう。じっとして動く気配もない。

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ロウバイその1

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ロウバイその2

 寒さの厳しい山間部であろうに、ここのロウバイはかなり蕾がほころびている。このような姿を見ると、やはり春は遠からじと思ってしまう。

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御神酒

 舞殿にはお接待の御神酒、豊御酒が白い杯とともに瓶子に入れられていた。浄財を置かせていただき、美味しい御神酒をいただいた。

   ああ、美味しいわ・・・

 さかづき一杯で気分がよくなった。

 この続きはまた今度。まだまだ続く雪の京都紀行。
【2009/01/14 16:19】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
今日のおやつ
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雪兎

 ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。寒くなりましたね。先週末からこちらでは度々雪が降っています。寒がりのぼくやぴよたまちゃんが寒がっている中で、あーちゃんだけは元気です。
 このあいだ、朝早くから起き出してきたなあって思ったら、これからお出かけしてくるって言うんです。ぼくたちはびっくりです。どこに行くのって聞いたら、金閣寺って。遠いなあ。でも、バス1本で行けるんです。
 
 その帰り道、バス停の前にあったお菓子屋さんでこのお饅頭を見つけました。紅白二つ並んでいたんですって。あまりの可愛さについ、お店に入りました。お饅頭を買い、お店のなかで荷物を詰めていたらおばちゃんが声を掛けてきたそうです。

   いい写真が撮れましたか?

 お店にも綺麗な雪の金閣寺の写真が飾ってありました。以前大阪から来た人が置いていってくれたそうです。遠くから来るので雪の積もり具合がわからない、お店の人に尋ねたそうです。何回か電話で問い合わせて、ようやく撮れた写真なのだそうです。
 写真を撮ったおじさんも、この写真をもらったおばちゃんも、嬉しかっただろうなあって、ぼくは思いました。
 この日は、初雪の降った年末より綺麗だったと、お店のおばちゃんにあーちゃんは答えたそうです。お店のおばちゃんは、こうやって金閣寺に来てくれる人が嬉しいみたいだったって、あーちゃんが言います。金閣寺に行く参道の真ん前にあるお店です。きっと行き帰りにこのお店に寄ってくれるのでしょう。美味しそうな和菓子やプリンがあったそうです。

 かわいい雪兎は、食べるのがもったいないくらいでした。雪の中、あーちゃんが買ってきてくれたお饅頭は、白がこしあん、ピンクが粒あんです。皮はしっとり、餡の甘さはちょっと控えめ、とても美味しかったです。ちなみにお茶は宇治のお煎茶を煎れ、お茶碗は東山泉涌寺の陶あんさんのものです。傷物で安かったのですが、この丸い形があーちゃんのお気に入りです。

 お茶もお饅頭も美味しかったです。あーちゃん、今日もごちそうさまでした。

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 そうそう、忘れるところでした。昨日の朝は、雪が降った後にしては暖かいよってあーちゃんが言うので、ちょっとお外に出てみました。気持ちよかったです。他所のおばちゃんも、あーちゃんと同じように小さなプーさんと雪を固めて造った雪兎を、一緒に撮っていました。
 あとであーちゃんが言いました。そのおばちゃん、去年もあんな風に撮っていたような気がするって・・・

 あーちゃんも人のこと、言えないと思うんですけど、ね。
【2009/01/13 22:21】 ぴよちゃんの日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
徒然道草 今日は毒舌
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金戒光明寺 三門

 最近、どういうわけかかなりいらついている。何かに付け絡みたくなる。今日も夕方、ふと目に入ったTVのCM。家の売買の仲介業者のCMのようだったが、夫である男性がネクタイを締めてめかし込む。家の売り買いにみんなが慣れているのではないので、第一印象を大事にと呟く。その男の顔には鼻の下からあごまで髭がある・・・ 

   そう思うなら髭、剃れば・・・?

 私は冷たく呟く。私なら初対面で却下。本当はいい人かも知れない。しかしスーツを着たビジネスの世界にひげ面は厭だ。

 このCMをきっかけに私は爆発した。

 私は自他共に認めるひねくれ者だ。他人は面と向かってはそう言わないが、多分大なり小なり、思っているだろう。少なくとも母はそう思っているはずだ。決して親の言うことを聞かなかったから。誰が親のいいなりになど、なるものか。
 そしてまた必ず疑ってみる。どんな話でもその一面から見るのではなく、違った側面から見てみる。するとこれまで見えなかったことが見えてくる。何事も意識して見ることが必要だ。

 年末年始、社会情勢に関する報道が大きな波紋を投げかけていた。ガザ地区への攻撃は、えっ、と耳を疑ったし、年越し派遣村、なにそれ?強制送還された子供を保護しろ?

