日々感じたあれこれ身辺雑記
プロフィール

阿修羅王

  • 名前:阿修羅王
  • 小柄な体格なので、ミニチュアフォトグラファーの阿修羅王といいます。
    当サイトに於ける写真・記事などには著作権が生じます。無断でのご利用はお控え下さい。

ホームページ

ミニチュアカメラマンのファインダー通信
↑本家はこちらとなります

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
来訪者
ブロとも申請フォーム

リンク
徒然草のバナー
電子郵便

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索
RSSフィード
天気予報


-天気予報コム- -FC2-
時刻

今日のおやつ
IMG_1744お菓子とおうす
お菓子とおうす
 
 ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。今日は冷たい風が吹いて寒かったんですが、あーちゃんは「京都の秋葉原」こと、寺町の電気街にお出かけしていました。量販店のセールです。ハードディスクに溜まったデーターを、CDに落とさなきゃって。

 出掛けたついでにあーちゃん、知り合いの店員さんがいる仙太郎に行って、美味しいお菓子を買ってきてくれました。
 このあいだからどういうわけか、おうすが点てたいなあって言っていたのですが、美味しいお菓子がないというのです。だからでしょうか、えらいたくさん買ってきました。ぼくたちこんなにいっぱい、一度に食べられないって言ったら、二日分だって。
 でしょうね・・・ こんなに食べたらまん丸になってしまいます。

 さあ、お味です。お団子はゆず味、お抹茶、黒砂糖です。あとはさつまいもの羊羹で芋かわと言います。お芋と皮もそのまま入った羊羹です。前にも頂いたことがあります。
 お饅頭のようなのは、粒あんを甘くて柔らかく焚いたころころのさつまいもの入った羽二重餅でくるんだものです。今日はこのお餅を食べました。やっぱり仙太郎の小豆はとても美味しいです。さつまいものしっとりとした食感とごろごろ入った感触が絶品です。

 明日もおやつが楽しみです。

 え~っとね、次はご存じ最中でもいいよ。(バシッ)

 ぴぃ~ぴぃ~・・・


 全く、油断も隙もあったものではない。この子らは、本当に食いしんぼだ。
IMG_1728お茶碗2
IMG_1727お茶碗1
 今日のおまけはこれ。量販店のはす向かいにある茶道具やさんに飾ってあるお茶碗。季節ごとに伝統的な柄のものと一緒に、斬新な絵柄のお茶碗がいつも飾ってある。今は来年の干支、牛さんの柄だった。黒い油天目のような地に金色のシルエットだけの牛さん。そして落ち着いた朱赤の地にほっこりと和む牛さん。天神さん(北野天満宮)の牛さんをイメージしたような絵柄が何ともかわいい。昨年はサンタさんの絵柄だった。
【2008/11/30 21:00】 ぴよちゃんの日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
梨木神社は紅葉に燃ゆる

鳥居

 萩で有名な梨木神社。その季節でなければ参拝者もちらほらと、混み合うことはない。この紅葉の季節を除いては。

IMG_2043.jpg
銀杏

 西隣が御所のうっそうとした森で、神社と御所を隔てるこの細い通りは、抜け道として時折自転車などが走っていく。もしくは夏ほどではないが、ここの美味しい湧き水を汲みに来た人くらいだ。この時は珍しくカメラを持った年配の男性も、同じ銀杏を撮っていた。

IMG_2070.jpg
井戸と銀杏

IMG_2063.jpg
萩と鳥居

IMG_2075.jpg


 萩が黄色く色づき、今が見頃。下鴨神社のように朱塗りの欄干はないが、覆い被さるような黄色いトンネルは圧巻だった。
【2008/11/30 08:56】 神社仏閣 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
木もれ日 朗読カフェ at モーリスカフェ
IMG_2261.jpg
モーリスカフェ ジュンク堂書店BAL店8F

 私の中ではすっかり定着した朗読サークル・木これ日の公演。今回は昨日28日河原町三条のBALビル、モーリスカフェで行われた。今や私は、彼女らの専属カメラマンとして(?)大きな公演があるときには出動する。
 普段サークルの方たちは、地元でのボランティア活動として公演をおこなっているのだが、最近は活動の場が広がりつつある。今回はいつものメンバーの源氏物語ではなく、フルメンバーによるもので、芥川龍之介、太宰治、平岩弓枝の作品を朗読した。

 ひとつ難点を揚げるとすると、ビデオ撮影も同時に行うのでストロボが焚けない。内蔵のストロボではなく外付けなので、光量の足りない室内での撮影にも十分対応できるのだが・・・

IMG_2230.jpg
芥川龍之介;魔術
 彼のこの作品は読んだことがなかったが、いかにも古き良き時代のおしゃれな男性たちの、最後の落ちまで楽しむことのできる作品だ。途中「ちりんちりん」と、小道具のベルも鳴らし、臨場感たっぷり。赤々と燃える暖炉の、真っ赤な石炭に顔が照らされているかのような、スタンドのオレンジの光がなおも臨場感をヒートアップさせていた。

IMG_2242.jpg
太宰治;女山賊 御伽草子~新釈諸国噺より~
 京都の公家の血をひく娘が知らずに山賊の元へ嫁ぎ、正体を知り戸惑いながらも娘を二人もうけ、己もやがて山賊と成り下がる。夫が不慮の死後、年頃になった娘は山賊として生活していくが、この世の無常を悟り、母子ともに尼となってこれまでの殺生をした人々の魂を弔う・・・
 ぐいぐいと話に引き込まれ、後半、谷底で弔いの煙に恐くなるあたり、真っ白な雪と、山賊のなりに身を費やした、怯える年頃の娘。その寂しい情景は胸を打つものがあった。

IMG_2297.jpg
平岩弓枝;花影の花~大石蔵之助の妻
 なまじ赤穂浪士のことを知っていると、その情景、心の内、手に取るように伝わってくる。もうまもなく12月、討ち入りだ。山科の大石神社でも14日の当日、義士祭が執り行われる。妻りくの目から見た夫蔵之助、長男力(ちから)の心情が、その目でしっかりと見つめられている。仇討ちを成就させ、あとは切腹のお達しを待つ・・・ 決してその場面が語られたわけではないが、彼女はそれを口にすることなく、夫と愛しい我が子の死を受け入れる。仇討ちが計画されたときに、新たな命を宿したことを知るりく。しかし夫は、己の死を覚悟していたので、一人でも自分の命をこの世に残していきたかった・・・

 会場を埋め尽くした人々からは、男性も含めてすすり泣く声が静かに響いている。嫁いできたときに見た桜の花と、夫の死を悟ったときに見た桜が重なって見える。そんな綺麗な終わり方だった。
 
 終了した瞬間、大きな拍手の渦に巻き込まれる。

 中高生の時、NHK・FMの朗読番組をよく聞いていた時期があった。プロの読む、そんな朗読だ。本を読むだけでは浮かんでこなかった情景でも、こうして声色を使い分けながら語る言葉に酔いしれると、いとも簡単に朗読の中に溶け込むことができるのだ。
 朗読をCDに落として聴くことの出来る、そんな小説も最近は多くなった。本を読むのも好きだが、たまにはこうやって誰かに読んでもらうのは、とても贅沢な時間だ。

IMG_2310.jpg
 最後、ジュンク堂書店の社長さんにも集合写真に入って頂いて、お開きとなった。

IMG_2312.jpg
 今日のおまけはこれ。河原町のアーケードを飾るクリスマス飾り。既にあちらこちらで飾りを見るようになった。うちの職場でも既に飾っている部署があった。

   いくらなんぼでも百貨店みたいなお店やあるまいし、ちょっと早いのんとちゃう?なぁ・・・
【2008/11/29 22:29】 イベント | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
芬陀院・その後
IMG_9786.jpg
玄関へ続く石畳

 先日書簡を出した芬陀院。白い木の実は南京ハゼではないかという、内容の、あれだ。今日、その芬陀院の奥さんからお返事が届いた。白い和紙のような風合いの封筒で、白っぽい銀色の松竹梅やボタンなどの小さなレリーフが付けられている、とても素敵な封筒だ。

IMG_9757.jpg
茶席図南亭の外装

 綺麗な字で、ずっと知りたかった木の実の名がわかったお礼が綴られていた。四方山話を多くの拝観者とするのが楽しみで、そんな他愛のない話を覚えていてもらえて嬉しいとも書かれてあった。
 そうか、心配には及ばなかったのだ。よかった。

 同封したプリントは、小さな額に入れて飾って頂いたそうだ。そのようにして頂けるのだったら、もっとちゃんと2Lサイズくらいにでもしてプリントすればよかったかも。
 
 だがまあ、ちょっと嬉しい手紙だった。

IMG_9746.jpg
茶室

 今あの界隈は多くの観光客で賑わっているそうだ。東福寺もこの週末がピーク。あの混雑ぶりを知っている元住人としては、足の遠のく時期とも言える。

 もっと静かになったら、再び尋ねよう。今度はちゃんとした写真を持って。そして、ゆっくりお茶でも頂いてこよう。
【2008/11/28 23:15】 神社仏閣 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
徒然道草ポートレートは御所で at under the gingko

