日々感じたあれこれ身辺雑記
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阿修羅王

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朗読劇「紫の上 月の露」 in 京都文化博物館別館ホール
exhi-hall別館ホール
別館ホール

 いよいよ明日が本番となった朗読劇。会場がどんどん大きくなっていく。そのうち北山のコンサートホールまで行くのではないかというほどの勢いだ。だが、メンバーの方々はそれだけのプレッシャーがかかっているはず。それを生業にしているわけでもなく、それぞれの家庭を抱えての出演は本当にたいへんだと思う。

 それにしても何回聞いても凄いと思う。朗読だけに、やはり一度は目を閉じて聴いてみるべきだろうと思っている。
 今度の会場もとても素敵なホールだ。3週に渡って木曜14時開演。楽しみにしよう。

IMG_9375ニジュウヤホシテントウ
ニジュウヤホシテントウ

 ところで、今日の午後、ちょっとしたハプニングに遭遇。

IMG_9368ヒメジョオン
ハルジョオン

 その女の子は大粒の涙をぽろぽろこぼしながら大声で泣いていた。用事で出掛けようと玄関を出たとき、どこかで子供が泣いているとは思ったが、よくあることだし気にも留めずにエレベーターの前を通り過ぎようとしたときだ。エレベーターのガラス張りの窓から子供の姿が見えた。ドアが開けられずにでられなくなったのだろう。扉を開けてやると、幼稚園かそれくらいの女の子。その腕にはしっかりと絵本が抱えられていた。不安そうに涙をこぼしている。

   もう大丈夫やで、よーしよーし・・・ 恐かったんやな、もう泣かんでいいから・・・
   はよ、お家に帰り。お母さんが待ってるさかいに。

 そう言って外に導き出してやり、頭をなで、抱きしめてやる。それでもその子は泣くばかり。どこからかその子のお母さんらしき人の声が子供を捜しているのが聞こえた。

   おかあさーん、今階段を下りていますから・・・!

 どこかにいるお母さんに向かって叫んだ。お母さんは下から階段を上がってきてくれて、無事その子を引き渡すことができてめでたしめでたし。

IMG_9341シロツメクサ
シロツメクサ
 クローバーと言わずにあえてシロツメクサ。
【2008/04/30 20:39】 イベント | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
いちごジャム in my kitchen
IMG_8159いちご
下準備をしたいちご

 一昨日のことだ。近くの商店街のある一軒のお店に用があってお買い物に行った。そのついでにいつも果物が山積みされているお店を覗くと、「ジャム用」と書かれたいちごの箱がひとつ・・・

IMG_8156牡丹
通路に置かれていた牡丹

 箱はあまおう。少々傷んではいるがさほど問題はない。もちろん値段は格安。この大箱で(パックが4個はいるもの)1パック以下の値段。買わない手はない。おじさんが、袋に入れなおうそうかと言ってくれたが、そのまま箱に蓋をしてひもで縛って帰ってきた。
 結構重たい。処理をして計量したら1.4kgもあった。6パック分くらいあったのかも知れない。そのまま食べる分は別に取ってある。甘くて美味しい。この日はもう時間がなくてこのままポリ袋に入れ、冷蔵庫に入れて翌日、つまりは昨日ジャムに加工した。

 火を通していくとたっぷりの汁気が出てくる。強火だと吹きこぼれそうになるほどだった。灰汁を取りながら三分の二くらいまで煮詰めて諦めた。ここまで約1時間弱。その代わりペクチンが残っていたのでそれを入れる。
 ビンは予めいつものように煮沸消毒してある。熱いまま入れて逆さにし、冷蔵庫で保存などとよく書かれているが、そのようなことしたら冷蔵庫がいっぱいになってしまうではないか。私は蒸し器で脱気する。そうすれば常温で3年は傷まない。ただし、歳をおうごとに開けるのがきつくてたいへんだが。
 
IMG_8179ハーブといちごジャム
ハーブといちごジャム

 ま、兎も角、出来上がった。濃い赤紫のいちごジャム。いつもは林檎で分量に対して30%のグラニュー糖を使うが、今回は酸味もあるいちごなので40%にしてみた。レモン汁は適当。
 昨日ハーブティにと頂いてきたカモミールとレモンバームを一緒に飾ってみたら、一瞬初夏の風が吹いていった。

 このいちごジャムは朝のトーストやヨーグルト、はたまたパンケーキに乗せよう。

IMG_8155提灯
お祭りの提灯

 今日のおまけはこれ。来月18日は上御霊神社の祭礼で御輿がでる。その通り道になっている商店街のアーケードには、提灯が下げられる。葵祭ももうすぐだ。
【2008/04/30 09:59】 日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
幸せの黄色い木香薔薇 その2 with 弥勒菩薩
IMG_8160木香薔薇1
木香薔薇その1

 私が以前から秘かに薔薇屋敷と呼んでいたお宅、そこにおじゃましてきた。満開の木香薔薇を撮るためだ。写真を撮りにおいでと、誘って頂いていた。

IMG_9523木香薔薇2
木香薔薇その2

 歩道から塀越しに黄色い木香薔薇が咲いているのが見えたため、天気のよい日を見計らった。先に連絡を入れるのが筋であるが、自分の連絡先は置いてきたのに、相手先、このお宅の電話番号を聞いておくのを失念していたのだ。それだけあの時は嬉しかった。
 
 少し緊張しながらインターホンを押して、応答があるのを待って門をくぐる。お庭に入った途端、黄色い霞のような木香薔薇が壁に添って咲いているのが目に飛び込み、また、淡く優しい薔薇の香りが鼻腔に入る。

   うわ・・・ いい香り!

 春の草花が咲き乱れ、木香薔薇が咲き、濃いピンクの蔓薔薇が咲き始めているお庭。やっぱり薔薇屋敷だ。もしくは子供の頃に読んだ秘密の花園。ずっとここに住んでいると、薔薇の香りがわからないと奥さんはおっしゃる。
 広いお庭に咲き乱れる薔薇。このロケーションが独り占めで撮らせて頂けるのだ。なんという贅沢なのだろう。

IMG_9529木香薔薇3
木香薔薇その3

IMG_9564ピンクの蔓薔薇
ピンクの蔓薔薇その1

IMG_9621蔓薔薇2
ピンクの蔓薔薇その2

 ひとつ注文を付けるとしたらこんなに眩しい天気ではなく、薄曇りのつもりだったのに、ちょっと陽射しが強すぎた。ピンクの薔薇がちょっと白っぽく抜けてしまったのが残念。しかしまだこれから咲いていくので、その時にはもう少しうまく撮ってみよう。

IMG_9587紅シジミ
べにしじみ

IMG_9591アゲハチョウ
アゲハチョウ

 花の咲き乱れるお庭には蝶たちも数多く集まってくるようだ。せわしなく飛び回るモンシロチョウとキチョウは撮れなかったが、お腹を空かせたべにしじみとアゲハは私の被写体となってくれた。ここは薔薇だけでなく好きな蝶も撮ることができると知り、ますます嬉しくなった。

IMG_9703弥勒菩薩
一刀彫 弥勒菩薩

 ひと通り撮影した後、図々しくもお家に上がらせていただいた。玄関に入るなり目を引いたのが一刀彫の弥勒さま。荒削りの刃のあとが、多分ご主人が彫られたのではないかと思われる。あとでお訊きしたら案の定そうだった。そしてリビングに入るなりどれから見ればよいのかと迷ってしまうほどの手芸品。特にクロスステッチの小振りなクッションが幾つも並ぶ。壁に掛けられた小さな飾り棚には、陶器のシンブル(パッチワークのキルティングで使う指ぬき)が幾つも並んでいる。

   ど、どうよ、これ。私と趣味が合う・・・

 それにも増して凄いと思ったのが陶器に描かれた繊細な絵画。何と言ったか。
 久し振りに頂くレギュラーコーヒーは、奥さんの絵付けされたカップとソーサーで、バランスのとれた美味しい銘柄のお味を楽しみながらそんな奥さんとご主人の趣味で創作された品々のことなどのお話を聞く。私も現在の状況を話すと、機会は逃さず、なんでも学ぶべきだと渇を入れて下さった。年代は自分の母と大差はなく、母にも言ってもらえなかった励ましをいっぱい頂いてきた。

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木香薔薇その4

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木香薔薇その5

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ナガミヒナゲシ

IMG_9628すずめ
すずめ

 ところで、縁と何とかはというが、たまたま道端でカモミールなどを撮っていたときに声をかけて頂き、こうして薔薇を愛でる機会を得た訳だが、奥さんも奥さんで、お庭の薔薇たちの写真を撮ってもらえる人を捜しておられたようだ。またご自分の作られた作品を人にあげてしまった場合、手元に写真を残して置きたかったとのこと。お互いにちょうど求めるものが一致したわけだ。私としても願ったり叶ったり。とても細かな繊細で素敵な画だった。飾り皿に仕立てたり、カメオみたいにジュエリーに仕立ててあった。

 今度、じっくり時間を作って写真を撮らせて頂く事になった。自分の好きで撮っている写真とは異なり、これは仕事なのだ。先日マクロレンズを出してみたのは、案外このようなことが起こる予兆だったのかも知れない。人間、何が幸いするかわからないものだ。縁となんとやらは、ほんとにどこから転がってくるのかわからない。

 やっぱり私はついているのだと思った。素敵なお友達ができた。

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カモミール
【2008/04/29 23:54】 日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
宇治観光案内  by つつじの逆襲
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つつじその1
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つつじその2
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つつじその3

 平等院の藤は今年は諦めた方がよさそうだ。折角宇治まで行ったのにこの状態なら、三室戸寺のつつじと石楠花の方がいいかもしれない。

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つつじその4

 別に宇治観光協会の回し者ではない。ただちょっと宇治の観光案内を。

 この時期なら平等院の藤、少し前なら桜も宇治川沿いが見事だった。そして先程の三室戸寺。この時期に行くことができないのなら、6月入ってから中旬の紫陽花だが、それも叶わず5月の終わりなら私は天ヶ瀬ダムをお勧めしたい。ご自分のお車で行かれるのであればなおいいが、そうでなければタクシーを飛ばしてしまおう。帰りはまた呼べばいい。

 天ヶ瀬ダムはその少し手前に吊り橋もあり、スリル満点。高所恐怖症の私はちょっと堪忍して欲しいが、初夏のこの季節は緑も美しく、お散歩に持ってこい。ハイキングに来てお弁当を広げる姿もよく見かける。春の桜がダム湖に写す姿も綺麗だし、秋には紅葉も綺麗だ。でもこの季節のドライブは気持ちいいだろうと思う。

IMG_9248つつじその1
つつじその5

 もちろん今なら平等院が一番のお勧め。なにしろ国宝天蓋の模型複製が展示されている。寺院建築や仏像に興味がある人なら絶対に釘付けになるだろう。それだけ素晴らしいできだった。そうでない人でも、あれを見たら凄いと一言言って、次の句が告げない。

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つつじその6
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つつじその7