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雪の比叡山山頂付近

 多くのニュースソースを聴いても、まず疑ってかかるのが私の常だ。メディアは自分たちの都合のよい内容しか放送しない。新聞もワイドショーなみに書き立てる帰来がある。
 ネットで自殺の方法を教えるサイトもあるようだが、規制の手が入っていないのが現状。発信元は特定できるのだから、自殺幇助で摘発できないのか。
 ニュースは事実のみを明らかにすればよい。メディアの私見は不要だ。

 例えば硫化水素を使った自殺。発生の仕方をメディアがあらわにしたため、自殺が後を絶たない。死ぬのは勝手だ。寿命を待たずに自ら自刃するのはいけないことだが、張り紙をすれば危険が回避できるからいいとでも思っているのか。巻き添えになった人の中には、命を落とした人もあるのだ。メディアはこのような責任をどう思っているのだろう。

 ガザ地区侵攻はもっと呆れる。自分たちの言い分だけだ。勝手に土地を離れ、そこに入ってきた人が生活しているところへ再び帰ってきて、異なる宗教だからと言って争いを始める。ユダヤ教徒はナチスドイツにひどい扱いを受けたため、そんなことはやめておこうなどとは思っていないようだ。そんな迫害を受けた人が平気で人を殺めている。「目には目を、迫害には迫害」か?人の業はきっと生まれ変わっても変わらないだろう。馬鹿をみている被害者は、自分の意思でここに生まれてきたわけではない住民の民間人。
 この地区だけでなく、どうして欧米諸国の神様はこのようなことを許すのか。自分をあがめるためなら戦争を起こしてもよい、相手の宗教は否定しろ、殺せとでも教えているのだろうか。みんながそうではないが、宗教に絡んだ紛争は世界中で今も続く。なぜ相手を認めることができないのか。なんて心の狭い神様だろう。
 えらそうに言える立場ではないが、もともとキリスト教を初めとする一神教は、権力者が民衆を押さえつけるためのものだったと私は考えている。細かく言えば、日本に伝わってきて広まった仏教でさえも、それに近い存在だったと思っている。ただ日本の場合は一神教のように唯物神ではなく、古来から信仰されていたやおろずの神々が存在していた。そして仏教も形を変えて信仰の形を整えていた。その教えには相手もyes、自分もyesだったはずだ。宗教を学んだことのない自分でさえ、このくらいのことは考えられる。
 
 ローマ法王のように頂点に立つものが、イスラム教の中にいるのかどうか知らない。しかし、本来の教えではないはずだ。それをとがめる発言がないところを考えると、テロを起こして儲けようとしているものたちの陰謀を担がされているのだ。「矛と盾」ではないが、双方に武器を送り込んでいるのはどこの国だろう?第二次世界大戦が始まったきっかけは大恐慌であったと聞いたことがある。第三次とは言わないが、あちこちで勃発している紛争はそれに近くないだろうか。
 大学の受験資格で世界史をとっていなかった高校の話も既に忘れられているが、私自身、近代史は教わらなかった。日本史にしろ、世界史にしろ、古代を詳しく学ぶより、近代の歴史がどうだったから今のこの社会がこうであると知る方が、余程ためになったと思う。それが今の社会現象に大きく繋がっていることは確かだ。少なくとも経済と雇用の問題は、この辺を知ればアホなことはせずに済んだことも多いのではないだろうか。

 確かに宗教は恐い。恐いが故に日本人は宗教に免疫がないのだと思う。日本人は宗教を持たないとか、信仰がないと言われるのは、潜在的にDNAにすり込まれた宗教間の戦争を体験していないからでないかと思う。欧米諸国の人からは、一つ屋根の下に神棚と仏壇があり、例えるなら多神教を信仰する日本人が信じられないという言葉も聴く。
 生まれてひと月で神社にお宮参り。初詣も神社、お寺、いろいろ行き、信者でもないのに教会で結婚式をあげ、クリスマスを祝い(もとい、これはイベントとしかこの国では認識していないと思われる)、大晦日はお寺で鐘を突き、死んだらお寺でお葬式をする。