シルエットは駈け抜ける

 寺町御門にそびえる銀杏の木。その下で通っていく人を、そこはかとなく見つめる。

IMG_0290.jpg
銀杏の葉を拾う女性

   あ、こんなところに・・・ きれい・・・

IMG_0291.jpg

 拾った葉をじっと見つめる。何が彼女の気を引きつけたのか。

IMG_0299.jpg

 その銀杏の葉を手にしたまま、ぼんやりと御門を見つめる。

 
 あ、私の愛車が・・・

IMG_2020銀杏
凝華洞跡の銀杏を描く男

 小高い丘の上、真っ青な空に突如として金色の塔が現れる。彼は突っ立ったまま、その巨大な金字塔を描こうとする。

IMG_2022銀杏

 その幼い女の子は、母に連れられて金色の落ち葉に埋もれるようにして遊ぶ。日だまりは暖かい陽射しに守られていた。輝く陽光、輝く笑顔、どちらも眩しい。

IMG_1995夜明け
夜明けの月

 今日のおまけはこれ。拡大すると目も当てられない手ぶれ・・・ 

   う、う~

 裸眼で撮って、後から見たら月が昇っていた。見えなかったのだ、月が・・・ 
【2008/11/28 10:12】 徒然道草 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
秋の文化財特別拝観 天得院

石蕗その1

 東福寺塔頭、天得院。石蕗が見頃になった頃は、ちょうど特別拝観の時期に重なる。今年は初めて夜間ライトアップをするとか。あちこちでポスターを見てびっくり。もっと驚いたことに、前市議会議員だったか、T氏がポスターを貼ってくれと、大きなポスターを持ってこられた。

IMG_9604_20081127221132.jpg
十月桜

 行ったときにはちょうど十月桜が見頃を迎えていて、小さくとも気品のある花を付けていた。観光客の往来の多い東福寺正門前。物珍しそうに見ていく。自分がよく知っているのでびっくりすることもない十月桜。だが、知らない人にとっては驚異の目で見ていく。
 日本人にしか見えない英語をしゃべっていた、少し年配のカップルも、あれはなんだろう、桜かな、とでも話しているような雰囲気。ちらりと私の視線とかち合う。

   Oh,yes. cherry blossom!(^_^;)/~

 なんとかこれくらいは説明できる。彼らはそれで納得できた様子。よかった・・・ こんな時にいつも思うのが、英語で観光案内ができたらな、と。そう思うのであれば習えばいいのに。

IMG_9630.jpg
石蕗その2
IMG_9637.jpg
黄色い千両の実

 秋の特別拝観と言っても、この時期はひっそりとしている。わずかな人は入れ替わり立ち替わりなので、殆どが独り占めに近い。濃い緑の苔の中、山吹色の石蕗がとても映えて綺麗だ。

IMG_9640.jpg
山茶花

 お庭の奥には、懐石のお弁当が食べられるお座敷があるのだが、そこの前から裏のお庭に出られる。数年前裏庭にも降りたことがあるのだが、係の女性の方に伺うと、あの時一度きりだったとか。通常は桔梗の咲く、このお庭も降りることはできない。

IMG_9653_20081127221220.jpg
藤袴

 この秋は市内各所で原種の藤袴を見たが、ここでも見つけてしまった。観光地ならではなのか、単に共感して鉢を置いたのか、まあ理由は様々あるだろうが、京都のイメージアップにはなるだろう。

IMG_9681.jpg
東福寺 お茶の花

 しかしだ。今年から始まったライトアップ。ここだけではなく、上賀茂神社も然り、あとどこであったか、今年初めてライトアップをすると聞いた神社仏閣が何カ所かあった。観光で生活が成り立っている街は、こんなにまでして客寄せをしなければならないのかと疑問を感じる。
 もともとライトアップは好きではない。二条城など、昔から照明を当てている建造物は多い。しかし、いつの頃からか始まった紅葉のライトアップ。自分には全く魅力を感じない。岩倉の実相院のように、鏡のように磨き立てた床に映し出させる光というのは、またそれはそれで意義があるかもしれない。そこが撮影禁止なのは、この美しさを台無しにするマナーの悪いカメラマンのせいだろう。

IMG_9665_20081127224911.jpg
同じく山茶花

 それは兎も角、最近でこそLEDを使用する寺社も多くなったようだが、紅葉の美しさはやはり陽光だと思う。どこがいいのか私の価値観の中には相容れないことだ。そして日中はライトやコードが不細工にお庭をうねっている。みっともない。好みはあるだろうから、それがいいという人もあるだろう。否定はしない。価値観の違いだけだから。そう言えば昨年の嵐山は、山に光で画を描いていたっけ。

   ふ~ん?

 だが、おおかたが21時くらいまでの拝観であるが、大型観光バスで夜間拝観に乗り付けたりすると、近くの民家はうるさくて仕方ないのではないかと思う。車の違法駐車もあるだろう。そのあたりのトラブルはないのだろうか。

IMG_1405 08カリン
 今日のおまけはこれ。花梨。今年もかと笑われそうな花梨。天得院の座敷に飾られていたのを頂いてきた。その数年前裏庭に降りたとき、大きな花梨の木があって、黄色くなって落ちた実を頂いたことがあったので今回も尋ねてみた。今、この花梨は切り刻まれて蜂蜜漬けになっている。冬場の常備薬、喉のお薬になる。まだ青い実を黄色くなるまで置いておくのと、樹上で黄色く熟したものとでは、色も香りも段違いに違う。とても香りもよくて美味しくできた。
 特に今年は早々に喉を痛めたので、早めにつけ込んでおいてよかった。

 花梨はとても渋いのだが、かなり虫が付く。これもだいぶん虫が入って形がひずんでいる。消毒をしない木はこうして普通虫が付く。お店に出ている花梨は綺麗だが、どれだけの薬を使っているのかと、ちょっと不安にもなる。大きさや形もいろいろあるので、種類にもよるのかとも思うが・・・

 来年もどこかで完熟の花梨を調達しよう。
【2008/11/27 23:04】 神社仏閣 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
フラワーアレンジメント in 府立植物園
IMG_1520.jpg

 先週末、植物園では「贈り物」というテーマでフラワーアレンジメントの展示があった。入るつもりはなかったのだが、入り口に飾ってあった青竹を使った大きなアレンジメントが綺麗で、つい、引き込まれていった・・・

IMG_1522.jpg
 これはハヤトウリ。こちらではよく見かける野菜だ。薄切りにして浅漬けや酢の物にする。鮮やかな緑色もある。これをアレンジメントにしてしまうところが面白い。色と形から、バロックの真珠のネックレスのようだ。

IMG_1523.jpg
 プリザーブ・ベジタブル?秋の装いをしたお膳。

IMG_1524.jpg

IMG_1526.jpg
 お花のチョコレート。これを見た瞬間、ゴディバのチョコレートを想像してしまった私は、ゴディバに飢えているのか?いやいや、あのメーカーはあまり好きではない。(やっぱりへそ曲がりだ)

IMG_1528.jpg
IMG_1530.jpg
IMG_1531.jpg
 天使のようなアレンジメント。ふわふわで、手に取ってみたかったが、触れない。

IMG_1533.jpg

IMG_1534.jpg
 こんなブーケをもらったら、有頂天になりそうだ。

 ところで・・・
IMG_1517.jpg
 最後のアレンジメントの左側に垂れ下がっている、白い実のアップなのだが、先日分陀院に飾られていたお地蔵さま、あそこにもこの白い実があったのだが、奥さんいわく、その白い実の名前がわからないと。植物図鑑などでかなり調べたのだが、もう何年も経つが未だにわからない。もしわかれば教えて欲しいと依頼されていた。白くなる前は「瑠璃色」だったとのこと。持っている図鑑やネットで調べたがわからない。だがよく似た実を私は知っていた。南京ハゼだ。街路樹によく植えられ、秋には紅葉が美しい。ハゼと名は付くが、和蝋燭を作るあのハゼとは別物だ。京都市内では記憶がないが、奈良公園周辺では多く植えられていて、この季節の私の楽しみでもある。

 正倉院展に出向いたときに撮ってきた写真のプリントを添え、その旨を記載して、昨日書簡を出してきた。多分、間違いないと思うのだ。

 だが、と今になって考えることがある。不思議は不思議のまま、謎は謎のままそっとしておいた方がよかったのではないだろうかと。名前のわからない綺麗な白い木の実。それだけでミステリアスなお話ができる。

 ふ~む、余計なことをしてしまったのではないだろうか・・・ 教えて、とは仰ったが、それは挨拶代わりだったかも。ふ~む、しばらく落ち込みそうだ。

IMG_1709お魚
 今日のおまけはこれ。美味しいもの。夕方晩ご飯の支度をしていたら、ピンポ~ン。インターホンのTV画面を見ると宅急便。はて、何だろう。おじさんから受け取ったものはどう見ても百貨店の包み紙。だが、見知っているものではない。よく見ると三越。

   はあ?