 先日、つつじにはあまり興味がないと言いながら、いったい何枚出すのだろう、この私は。

 そして今開催中でもある源氏物語千年記展、文化博物館まで行けず宇治でというならば、源氏物語ミュージアム。サイトでは全てが稼動しているわけでもないのだが、ちょっと寄ってみるのも話のネタになるだろう。

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アオスジアゲハ
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たんぽぽの綿毛

 観光が終わればお腹も空く、甘いものも食べたくなる。源氏物語ミュージアムの後にお店に入るのなら、京阪宇治駅に向かって大きな通り(府道かな、国道かな)に向かって行けば「伊藤久右衛門」という宇治茶の老舗がある。お茶するもよし、軽く茶そばを頂くもよし。
 もちろん、平等院参道沿いにもスィーツを頂けるお店は多く並んでいるので困らない。

 平等院、源氏物語ミュージアム、天ヶ瀬ダム。初夏の5月ならこんなものか。中旬になればどのお店でも新茶が所狭しと並ぶ。それも楽しみのひとつかと。

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藤と芝桜
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芝桜

 今日のおまけはこれ。昨日の上鳥羽。低い位置から芝桜を撮ってみた。場所を変えてまたしゃがんでいると、先程まで私がしゃがんでいた場所で、何人かが同じようにしていたのがとてもおかしかった。


   源氏物語ミュージアム
【2008/04/28 17:45】 宇治 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
藤は平等院鳳凰堂 その2 in 宇治
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藤その1
IMG_9383藤2
藤その2
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藤その3

 先日行ってみた平等院。まだ藤の花は少し早かったし、ちょっと他に用事ができたので再び訪れてみた。
 前回、記事には書かなかったことが二つある。ひとつは18mmの広角を持って行ったということ。今回も持って行った。その3の写真がそうだ。さすがは18mmの威力。人混みさえなければもう少し藤棚いっぱいを入れることができたのだが、今日は特に多くの人が訪れていた。世の中、ゴールデンウィークでお休みなのと、修学旅行や団体が多いようだ。入るときに受付の女性たちに、今日は多いですよと言われてしまった。そりゃまあ、私は年間を通してリピーターではあるが、まだ荷物の中からカメラも出していなかったのだが。ふむ、なぜわかったのだろう。先日来ていたのを覚えられていたか。まあ、いい。

IMG_9403藤4
藤その4
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藤その5

 そしてもう一つ。今年の花の付きがとても悪かったこと。咲き始めでまだ目立たないのかと思いこもうとしたが、やはりおかしいと思ったのだ。案の定、今年のポスターを見て来た観光客は、昨年の写真が使ってあろうがなかろうが、こんなはずではないとクレームもでているらしい。それはそうだろう。

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昨年の写真
 昨年の写真を出してみたが、これではあまりわからなかった。(本家の方を参照してみて下さい)

 成る可く多く花がついているところを撮ったので目立たないかも知れない。しかしその3を見ればよくわかるだろう。途中がすかすかに空いている。花房の長さも短い。樹齢200年(いつの時点だろう?)の古木は毎年多くの花を付けるのが疲れるようになったかも知れない。いたしかたないことだ。

 話が違うとクレームがでるようになった平等院としては、苦慮の方法として、受付の前にその旨を書き記した看板を立てた。そしてまた、前回と同じで、藤の花だけでよいのなら、その受付前の藤棚がとても綺麗だった。

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藤その6
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藤その7
 
 ほんの3日のうちに咲きかけだったつつじは満開を迎えていた。

 この続きはまた今度。

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ニッセンの飛行船

 今日のおまけはこれ。宇治からの帰り、歩道を歩いていたら空に浮かんでいるのを見つけ、急いでカメラを出した。撮りながら歩いているものだから何があるのかと、私の怪しい行動にホームセンターの警備員のお兄さんが空を見上げた。
 この連休、FM京都αステーションではスペシャルプログラムとして、小児がんの子供たちの支援を訴えるチャリティイベントとして飛行船を飛ばしている。搭乗の応募があったが落選。その飛行船だ。連休最終日には烏丸御池の新風館でイベントがある。ゲド戦記の主題歌テルーの歌を歌った手嶌 葵さんがゲスト。行ける方はどうぞ。

   小児がんの子供たちの支援を訴えるチャリティイベント
【2008/04/28 13:31】 宇治 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
藤の回廊 in 上鳥羽水環境保全センター
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藤その1

 藤の名所はなかなか思いつかない。先日宇治へ行くときにも思った。他に名所といえば私はここしか思い浮かばない。上鳥羽水環境保全センター。120mにも及ぶ藤の回廊がある。

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藤その2

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藤その3

 平成13年から始まった一般公開。4月最終の土日に開催される。ただ浄水場なので市内からかなり離れており、公共の交通機関ではちょっとだけ不便な場所にある。故にこの日はJR京都駅南側にある、アバンティ北の市バス乗り場からシャトルバスがでる。私もそれを利用した。9:30からバスが順次でたが、10分置きくらいに乗車できたのに、ものすごい人混みだった。始発のバスに乗るために9:20くらいには到着したのだが、既にバス2台分の人数が集まっていた。バスはすし詰め。そのバスに揺られること20分。かなりの距離だった。敷地の南側は名神高速道路だから。

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藤その4

 敷地内も広大だ。入り口に駐車場があるのだが、会場からそこまで送迎バスまででいるのだから、その広さが想像できるというものだ。

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プラントその1

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プラントその2

 普段何気に使っている水。しかし家庭排水などから水を綺麗に浄水して、再び河川に放水するまでの過程はわからないものだ。学校から見学に行くことならあるかも知れないが、大人は流した水がどうやって浄水されているか、その過程を見ることで普段から水の大切さを学ぶ機会を持たねばならないだろう。子供向けのイベントも多かったが、子供を遊びに連れて行く目的で大人もいいお勉強になる。

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藤その5

 クイズラリーなどのイベントに夢中になっている家族連れなどを尻目に、私はひたすら写真を撮っている。藤棚の下にはテーブルもあって早くからお弁当を広げている。自販機も屋台もない。持参しなければ何もない。美味しそうなお弁当が、少しだけ羨ましかった。
 一通りまわってバス乗り場に向かう。所々に春の野草が芽吹き、花を咲かせている。蝶の姿も見かける。藤を堪能したあとは、蝶と野草に夢中になっていた。バスターミナルの目立つところで蝶を追い小さな花を捜す。低く姿勢を伏せた怪しい行動の私は、きっと変に思われていただろう。
 だが、見事な藤を堪能し、好きな蝶が撮れた私は至極ご満悦。

 それにしても遠かった。そして来年も行こう。お弁当とお茶を持って。
【2008/04/27 20:57】 日記 | トラックバック(0) | コメント(5) | Page top↑
ただ今訓練中 by puppy walker
IMG_8051訓練中
ただ今候補生は訓練中

 盲導犬の訓練を始めるまで、生後2ヶ月から12ヶ月まで愛情込めて育てるpuppy walker。たとえ将来は盲導犬になると決まっていても、いざ訓練を始めたときに適応ではない性格の子もいる。始めて見ないとわからないことだ。

 そんな子犬を預かって育てている人と、その子犬を初めて見た。お仕事中の盲導犬や介護犬には絶対に触れてもいけないし、声をかけてもいけない。だが、puppyなら大丈夫。お散歩中の子犬に私は出会った。とても顔立ちのいい子だった。

IMG_8055子犬
子犬その1
 いつもの癖で犬が側を通ると手を出してしまう。その黒ラブの子犬はその手をめがけて飛びつくようにやって来て、しゃがんだ私の膝に前足をかけくんくんと匂いを嗅ぎ、ぺろぺろと手を舐める。その小さなしっぽはちぎれんばかりに強く振り、飼い主さんの足を叩いている。

   よーし、よーし・・・いい子だ

 と、話しかけたが、飼い主の方が「good」と言い直すのを聴き、命令は全て英語だったことを思い出した。

  good good(頭をなで、首や耳の後ろを掻いてやる)

   sit sit(軽く腰をぽんぽんと叩く)

 生後4ヶ月くらいだろうか。まだ小さなラブラドール・レトリバー、名前はエレナという女の子。とてもシャイな子で、写真を撮らせてもらおうとしたのだが、どうしても恥ずかしそうに横を向いてしまう。

IMG_8056子犬
子犬その2

 sitでお座りをさせ、stayでそのままじっとしててと言うが、やはりだめ。正面からは撮らせてくれなかった。デジイチは望遠を付けていたのでこんな近くでは入りきらず、コンデジはタイムラグですでに顔があっち・・・ ま、仕方ないか。

 飼い主のご夫婦はご主人がビデオカメラを持ってのお散歩だった。去っていく後ろ姿はエレナにたっぷりの愛情を注ぎ込んでいるのが、手に取るようにわかった。なんて幸せそうな子犬だろう。素直な行動が物語る。たっぷりの愛情で育った子は人間でもそうだ。実際にはなかなかいないが。

 今日はとても気分のいい日だった。puppy walkerはボランティアだ。あまり表面には出てこないが、彼らの活動がなければ盲導犬育成は成り立たない。

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木香薔薇
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松井酒造お店

 子犬と出会ったのは、ここの木香薔薇を通りを挟んで反対側から撮っている時だった。見事に満開になった木香薔薇。帰りにはこのお店で、地酒ふじちとせのワンカップを買った。今夜の晩酌はきっといつもより美味しいだろう。

   松井酒造
【2008/04/26 22:53】 日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
初夏のあれこれ日々徒然  in 府立植物園
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石楠花その1

 先日、4月19日、府立植物園での一コマ。石楠花展が開催されていた。
 
 もう帰ろうかとお手洗いを済ませて出ようとした途端に目に入った光景は、ピンクの霞だった。もう夕方だったが、閉園時刻にはまだしばらく余裕がある。ここまで来たのならまあ、見ていこうかと。盆栽仕立ての色とりどりの花たち。中には何とも優しい香りを放つものもあった。会場全体が、多くの花たちの放つ淡い香りで増幅させられ、甘い香りが充満している。毎年恒例の石楠花展。

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石楠花その2

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石楠花その3
 
 石楠花という花も鮮やかで華やかだ。ピンク系を中心に多くの色合いがある。だが、だがなのだ。最近になって気が付いた。私はこの花にあまり執着がないのだ。綺麗だとは思う。でも夢中になるほど好きではないことに気が付いた。つつじ・さつきもそうだ。何故だろう。自分でもわからない。

 では共通点は何か。筒状に咲いていること。時期が同じ。それだけでもなさそうだ。
 現在宇治の三室戸寺ではつつじと石楠花が山全体に咲き乱れ、乱舞をしている。特別にこの時期には、JR宇治駅や京阪宇治駅を廻る巡回バスがでている。とても便利だ。均一料金160円。
 視界全体が色鮮やかで一見の価値はあるだろう。それは見事だから。だが、だがなのだ。食指が湧かない。きっとそれは自分が撮りたいと思うlocationではないのだと考える。好みではないと。ただ一面に咲き乱れるだけだから。しっとりとした趣のあるお寺などの建物が一緒に入るわけでもない。
 そして山を切り開いた斜面に植わっているので、枯れた杉の葉が付いていたり、むしばんだ葉が多かったり、どうしても日当たりが悪いのか、木に勢いがない。
 多分ここに行かなくなった理由はそれだと自分でアセスメントした。