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木に残されたザクロをつつくヒヨドリ

 信仰というのは民衆をまとめるものではない。自分の生き様を決めることだ。自分の生き方がしっかりしていれば、困難に遭遇しても乱れることはない。そんな人の弱みにつけ込んでいたのが、オウムであり、奇蹟の水の、何と言ったか、夫が妻を宗教がらみでリンチにあわせて死なせたこともある。この背筋がぞっとする宗教観を最近見た。それが「年越し派遣村」だ。

 陣頭指揮を執ったあの男性(名前をだすと検索にかかって誹謗中傷されそうだ)の目が、嫌な感じだった。まさに新興宗教をまとめるような、そんな印象を受けた。経歴はすごいものだが、出版物や発言にしろ、どこか危険な感じを受ける。
 共産党もあの派遣村に関わったときくが、普通のメディアから流れるニュースには出てこない。派遣打ち切りをされた人ばかりではなく、ただのホームレスも多くいた。政府が何もしないから民間のボランティアが、などと声高に言うが、坂本政務官の発言は正しい。立場上公にはなかなか言いにくいが。大臣もたいへんだ。住むところ、食べるものがないからと支援するのではなく、本当に彼らの助けとしたいのなら、仕事探しだろう。自治体でさえ、年末の休みに入ったというのにハローワークを稼動させていたではないか。

 契約途中で契約を切ったことに対しても、企業だけが悪者にされているのもどうか。派遣業界の批難は聞かない。企業は派遣社員と契約をしているのではない。派遣会社はなぜ責められないのか?ある大手企業が言っていた、派遣会社にそれは言ってくれ、と。そもそも人手がいるときだけ仕事に行ってもらう、好きなときだけ働ける、などいったビジネスは私は嫌いだった。そんな不安定な契約など、当てになるものか・・・ 
 企業は人員が欲しいときだけ契約するのであって、今回のように業績悪化で企業の存在さえもが危ぶまれる時には、こうして契約打ち切りも契約のうちではないか。
 
 こんな人を利用しようとする某党、あおるメディア、好き勝手なことだけを言って言葉で社会を傷つけようとする評論家、ああ、きりがない。まとまらなくなってきた。

 きっと当事者がこれを読めば、かなり激怒すること間違いないだろう。ひとつ言えるのは、メディアに惑わされないこと、弱者だからと言ってひがまないこと、自分を弱くしてしまえば絶対怪しげなところにつけ込まれて行くから。社会に都合のいいように使われないようにして欲しい。特に政治家や宗教。

 これまで自分を甘やかしてきたところもあったのではないかと、彼らにもあえて言いたいこともある。だが、出直す覚悟で前進して欲しい。

 もう一つ書きたいこともあったのだが、今日はここまで。また今度。

 
【2009/01/12 23:27】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
雪の京都紀行 その1 in 平安神宮
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平安神宮楼門

 雪の成人式となった京都の朝。吹雪いていないだけましだろう。私の時のように、土砂降りでないし・・・ 

 でも、お気の毒に。

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全景

 確かに昨日の天気予報ではこれから冬型が強まり、雪が降るかも、とは言っていたが、まさか本当に降るとは思わなかった。さて、どこに行こうか。外に出ると寒さは厳しくない。と言うことは早く済まさないと溶けてしまう。
 南方面は諦めよう。金閣寺は先日取りあえず行った。銀閣寺は改修工事中。屋根にしか積もっていないようなので、平安神宮から哲学の道を廻ろうか。

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青龍
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白虎

 岡崎公園が近いので、午前の部に出席する晴れ着姿の女の子が、お父さんやお母さん、また友人らと写真を撮っている。実は私も今日は晴れ着姿の成人の撮影を頼まれていたのだが、ちょっと事情があって日延べになってしまっていた。この雪の日を背景に撮ってあげたかったなあと、とても残念。こんなロケーション、滅多にないのに。

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朱と松

 思いの外境内に雪が積もっている。砂地のせいだろうか、左右に神職の方であろうか、竹箒で雪をかいて道が造ってあった。

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白虎楼

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青龍楼

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龍尾壇から楼門を臨む

 人が少ないうちにと、大極殿から南に向かって楼門を撮っていたら、警備のおじさんに注意された。大極殿の高い位置からの撮影はだめだという。この下のところからならいいとのこと。

   そうでしたか、解りました。済みません・・・

 そう言って降りていったが、そんなこと書いてあったっけ?と、まだ納得が行かない私。確かに三門などからの撮影は肖像権ではないが、権利を持っているので禁止のところがあるので、素直に引き下がる。未だに納得しない私はかなりしつこいと思うが、注意される前に撮ったからよしとする。