 しかし次の瞬間、わかった。送り主は北海道の朗読グループ、風の音、その代表鈴木さん。中身は何かと言えば、これら海産物。お魚大好きの私にとって願ったり叶ったりの、先日の写真のお礼だった。

 申し訳ないなあと思いつつ、今夜はすでに予定が立っているのでお楽しみはまた今度。

   きっと、お酒がすすむなあ・・・
【2008/11/26 22:31】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
平安雅楽 in 府立植物園 最終回
IMG_1605納曽利
納曽利その1

 昨日の続きを。いよいよ雅楽も最終回。

 納曽利(なそり)は古来より二つの競技を競ったとき、勝った側で納曽利もしくは蘭陵王が舞われたとか。いずれにしろ、どちらが勝利しても優雅に舞いが披露されたわけだ。
 つまりは勝負を前提にするのではなく、催し物ではなかったか。競い合うことより、おのれの持つ芸や業を披露するのが古来からの競技かと思う。

IMG_1624.jpg
納曽利その2

IMG_1954.jpg
納曽利その3

 朱色の衣装も素晴らしいが、芥子色と藍色の取り合わせが私のお気に入り。背景が黄色く色づいた樹木で、作られた舞台もいいが、このような屋外も趣があっていいと思う。

IMG_1956.jpg
納曽利その4

IMG_1981.jpg
納曽利その5

 1時間半にも渡る雅楽は、静かに幕を下ろした。植物園でさえこのような催し物が開催される都市。この日、NHK/BSでは、御所からの紅葉をライブで放送していた。それのためだろうか、雅楽の始まる直前、木の影に白い飛行船が隠れるのを見た。シャッターチャンスを逃し、惜しいことをした。

 勤労感謝の日を挟んだ連休、京都はどこに行っても恐ろしい人混みだったようだ。私はゆったりとした1日を過ごす。普通、このような催し物を見ようと思うと、とんでもない人混みを覚悟しなければならないのだから。
 この日、植物園会館ではフラワーアレンジメントの展示も行われていて、そちらはまた今度。

IMG_198811月25日
 今日のおまけその1はこれ。虹。今日は天候も回復すると予報されていたのにあまりすっきりしない。しないどころか、午後、晴れ間の見える空からいきなり土砂降りの雨が・・・ 一部分には黒い雲がたれ込めている。その雨の合間に射し込んだ陽光に照らされて、一瞬虹が出た。

IMG_1986 r托鉢
 今日のおまけその2はこれ。托鉢僧。今年もそんな季節になったのかと感じる風物詩、などと言ってはバチが当たるが。
 朝、おぉ・・・と、低く響く声がして外を覗くと、寒空のしたこうして修行に出ていた。
【2008/11/25 20:24】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
平安舞楽 in 府立植物園 その2
IMG_1691振鉾
降鉾その1

 一昨日の続きを。

IMG_1699.jpg
降鉾その2

 槍を持って舞うのでもっと激しい動きかと思ったが、そうではない。

IMG_1703.jpg
降鉾その3

IMG_1707.jpg
降鉾その4

IMG_1583蘭陵王
蘭陵王その1

 蘭陵王とは、その美貌が兵卒たちの士気を下げることを恐れ、常に仮面をつけて戦っていたという、現在知られている逸話が誕生した武将である。故に恐ろしい面を付けて舞う。

IMG_1891.jpg
蘭陵王その2

IMG_1932.jpg
蘭陵王その3

IMG_1946.jpg
蘭陵王その4

 舞われることの多いこの蘭陵王は、着ている衣装の豪華さに目を奪われる。私の好きな舞楽だ。

 まだまだ続く平安舞楽。この続きはまた今度。

IMG_1983時計台
 今日のおまけはこれ。京大百周年時計台記念館。今日は京大NF祭最終日。そこで行われる、ワークショップに申し込みをしていたので参加して来た。その様子はまたの機会に。

 学祭もファイナルで、模擬店の呼び込みも大きな声になっている。怪しげな姿の兄やんも多く見かける。ワッフルを買ったりして冷やかしに廻る。府立医大のトリアス祭より規模の違いもあって、こちらの方が断然面白い。来年は構内を徘徊しよう。
【2008/11/24 22:42】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
今日のおやつ
IMG_1514松ぼっくり
 
 ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。

 あーちゃんがお土産を持って帰ってきてくれました。松ぼっくりです。え?松ぼっくりを食べるのかって?ま、まさか!いくらぼくたちが食いしんぼでもこれは食べませんよぉ。

 これは上賀茂神社で拾ったんですって。大きな松ぼっくりです。普通に見かける黒松の松ぼっくりではなく、棘がついているんです。外来種の松かなあ。お掃除しているおばちゃんに持って帰ってもいいですかって聞いて、もらってきたそうです。ぼくたち、松ぼっくり大好きです。

 あーちゃんちには松ぼっくりがたくさんあります。綺麗な形の松ぼっくりを見つけると、あーちゃんは直ぐに拾ってくるんです。置き場所がないよって言っても聞きません。困った人です。

IMG_1515焼き餅人馬堂
人馬堂の焼き餅
IMG_1516人馬堂包み紙
包み紙
 お待ちかねのおやつはこれ、本当のお土産は焼き餅です。上賀茂神社には焼き餅やさんが2軒あります。これは人馬堂というお店です。古いお店ですが、多分こちらの方が有名かもしれません。いつでも30分くらいは待たなければいけないので、待てない人はどんどんもう1軒のお店に行くしかないです。そちらだと待たずに買えます。
 でも待つだけあって、欲しい数の注文を聞いてから焼いてくれるので、できたてが買えるのです。お値段も違います。

 あーちゃんはバスを待つあいだ、もう1軒のお店で焼き餅を買って食べてみたそうです。いつも大田神社の杜若が咲く時期に、そこにお店がでるのでお味は知っています。改めて食べ比べをすると、こちら葵家は個包されていて何日か日持ちします。真空パックにした5個入りもあります。でもちょっと小さい?人馬堂は個包はしません。その日が賞味期限です。
 さて、お味です。葵家の餡は粒が潰れていてちょっと甘め、まあ、普通のお味です。お餅は柔らかくてびよ~んと引っ張れます。人馬堂は小豆の粒が少し残してあります。小豆のお味がします。甘さもちょっと控えめ。お餅は普通のお餅の食感です。かみ切れます。葵家は大福餅の、あのデンプンとお砂糖を混ぜて柔らかくしてある感じですね。
 30分待つだけの価値があると、あーちゃんは思っているようです。だからお使いものにするために待ってでも買っていく人も多いので、いつも多くのお客が並んでいるのです。

 あーちゃんは好みが激しいです。出されたものは黙って食べますが、自分が買って頂くとなるとこだわります。我が儘です。でもそうやって買ってきてくれるお土産は、ぼくたちも美味しく頂きます。

 今日も美味しかったです。あーちゃん、ごちそうさまでした。
【2008/11/23 21:15】 ぴよちゃんの日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
紅葉 in 上賀茂神社
IMG_1441.jpg
鳥居を見上げる人

 記事が古くならないうちに。植物園の続きは明日以降。

IMG_1371.jpg
紅葉その1

 あまりいい天候とは言えない。それも上賀茂のあたりは市内と切り離して天気を見るようにと、誰かに言われた記憶がある。こちらはまずまずの天気。午後は下り坂。ちょっと考えたがまあ、行ってみるか・・・

IMG_1341.jpg
紅葉その2

 ここも色づきは少し早かった。

 ちょうど神職の方々が朝のお勤めなのだろう、並んで本殿の方に行くにあたり、落ち葉を掃き清めていた女性が、どこそこを通るので入るなら今のうちに、と通路を示す。しかし生憎通ったのは違う通路で、縄で通行を禁止した結界を溶きながら申し訳なさそうにする。

   いいえ、どういたしまして。こちらの行事が先ですから・・・

 そんな会話に気がほころんだのか、うろうろしている私と再びであったときに話しかけられた。

   いいのが撮れましたか?

   今年も色が冴えないというのか、まだというのか・・・ でも急に冷え込んできたので、これから綺麗になるかもしれませんねぇ

   ここは12月に入った頃でしょう。少し早いですね。

 数年、もしくは10年くらい前だったらこの時期、もう殆ど葉を落としている。彼女のお母さんをこの時期に連れてきたことがあるそうだが、すでに遅かったねと、残念そうにしていたとか。やはり気候は狂ってきていると痛感。

IMG_1444.jpg
紅葉その3

IMG_1373.jpg

 全体的にもう少し早そうなのは確かだった。12月始めにもう一度来てもいいか。

 それにしても寒い。一昨年年末に来たことがあるが、あの時も寒かった。天気も徐々に崩れてきており、小雨が降り始める。バス停で次のバスを待つあいだ(なんということか、目の前でバスが行ってしまったのだ!)、がたがたと小刻みに震えが来るほど。

   次はもう少し暖かいジャケットがいるな・・・

 ちょうど七五三の時期で、お着物を着たお母さんに連れられた子供の姿も多い。冷たい雨が降る中で、記念写真を撮りながらお参りに行く姿がとても寒そうだった。


 ところで・・・

IMG_1639ねこ
お母ちゃん猫
 ここの猫も直ぐに寄ってくる。

 今日は資料探しにとある大学の図書館へ本を借りに行く。PCでタイトルを検索しながら、あれでもないこれでもないと、時間をかけて7冊借りてきた。できるだけ分厚い本は避けたつもりだが、それでも重い。リュックに入れ、カフェがあるホールに置かれている展示会などのパンフレットで、面白そうなものがないかと物色していると、若い女の子に声をかけられた。

   講習ですか?(にこにこ)

   ??? (だれやろ?)
   ああ、いいえ、図書館に来たついでに・・・(^_^;)

   そうやね、家が近いし。

 そう言って彼女は去っていく。

 一体彼女は何ものだろう。多分なんかの講習で一緒になった人だろう。人の顔が覚えられない私は、不特定多数の人間相手の仕事もしているのに・・・?