 ならば植物園はどうだろう。別に建物があるわけではないが、ある程度の空間がある。背景をぼかしてそれなりの写真も撮れる。だが、だがなのだ。その足元に清楚に咲き乱れるシャガの花を見ると、私はそちらに強く惹かれる。石楠花など、どうでもいいとさえ感じるときもある。嫌いではない。夢中になれないだけ。石楠花だけが咲き乱れるところも、多分行きたがらないかも知れない。

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カメラマンその1

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カメラマンその2

 それでもこんな集団で囲まれるのはいい気がしない。丈の低い木を狙うため三脚を低くして、大きく広げるために場所を取る。そこを通るだけでも邪魔になる。ここは三脚を禁止してはいないので自由だが、集団で場所を取られるのは気分が悪い。いや別に自分が三脚を持っていないのではなく、また持てないひがみでもない。単に場所を占領されるのが気分を害するだけだ。

 気分直しを。
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ニリンソウ

 大好きなシャガ。
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シャガその1

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シャガその2

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シャガその3

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御衣黄桜


 追記;
 ご質問があったので。
数珠玉
数珠玉
 
 数珠玉ははとむぎのようなもので、シャガとは全く異なる。数珠玉はお手玉の中に黒く熟した実を入れたり、中央のしべのようなものを抜いたら穴が空くので、そこに糸を通してお念珠のようにしたり、ネックレスのようにして遊んだものだ。ちなみに私も中学生の時お手玉を幾つも縫って、ペレットの代わりにこれを中に入れた。

  
【2008/04/26 10:43】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
藤は平等院鳳凰堂 in 宇治
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鳳凰堂その1

 案外藤の花の名所というのが思い浮かばないものだ。桜、それも枝垂れ桜が多いせいか。その中でも藤と言えば、やはり平等院の鳳凰堂。花房が長く垂れ下がる、樹齢200年の古木だ。

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鳳凰堂その2

 昨年はほんの少し行き遅れて、盛りを逃してしまったので、今年は少し早いかと思うくらいに行ってみることにした。先日、植物園の藤棚では少し咲き始めていたので、そろそろかと雨の上がった天気のよい日を見計らった。
 目的はもちろんこの藤棚であることに間違いはないのだが、同等の目的が国宝天蓋の修復模型。先日一般公開されたとニュースで流れた。少しだけ流れたその映像を、食い入るようにして見つめた。なんて素晴らしい芸術なのか。多分、展示してあるところでは撮影禁止。わかっている。

 でも見たい。きっと展示しているのは鳳翔館。

 藤の撮影を早々に終わらせ、鳳翔館へと急いだ。急がなくてもなくなりはしないのだが。何回も入っているので、常設展示室は素通り。そして一番大きな展示室。入って直ぐに目を引いた向かい側・・・そこだけが周りとは異なる輝きに包まれていた。もちろんガラス張りだ。
 一瞬息を飲んで、それからほうっとゆっくり息を吐いた。ゆっくりガラスの前に進む。そこにはつや消しの落ち着いた深く濃い赤紫に縁取られた、真珠色の輝きがあった。素晴らしく大きな螺鈿の細工が埋め込まれていた。木片の縁はしっとりとした輝きを持つ金箔に縁取られ、螺鈿の真珠色を輝かせるライティングとなっている。

 この赤紫はなんと表現したらよいのだろう。艶を消した花梨材の色のようだ。いや、それよりもう少しだけ茶色寄りか。これは「上代桑染色じょうだいくわぞめしょく」と言うのだそうだ。漆に様々な工夫を加え色を作り、退色を防止するため木粉を混ぜているそうだ。平安の昔に現代と変わらない、高い水準の技術があったのが素晴らしい。この大きな切片の螺鈿を膠(にかわ)で貼り付け、その隙間に漆を何層にも塗りつけていく。
 大きな切片の螺鈿。大きな夜光貝が必要とされる。今回はほんの極一部の再現であるが、それでも奄美大島産の20cmほどの夜光貝約70個あまりを使用した。これが天井を埋め尽くすとなると、いったい幾つ必要だろう。どれだけの日数を費やすのだろう。
 格子に細い角材を渡したその背景にも金箔が貼ってあり、照明のライトが当たると、その金箔に螺鈿の真珠色が写り込んでぼんやりと浮かび上がる。その格子の交わるところにもカタバミの花形のような、そんな菱形の飾りが金色の釘で固定してある。

 下世話な話だが、これだけの制作に費用はいくら掛かったのだろう。かなりのものだが、これが天井を広く覆っていたとなると、とんでもないくらいの費用と日数がかかっただろう。だが、これが創建当時ならもっと莫大な費用がいる。藤原氏の勢力と権力、財力の大きさを示す証拠だ。

 真珠色と濃い赤紫の、あの色が忘れられない。

IMG_0040藤1
藤その1

IMG_9045藤2
藤その2

 もう一度話は藤へ。

 混み合うのがわかっていたので早めに入ったが、それでも9時くらいだったと思う。しかしその時刻でも、既に修学旅行生が多く入っていた。人の姿が途切れるのを待ってシャッターを押し続ける。9時半くらいになると、もっと増えて行った。
 咲き具合はまだ3分というところか。まだ1週間近くは大丈夫だろう。もう一度来たいと思っている。

IMG_0057玉藤1
玉藤その1

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玉藤その2

 南門、正面入り口の前にある藤棚。ここには藤色と白色の玉藤があり、どちらも満開だった。この奥には房の長い藤がある。が、そこは中にある藤と同じで、まだ見頃を迎えていない。多分、同じ頃に見頃を迎えるはず。拝観料600円を惜しんで、鳳凰堂を見なくてもよいならここで充分だと思われる。参考までに。
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【2008/04/25 22:59】 宇治 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
蜜蜂の分封 by 2008京都
P2008042300167蜜蜂の分封
借り物の写真(京都府警提供)
 再びこの季節が巡ってきた。蜜蜂の分封。新しい女王が生まれる直前、もしくは生まれると直ちに前の女王は、半分の働き蜂たちを連れ分家する。そして新しい巣を作る場所が決まるまで、ひとかたまりになって休憩。ただし、その場所が問題。
  
 昨年は5月2日、四条烏丸。今年は同日に2カ所で発見。まず最初は午前に南区上鳥羽の交差点で、そして午後は下京区の交差点でそれぞれ発見された。
 この後の処置はいつものように掃除機で(?)で吸い取られ、あえなく御用となったが、京都の蜜蜂はなぜ信号機に集まるのだろう。昨年は機械の熱で暖かいからか、とかなんとか言っていたように思うが、昨日はとても暖かく、暖を取りたくなるような気候ではなかった。

 生き物の行動は計り知れない。

 これとは関係ないが、先日19日の植物園。

トキワナズナ
トキワナズナ

IMG_8327モロッコナズナ
モロッコナズナ

IMG_8449蓮華
レンゲソウ

 子供の頃は、どこにでも咲いていたレンゲソウ。春先の田は一面レンゲ色だった。道草しながら(今なら徒然道草だが)レンゲの花を摘み、花輪を編んで遊んだものだ。最近は早稲の稲が多くなったのでレンゲを咲かせておくほどの日数の余裕がないのか、はたまたいい肥料ができたのでレンゲを作って肥やしの代わりにしなくてよくなったのか。いずれにしろ、レンゲソウの赤紫は綺麗な色だ。背景のブルーはわすれな草。

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なでしこ

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ハルジョオン

 この時期に咲く淡いピンクのハルジョオン、派手な花ではないが、背景の緑の中に立つ姿は、牡丹や百合にも勝る気高い花に見える。

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パンジーその1

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パンジーその2

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ウラシマソウ

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エビネ

IMG_8641マルコミア
マルコミア
【2008/04/24 08:26】 日記 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
名探偵コナン in 東宝公楽
51-QWDz6-XLコナン
映画ポスター

 仕事をしていたときは、見たいと思った映画でもなかなか見に行く時間が惜しかった。2時間と前後で3時間。たった3時間なのに決まった上映時刻に束縛されることを、私は嫌がった。できれば映画の日の安くなるときや水曜日のレディスデイの1000円ではいることのできる日の方がいい。

 毎年この時期に公開になる名探偵コナン、もう2年も見に行っていない。先日木屋町の八重桜を撮りに行ったとき、三条河原町の映画館、東宝公楽の掲げられたコナンの看板を見て、遠かった記憶が甦る。そう、この時期いつも行っていたコナン、去年も一昨年も見ていなかった。先週19日に公開されている。では今度の水曜日に行くとしよう。

 平日は11:30が初回上映。11時過ぎ映画館に行き、チケット売り場が開かれるのを待った。安くなるレディスデイだが、平日とあってお客は案外少なめだ。気温の差が激しいためか、風邪を引いている人が多いらしい。風邪を引かない私としては不思議だが、こればかりは。だが、すぐ背後で咳エチケットもなしに咳き込まれるのは不愉快だ。これは上演しているあいだ、ずっと咳が聞こえた。音の響き方から考えると、やはりマスクもハンカチも当てていないようだ。
 
 そして私の不愉快はまだ続く。窓口でまだ支払いも済まないうちに横からお札を出す女性。30代40代くらいか、落ち着きがない。出したり引っ込めたり。とても落ち着きがない。どちらもチケットを購入し歩き始めるとその人、私の脇を走っていった。多く見積もっても2・30人くらいなので席はいくらでもあるはず。

  なに?、あれは・・・

 行動のおかしな人だった。性格か、病気か。ま、この変な世の中、へたに関わってトラブルに巻き込まれたくない。見なかったふりを決め込んだ。

 やれやれ、前置きが長くなってしまった。私の悪い癖だ。

 今回の舞台はりっぱなパイプオルガンを備えた音楽堂。クラシックだ。映画館のサラウンドで聞く楽曲は、部屋で聴く小さなスピーカーとは問題にならない。パイプオルガンの重厚な響き、体中が喜びに振るえる。また、声優さんのかわりに唄う本物の歌手。アメージング・グレイスはとても素晴らしい響きだった。後半はそんな歌声とパイプオルガンのトッカータとフーガがふんだんに聞くことができた。バッハの曲は大好きだ。というよりも、教会音楽やバロックが好きと言うべきか。ま、クラシックはどんなときでも聴きたくなる。私にとってはクラシックもプログレッシブ・ロックも、同じ延長線にある。