 そろそろ次の目的地へ行こうとする頃、薄日が射してきた。溶けてしまわないうちに次へ行かないとと思い、泣く泣く平安神宮を後にした。神苑にも入りたかったが、絶対に時間がなくなること、間違いなしだ。

 さて、この続きはまた今度。

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 今日のおまけはこれ。昨夜の十六夜の月。風は身を切るほどに冷たかったが、とても綺麗だった。
【2009/01/12 16:53】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
久馬twins恐るべし at 都道府県対抗女子駅伝 
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女性白バイ隊

 赤いジャケットが目を引く、京都府警の女性白バイ隊。女子駅伝の時には先導するとても名誉な職務だ。

 天気予報が心配だった。しかし昨日とはうって変わって快晴の京都盆地。冬型とあってやや雲が西から東へと流れるが、いい天気に恵まれた。いつもこの駅伝の時には小雪が舞ったりして、悪天候にも見舞われるが、今年は素晴らしい天気。

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先頭はどこ?兵庫

 京都勢は五連覇を狙い、しかし岡山、兵庫と強敵が控えている。スタートからそれぞれに飛ばす。岡山がトップ、そして京都が直ぐ後ろを追随する。今現在はどうなっているのだろうか。

   来た!

 兵庫だ、そして・・・

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京都 小崎選手
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 京都は放送バイクを引き連れての走りだった。すごい速さ、あっという間に目の前を走り抜ける。岡山がトップでスタートしたが、いつの間にかこの地点では兵庫が躍り出ていたようだ。

 その後が少し遅れて団子状態で、いくつかのグループが過ぎていく。

   たったったっ・・・

   はぁっはぁっはぁっ・・・

 規則的な足音と激しい息づかいが、私の直ぐ脇を走りすぎる。選手たちの表情は苦しげであり、また、恍惚とし、そして無心に走っていく。

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白バイ

 全ての選手が走り去ってから、約30分後、多分これくらいで宝ヶ池を折り返してくるはずだ。その頃を目安に再び反対車線に渡って選手を待つ。

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岡山県

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京都 伊藤選手

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 順位は変わらず先頭は岡山。それから数10m遅れて京都。かなり離されている。相変わらず放送バイクを従えている。それだけ京都勢は注目されているのだろう。

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 それを猟犬のようにしつこく追う兵庫。強敵だ。この順位はどうなるのだろうと心配しながら、ちょっとお出かけ。

 帰ってきてネットニュースを見てびっくり。第8区を走る京都が誇る綾部中学久馬twinsの萌さん、広がっていた1位との差を縮めたばかりか追い越した。それを引き継いだアンカーの小島選手はそのまま順位をkeepし、ゴール。そして五連覇へと導いた。素晴らしい快挙だった。

 綾部中学の双子の姉妹。スレンダーでスタミナがなさそうに見えるが、やはりアスリートだ。走りのピッチが軽い。彼女らの進路は私には知る余地もないが、立命館宇治高校へ推薦入学、そして立命館大学でそのまま陸上選手、と言うところだろうか。

 そうあって欲しいと願うのは、私のエゴかもしれない。ともあれ、立命大の小島選手、京都光華女子大職員の早刈選手をはじめ、京都の陸上女子の活躍は素晴らしい。

 選手の皆さん、関係者の皆さん、おめでとうございます。お疲れ様でした。我々に感動を与えて下さり、本当にありがとうございました。
【2009/01/11 20:16】 イベント | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
「チャイルドラインを絵にしてみよう」コンクール表彰式 in ウイングス京都
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挨拶

 京都チャイルドラインは2000年に限定期間として始まったが、その活動は多くの人の共感を呼び、昨年11月からは、念願のフリーダイヤルとなった。そこに至る道のりは長かった。9年目となる今年、子供の手から発信するポスターのコンクールで新たな出発の年になった。

 このコンクールの表彰式を控えた1月8日、スタッフの元に訃報が伝えられた。日本に於けるチャイルドラインの創設者である牟田悌三氏(俳優・享年80歳)がなくなったのである。昨日が告別式だった。京都で活動を広げるにあたり牟田悌三氏にも協力を願い、講演会を開いたところ多くの人が集まったという。
 今回のコンクールの表彰式を彼が知っていれば、心から喜んでくれたに違いない。なんの偶然だろうか。