 私は人の顔が覚えられない・・・
【2008/11/23 20:49】 神社仏閣 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
平安舞楽 in 府立植物園
IMG_1554越天楽
管絃 越天楽(えてんらく)

 これは全くの偶然だった。

IMG_1751.jpg
舞楽 万歳楽(まんざいらく)

 新聞屋さんに無料券をもらったから、と、府立植物園の招待券を頂いた。期限は11月末まで。特に目的もなく、植物園の紅葉もこれからと聞いていたので急ぐこともなく。ただ、ふと気が向いた。天気を調べると今日はあまり芳しくなさそうだったが、朝になって晴れそうだったので急遽出向く気になった。

IMG_1561万歳楽

 いつもの南正門から入った。門の前に大きな看板。それも写真入り。

   管絃・舞楽の実演・・・ふむ。牛車展示・・・ふむ、これは、行かなあかんわ・・・

IMG_1754.jpg

 だが、開演は13時半。それまで園内を周り、うまい具合に持ってきたお弁当のおにぎりを食べる。少し早めに、会場となる大芝生の特設?会場へと行った。すでに舞台の前に座って場所をとっている人もある。私も前よりに場所を取り、座り込んだ。

 時刻が迫ると、いつもはつなぎの作業服に身を固めている園長さんが、今日はスーツにネクタイ。さすがに寒いので上にはいつものブルゾンを着込んでおられる。さては挨拶のためか、と思ったが、そうではなく、現在隣の敷地にある府立大学祭で源氏物語に関係する植物の公演を依頼されているとのこと。そう言えば今月の府民便りに、そのようなことが掲載されていたことを思い出した。

IMG_1811.jpg
白拍子 今様(いまよう)

 管絃に始まり、降鉾といういわば舞台の汚れ落としの舞を舞い、プログラムは進んでいく。万歳楽は源氏物語・紅葉賀にも出てくる、源氏とえっと誰が舞うのだったっけ?青海波を競って二人で舞う場面があるが、それだそうだ。
 白拍子の今様は、やはり女性と言うことでシャッターを切る音もひときわ鳴り響く。雅楽と謡(うたい)のBGMに優雅に舞っていく。静御前もこのように頼朝の前で舞ったのだろうか。

IMG_1821.jpg

IMG_1831.jpg

IMG_1876.jpg

 冬の陽射しは低い。オレンジ色のかかった弱い斜陽は、優雅に舞う舞い人を優しく照らす。気がつけば影は長くなっていて、長時間に渡る演目に疲れた人はどんどん少なくなっているようだった。最前列に陣取っていた私は、障害物のない舞台を堪能。持ってきたメモリーが少なくなっていくのを気にしながら、合間に不要な画像を削除していく。
 舞だからと、連写モードにしていたのが失敗だったかもしれない。動きがゆっくりなのでone shotでも十分だった。

 芝生の上に座っていたので、すっかりお尻が冷たくなった。しかし偶然いいものを見た嬉しさの方が大きかったのは、間違いないだろう。今の松谷園長さんに変わってから、何かとイベントの多くなった植物園。来月はライトアップも始まる。

 寒さの苦手な私は、夜間ライトアップには行かないだろうな・・・ 綺麗だが・・・
 
 この続きはまた今度。
【2008/11/22 23:18】 イベント | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
徒然道草 猫は居眠り宗像神社 御所番外編
IMG_0752.jpg
またあんさんか

   うちで悪かったな・・・

 宗像神社の鳥居の下は日当たりがよく(南向きの高級住宅地)、ここではよくひなたぼっこをしている野良子を見る。

IMG_0754.jpg
しゃあないなぁ。ちょっと遊んだろか、ねぇさん・・・

   あ、あ、おおきにえ、ねこさん。

IMG_0757.jpg
まったく、しょうがおへんなぁ

   どこがやの!あんたにそんなことを言われる覚えはあらへんえ

IMG_0759.jpg
せやかて、あんた、うちらと遊びに来たんやおへんか?

   う、鋭い突っ込みやな・・・ ばれとるやん

IMG_0769.jpg
ほれ、もっとなでれ・・・ せやせや・・・ ええ人やな

   よく言うわ、こいつ!

 この子は男の子。トラも男の子。お母ちゃんはどこだろう?ま、いいけど。

IMG_0791.jpg
 zzz・・・

 再びひなたぼっこに戻った猫は、船をこぎ出した・・・

   あんた、落ちんときや。恥ずかしいで・・・
【2008/11/21 16:53】 御所 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
紅葉 in 御所 その2
IMG_1277_20081121154312.jpg
一条邸跡 銀杏

 昨日の続きを。

 曇りがちでぐずついた日が続き、ぱっとしない空。急に冷え込みだし、この日は呆れるくらいの晴天。

IMG_1235.jpg
月と銀杏

 外の空気はきーんと冷えているが気持ちがいい。寒さに弱い私だが、写真のためならちょっとだけ頑張れる。人が多くなる前にと、開門直後に入った。
 快晴の空には、まだ有明の月が残っている。どこか帰りそびれて恥ずかしげにしている源氏のような・・・?

IMG_1274.jpg
飛び交うハトと銀杏

 真っ青のコバルトブルー、金色の銀杏、その空をハトの群れが飛ぶ。月は?ああ、なんて小さいのだろう。

 私がカメラを構え、近づいたり離れたり・・・ そんなタイミングを狙ったのか、一人の女性がコンデジを出して、銀杏を背景に撮って欲しいと。銀杏があまりにも巨大で人物が豆粒。もう少し離れて手前に出てきてもらう。これで銀杏全部が入る。人物は小さくても銀杏の大きさは十分伝わるだろう。

IMG_1304.jpg
今出川口の銀杏

 やはり光の入った金色の葉は見事。この時間、さすがにぎんなん拾いをする人の姿もない。

IMG_1312.jpg


 風が強く、とても乾いている。目が痛くなるほどだ。空を見上げると、白い雲が北西の風に吹かれてどこまでも飛ばされようとしている。

IMG_1321.jpg
凝華洞跡の銀杏

 建礼門の正面、真っ直ぐ南に向かってその先に小高い丘がある。そこにそびえる銀杏の木。色づきはまだ今ひとつだが、ここも金色に染まる頃、多くのカメラマンが集まるところ。

IMG_1332.jpg

 元はもっと大きく枝を広げていたのだろう。太い枝を切った跡が見える。

IMG_1333.jpg

 ここもあと半月もすれば金色の雨が落ちるのだろう。はらはらと舞い落ちる金色の葉は、また子供たちの喜ぶ笑顔をさらに光り輝かせるのだ。

 ほら、そう言っている間に、保育師さんに連れられて赤い帽子を被った保育園の子供たちが・・・

 静かだった丘は、今子供たちの歓声が響いている。
【2008/11/21 16:34】 御所 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
紅葉 in 御所 その1
IMG_0805_20081120214241.jpg

 
 とある日の御所。どんよりとした空だったが、その分、オレンジ色に色づいた桜の葉には、優しい光だ。

IMG_0843_20081120214249.jpg
建礼門と桜
IMG_0855_20081120214256.jpg
木の洞(うろ)

 御所は案外桜の方が多いだろう。手入れも行き届いているので、通り沿いの桜のように、色づく頃には落葉してしまうこともなく、優しい色合いの紅葉を楽しめる。
 もみじは晴天で透かしてみるのが綺麗だが、桜は陽射しがなくても、静かな趣がある。それに濡れた桜の葉は、とても甘い香りがする。それを踏みしめるのもことさらいいものだ。このような曇りの日は人影も少なく、あたり一面、すべて独り占めにする。

IMG_0917 r
銀杏の葉を拾う女性

 一条邸跡にそびえる銀杏の木は、黄色く色づいた葉を落とし始めている。その中から形の綺麗な葉を拾い集めている女性が一人。大事そうに拾っては、手に持ったファスナー付きの袋に入れていく。押し葉などのクラフトにでも使うのだろう。待ちに待った秋本番。

IMG_0937_20081120214317.jpg
銀杏の写真を撮る若い女性

 今出川通りに面する、今出川口。今出川通りを挟んだ向かいは同志社女子校だ。その門を入って直ぐの大銀杏。案外穴場かもしれない。高さはそうでもないが、幹は太くがっしりとしている。観光客だろうか。若い女性が二人、歓声を上げながら見上げるほど巨大な銀杏を、写真に納めようとしている。その後ろ姿を撮ろうとする連れの女の子。

 この続きはまた今度。
【2008/11/20 22:34】 御所 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
嵯峨野紀行 清涼寺から直指庵
IMG_9843.jpg
清涼寺その1

 先月、清涼寺で行われた源氏物語の朗読会。そのグループから撮影の依頼を受けていたのだが、ちょうどその頃レポートの提出と被っていたため編集が遅れていて、先日ようやく二つのグループの方々、そして馬頭琴の嵯峨さん宛にようやく写真とそれを修めたCD-Rを送った。

 と、こんなことを打ち込んでいると電話・・・ 札幌の朗読グループ風の音、関口さんからだ。やはり北海道は遠いな。荷物が届き、明日集合する日なので皆さんに渡すとのこと。源氏物語にゆかりのあるお寺で公演ができたことを喜んでおられ、こちらの木もれ日さんが羨ましいと。私としてもこのような縁を結ぶことができてとても嬉しく思う。

IMG_9847.jpg
清涼寺その2

 で、グループの方々には申し訳ないが、会場となった清涼寺には一足早く写真を持って行ってきた。郵送してもよいのだが、なんか失礼な感じがしたのだ。寺務所に伺うと奥さんは不在で、代わりに例の「平成の光源氏」、金森さんに名刺とともに言付けた。
 その後は何カ所か廻ろうと思っていた。この日、11月初めはまだ紅葉には早かったが、清涼寺のこの木は早くから色づくのを知っていた。真っ青な空に真っ赤に色づいたもみじは綺麗だった。