 今、ふと思い出した。実家のある小さな田舎町、その隣町にある会館でたまに小さなクラシックコンサートが開催されていた。なに、たいした催し物ではないが、普段耳にすることのない本物の音楽。そんなコンサートに中高生の頃、何回か母が連れて行ってくれたことがあった。今の今までそのような事実があったことを、全く忘れていたことが我ながら驚く。新しものが好きな母、きっと自分が聞きたかったのだろう。そのついでに私を連れて行った。兄弟の中で私だけだ。拒否したのか、わざと私だけを連れて行きたかったのか、その辺はわからない。
 なぜ今まで忘れていたのだろう。そうか、今日は母の誕生日だ。歳は?・・・忘れた。

 理由はともあれ、クラシックに馴染ませてくれたことに私は感謝しよう。明日、電話でもしてやろう。いつもおちびたちの面倒を見ていてたいへんだと言っていた。(それにしてもなぜ忘れていたのだろう・・・)

 話が脱線してしまった。

 いつもコナンのストーリーのよさには感心する。まだ見ていない人のためにあらすじは言えないが、人間ドラマの組み立て方、とてもいい。時々はらはらさせられ、ユーモアを忘れず(コメディではない。シャーロック・ホームズに敬意を払ってユーモアだ。私は映画以外のコメディが大嫌い。特に芸人さん)、そして人間とはなんて素晴らしいもの、と考えさせてくれる、とてもよい映画だと思っている。もう10年以上TV放映が続いているのが、人気の証拠だと思っている。

 そして忘れてはならないのが今回の主題歌。ZARDの「翼をひろげて」。坂井さんは残念な事に自ら命を絶ってしまったが、彼女の歌声に救われた人は少なくないはずだ。エンディングで流れる彼女の声、とても力強かった。コナンの放映が始まった初期の頃にもZARDの曲が使われている。今回はその追悼もあるのか、また違った感情で歌声に聞き入っていた。自分こそが強くならなければいけなかったのに。
 それにしても歌がうまい。ブレスの音がしない。どんなに歌のうまいSingerでも、ブレスの音の入る人は嫌いだ。聞いていてこちらが呼吸困難になる。声楽や合唱など習った事はないが、息継ぎの音を出してはいけないとか、ろうそくの炎を前にして歌っても火が消えるようではだめとかきいたことがある。
 その昔、山口百恵さんが生番組で出演したとき、出番に遅れそうになって、スタジオまで全速力で走り込んできたときがあった。息が荒く肩で息をしていたが、歌い始めるとそんな影はみじんもなく、歌い終わった途端ぜいぜいと激しい息づかいになっていた。これがプロの仕事なんだなと、幼心に思ったものだ。先生について厳しいレッスンを受けたたまものだろう。
 今の・・・

 やめておこう。また毒舌になるから。それは個人の自由、好みだと言われそうだから。


   名探偵コナン official home page
【2008/04/23 22:14】 日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
macroレンズ
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胡蝶蘭

 早春3月3日、小さな胡蝶蘭の花をアップしたが、未だに綺麗に咲いている。それでふと思いついてマクロレンズを出してみた。何年ぶりだろう。多分、3年以上出していないように思う。

IMG_8785苔


 50mmコンパクマクロ。大きなものではない。価格もそんなに張るものでもない。人気商品ということで春先に買ったとき、この時期は入荷が追いつかないといって3日ほど待った記憶がある。これがなければ100mmの望遠マクロが欲しいなどという、妄想には駆られなかっただろう。

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たんぽぽ

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若葉

 昨日、植物園北門の辺りをうろついていたら、熱心にお花とにらめっこしている年配の女性に出会って、しばらく写真談義。彼女の愛機は30D、以前犬の散歩中の人に話しかけられ、その犬に三脚をひっかけられたことがあって、その時にボディに傷が入ってしまった。嘆いていると息子さんが40Dを買ってくれたとか。でも結局使い慣れた30Dに100mmの望遠マクロを付けて使用することが多いとのこと。だが、もともと鳥を撮るのが好きと言うことで普通の300mmをもう1台に付けて(これはキスデジだということだ)使うとのことだった。300mmでも充分マクロもいけるからとアドバイスをもらう。

 確かに今の70-300mmで不都合はない。ただ欲を言えば70mmでは広角が撮れないので、広角の代わりに28mmの広角がいけるコンデジを一緒に持ち歩いている事か。やっぱりもう1台にボディに付いていた18-55mmの標準レンズを付けて持ち歩くか。わかっていても2台は少し重いしと躊躇する。たいしたレンズでもないが、この18mmというのが28mmでは入りきらない空一面の虹を撮ったときにはものすごい威力を発揮したので、改めて捨てがたいと思っている。

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姫林檎

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かたばみ

 まあ、欲しいと思いつつ別に必ず必要なものでもないし、現状維持としよう。それでも普段からあまり見ることのないマクロの世界は、とても面白い。異世界がファインダーの中に浮かび上がる喜びは代え難いものがある。

 マクロだからといっても重いものを持ち歩けない私は、今回も手持ちで。
【2008/04/23 09:51】 日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
藤の花を求めて植物園
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盆栽の藤の花

 今年の気温ならびに天候はどうも読み切れないところが多すぎる。昨年時期を逃した平等院の藤を見に行きたいのだが、遠くまで行くのに空振りは嫌だし、植物園の咲き具合で考えようと、午後も遅くなってから出掛けた。

 というより、午前中はちょっと別件で用事があってでられなかっただけのこと。
 下鴨西通りを出雲路橋のすぐ南、その個人のお宅の駐車場には見事な藤棚がある。走りながら思わず首だけが置いて行かれそうになるくらい、そちらを振り向いてしまう。このお宅のは満開だが、植物園はどうだろう。
 結果、残念ながらもう少しかなと言う感じだったので、ならばお気に入りの場所をぐるっと廻ることにした。

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すずめその1

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すずめその2

 花壇の一画で数羽のすずめが騒いでいる。なんだろうとファインダーを向けると、なんとまあ、砂浴びをしている。しっかり植え付けが終わっている横で、それも2カ所。まだ土がふかふかだったのでいい具合に砂場にしてしまったに違いない。みんな我先に行きたいのか、それで騒いでいたようだ。どうやって順番を決めるのか知るよしもないが、そのうち静かになりそれなりにみんな並んで順番に砂浴びを始めた。脅かさないよう遠くから望遠で撮っていたのだが、見ていておかしかった。すずめなのにどこか人間くさい。

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からすの行水

 ちなみにこれは先日木屋町の高瀬川で見たからすの行水。洗ったのかそうでないのか早くお風呂を済ませる人のことをからすの行水と言うが、からすは案外きれい好きで、水浴びをしているのをよく見かけることがある。

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すずめその3

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すずめその4

 上と下で見つめ合っているわけではないが、写真を選択した順に並べてみたらこうなっていた。自分でも笑ってしまった。

 盆栽が並んでいる一画、甘い匂いに惹かれてやってくると盆栽仕立ての藤が咲き始めていた。あたりは甘い香りにむせかえりそうなくらいだ。ちらほらと、香りに惹かれた蝶のごとく、人が入ってはまた出て行く。時刻が遅くなってきており、陽も傾き始めていた。
 南門を入ったところに遅咲きのチューリップがまだ咲いていたので、最後、あれを撮って帰ろう。

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チューリップその1

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チューリップその2

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チューリップその3

 この写真を撮り、まあこんなものでお終いにして帰ろうかと顔を上げる。上げた視線の先には知った顔があり、目があった。KENさんだ。いつもニアミスですれ違いになることがあるのだが、こんなところで逢うとは思いもよらなかった。

 しかしいつもと何か印象が違う。そう、肩に掛かっているカメラのストラップが黄色いNIKONではなく、CANONの文字だ。そう、レンズも憧れの大型レンズ、白地に赤いラインが入っているあれだ。いつの間にか彼はCanonユーザーになっていた。それもどちらも私では絶対に手の出ない5Dに28-300mmの望遠だ。5Dは今少し安くなったとはいえ、レンズと合わせると一財産ほどある。

 いやいや、自分の腕相応ではないか。それでも持たせて頂いたらとても重い。1.6kgほどあるとのことで本体と足すと2kg。やっぱり私には無理だ。負け惜しみではないが、以前カメラやさんで聞いたのだが、このカメラを使うのであればそれ相当のレンズが必要だと。今自分が持っているレンズではちょっとだめと言うことだ。自分が無理ならうまい人がいいカメラでいい写真を撮って、私はそれを見せてもらって参考にする。

 これで決まり。

 しばらくおしゃべりをして、北大路で別れた。今夜はどんな写真がアップされるのだろう。とても楽しみだ。

IMG_8896虹

 今日のおまけはこれ。噴水にかかった虹。ちょっとまがい物かも知れないが、虹は虹。みんなに少しだけいいことがありますように。
【2008/04/22 23:50】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
源氏物語絵巻 by 西陣織
IMG_0002文化博物館ポスター
文化博物館ポスター

 いよいよ今週末26日(土)から始まる源氏物語千年紀展。まだ先だと思っていたのに、もうそこにきている。割引券を先日の府庁でもらってきたので、少しだけ安く入ることができる。初日に行きたいが、多くなりそうなので、週明けにでも行こうかと思っている。

 この千年紀展では、例の朗読サークルによる朗読劇も別館の方で催される。これも楽しみのひとつ。5月1日 8日 15日(木)14時から。

 これとは別にとても行きたいものがある。国宝源氏物語絵巻を高度な技術で錦織絵巻に仕立てたものを、相国寺の美術館で見ることができるのだ。
 制作にあたったのは西陣の織物作家で山口伊太郎氏、残念ながら昨年完成を間近に105歳で亡くなっている。構想から制作期間40年と言うから並大抵な苦労ではなかったはずだ。1日に3cmしか織ることのできない細かな織り模様。しかしこれが織物なのかというほどに素晴らしい出来上がりだ。

 山口氏は様々な技法を考え出し、新たな柄で西陣織に旋風を巻き起こしてきた人物である。今回もその技法がふんだんに使われていると言うことだった。例えば桜。白い糸を織り込んであるだけなのだが、光が当たるとうっすら桜色に変わる。その理由は使用している糸にある。地模様に白いプラチナの箔(糸のように細く裂いて横糸として一緒に織り上げる。普通によく使われる)を、淡いピンクの縦糸に織り込んでいるので、光の当たり具合で桜色に見えるのだ。

 本物はどんなだろう。画像で一部分を見たが、鮮やかで繊細な織りで、10mあまりの錦織絵巻は圧巻だった。

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初音

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明石

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花散里

IMG_7587蛍


 それとはまた少し次元が違うのだが、先日御室に行ったときに乗った京福電鉄、通称嵐電。1両もしくは2両の小さな電車だ。それが市内を走る。その車体に描かれていた源氏物語絵巻。折り返しで直ぐに発車するというのに、ちゃっかり撮らせてもらった。なかなか綺麗に書かれている。うっかり作者をチェックするのを忘れてしまった。今思えば、嵯峨芸術大学の学生だろうかとも考えたりする。いいできばえだった。

IMG_7590ななみちゃん
ななみちゃん
IMG_7591どーもくん
どーもくん
 ついではこれ。NHKの広告。ちなみに「JOOK」というのは、NHK京都の識別NO。