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お兄ちゃんの書いた絵はこれかなぁ

 4歳の保育園児から高校生までの16人が最優秀賞から入選まで、表彰される。14時の式典までに保護者に連れられて、続々と集まってくる。さすがに高校生は一緒に入選した友人たちなどと一緒だ。一人一人ポートレイトを撮ったが、はにかむ子、嬉しそうににっこり微笑む子、ちょっと恥ずかしそうにする子、みんな素敵な表情だ。
 応募総数175点。審査を繰り返して最終に残った作品75点、その中から16点が残った。審査員の中には、イラストレーターの永田萌氏の名前もあった。昨日は先約があって表彰式には出席できず、コメントの代読だった。ちょっと逢ってみたかったのだが、残念。憧れの人だったから。優しい色遣い、微笑ましい構図、昔から大好きだった。

 コメントにもあったが、このコンクールの意図する内容をしっかり把握して描く力作ばかりだった。最優秀賞、優秀賞はカードやポスターとなって京都府下に配布される。悩みがあって電話する子供がいないことに越したことはないが、これらの絵を見れば、ちょっと電話してみようかな、という気持ちになれるだろう。
 芸術関係の専攻をしている高校生の作品は、さすが、といえる素晴らしいものであるし、女子中学生の作品は難しい思春期ならではの繊細な瑞々しい感性が感じられる。小学生の子供たちは心配ないんやで、と安心できるような力強く暖かい作品。そして最年少のぼく、柔らかいブルーのパステルカラーで泳ぐさかな。明るい明日に向かって泳いでいるようだ。将来イケメンになること間違いなしの彼は、とびきりの笑顔だった。

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表彰状
 
 初めの打ち合わせで、記念写真は誰を入れて撮ろうかと話し合ったのだが、保護者を入れるとあまりにも多すぎるので、子供と関係者で、となった。表彰式の場面でもスナップやビデオを撮る保護者の姿も多く、こちらの撮影が終わった後は保護者たちの撮影大会。疲れた表情の子供たちは、引きつった笑顔を作る。その後は新聞社の撮影。こちらは子供だけで、と。そしてインタビューが続く。疲れただろうが、彼らにとっては晴れの舞台。きっと心に残る1日だっただろう。

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茶話会

 晴れの舞台の片棒を担ぐことになった私。えらいことになったとは思ったが、この活動とそれに賛同した企業や学校関係者、市や府の教育委員会、そして中心となるこどもたち。その活動のありのままの姿を見て、参加させて頂いてよかったと思った。
 普段はネイチャーを撮っているが、こういった撮影は自分からは撮りに行くこともないわけで、その場の様子で考えなければならず、また様々な活動を知る技術を含めた自分へのスキルアップ、そして出会った人たちがどんなことを考え想像しているか、何を求めようとしているのか、などなど、人の行動から多くのことを考え出すおのれへの脳の活性化。
 きっと作品や人をみて色んなことを考えることが好きなのだろう。人の笑顔は人を優しくする。彼らの描いた絵画は悩んでいる多くの子供たちを笑顔に導く。

 どんな形であれ、入選できなかったこどもたちも含めて少しでも関わった子供、保護者、学校関係者、多くの人の輪でこの世の中が廻っており、子供だから社会に貢献、関わりを持てないと思うのではなく、こんな一歩から社会の一員なのだという自覚を持っていってくれたらと思う。

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新京極の飾り

 ところで、私に仕事の依頼を持ってきていただいた方、何を隠そう懇意にしている朗読サークルの一人なのだが、片づけも全て終わりエントランスホールに降りてきたとき、突然声を上げて驚く。

   あのリュックは、もしかして・・・!

   へっ?あ・・・ああっ!

 見覚えのあるレモンイエローのリュック、くりくりのくせっ毛、振り向いたその顔は朗読サークル木もれ日の演出を手がけている俳優でもあり、演出家の中田達幸氏。人の輪はどこで繋がっているか解らないものだと話していた矢先のことだった。
 なんでも3月に京都府立文化芸術会館で行うミュージカルに関わっているとのこと。このウイングス京都でその舞台稽古のようだ。まさかこんなところで逢うなんて、ほんとに人のえにしは解らないものだ。

 それとも世の中は狭いと言うことか。どちらにしろ、フルタイムで仕事に明け暮れる生活をしていた頃なら、こんな人のとのえにしの輪は絶対に生まれなかったと言うことだろう。


   市民ミュージカル「時間旅行はいかが!?」
   開催日時;2009年3月14日(土)15日(日) 1日2回公演
   会場   ;京都府立文化芸術会館(河原町広小路角)
   電話   ;075-222-1046
   チケット取り扱い;2009年市民ミュージカル京都実行委委員会 075-231-3730(京都労演内)
【2009/01/11 10:53】 イベント | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
雪の金閣寺 そして京都チャイルドライン
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金閣寺 正式には鹿苑寺