IMG_9902.jpg
大沢の池

IMG_9897 r
アオサギ(これはいつでもいる)

 11月ともなると、池には北から渡ってきた水鳥の姿も多く、また、夏には見事に咲かせていた蓮の花托は枯れ、悲しげに水に落ちている。また来年再び新しい命が、この池から生まれてくるだろう。

 と、ケータイがぶるぶる・・・ 

 一般加入電話の番号が表示されている。思った通り清涼寺の奥さんからだった。ちょっと逢えなかったのが私にも残念だったが、喜んで下さっているのが伝わってくる。

IMG_9977.jpg
直指庵のつくばい

IMG_9982.jpg
シュウメイギク

IMG_0034.jpg
山茶花

 大覚寺の直ぐ北に位置する直指庵。それほど遠くではない。ちょっと足を延ばす。集落からは少し離れているせいか、とても静かだ。紅葉には少し早いので昼間だというのに人影もほとんどない。ゆっくりと廻る。平地では既に終わりを告げているシュウメイギクも、ここではぎりぎりまだ見ることができた。だが、季節柄、山茶花も咲き始めているのが嬉しい。

IMG_9995.jpg
お地蔵さま

 ここは自分の心奥底に秘めた思いをはき出すところ。これらのお地蔵さまはいったい何人もの心を聴いているのだろう。彼らに問うても、黙して決して語らない。

IMG_0055_20081119200616.jpg

IMG_0060.jpg
無人販売

 市街地から少し離れるとどこにでも見かける、野菜の無人販売。とても安い。まさかここから野菜を持ち歩くわけにも行かず、しかし大好きな柿だけは無視できない。ちゃりん、と100円玉を入れると一袋頂き黙ってこうべを垂れてお礼を言う。帰ってから頂くと、奈良の柿より美味しかった。

IMG_0058.jpg
ススキその1
IMG_0061.jpg
ススキその2

 この日、とてもいい天気で、午後も遅くなり陽が傾いてきたにもかかわらず、陽射しが眩しい。いつも通る道ではないところを廻って、清涼寺の横に出て真っ直ぐ嵐電嵐山駅へ向かう。恐ろしい人混みだ。この時期の人混みで驚いてはいけないが。

IMG_0081.jpg

IMG_0083.jpg
手回しオルゴールの演奏

 JRの踏切を渡ると、前方に人だかりが見える。何かと思えばご覧の通り、とても楽しそうに演奏をしている。みんな大喜び。パリの下町に迷い込んだようだった。

 駅はもう目の前だ。ちょっと汗をかいた。

IMG_0070_20081119200654.jpg
ゆりの花
 今日のおまけはこれ。オルゴール館から落柿舎の方へ向かうところに、嵯峨野の卵やさんがある。にぬきを買ってその帰り、竹細工のお店の前に、ゆりの花が素敵に生けてあった。
【2008/11/19 20:57】 嵐山嵯峨野 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
雪舟寺 at 東福寺塔頭
IMG_9784.jpg
ただ今拝観中
IMG_9717.jpg
nine to five もとい、五時半には閉門

 雪舟寺は東福寺の塔頭で、かの絵師雪舟等揚が作成したと言われる枯山水のお庭がある。以前東福寺界隈に住まいしていたときには、時折出掛けていた。

 通天橋の紅葉は今年もだめだとわかって、滅多に行かなくなったここへ行こうと計画変更。ここの良さは、奥さんの飾るちょっとしたフラワーアレンジと山茶花。この日、南天の剪定をされたそうだが、ばっさり切りすぎてしまったと奥さん。切られて行き先のなくなった赤い実を、そこかしこに飾る作業中だった。クリスマスの飾りのように、とても趣味がいい。
 
IMG_9722.jpg
庭園の白州

IMG_9735つくばい
トイレ脇のつくばい

IMG_9725.jpg
庭園

IMG_9740.jpg
庭園

IMG_9765.jpg
山茶花

IMG_9748.jpg
恵観堂の丸窓
 
 ここのなにが好きと訊かれて、やはり山茶花の枝振りと、あまりにも有名だがこの丸い窓。山茶花は長年にわたり、寡黙だが腕のよい植木職人さんが世話をしてくれていると、奥さんの弁。その腕に感銘を受けた地方から来られた若い男性が弟子入りしたとか。見てもわかるように、枝はかなり刈り込んであるのだが、いつもこの時期たくさんの花を付ける。白や淡いピンクの山茶花が好きな私にとって、大好きな木でもあるのだ。初めてここに来て写真を撮らせて頂いたときなどは、無謀にも普段は降りられない庭に降りてもよいかと許可をもらったりもした。まあ、歩いてもよい場所の指導は受けたが。

IMG_9770.jpg
お花に囲まれたお地蔵さま 

 平成4年、と言われただろうか。何年か前に来たときにも確かにあったこのお地蔵さま。ある日、テーブルの上にちょこんと置いてあったそうだ。忘れ物かと思ったが一向に連絡がなく、これはどなたかがここに置いてやってくれと黙って置いていったものだろうと判断し、それからこうやっていつも綺麗に飾られているとのこと。来客はこのお地蔵さまを見て大抵、かわいい!と歓声を上げるとか。

 とても気さくな奥さんは、ちょうど帰られる男性の質問に答えているうちに、昔話など、たくさんして下さった。あっという間に時間も過ぎていく。

 近いうちにまた行こうかな。
【2008/11/19 14:51】 神社仏閣 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
虹 in front of 比叡山
IMG_119711月18日


 木枯らし1号が吹いた午後、空は冬の気配だった。ようやく秋らしく紅葉に染まってきたところなのに、秋の日は短い。

 今日はちょっと出掛けていた。明日あたりから寒くなると言うので、自分の中での最期の紅葉を愛でに。しかし、いろいろあって、しょげかえって帰ってきた。本当はもう一カ所廻ってきたかったのだが、ショックと人の多さで早々に帰路についた。

IMG_121511月18日
やつでの花

 何があっても私は元気であるらしい。いつも言われる。そんなわたしなのに、今日はさすがに元気がない。たったあれだけ言われただけなのに、自分にはものすごいショックだったようだ。いつも一言多く、空元気でも簡単にだせると思っていたのに、なにがそんなにショックだったのか。
 ある意味自分にも一応非があった。それは認めよう。しかしいつもと違うルール、理由も言わずあのいい方はかなり堪えた。

IMG_120011月18日
西の空

 帰ってきてから晴れ間が多くなったが、あの空の感じは冬の時雨だ。陽が射したり陰ったり・・・ 面白い雲の写真が撮れるかと思い屋上へ。
 空をぐるっと見渡すと、北東の鬼門、比叡山の前にはとても低い位置ではあるが虹が出ていた。二重になっていたが、淡い方はうまく写らなかった。

 しょげていた私はこの虹を見て、少し元気を取り戻した。

IMG_1505おうす
 今日のおまけはこれ。ショックを受けた原因となったお菓子とお薄。

 理由は聞かないで下さい。心の傷が再度広がるので。(アップしておいて何を言うか・・・)
【2008/11/18 23:10】 比叡山 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
秋の特別公開 in 下鴨神社十二単
IMG_9666_20081117221317.jpg
新調された十二単

  よう、お越しやす・・・

 前回の続きを。

 このお人形、とてもよくできている。平安美人ではなく、あくまでも現代の美人だが。
 ま、それはさておき、楼門を入って右手にある細殿(ほそどの)に彼女らは座っていた。

IMG_9649.jpg
こっちにお座りやす

IMG_9653.jpg
うちには構わんといておくれやす

IMG_9672.jpg
手紙を書くのが忙しいんどす

 マネキン人形のできもさることながら、衣装の美しさにはやはり目を引く。染色はできても、あの時代、どうやって模様を織りだしたのかととても知りたい。

IMG_9668紅葉重ね
紅葉重ね

 もみじの葉が色づいていく様子を現す色の重ね方。

IMG_9654.jpg
和歌の評価をする人

 宝塚ではない。偶然なのか、ここで説明をしていた男子学生、こんな感じのちょっとイケメン。それにしてもリアルで・・・ どこの製造メーカーなのだろう。

IMG_9658.jpg

 実際にここで歌会が開かれているような雰囲気だった。

IMG_9713.jpg
 ここで秘かな疑問。座っているマネキン、どうやって衣装を着せたのだろう。私のささやかな疑問。
【2008/11/17 22:40】 下鴨神社 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
下鴨神社 銀杏
IMG_0491ドウダンツツジ
ドウダンツツジ
IMG_0500欄干
欄干
 先週9日(日)まで、この春新調した十二単の展示をしていた。出掛けたのは4日(火)、同志社大の学生さんが、それぞれ展示物の説明を受け持った。この学生さんたちは水干や小打着などのきらびやかな衣装を身につけ、次々とやってくるお客に説明をする。

IMG_0501銀杏
銀杏その1

 目的は十二単、秋になると展示をするからと聴いたのが5月、葵祭の時だ。それからずっと待っていた。衣装を身につけたマネキンも美人、美男子のお顔で作ってあって、本物みたいで綺麗だ。
 しかし、この日の目的はそれだけではなかった。前日、学生さんの取材がTVで流れたが、その衣装を見て彼らを撮ろうと決めていた。

IMG_0516銀杏
銀杏その2

 撮影許可を請うと、快くみなさん承諾して下さり、4人の方全て何カットずつか撮った。そのできた写真を持って、展示の最終日に持って行ったのだ。もちろん、普通にプリントしたのではなく、ちゃっかり背景にすかしを入れたりして遊ばせてもらった。受付のお一人に写真を言付けると、満面の笑顔。

   えっ?頂けるのですか?