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十六夜

 遅くなりついでに今日のおまけはこれ。今夜21時頃の十六夜。明日もいい天気になりそうだ。


   錦織絵巻のニュース

   相国寺承天閣美術館 「山口伊太郎遺作 源氏物語錦織絵巻展」で公開

   

 
【2008/04/21 23:55】 イベント | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
幸せの黄色い木香薔薇(もっこうばら)
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のれん
 ふじちとせという地酒を売るお酒屋さんがある。毎年この季節、お店の前を飾るのはアーチのように枝が張りだした木香薔薇。今年も金色に光る花を開き始めた。

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木香薔薇その1

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木香薔薇その2

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木香薔薇その3
 
 ここまでが4月11日の状態。そしてこれからが16日の状態。

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木香薔薇その4

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木香薔薇その5

 満開になると、お店まえのひさしいっぱいが薔薇に覆われる。そこだけではなく、すぐ横のマンション駐車場出入り口のひさしまで薔薇のアーチになる。それはそれは見事な金色のアーチだ。

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木香薔薇その6

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木香薔薇その7

 なんでも小さな鉢植えを買ってきて(その頃はまだ雅子さまのお印のお話はなかった頃)、あまり大きくはならなかったが地植にした途端にぐんぐん伸び始めたと、お店の奥さんに伺った。お店のみならず隣の建物も飾っていった木香薔薇。丈夫で虫も付かず病気にもならない。なにより薔薇と名が付くのに棘がない。

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木香薔薇その8

 ひさしの下に立っていると、イングリッシュローズとは違った、なんとも優しい柔らかなはんなりとした香りが私を包んでいく。深呼吸をするとここは極楽かと勘違いしそうな感覚に襲われる。

 毎年このお店の前を通るのが楽しみになる。そしてもう一軒、木香薔薇の気になるお宅がある。よく通るところ、大きな門構えのお宅だ。塀の上にヒマラヤスギが突き出していて、そこに木香薔薇が絡んでいる。初夏にはピンクの蔓薔薇が咲いているのも見える。まれに車の出入りで門が開いている時に遭遇したときに中をちらっと(はしたないが)覗くと、薔薇屋敷かと思うくらいに蔓薔薇が伸びているのが見えた。
 そんなお宅にお知り合いになるようなきっかけもなく、毎年この薔薇の時期が来ると、通りかかるたびに塀の上を見上げていた。

  何とか見てみたいなあ・・・(ため息吐息)

 そのきっかけは突然やって来た。
 昨日、ついでがあって木屋町の八重桜を撮りに行った帰り道、いつもこの時期に見られる道ばたのヘラオオバコとカモミールを撮っていると、後ろから女性の声で話しかけられた。

   写真を撮っているのですか?うちのを撮りませんか?

   ・・・?
 
 一瞬キツネに抓まれた気分だったが、その方は歩道脇の大きな門の中へ入っていく。

   え・え・え・・・? ええっ!

IMG_8725もっこうばら
木香薔薇

 なんの偶然だったか、そこはいつも気になっていたお宅の前だった。もう夕方でこんな時刻にいいのだろうかと思いながら、機会は逃さずついていった。

   うわ・・・っ

 広いお庭には春のお花が咲き、塀の壁には今まさに咲こうとしている木香薔薇、下草にはオレンジ色のナガミヒナゲシ、白く浮かび上がったカモミール・・・ 毎年道ばたに咲いていたカモミールはここからのこぼれ種だったのだ。

薄暗くなりかけたお庭、しかしそこは私にとって憧れのお庭だった。お庭を案内して頂き、どんなに嬉しかったか!
 薔薇の季節にはもう少し早いが、咲いた頃再び訪問させて頂く約束をして、陽も落ち暗くなりかけた中、家路についた。

 芸は身をたすく・・・ 事の顛末を話したある人に言われた言葉。ちょっと違うような気もするが、まあいいだろう。きっかけはそれなのだから。

IMG_8733満月
満月その1
IMG_8735トリミング
満月その2
 今日のおまけはこれ。昨夜は満月だった。東の空に月が昇る。月に照らされて外は明るい。この日の私の気分だったのかも知れない。

   ふじちとせ
   松井酒造
   京都市左京区吉田河原町1-6
【2008/04/21 10:51】 日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
チューリップ協奏曲 in 府立植物園
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マルゼその1
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マルゼその2

 昨日、思い立ってチューリップを見に植物園へと愛車を走らせた。ようやく晴れてきたとはいえ、まだすっきりしない天気。途中で降られやしないかと心配しながら出かける。
 その前に一つ提出物を持って商店街の時計屋さん。20日が締め切りのフォトコンテストの作品を提出するためだ。主催は近畿時計宝飾眼鏡小売組合連合会といって、大阪に拠点がある。昨年も出してみたがなかなか・・・ 写真の中に時計が写っていることが条件となっているので、易しいような難しいような。今年も2点、応募してみた。

IMG_8222フランソワーゼ
フランソワーゼ

 作品を持って行くと、お店の奥さんが出てこられて、いつものように温かく迎えられた。用件を伝えるとお店の前を通る姿はよく見かけたのに、なかなか持ってこないので今年は出さないのかと思ったとおっしゃる。時計屋さんなので、腕時計の電池が切れたとか、そのようなときしか行かないのに自分のことをそんなに覚えていてくださっていたと知り、とても嬉しく思った。ありがたいことでもある。

 今年は末賞でいいので何かあたるといいなと願いつつ、目的の植物園へと再び車上の人となった。

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オリンピックゴールド

IMG_8230銀嶺
銀嶺
IMG_8234プリンセスクラウド
プリンセスクラウド

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名前不詳

 先日来たときにはまだ蕾だったものも、今日は満開だ。温かくなった土曜の午後というのもあって、チューリップの植え込みには人だかり。色とりどりのパレットだ。コンデジを持った家族連れ、大きな望遠レンズをつけた年配の男性・・・

  この花壇はこんな色の花が植えられていたのかと感心しながらファインダーを覗く。

   あれ・・・

 痛みやすいチューリップの花びらは、一昨日からの雨に打たれて一部痛み始めている。茎や葉にも泥がはね、小さなアブラムシがついている個体もあった。確かに早くから咲いていたものはそろそろ終わりを迎えていた。今は遅咲きのチューリップの季節のようだった。それでも色鮮やかな多くの種類を満喫してきた。
 そして今はシャクナゲと牡丹が見頃を迎えていたが、それはまた今度。

IMG_8245カーニバルデリオ
カーニバルデリオ

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不詳

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パープルワールド

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春乙女

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菊桜
 今日のおまけはこれ。菊桜と書かれた若木の桜。Kanmoさんはこの桜に会いに北陸を旅行中とか。どんな花が咲くのだろう。
【2008/04/20 14:39】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(5) | Page top↑
桜を巡る諸事情その2
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八重桜その1
 先日まだ蕾が多かった本満寺の八重桜。昨日午後からやっと雨が上がったので早速出掛けてみた。咲いたばかりの八重桜、雨に打たれてもしっかりと咲いている。

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八重桜その2

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牡丹

 実のところ植物園の牡丹も気になるところ。天気の回復を待って近いうちに出掛けなければ。

 全く話は違うが、ガーデンミュージアム比叡は今年、プレ開園で、今日は明日からの開園を前に無料開園をする。しかし雨は止んだものの外は暗く、比叡山はまだ厚い雲に覆われている。

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八重桜その3

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八重桜その4

 八重桜の寿命はどのくらいあるのだろう。枝垂れ桜は100年余り、吉野山のシロヤマザクラも100年余りの寿命だそうだ。先日KENさんが吉野山に行かれて、素晴らしいロケーションを見せて頂いた。少々遠いが洛外に住む方に比べれば近いものだ。ぜひとも1回は出掛けてみる価値はある。

 今日はその吉野山のお話。

   「吉野山 峰の白雪踏み分けて 
         
         入りにし人の 跡ぞ恋しき」

 その昔、静御前が頼朝の前で舞った吉野山。悲しいお話ではあるが昔から信仰の対象にもなり、1本木が枯れるたびに新しい木を植え、ずっと桜色の絶えぬ風光明媚な吉野山。修行に明け暮れる修験者でも、きっと春になれば山一面を覆い尽くす桜に心を奪われたに違いない。
 その吉野山に近年異変が現れ始めた。立ち枯れである。

 全国的に多いようだが、吉野山では大きな観光資源でもあり、重大な事態である。特に北東尾根のやや日当たりの悪い場所で枯れ木が目立つと言うことで、今年春、桜の開花を前にして京大農学部のプレ調査が入った。
 最新の機器を使用して枯れたり樹勢の弱まった幹を調べると、殆ど空洞になっていたというのだ。また、幹にはびっしりと「ウメノキゴケ」という苔がはびこり、そこかしこに宿り木が寄生していた。ウメノキゴケとは、古い梅の木に張り付く白っぽいあの苔である。
IMG_4308宿り木
宿り木
 これは4月初めに宇治川で撮影したものだが、この宇治川でも宿り木が多く見受けられた。このような寄生植物や、枝先が異常に細かくなりやがて枯れていく「てんぐ巣病」という病気に侵されている木がここ、宇治川でも多かった。

 もともと長寿な木であり、最近の桜はかなりの数がが戦後に植えられた。だからまだ数十年という若木である。古い木ばかりでなくこうした若い木までが枯れることは異常である。
 調査チームは枯れた木の周囲で土質調査をし、枯れた幹や根のサンプルを取った。地面を掘り返すと直ぐに湿り気の多い粘土質の土になっていた。これは御室に於ける調査結果と酷似している。元気な証拠である細かい根はなく、太い根は完全に根腐れを起こしていた。水分過剰で酸素不足の結果である。そして幹のサンプルからは菌巣が見られた。菌は「ナラタケ菌」という食用のキノコだ。
 つまり、菌は菌でも細菌感染ではなく真菌感染であった。苔は銀閣寺でも詩仙堂でも、苔の種類にはとても気を使う。悪質な苔は他の苔のみでなく、こうやって生態系までも崩してしまう。
 このナラタケは木の中に侵入すると、激しい勢いで勢力を伸ばしやがては木を枯らしてしまうそうだ。
 そして異常なほど目立っていたシダ植物。水分の多いところを好むシダ植物が、桜の足元をぎっしりと覆っていた・・・

 ではなぜこの菌が繁殖を始めたのか。枯れた木の年輪を調べると、ここ10年余りで成長が止まっていることがわかった。古木、若木ともにである。そのことから同じ条件に晒されたということが伺える。
 そこでまず考えられたのが気象条件。それから人為的要素。