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雪の大文字

 ここ2・3日の週間予報では週末は雪。雪が降ればまず金閣寺へ取りあえず行かねばならないという束縛があった。しかし10日は午後から撮影を頼まれている。

 忙しい1日だった。

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(あ、ちょっと歪んでる)

 いつだったか、聴いたことがあった。京都子供センターの「チャイルドライン」。子供の悩みを聴いてくれる電話相談だ。いつどんな形で行っているのかは知らなかったが、そのこどもセンターで活動をしている方から、ポスターを応募してコンテストの表彰式を行うので、撮影をお願いしたいと依頼された。
 主旨がよく理解できていなかったのでパンフレットを送って頂き、目を通した。

   そうそう、聴いたことがあるわ、これ・・・

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 と言うわけで、早朝に金閣寺に出向き、お昼前に帰ってきて午後は表彰式にと、多忙だった。
 しかし、今、とても充実した気分。でも、疲れた。

 明日の京都新聞と多分読売新聞に掲載されるはずだ。

 詳しいレポートはまた今度。
 
   特定非営利活動法人
   京都こどもセンターチャイルドライン

【2009/01/10 22:44】 日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
本満寺の寒牡丹
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寒牡丹その1

 先日、植物園で散り花の寒牡丹を見て、ここの寒牡丹を思い出した。

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寒牡丹その2

 数株がある程度で、それほど大規模でもないが、季節の花を追いかけるのはいいものだ。やはり季節は楽しまなければと、思ってしまう。
 だが、寒牡丹は葉がたくさん茂るわけでもないので、花の見頃を逃すと少々哀れな葉を一緒に撮らなくてはならなくなる。ただでさえ寒牡丹の葉は貧弱だ。
 寒牡丹と言えば、奈良県にある石光寺が有名だが、私としては初夏に咲く牡丹を長谷寺に見に行ってみたいと思っている。この本満寺でも多くはないが、八重桜が咲く頃、見事な牡丹の花が咲く。
 京都は長岡京市の乙訓寺が有名だが、あまり好きではない。

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ピンクの山茶花

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石碑と山茶花

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水仙

 最近ではここの枝垂れ桜が有名になり、ガイドブックにも掲載されていないにもかかわらず、桜の季節は観光客が多くなった。しかし冬のこの時期はたまに参拝する人、近所の人が通り抜ける、その程度の人影しかないとても静かな境内だ。お寺の関係者の女性が一人、境内の掃除をしている。その中で、シャッターを切る音だけが響いていた。
【2009/01/09 22:13】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
早春の足音 もしくは息吹 in 京都府立植物園
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ストック

 昨日の続きを少し。

 今年も3月、北門の広場で早春の草花展が開かれるのだが、すでに準備が始められている。たくさんの小さなポットに花の苗が順調に育っているようだ。その中にほぼ満開を迎えたストック。紫、ピンクと白の混色、とても春らしい色だ。そこだけが既に春の息吹。今年は例年以上に並ぶとか。どんな花園になるのだろう。

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山茶花その1

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山茶花その2

 現実はと言えば、まだまだ冬の花が満開。だが、苔むしたり、枯山水のお庭には、こんな色つやのよい山茶花や椿の花というのは、本当によく似合う。

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冬の薔薇 花霞

 そして健気にも咲く薔薇。雫がいっぱいに付いていた。この冬は殆ど雪が降っていないので、これだけ咲くことができるのだろう。

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冬枯れの樹木
 
 そしてこれが現実。お花は文句なしに好きだが、この季節は、葉が全て落ちた木の枝が好きだ。青空、どんよりとした空、また、オレンジに燃える夕日に、すでに紺碧の夜空の帳がおりようとする西の空。そこを背景に栗林するケヤキなどの落葉樹。

 昨日、金沢の彼とも話していたのだが、このようなモノクロの水墨画のような画もとても好きだ。彼が最近はまっているのが、「ウッドバーニング」だったか、はんだごてのような道具(バーニングペンという)で、板に焼き色を付けて画を描くのだそうだ。力のいれ加減が難しいが、使い方で色んな表現ができてとても楽しいと。これも板の色と焼けた色の2色だけだが、とても味わいのあるものだそうだ。背にしょっていたリュックの中にも、その道具を入れてきたと言っていた。

 ちょっと見てみたい気もする。 
【2009/01/08 22:36】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
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