 ものすごく嬉しそうな笑顔に、こちらがたじたじ。

IMG_0538.jpg
糺の森

 先日、ワークショップでポートレートを嫌と言うほど撮ってからちょっと病みつき。こっそり撮らせてもらうのではなく、自分が声をかけて撮りたいように撮る、それもなかなかいいもので、お忙しい中、快く撮らせて頂いた上に喜ぶ笑顔を見て、こちらが嬉しくなった。ネットに揚げてもよいかと許可は取っていないので出せないが、とてもかっこいい方たちばかりだった。お一人女子学生の方がTVに出ているので、彼女ならいいかとも思ったが、やはりやめておこう。
 この時の展示物はまたこの次に紹介。

IMG_0519さくら
IMG_0523さくら
IMG_0524さくら
IMG_0530さくら
十月桜

 下鴨神社西側の入り口に咲く桜。多分十月桜。この時期に咲く珍しい二期咲きの桜。この桜がとても好きだ。春ほどの華やかさはないが、ほんの少しだけそっと咲くのがとてもいい。そう言えば今年は平野神社の十月桜を見に行っていなかったと、気がついた。

 多分今頃はもっと綺麗な色になっているはずだ。

IMG_0534.jpg
 今日のおまけはこれ。河合神社の灯籠。陽が射していたらもっと綺麗だっただろうな。
【2008/11/17 16:37】 下鴨神社 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
比叡山延暦寺 根本中堂 比叡山最終回
IMG_0588大講堂
大講堂その1

 昨日の続きを。

 横川で思いの外時間をかけてしまい、結局西塔に降りる時間をなくした私は、真っ直ぐ根本中堂のある延暦寺バスセンターに降り立つ。どこがいいのかは覚えているので、まず大講堂と鐘楼に向かう。少し小高いところへ登る阿弥陀堂や法華総持院東塔までは時間がない。

IMG_0595大講堂
大講堂その2

IMG_0599大講堂
大講堂その3
 この大講堂の横にある紅葉はいつも綺麗で、建物を背景に撮るのが常だ。

IMG_0636根本中堂
根本中堂その1

IMG_0626根本中堂
根本中堂その2

 午後を過ぎると陽が傾くのが早い。これも山頂の故か。その2を撮り、この先をぐるっと廻って再び同じ所へ帰ってきて、ふと先程私が立っていたところに目をやると、昨日も書いたとおりKENさんの姿を見つけたと言うことなのだ。こんな偶然もあるのかと、本当に目を疑った。そして今回の記事にする画像を選択し、彼のとちょっと比べて見ようと思ってサイトを覗くと、あらあら、みんな考えることは同じなのだと言うことが本当によくわかった。大講堂その3と根本中堂その2が殆ど同じアングルだった。これには我ながら大笑いしてしまった。
 身長も違うし彼の愛用のレンズと私の愛用のレンズとでは、画角にかなりの差があるにも関わらず、同じように撮っていたのが本当に可笑しかった。だが、アングルの切り取り方のうまい彼にちょっと近づけたように思って、内心嬉しく感じているのが本音でもある。

IMG_0622紅葉
紅葉

IMG_0614一隅を照らす日差し
一隅を照らす陽射し

 秋のゆうべはつるべ落とし。あっという間に陽は傾き、まだ淡いオレンジ色が残ったまま吹き渡る風には、どこか夜の帳さえ感じる。

 さあ、帰ろう。ちょっと疲れた。
【2008/11/16 22:59】 比叡山 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
「テラへ・・・」2008 KYOTO in ギャルリー柳馬場
個展お知らせ
竹宮恵子個展お知らせはがき

 画像は以前出したもので恐縮だが、看板に思いっきり自分が写っていることに気がつき、他に画像がないのでこれでご勘弁を。

 昨日から始まった竹宮恵子個展「地球(テラ)へ・・・」2008 kyoto。昨日、直ぐ近くの万華鏡ミュージアムまで出ていたので、12時開場に行こうと思ったが、前回東京会場で混乱があったと言うことで、30分の入場制限入れ替え制とか・・・まあ、玄関先に多くの人たちが並んでいるのを見ただけでやっぱりうんざりしてしまった。他にも用事があったし、初日は諦めた。
 年々、人が多くなっているように思うのは気のせいだろうか。サイン会も最近はたいへんな様子。4年ほど前には画集にサインをもらったことがあるので、今回の1万円もする画集を買ってまでサイン会に並びたくない。

 だが、今日行ってみて思った。私も年を取ったのかもしれない。以前のような情熱が薄れているように感じて、少し悲しかった。この原作と劇場版を見たことがあるものにとって、昨年のTVアニメはものすごく違和感があった。新しく感じてよかったという、マンガミュージアムでの感想も読んだが、それは自分よりもっと若い人だったからかもしれない。思考を切り替えて、全く別物と思った方がよかったかもしれないと言うことだ。

 それはさておいて、原画はやっぱり綺麗だ。新しい書き下ろしはなかったが(そんな準備する時間はない)、懐かしい場面ばかり。今日の午後からはサイン会もある。これからまた多くの人が集まってくるのだろう。混み合わないうちに早く帰ろう。見たことある作品が殆どであるし。

  「地球へ」
  ギャルリー柳馬場にて23日(日)まで  
【2008/11/16 22:27】 イベント | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
島原・司太夫 舞とフリートーク in 京都万華鏡ミュージアム
IMG_0686.jpg
太夫の舞
 京都府庁旧本館秋の一般公開で、昨年知り合った人形作家Aさんから、太夫の舞が見られるイベントがあるとお知らせを頂き、わくわくしながら出掛けてきた。天候が怪しいと昨日の予報。しかし晴れているのでといつものように愛車で出発。動くと少し汗ばむくらいな暖かさだ。

 場所は姉小路高倉にある万華鏡ミュージアム。今週末は京都を歩こうというイベントが行われていて、その一環だった。
 現在島原に1軒だけ残っているお茶やさん、置屋の輪違屋さんに所属する太夫さん3人のうちのお一人。昔まだ20代位の時、一度行ったことがある。個人ではなく、職場の人たちと忘年会のような、そんな飲食会だったと思う。その時も太夫さんを呼んでおもてなしを受けた。その日はとても若い太夫さんで高校生くらいの年齢だった。

IMG_0660かむろ
禿(かむろ)
IMG_0687.jpg

IMG_0695.jpg

IMG_0699.jpg

IMG_0702.jpg

 衣装はとても重そうに見えたが、トークの中で説明をして下さった。頭はお福という結い方で、かんざしなどの飾りを入れて4キロ、衣装が20キロ、三歯という歯が三枚ある下駄が片足2キロずつ・・・

   さあ、合計はなんぼ・・・?

 とても重いので長くは歩けないとのこと。その重さを抱えて舞ができるというのは、凄いことだ。今日は他の場所でも太夫道中を行うと言うことで、フリートークで質問も相次ぎ、笑いの渦の中、和んだ笑顔に送られて次の場所へと出発して行かれた。

 ここまで来れば、と、万華鏡ミュージアムを見てきた。今日は300円の入場料がフリー。前から見たかったグランプリを取った舞妓さんの万華鏡や変わった形をしていたり、とても幻想的な動きをするものなどを堪能してきた。今日はイベント用の展示と言うことで、時々入れ替えているようなので、また見に来ても楽しめる。

 なかなか充実した一日だった。

IMG_0707.jpg
IMG_0710.jpg
太夫さんの古いお着物
 今日のおまけ、とするには失礼かもしれないが。古いお着物を収集しておられる方が見せて下さったお着物。これの黒地もあるそうだ。昔太夫さんが着ていたもので、思ったよりとても柔らかい生地。保存もよく、裏地の白地も黄ばんではいなかった。裾が二枚着ているようになっていて、袖の紅絹の紅色がとても鮮やかだった。モダンな柄行で、更紗調と説明があった。
【2008/11/15 21:58】 イベント | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
比叡山延暦寺 横川中堂
IMG_0350雲海
大津市街地と雲海
 週末は天気が崩れるとのことで、ちょうど見頃と思われる延暦寺へと出掛けた。比叡山も、ガーデンミュージアムならたまに行くのだが、その奥となると気合いがいる。何しろ少々移動の時間を考えなければいけないので。
 いつものように比叡山1dayチケットを買い、ケーブル・ロープウエイと乗り継ぎ、山頂からシャトルバスに乗る。このチケットでシャトルバスが乗り放題。バスだけの一日券も車内で発売している。

 バスの時刻表を見ると少し待ち時間があったので、眼下に広がる琵琶湖を眺める。大江山や亀岡の法貴峠などと言った、近畿でも有名な雲海があるが、見たことはない。きっとこのような感じなのだろうと思う。

 三条京阪に向かう路線バスが先に出発し、自分が乗る予定のバスがもうすぐくると言うときに、先に出たバスから降りてきた年配のご夫婦らしき二人のうち、女性の方に声をかけられた。先程のバスで取りあえずここまで来たが、どのバスに乗ればいいのかわからないという。なので、私の予定としては、もうすぐやってくる山頂のシャトルバスで一番遠い横川まで行き、西塔・東塔・根本中堂と行くのがベターかとアドバイス。結局この方とは根本中堂でお昼を食べているときに再び出会うことになる。