 吉野地方のここ10年間の傾向として、桜が葉を繁らせ最も水分を欲しがる6月の雨量が減少していた。そして反対に水分が必要でなくなった7月の雨量が増加していることがわかった。これは吉野地方だけのことではなく、全国的ではなかろうか。一昨年の祇園祭は夕立というより、確実に雨期の豪雨であった。まれに梅雨明けがあやふやで明けるのが遅い年もあるが、近年梅雨明けは遅いように思う。欲しい時期に少なく、それほど必要ではなくなった7月にこうも雨が降れば、粘土質の土では水はけも悪く、木が吸い上げる量も少ないので根腐れしやすくなるのは当然だ。
 そして人為的要素。一番枯れている場所というのが下千本から中千本の、旅館やお土産やさんなど、人家の一番多い地区とのことから、生活排水、またその地区で使われる肥料内の窒素分が富栄養化を助長したことも考えられる。

 これらはあくまでも仮説である。広大な吉野山、ここを調査するには費用も多くの人の手も必要だ。それをどこから調達するのか、その目処は全く立っていないのが現状だ。今回はプレ調査ということでほんの一部の調査しかできなかったが、御室と言い、人の手の入った動植物の管理というのは直ぐに結果が現れないため、異変が現れたときには既に遅いのかも知れない。
 成長の早い杉を植えて花粉症を作り、野鳥の水鳥に餌付けをして帰ることを忘れさせ、可愛いからと言ってニホンザルにエサをやっていたずらだけでなく怪我をさせられ、また、作物を荒らされる。
 人間は本来可能性を秘めた素晴らしい生き物の筈だ。しかしここに来ておごりすぎている。吉野山も哲学の道も、観光客で生活をしている街の人にとって、観光誘致はとても必須であるが、集めることばかり考えていると、自然界から激しい攻撃を受けることになる。

 いろいろ厳しいことも述べたが、ひとつのことばかりに目をやると、周りのことに視線が向かなくなることで異常に気づくことに遅れ、対処の時期を逃してしまうと言うことだ。病気でもそうだが、悪くなるのは早いのに、治癒するのはとても時間と費用が掛かる。それは人も地球も同じだ。

 今、地球は病み続けている。人も知らず知らずに身も心も病み続けている。

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八重桜その5

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八重桜その6

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八重桜その7

 長文に付き合って頂き、ありがとうございます。
【2008/04/19 11:05】 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
卯月の桜は in 京都御所その4

桜その1

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桜その2

 飽きもせずに桜を愛でる。

 昨日未明から強く降り出した雨は、最期の力を振り絞って咲いていたであろう桜の花びらを、地面に振り落としていった。この花たちも、今時分はどうしていることか。ひとつのしべに寄り添っていた花びらは、雨に打たれ、風に振り回され、散り散り・・・

 要望により、追加発送。

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桜その3

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桜その4

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桜その5

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桜その6

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桜その7

 いくら見ていても一向に飽き足らない桜。日本人の心のふるさとの、どこかで桜にまつわる思い出がある桜。
 「花は桜・・・」それだけ桜を愛してきたのだろう。バラ科の桜は種類が豊富。早咲きの糸桜から始まって、今は八重桜が見ごろを迎えている。季節は待ってはくれない。植物たちは自分に適切な時期が来れば環境がどうあれ、必ず花を咲かせる。人間にもこれだけの力強さが欲しいものだ。

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消防車その1
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消防車その2
 今日のおまけはこれ。宮内庁の消防車。この消防車をだすきっかけがなくて困っていたのだが、御所の桜を出したついでに乗せることができた。何かあったわけではなく、パトロールのようだった。折しもこの日、近畿地方は乾燥注意報が発令されていた。
【2008/04/18 23:57】 御所 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
雪桜に埋もれて in 京都御所その3
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桜と清所門

 まだまだ続く御所の桜。

 小石の敷き詰められた御所内の通りは、自転車では走りにくい。しかし御所を横切って通勤通学、また生活用通路として使われるため、砂利を退けた細い1本の「自転車道」というものが各通りにできている。同じところを走っているために、自然にできたのだろう。歩きやすいためその用法を知らない観光客は、そこを歩いて地元に住みそれを毎日利用している人にベルを鳴らされている。

 そのような自転車道を御所西側の通りを今出川通り方面(北)に向かってゆっくり走らせていた。この先右側が一般公開の時の出入り口がある。南側の宜秋門から入り、すぐ北側の清所門から出てくる。いつもものすごい行列で入っていく。砂埃がもうもうと上がるのだ。入り口前で手荷物のチェックをするためにバッグなどを開いて中を見せることになっている。
 そんな一般公開も終わり、見学の予約を入れた団体や外国から来られた団体の観光客などが、この出口にあたる清所門前に集まっては吸い込まれていく。一般公開でしか入ったことがないので、普段はどんな風になっているのかは知らない。飾り付けはなくても、建物の風格やお庭は見応えのあるところだ。

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桜その1
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桜その2

 なんという種類の桜なのか残念ながら知らないのだが、その清所門前に見事な桜の大木。烏丸通りから言うと中立ち売御門すぐのところになる。咲ききった花の花心は濃いピンクになっていて、白桃の芯に近い実のところの、あの色だ。咲き始めた白い花と、咲ききって成熟した成人のようなピンクの花が寄り集まって咲いている姿は、思わず足を止めないではいられない素晴らしい桜だった。
 その涼しげな桜の木陰で、鉛筆を滑らせている年配の男性。この門の姿が見えた。この男性に話しかける観光客の年配女性。門を入っていく姿を見て、一般公開かと尋ねる。既に終了しているのだが、知らなかったようだ。男性は説明するのが面倒だったのか、それともこの方も知らなかったのか、さあ、とだけ返答して黙り込んだ。
 TVニュースで初日の人混みの様子を映し出している。その人数の多さは出口に至るまで続くのだ。

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たんぽぽ

IMG_7478山吹
山吹
 今日のおまけはこれ。この日、松尾大社に山吹を見に行こうかとは考えたが、時間の都合で諦めた。しかしここで山吹が咲いていたので、これでよしとした。
【2008/04/18 09:00】 御所 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
枝垂れ桜はまだ霞む in 京都御所その2
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近衛邸跡の枝垂れ桜その1

 昨日の続き。 

 この時期になってもまだ八重紅枝垂れは健全。きっと天候に恵まれたからだろう。降ったときもまだ花に勢いがあって少々の雨には負けなかったのだと思う。
 しかし、ここの紅枝垂れがまだこのように綺麗に咲いているとは思わず、驚くとともに運がよかったと思わずにいられない。

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近衛邸跡の枝垂れ桜その2

 春先、早い時期から咲き出すここの糸桜は、季節の訪れを感じさせてくれるので、池の側にそびえる古木がとても人気がある。その分ものすごい人だ。人物を入れずに写真など、花だけをアップで撮るときしか無理。
 それに比べたらどうだ?これだけ咲いているのに、人の姿は少ない。油絵のサークルだろうか、年配の女性たちがイーゼルとキャンバスに向かって静かに筆を走らせている姿と、のんびり散歩する人。バギーに乳児を乗せたお母さん・・・ 見事に咲いている枝垂れ桜を私は独り占めした。

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近衛邸跡の枝垂れ桜その3

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塀と枝垂れ桜

 春先は天候も悪く、出掛けた日は曇り空が多かったのに、この期に及んでこの快晴はありがたい。雲ひとつない青空の下、少々汗ばむくらいだが、寒がりの私には心地よいくらいだ。今年は数日も早く桜が咲き始め、春先のまだ肌寒く天候の崩れやすい時期だったのが悪かったのかも知れない。

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ハナカイドウその1

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ハナカイドウその2
 今日のおまけはこれ。出水の小川の側、濃いピンクの固まりがあると思ったらカイドウの花だった。濃いピンクがとても綺麗で、多くの蜂たちを集めていた。
【2008/04/17 08:46】 御所 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
八重桜は霞のごとく in 京都御所
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八重桜その1

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八重桜その2

 ちょっとのつもりが・・・のたとえはよくある話。 
 昨日はホームワークがあったのだが部屋の中より外の方が暖かいのに、そんなことをするのが何故今日でなければならないのかと、外へ出てくることにした。 
 用事があるので長くはいられない。植物園辺りがよかったのだが、時間の都合でちょっとのつもりで目的地に決めたのが御所。先日府庁からの帰りに八重桜が咲き始めているのを確認したところだ。

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八重桜その3

 空は抜けるような青空。まるでスタジオのなかに桜林をつくり、合成の青空を見ている気分だった。淡い色や白っぽい桜は今が満開。ちょっと濃いピンクはようやく咲き始めたところで、まだこれから楽しめる。ふわふわの八重桜は、確か普賢像という種類だったと思う。
 最高気温23℃まで上がったこの日、桜林は多くの人が和んでいる。散歩をするのはもちろんのこと、お弁当を広げたり、小さな孫を連れたおばあさんは子供が遊んでいるのを嬉しそうに見ている。ブロンドのお姉さん二人は、きっと烏丸丸太町のマクドナルドで買ったのだろう、Mのマークのついた紙袋を手に座るところを見つけた。そこかしこに設置してある木製のベンチでは、お昼寝をしているおじさん。こんな日なら風邪は引くまい。グループで来たらしい年配の女性たち。いかにも観光客と思われる集団は、案内をしている男性が片言の英語で説明をしている。
 もちろん、私のようにひたすらカメラのファインダーを覗いている人もちらほら。だが写真が目的より、桜を楽しんでお弁当を広げている人の方が圧倒的に多かった。

 出水の小川の側で桜と山吹を撮っていると、一人の年配の男性が三脚を抱えてやって来た。カメラは小振りで標準レンズがついている。広角でこの桜林を納めたらそれはそれはすごいだろうなあと、横目でちらりと覗く。するとその彼が話しかけてきた。

   いいのが撮れますか。お近くですか

   はい、自転車で来られますから・・・

 彼は横浜から来たのだという。陽気に誘われ、出てきたのだと。宿が心配だったが、ホテルが取れてそれもクリア。平日であるし、ちょっとピークが過ぎた。その彼は年に何回かは来るそうで、いつでも来られる私が羨ましげだった。彼は、私が手持ちでカメラを抱えているので心配してくれたようだ。三脚を使えば失敗なしと助言をしてくれた。ただ年が行くとカメラを持つのが重くなって、三脚がないとぶれてしまうのだと本音を漏らす。
 彼のカメラはキスデジのX(エックス)だった。普段はミノルタの望遠を使っているとか。手にしてみたが、持ったときはそんなに重く感じなかったが、そのうちずしっと来た。彼も私のカメラを持たせて欲しいとおっしゃるので渡す。

   男性ならそんなに重くはないのですが、私には結構重いんですよ(^_^;)

   そうですね、軽いもんです。(う、羨ましい・・・)

 このあと彼は平野神社に行くとのこと。先日KENさんが平野神社で、大内山が(桜の種類)見頃になっているという報告があったので、その旨を伝えると嬉しそうだった。

 どうぞお気を付けていってらっしゃい。

 この後、場所を移動したのだが、そこでも自転車で散歩に来ていた地元の方らしい年配の男性に声をかけられる。そこは紅枝垂れが満開に咲いていてとても綺麗だった。そんな桜の写真を天井いっぱいに貼ってみたと彼は言う。ごもっとも。気分よく眠りに落ちるだろう。