IMG_0360紅葉
紅葉その1

IMG_0363横川中堂
横川中堂
 ポスターなどでよく見かけるアングルだが、悪くはない。中堂に上がる坂道の手前に少し大きな、観音様のような仏さまが立っていて、中堂を背景に(多分・・・)写真を撮っている若い男性がいる。これはいい感じと、彼が撮影を終えるのを待ち、ファインダーを覗いてみる。

IMG_0376仏
仏その1

IMG_0370.jpg
仏その2
 これはいい。でもちょっと寂しいと赤く色づいたもみじを探し、あっちに乗せたりこっちに置いたりと、何カットか撮っていた。すると、その若い男性、

   そんな面白い演出があるんですね(^^

 とても嬉しそうな声がする。私は振り向いて、にっこり。満面の阿修羅スマイルを振りまく。

IMG_0381カメラ小僧
カメラ小僧

 私がその場を去り少し離れた所からふと見ると、彼も葉っぱを乗せたり下ろしたり、あっちからこっちからとファインダーを覗いている姿が見え、思わず吹き出してしまった。今でも思い出すと笑える光景。きっと彼はその演出に、どっぷりとはまり込んでしまったのだろう。その後、再びそこで撮影をしている姿を発見したのだ。

根本如法塔
根本如法堂
 ここも色づいていれば素晴らしいロケーションになるところだが、今年はもう少しと言うところだ。

IMG_0445紅葉
紅葉その2
 
 さて、まだまだ続く延暦寺。この続きはまた今度。
【2008/11/15 21:22】 比叡山 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
京都御所秋の一般公開 in 京都御所その3
IMG_0026囲碁を打つ女官
以後を打つ女官
 昨日の続きを。いよいよ御所の最終回。

 今回のテーマである「いづれの御ときにか」、源氏物語の世界は、いつもと違って余計に親しみを持って見ることができた。

IMG_9992絵合わせ
絵合わせ

IMG_9890.jpg
源氏図の屏風その1

IMG_9891.jpg
源氏図の屏風その2
 ここで取材の男性たち第一組目を発見。カメラを構える男性に見覚えがある。NHK京都のクルーだ。そのあとは建礼門で朝日新聞社の記者は、ノート(PC)からメールを送っていた。そしてKBS京都の女性カメラマンを含むクルー、関西テレビは紫宸殿。えっと、それからどこの取材班を発見したかわからなくなった。初日ということで、各社取材クルーが多く出ていた。

IMG_9984柱


IMG_9929.jpg
牛車の飾り

IMG_0093ふすま絵
襖絵その1

IMG_0028ふすま絵
襖絵その2

 ちょうど9時に長い行列が入っていくのを尻目に見ながら、私は銀杏を撮っていた。まだ綺麗に色づいてはおらず、また来なきゃいけないなと思いつつ少し空いた行列に並んだ。毎回出掛けていてどこに何があるか知ってはいるが、最近の温暖化は、庭の光景が徐々に変わっているのに気がついた。昨日も書いたが、そんなことで季節の異常を感じるのも皮肉なことだ。

 現在京都府庁でも一般公開中。昨年はここを見てから本庁にはしごした。そこで朗読サークルの皆さんとお知り合いになる。まあ、何がどうなって人の輪が広がるかわからないものだ。
 
 今日は天気と相談して今日しかないと、比叡山に上がってきた。一番遠くの横川(よかわ)中堂まで行き、根本中堂まで帰ってきたところで意外な人?でもないが、久し振りにKENさんに出会う。5月の下鴨神社での御蔭祭りでお逢いして以来だ。カメラを構えていたので顔は見えないが、姿形、あのレンズはKENさんに間違いない。近寄ってカメラを下ろすのを待って、にっこり。

   お久しぶりです(^^

 この広い延暦寺で出会うなんて、不思議なものだ。

 比叡山での様子はまた今度。

IMG_9906.jpg
消火栓
 今日のおまけはこれ。御所の消火栓は目立たない。あちらこちらで見かけるが、これが活躍することがないことを願いたいものだ。
【2008/11/14 21:36】 御所 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
京都御所秋の一般公開 in 京都御所その2
IMG_9964紫宸殿
紫宸殿玉座
 昨日の続きを。

 仕事に出ると、あちらもこちらも風邪引きばかり。過労からなかなか完治しない、例年の光景が甦っていた。そのせいか、午後から喉の具合がよくない。一応うがいと花梨蜂蜜は飲んでおいたが、今日は簡単に文字は少なめで写真をどうぞ。

IMG_0004橋

 渡ることは叶わないが、このお庭の景色は季節を問わず立派だ。当たり前か。

IMG_0012松
松越の橋

IMG_0017池
池に写った松

IMG_0038もみじ
もみじその1

IMG_0068紅葉
もみじその2

IMG_0070もみじ
もみじその3
 もみじの色づきはイマイチだが、空が真っ青でとても綺麗。

IMG_0045庭


IMG_0102サザンカ
山茶花
 私は白や淡いピンクの山茶花が好きだ。薔薇でもそうだが、色の薄い花色の方が葉っぱの色が濃い緑で綺麗だからだ。この山茶花の向かいには、最終コースにあたる立派な襖絵が見られるのだが、それもそっちのけで山茶花に夢中。そんな私を不思議そうに見る人の視線がちくちく・・・

   わかってるってばぁ。でも襖絵は毎年見てるやん・・・

 地元にいて、毎年のように参観できる強みというものか。

 この続きはまた今度。

IMG_033511月13日 r
満月
 今日のおまけはこれ。おきまりの満月。空が高く、真っ青な空が臨めた今日は、といっても仕事で空なんて見ていないが、夕景はコンデジで撮った。その夜の満月はとても眩しいばかりだった。煌々と東の天空で輝いていた。
【2008/11/13 23:26】 御所 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
京都御所秋の一般公開初日 in 京都御所
IMG_981311月12日
 早朝6時過ぎ、私にとっては早朝だ。今日はいい天気になると言っていたが、ものすごい快晴の空。今日から16日(日)まで御所の一般公開。この天気だ、さぞかし多くの人が訪れるだろう。

 決して暇があるわけでもないが、この天気、やっぱり行ってこよう・・・

   作業中の写真も気になるし、申し訳ないなあ・・・

IMG_9922御所6
牛車
IMG_9880玉鬘
玉鬘(あ、垂直が歪んでる・・・)
 今回のテーマは、やはり源氏物語の生まれた宮中、「いづれの御時にか・・・」、まさにここで誕生したのだ。牛車も展示してある。金色の飾りが光って、とても綺麗。この牛車を見ていると、夏に廬山寺で写真家の中田昭氏が展示されていた写真を思い出した。誰かお着物を着て、これの横に立って欲しいなあと思うのは、ちょっと贅沢。
 と、また変な会話が聞こえてきた。年配の女性の声。

   ぎゅっしゃがあるで

   ああ・・・違うって。そうか、ぎゅっしゃと呼ぶお人も居てはるんだ

 まあ、いろいろあるようで。

IMG_9937御所7
 建礼門から紫宸殿を臨む。

IMG_9965御所9
 紫宸殿から建礼門を臨むと、砂を敷き詰めた遙か向こうに人が見える。そこで・・・

IMG_9966御所8
 こちらにカメラを向ける人は多いが、反対はどうだろうと、ちょっと覗いてみた。ちょうと団体さんがずらりとこちらに背を向けている。カメラのレンズを望んだのに。

IMG_0061御所5
もみじ
IMG_0011御所1
御所の庭その1
IMG_0014御所2
御所の庭その2
IMG_0018御所3
御所の庭その3
 どんどん奥へ入っていく。今年はやはり紅葉が遅い。昨年はもう少し色づいていたように思うのだが。後から昨年のデーターを見てみよう。
 石の灯籠を撮っていると、随分ご高齢の女性に話しかけられた。松のしたに敷き詰められた杉苔を撮っていると思われた様子。違うのだ、私はこの松のしたから池越しに見える橋などを撮っていた。その手前にこの灯籠がある。ここは私のお気に入りのスポット。大抵声をかけられるか、同じように覗き、そして撮っていく。しゃがんで変なところを覗いて何を撮っているのかと気になるのだろう。その姿もなかなか面白い。

 しかし、その女性は少し来しをかがめて覗き、景色は気に入ったものの、膝が痛くてしゃがめないのだという。何回かチャレンジして、諦めて立ち去った。

IMG_0040御所4
御所の庭その4

 もみじはたいして色づいてはいなかったが、いつみても立派なお庭だ。

 さて、この続きはまた今度。ちょっと記事がたくさん溜まっているのだが、仕方ない。またぼちぼちと。しかし、旬というのがあるので早めにしなければ。

IMG_9865警察犬
 今日のおまけその1はこれ。御三の桐の家紋の入ったゼッケン(?)をつけた警察犬。皇宮警察と紺地に金の文字が入っていた。撮影の許可を頂くと快く承知して下さった。

IMG_031311月12日 r
 今日のおまけその2はこれ。十四夜の月。夕方陽が落ちると登ってきた。そしてすっかり夜の帳が降りると・・・
IMG_031811月12日 r
 明日が満月。きっと明日も晴れるだろう。