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桜とアゲハチョウ

 桜の花にはみつばちがよく集まる。この時期暖かくなったので、クマバチも多く見かけた。と、そこへ蝶の姿。そろそろ帰ろうかとレンズからフードを外しかけていた時だ。目の前の桜の固まりにアゲハの姿が見えた。慌てて撮影の準備に戻る。偶然とは言え、綺麗な子を撮ることができてすごく嬉しかった。それにしてもアゲハが桜に吸蜜しにくるのは初めて見た。よくみると羽がとても綺麗で、もしかすれば羽化したてでお腹が空いていたのだろうか。白っぽい桜に、あたかも取って付けたように浮き出て見えるアゲハ。いいものを見てしまった。

IMG_7824八重桜と菜の花
桜と菜の花
 帰り道、鴨川公園の八重桜も咲き出しているのが見えた。しかしまだ工事中で近くまで行くことができないのが残念。染井吉野がまだ咲いている時から咲き出した菜の花、一緒に撮るのが難しかったが、ここなら八重桜と一緒に撮ることができて満足。

 そして気がつけば3時間余り。ふむ、2時間くらいのつもりででてきたのだが・・・

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 今日のおまけはこれ。わんちゃん二頭。暑さに負けて小川に入ろうとするミニチュアダックスは、気持ちよさそうな流れを前に、だめと叱られてすごすごと行くしかなかった。しかしトイプードルはリードも外してもらい小川の中をばしゃばしゃ・・・ご主人様である若い男性も水で遊んでいた。
【2008/04/16 16:11】 御所 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
竹宮恵子個展 in 東京
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お知らせのはがき
 先日トラプロの事務所から恒例となった個展のお知らせが届いた。毎年行われているが東京と京都で交互に行われる。今年は東京だ。

 今年竹宮氏は、精華大まんが学部の学長に就任した。関東在住だったのにこの学部ができたため、教授として引き抜かれ今日に至った。昨年、この学部の学生が刺殺され、まだ未解決のままだ。彼は仙台の出身だったと思うが、大学で漫画を教えるのはここだけだ。とても人気の学部。

 さて、今年の個展のテーマだが、「竹宮恵子2008東京展 地球へ・・・」まあ、昨年京都で行われたテーマではあるが、好きな人なら両方行くだろう。私はそこまではしないが、来年はまた行くつもりだ。
 5月3日(土)初日オープン、6日(火)までの日程でサイン会も行われるが、これには整理券が必要。予定枚数に限りがあるので早めに行った方がよさそうだ。

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精華物語 精華中高等学校ポスター
 今日のおまけはこれ。精華の前に貼ってある竹宮先生の描かれた学校のポスター、私はこのポスターが好きだ。
【2008/04/15 10:26】 イベント | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
牡丹と八重桜 in 本満寺
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牡丹その1
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牡丹その2

 事務手続きの用事があって社会保険事務所まで愛車を飛ばす。なに、ほんの20分程度のところ。いつものように裏道を走り、本満寺と相国寺の前を通り過ぎる。本満寺では三門の向こうに濃いピンクが見える。あれはきっと八重桜。本堂の前に数本の八重桜の木があったのを覚えている。

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お茶の新芽

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ヒマラヤ雪の下その1

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ヒマラヤ雪の下その2

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ヒマラヤ雪の下その3

 相国寺の生け垣にはお茶の木が植わっている。その先に八十八夜を目の前にして、青々とした柔らかい新芽が伸びていた。思わず一枝手折って口に入れる。青臭いさわやかなお茶の薫りが口の中いっぱいに広がった。今年の新茶は早そうだ。

 思えば先週ここで友人に出会ったのだ。彼女に逢わなければまだ私はもんもんとしていたかも知れない。そして帰りしな、境内にヒマラヤ雪の下が咲いているのを見つけていたので楽しませてもらった。だが、花はもう散って枯れかけていた。よかった、間に合って。この花が友人に逢わせてくれたのだろうか。

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八重桜その1

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八重桜その2

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八重桜その3

 さて八重桜。この時まだ雲が多くてほとんど陰っていた。明るかったり暗かったり、難しいものだ。もう少ししたらもっと綺麗に咲くだろう。土曜日、朗読劇の帰りに御所に寄ってみると、かなり咲いていた。あそこも行ってみないといけないか。

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八重桜その4

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八重桜その5

 案外近くにお花の名所があるものだ。KENさんに教わってよかった。ここは通り抜ける人はあるが、ほとんど人の姿がなくとても静かだ。ゆっくり落ち着いて撮影することができる私のお気に入り。

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鴨川の菜の花
 今日のおまけはこれ。ここ一週間で鴨川の中州に咲き出した菜の花。遠く離れていても、その強い香りが漂ってくる。昔はもっと上流の中州に咲いていたのだが、最近は丸太町より下にも咲くようになった。染井吉野のうすピンクとこの黄色の対比がとても綺麗だった。

 その草の生い茂る中、浅瀬に大きな真鯉が多く集まって水しぶきを立てていた。なんだろうと思ったが、ひょっとして産卵だったのかも知れない。春は動物にとって鯉の、もとい、恋の季節だから。
【2008/04/14 20:49】 日記 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
自分を巡る諸事情 in my life
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ブーケその1

 突然だが、私は先月3月31日をもって長年勤めた職場に別れを告げ、長かった仕事人生に終止符を打って退職した。ここ2週間あまり、日中に記事がアップされていたりコメが入ったり、毎日のようにどこかへでかけたレポートがアップされているので、変だと思われた方もあるかも知れない。理由はそう言うことなのだ。
 もちろん定年にはまだ10年以上残しての特別退職。仕事に未練がないかというと、言うには及ばず。1日24時間365日仕事のことしか頭にはなく、仕事中心の生活であり、仕事をしないという生活などあり得ないほどだ。とても未練があり、後ろ髪を引かれる思いがつのる。

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ブーケその2

 3月最後の週は挨拶回りに追われた。お世話になった他部署の方々へのお礼を言うためだ。
 やむを得ない理由で以前の職場はなくなり、働いていた仲間は転勤・退職で散り散りになった。私は転勤を選び、あの職場はたった3年だったが顔なじみもでき、それなりにかわいがってもらった。
 ある人は私のいる部署へ来ると、いつも詳しい情報、新しい情報が入ってきたのでとても助かったとか、またある人は私がいるととても癒しになったのにと言う(私のキャラってどんなの?そう言えばすぐにくっついてきてよく両手を握られたっけ)。それらの言葉に私は反対に随分心を癒される思いだった。
 とても違和感を感じた職場だった。気づいていないだろうが、皆それぞれ自分の身を守るための言動が多く、同じ部署内でも責任逃れ・相手を攻撃することでとにかく身を守っていた。組織の中で知らず知らずに身に付いてしまった防御術だろう。きっと気づいていない。外の世界を知らない蛙のような世間知らずのところもあった。私の存在は最初から違和感だったようだ。自分でも最後まで違和感だったと思う。

   こんな私を、こんな風に感じてくれる人がいたんだ・・・

 それは3年間の自分の集大成だったかも知れない。最後まで異邦人だった私。それほど嬉しく感じた。

 確かに引退するにはまだ早すぎるのは分かっている。しかし日々襲う体調不良は私を苦しめた。特に最後の1週間は夜も眠れぬくらいだった。身の置き所のない不快感は薬では治まらなかった。もう数日とはいえ、やはりもう限界だと感じた。気が抜けたのだろう。気力で何とかここまでやってきたが、もう仕事を続ける体力は残っていない。

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ブーケその3

 退職して3日目。身体症状はほとんど現れていなかった。あれだけ苦しめられた諸症状は嘘のように消えていた。そしてその夜には早くも仕事に行きたいなあと呟く私がいることに驚いた。だが、これほど綺麗に症状が消えると言うことは、いかにこれまでが自分の身体を偽り無理に働かせていたかということで、そう思うと自分自身がいとおしくなった。こんなに心身共にストレスをかけ、無理をさせていたのだ。ただ仕事が楽しい、生活のため仕事をするという理由のため、自分を欺き痛めつけていた。
 これまで長期のお休みはほとんど取ったことがない。せいぜい父の忌引き程度だ。2・3日の連休があればそれで満足であり、リフレッシュもできた。こんなに長期に渡り休んだことはなく、そろそろ仕事に戻りたくてうずうずしている。しかし仕事に戻ればまたすぐに体調を崩すことは目に見えている。そんなジレンマに今は悩み続けている。かといっていつまでも遊んでは暮らせない。

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ブーケその4

 そんないら立ちの日々を送っていたある日、カメラを持ってふらりと愛車を駆って散歩に出た。あまり行ったことのない通りなどを入る。気がつくと相国寺の前に来ていた。そこで山桜を撮っていると以前の仕事仲間で一緒に転勤し、先日辞めた職場に残してきた彼女に出くわした。
 彼女は私が辞めたことをひどく驚いていた。今の私の心情を告げると、以前の上司が定年退職したときに「何とかなるから」と励まされたという。
 すっと肩が楽になった。彼女も違うところに移りたいと思っているとのこと。私が行こうかと考えているところを告げると、彼女も自宅に近いそこを考えているので、私がそこに行くのならまた情報を教えてと。彼女が私の後に続いて来てくれるならやはりそこにしてみようか。
 実のところ知らない所へ行くことに、今の私にはそんな気力はない。あの職場に来たときは慣れるまでとても辛い思いをしてきた。あの辛さはもう味わいたくない。私を慕ってくれる若いスタッフもいるが、もう・・・
 
 実際もう少し頑張ってみようかと考えたことも何回かある。しかし身体が声にならない悲鳴を上げ続ける。やはりもう辞めよう。そして私の後に続いて来てくれるなら、彼女のためにも新しい道を切り開いてあげよう。ひょっとしたら昔の仲間が続いて行きたいと、思ってくれるかも知れないから。もう少しゆっくりしたら新しい職場に当たってみよう。

 お別れのブーケをこれでもかと言うくらいもらった私。きっと一生に一度だろう。毎日朝食の後花瓶(慌てて100円均一のお店でわざわざ買ったのだ!)のお水を変えてやるのが日課になった。

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ブーケその5

 そのようなわけで、私は再就職の準備をしながら新しい生活のスタートを切った。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。
 
【2008/04/13 23:05】 日記 | トラックバック(0) | コメント(10) | Page top↑
桜を巡る諸事情
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御室五重塔

 御室の桜と言えば京都市内最終に近い桜だ。染井吉野も終わった時分にやっと咲き始め、例年なら20日頃か。今年は全体的に桜の開花も早く、京都府庁旧本館の一般公開にも枝垂れが満開になるはずが、今年は10日余りも早かった。
 桜情報に目を懲らしていたが、御室が七分咲きと聞いたのが金曜日のこと。そうなると満開に近いはずなので、朗読会に行く前、午前中に行ってみた。

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御室その2 有明一重

 三門の前には満開の看板。やはりそうだ。一歩中へ足を踏み入れると、白く煙るような桜が広い境内を埋め尽くしている。ここの桜は背丈が低いことで有名。せいぜい2から3mくらいか。中には大きくなるものもあるが、殆どを占める有明という白く花びらの大きな種類だ。平野神社の有明は大きな大木になっているので、この地になにか曰くがあるのだろう。

 ところで最近仁和寺と京大農学部でこの大きくならない理由を解明するためにプロジェクトが組まれた。昨日出掛けたときにもロープの張られた区域があるのを見た。その研究結果がこのほど発表された。その記事を読んで驚かされた。この土地は植物の生育には不向きな酸性で粘土質、そして栄養失調だというのだ。

   え・・・?