 明日もいい月夜になりますように。
【2008/11/12 21:20】 御所 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
赤目四十八滝 in 名張 その2
IMG_0236.jpg
 昨日の続きを。と言っても、本日分をすっかり忘れるところだった。締め切り日をすっかり勘違いして、申し込みに失敗したのみでなく、現在編集中の依頼された写真の整理を急いでいたら、記事をアップしたつもりでいたというのが本当の話。

IMG_0243.jpg

IMG_0254.jpg

 どんどん上流に行くに連れ、さすがにちらほらと紅葉が目にはいるようになった。まだまだではあるが、渓流の流れとともに見る紅葉は綺麗だ。

IMG_0252.jpg
落ち葉の吹雪
 このあたりになると陽が射してきて、景色は一転する。どこもここも金色に輝きだした。風が出てきて、いきなり落ち葉の吹雪が始まる。周りの人たちは歓声を上げて木を見上げた。写真では少しわかりにくいのだが、向かって右側にオレンジの葉が点々と舞っている。動画に撮りたかったが、メモリーは残り少なく、シャッターを切る方が忙しい。それにしても綺麗だった。金色に光るオレンジのもみじ。

IMG_0267八畳滝
八畳滝
 写真を撮りながらゆっくり登ってきたせいで、そろそろ戻らなければいけない。入り口で圧倒されてゆっくりしたのが失敗だった。いけるところまで行き、あとは走って帰るか。

IMG_0274.jpg
千手滝その1
IMG_0276千手滝
先手滝その2
IMG_0279千手滝
先手滝その3
 突き当たりに大きな淵が見えてきた。凄い迫力だ。今回はここまでとしなければいけない様子。だが、この迫力では、時間に余裕があったとしてもかなり時間を費やしてしまいそうだ。滝の右手には、遙かに高い断崖絶壁。時間さえあればこのようなところでお茶をすればどんなに美味しいことだろう。しかしこの時の私にはそのような時間もなく、泣く泣くここを後にした。

 雨上がりの渓谷は、岩が滑りやすくて危険ということは予測ついたが、つかなかったのがある生き物。普通サイズではない。鉛筆の太さで30cmはあるだろう。そして黒く虹色に輝く・・・

 小走りに下流へと急ぐ私の前を同じように急ぎ足で行く女性二人組。なにやら足元を差して言っているのが聞こえたので、何気なくその道端を見ると・・・

   ひ、ひぃ~~(T_T)

 動くミミズをまともに見てしまった私は、全速力でその場から立ち去った。

   ひどいよぉ・・・

 走って駐車場まで帰り着いた私の心臓が、まだどきどきしていたのは、絶対に走ったせいだけではないと確信している。
 全くとんでもない落ちが付いていたものだ。だが、渓谷はとても綺麗だったし、満足。

IMG_980911月11日
 今日のおまけはこれ。夕方金色の光が射しているのを見て、あわてて屋上に上がったのが16時45分頃。この少し後の方がもっと綺麗だったと聞き、ちょっと悔しい思いをしている。
【2008/11/11 22:58】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
赤目四十八滝 in 名張
IMG_0110渓谷の入り口
渓谷の入り口

 昨日の続きを。

 日帰りバスツアー最初の目的地、三重県名張市にある国定公園内赤目四十八滝。京都から約2時間半あまり。どんどん山の中に入っていく。前を路線バスが走っていて、この先に民家があることを示しているが、車は端に寄っておかないとバスとはすれ違えることもできない、ほぼ1車線の幅。こちらは大型観光バス。しかしそこはさすがバスの運転手さん、難なくすれ違って行く。

 そのうち谷間に添った温泉街へと到着。予約してあった酒屋さん所有のパーキングにバスが止まり、ぞろぞろ降車していく。紅葉はまだまだで、あたりは緑が多かった。

IMG_0108.jpg

   さぶっ・・・

 雨上がりのせいもあるのか、山の中は湿気を含んだすがすがしい空気ではあったが、暖かいバスから出ると少し寒く感じる。

 渓谷の入り口にはサンショウウオセンターがあって、幾種類ものサンショウウオを飼育している。水の方が冷たいようで、厚いガラスケースは水滴をつけてくもっている。

IMG_0127行者滝
行者滝その1

IMG_0139行者滝
行者滝その2

 下流の方なのに水の勢いはとても激しい。ごうごうと音を轟かせながら流れていく。これは凄い。普段見ているのは流れのゆるやかな鴨川。大雨の後の増水時にしても、水量が多いだけでこんなに勢いはない。上流と下流の差は激しいものだ。メモリーを消費するのを覚悟で、コンデジで数秒ずつ動画を撮っていく。こんなんだったらメモリーをもう一枚持ってくるんだったと考えても、既に遅すぎる。惜しいことをした。

IMG_0174赤目牛
赤目牛

 不動の滝のそばに、この地名の元となった石製の牛が安置されていた。なんでも、役の小角(えんのおづぬ)がこの地に来たとき、滝に向かって行を修めると、不動明王が牛に乗って出現。その牛の目が赤かったので「赤目」と名付けたとか。黒くつやつやとしている姿は、北野天満宮のなで牛のようだ。ちょうど色づき始めたもみじの葉が、赤い目とよく似合っている。

IMG_0189不動の滝
不動の滝

 不動の滝は4・5階建てビルほどもあろうかと思われる高さから、爆音を立てて落ちている。滝壺はそれほど白く波打っていないところを見ると、かなりの深さに掘られているのだろう。大きな声でしゃべらないと、話し声も聞きづらい。

IMG_0211.jpg

 階段を上がり、水が流れ込んでいるところから下を見下ろすと、それだけで足がすくみ吸い込まれて行きそうだった。高所恐怖症の自分にとっては恐ろしい場所ではあったが、それでも覗き込まずにはいられなくなる、とても魅力ある流れだった。

 この続きはまた今度。

IMG_0095.jpg
IMG_0097.jpg
黒ラブ
 今日のおまけはこれ。入り口近くにあったお土産やさんの看板犬。リードもなしにお散歩。とてもおとなしい子で、柔らかい毛はふかふか。いっぱい触ってきた。渓谷から帰ってくると、残念。リードに繋がれていたが、また耳の後ろを掻いてやった。
【2008/11/10 22:43】 花鳥風月 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
奈良と言えば鹿
IMG_0314角を切られた鹿
角を切られた鹿

 昨日の続きを。

 国立博物館をでたが、外はどんより、今にも雨が降りそうな雲行き。バスの出発時刻は16時40分。もう1時間もない。興福寺宝物殿に行くには少し時間が足りない。境内をぐるっと廻って五重塔を見るという手もあるが、そこまで行って自分に逢わないなんてことが、できるはずがない。

 今回は諦めよう。今日のような雨が降りそうな日ではなく、いい天気の時に1dayチケットを買って、それで出直してこよう。

IMG_0309南天ハゼ
南京ハゼその1

 この時期、奈良の楽しみにこの南京ハゼがある。この木はまださほど紅葉していないが、真っ赤になった葉っぱと、丸い実が面白い。結構古い木が多く、植物が寄生していたりする。

IMG_0319南天ハゼ
南京ハゼその2
IMG_0322南天ハゼ
南京ハゼその3(ちょっと近寄る)

 昨年も見たような、と思いながら気がついた小さな南京ハゼの木・・・ 伐採した松の切り口に種が落ちたのだろう。近くには木がないので、多分鳥の糞に混じったか。こんな所にもしっかりと根を下ろし、紅葉までしている、植物のたくましさ。
 じっと上を狙ってシャッターを切っていたら、その視線に気がついた人たちが口々に、すごいなあなどと話しているのが聞こえる。

IMG_0338鹿せんべい
鹿せんべいを与える人
IMG_0344バンビ
バンビ

 今年生まれたバンビではなさそうな子鹿。鹿せんべいをもらっているのを見て、羨ましそうだ。子鹿たちを見ていると、乳離れすると母鹿とは離れて生活するようで、親にくっついているようには見えなかった。

IMG_0381痩せた鹿
痩せた鹿

 鹿せんべいを与えては襲われそうに群がってくる鹿たち。その中に1頭の痩せた鹿がいた。体格は大人のように見えるが、とても痩せていて肋骨が浮いているのが見える。よく見ると左の脚を浮かせていて、動いていない。3本の脚だけで歩いている。それもゆっくりと。これではせんべいをねだりに走ってはいけないだろう。これからの季節、さつまいもなどのエサをもらう奈良公園の鹿たち。きっとこの子はそれにもなかなかありつけないのだろう。あくまでも野生の鹿、変に介入もできないと思う。だが、長生きはできないかもしれないが、ここまで成長したのだから何とか一人で生きていくのだろう。

 とても空腹に見える痩せた鹿。鹿せんべいを買って与えようとしたら、束ねてある紙のテープを切る暇もなく口を寄せてきて持って行ってしまった。どの鹿もよく食べるが(所詮草食動物なので)、可哀想なくらいがつがつと食べていた。

 その直ぐ後のことだ、いきなり雨が降り出した。ちょうどテントの下にいたので、どうせしばらくすれば小降りになると思い、少し勢いがなくなるのを待ってバスに帰った。

 帰りはずっと雨。だが、市内でバスを降りたときにはすっかり止んでいた。雨の後で寒いかと思いきや、妙に生暖かい風がよぎっていった。

 あの鹿の、心遣いだったのかな。

IMG_1364阿修羅
 今日のおまけはこれ。興福寺へ抜ける小道に立てかけてあった、JR西日本の看板。
【2008/11/09 09:48】 日記 | トラックバック(0) | コメント(12) | Page top↑
| ホーム | 次のページ»