 たくさんの桜がぎっしりと植わっている敷地。
 調査結果はその報告書を引用すると、「深さ2から2.5m以下では土中の空気が薄いこと、また粘土質・酸性で、植物の生育に必要な栄養素が殆ど含まれず、保水性もない」とあった。境内の約380平方メートルに渡って密集して植わっている桜。遺伝的要素も除外できないとされているが、これは大きな要因のひとつだろう。今後のDNA検査にも注目していきたい。

 桜と言えば染井吉野と言うくらいに多い桜だが、京都市内には枝垂れ桜も多い。個人の庭にもよく見かけるほどだ。戦後の復興に一躍買った染井吉野だが、そろそろ各地で樹勢の衰えが目立ってきている。寿命が数十年だからだ。ここ府立植物園でも再生プロジェクトを立ち上げている。老衰の桜のみならず、若木でも立ち枯れが目立ってきたとのこと。
 しかしこれは遅すぎた対応だと思う。本来桜は木の根本を踏まれるのを嫌がる。根を張るのが浅いためだ。植物園では桜林の桜の直ぐ下でも歩くことができ、身近に感じられるのがいいところだが、桜への影響は大丈夫かと心配していた。それがやっと表面化したわけだ。先日出掛けた植物園、一部の桜の周りは囲いがしてあった。だがほとんどの場所では木の下にシートを広げ寝ころんでいたり(人通りの多いところで本当にお昼寝しているのだ。その横では写真を撮っている。ああ、みっともない)、お弁当を食べて憩いのひとときを過ごす。当然地面は固い。あそこも踏み固められた粘土質のように感じていた。新しく植樹された桜林はまだ若いせいもあり囲いがなされている。きっとそのまま足を踏み入れることはないだろう。このプロジェクトにはかなりの費用が費やされる。入園料がとても安いのがありがたいが、なにか協力したいものだ。
 
 それと同じ理由で哲学の道では、桜の足元に踏み入れないように蔓草を植えたとのこと。今年は行っていないので実際に見たわけでもないので詳しくレポートできないが、囲いのための草は無惨にもしっかり踏み固められて役に立たなかったらしい。

   さもありなん・・・

 植物が好きな人なら兎も角、単なる観光客ならそんなものだろう。花泥棒には罪はないなどというばかげた言葉もあるが、充分な罰則を科すべきだ。それと同じくらいに厳しく制限してもいいのではないか。景観が悪くなるが、その旨を周知する看板などを増やすべきだろう。

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御室その3

 観光のためとはいえ、好きにさせたツケが回ってきたのだろう。患者さまとあがめてモンスターにさせたのと同じ理由だ。

 観光で暮らしていくには景観も大切、しかしその対象が破壊されたり落書きされたり、危険な歩き煙草などみっともない行動を制限するのは必然だろうと思う。
【2008/04/13 09:28】 日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
朗読 源氏物語 「紫の上 月の露」 by 木もれ日&仏語
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府庁中庭の枝垂れ桜

 昨年は満開の中での一般公開だった京都府庁旧本館中庭の枝垂れ桜。今年は真ん中の枝垂れは早くに散ってしまった。しかし、その脇を固めていた紅枝垂れは見頃を迎えた中、朗読会は行われた。

 場所は知っている、旧本館正庁、前回と同じ部屋だ。しかしきっと知らなくてもたどり着ける。上品なお香の香りをたどっていけば大丈夫。お香は薫香:香老舗「松栄堂」さんのお香。

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金屏風
 今回は舞台ではなく、金屏風の置かれた赤い絨毯だった。早めに入ったのでまだ人はちらほら。一番前の真ん中に空席を見つけ、場所を確保した。演出が入ると言うことでどのような登場の仕方だろう、など、様々な思いが走る。そして開演を迎えた。
 ナレーターの高橋さんを先頭に、京言葉を朗読される上川さん、そして仏語のマリィーポール・バスレさんが、サイド右手のドアから静かに歩んで屏風の前を通り所定の位置へ。

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IMG_7052京言葉 若紫

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 初めの上演が京言葉による朗読。今回は「若紫」、古典の教科書にも出ている有名な場面。私も好きなところだ。高校生の頃学んだあの頃が甦る。そして現代訳で読んだ寂聴さんの顔が頭をよぎる。そしてはんなりとした京言葉はなんとも優しい響きで、母や祖母が幼い子供におとぎ話を読んで聴かせるような、そのようなまったりとした心地よい気分に誘われる。
 仏語は全く理解できない私だが、多分フランス人の方が京言葉を耳にしたとき、我々が仏語を聞いたときと同じような心地よい響きに聞こえるのではないだろうか。仏語の響きは小鳥がさえずるようだとも言う。だからこれが仏語であって、英語でない理由だと思う。

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左から六条御息所・紫の上・源氏の君

 いよいよ朗読劇。仏語の朗読をされる方の前にはマイクがある。しかし、他の方々の前にはマイクはなく、しずしずと立ち並ぶ。しかしマイクがない分、ちょっとした立ち振る舞いを演技することができ、その場の臨場感が上がる。ふと手を差し延べたり、視線を向けるだけでついそちらへつられて、その視線の先に目をやってしまう。朗読劇とはよく言ったもので、大きな舞台で演劇を観覧しているように思える迫力だった。
 時々目を閉じてみた。すると、ますます彼女らの声が映像と感情の流れになって、私の内なるものの中へ入ってきた。
 素晴らしい演出だと思った。

 
 今、紫の上は病の床にある。死を目前にしてこれまでの人生を振り返る。そんな紫の上に怨霊として現れる六条御息所。病に冒されか細い声で語る紫の上、その彼女に激しい感情で襲いかかるが、六条御息所もか弱く憐れな女の一人に過ぎない。七つも年下の男の愛を受け入れてしまった自分の浅はかさを嘆くばかり。それだけ源氏が素晴らしかったのだろう。紫も六条御息所もそれをよく理解しているがために、どちらもがお互いの苦しみを悲しむのだ。深い愛のため六条御息所は怨霊となり、紫はそれを深い慈悲の心で受け止める。怨霊となって苦しめるが、紫はそれでも帰ってこない源氏を一人寂しく待つことの方が、辛く悲しいことであったのだ。怨霊でさえ寂しさを紛らわせる相手になって欲しかったとは、いかに紫の上が寂しい思いをしていたことがよくわかるというものだ。

 そのような辛い寂しさを一番理解していたのが、何を隠そうこの六条御息所。同じ苦しみをわかっているが故に紫を哀れみ、怨霊という姿ではあったが紫の枕元に立ったのだ。知らず知らずのうちに二人は呼び合っていた。それを紫は直ぐに受け入れたが、六条御息所はわかっていながらそれを受け入れようとしなかった。振り向いてもらえなくなった女の悔しさと悲しみのせいだ。きっと紫に心の内を聞いて欲しいと、どこか深いところで思っていたに違いない。
 それを紫に指摘され、癒されていく。そして闇のようだった心が晴れていき浄化された彼女は、もうここには来ないと告げ、去っていくのだ・・・

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明石の方
 明石の方が受けた子供を手放すという辛い仕打ちは、子供を持つ女性なら誰もが共感する辛さだろう。しかし芯の強い明石の方だからこそ正妻の紫の上の元へと、ちい姫を送り出す。所詮自分は身分が低いのだからと諦めはしていても、決して卑屈にはならない。とても控えめだが、かといってどうせ私などは・・・、と源氏を困らせもしない。きっと源氏より明石の方の方がずっと大人だろう。源氏は出世権力のため、自分に都合よくいくようにちい姫を引き取り子供がなくて寂しがっている紫に預けるという体裁を取り、その実、紫の上のご機嫌取りをしたのだ。一石二鳥というところか。

 紫の上はわかっていたに違いない。幼い頃からずっと彼を見てきたのだから。欺された振りをして、彼女は念願だった可愛らしい子供を手に入れた。なんと皮肉なことか。だから紫は明石の方が辛い思いをしていることを充分にわかっていながら、あえて気づかないふりをしてしまったのだ。それは思いくびきとなって常に重くのし掛かる。明石の方には一生かかっても返すことのできない借りとなった。だが、強く賢明な母である明石の方は、そんな紫を憎んではいない。第一に子供の幸せを考える母親らしい母親なのだ。子供のいる幸せを知っている明石の方は、そんな紫の辛い心情をわかっていた。だから初めて対面したときから二人は心を通わせることができたのだ。

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嘆きの源氏

 このような大人である女たちの間でおろおろするばかりの源氏。内裏の中では手練れの彼は顔立ちもよく、芸能にも優れた公達は余りにも素直すぎたのだろう。幼くして亡くした母を、どこかで女たちに求めていたのだ。唯一女たち中では自分自身になれた。女たちは源氏に愛されたもの同士、自分の影を相手に投影していたのだ。そして源氏の奥にかいま見える幼子の姿に、女として(母として)受け入れてしまうのは、やはりそこが悲しい女の性(さが)なのだろう。

 紫の上を失った源氏は見る影もないほどに嘆き悲しむ。その演技は演技を超え、今そこに源氏の君が悲しみに打ちのめされ号泣しているのと見ているようだ。

 愛するものを失った悲しみは、帰る場所をなくしたものが味わう喪失感と同じなのだ。人は誰もそれに気がついていない。

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すみれ

 新たな感動と解釈の中、こうして見事な朗読劇は静かに幕を下ろし、新たな道へと歩んでいく。 

 帰宅してから脱いだジャケットから、長くお香の香りが漂っていた。
 
【2008/04/12 23:53】 イベント | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
源氏物語朗読劇 by 木もれ日 
京都府庁一般公開
ポスター
 今年も京都府庁旧本館の一般公開が始まった。中庭の枝垂れ桜は八重紅枝垂れならまだ見られるかも知れないが、残念ながらもう散ってしまった。

朗読 紫の上 月の露

 だが私の目的と楽しみはこの週末に行われる様々なイベント。先日朗読サークルのひかるむらさきさんからパンフレットが送られてきた。日本語と仏語による朗読。今回も出演することができて嬉しいとあった。私も嬉しい。
 今回は中田達幸先生による演出がプラスされているとのこと。昨年12月の関西日仏学館で行われた時も新たな感動を受けたが、明治時代の建物で行う朗読劇はもっと雰囲気が醸し出されること間違いない。歴史あるあの部屋の舞台で、お香の薫りを楽しみながら耳を傾ける朗読劇。とても楽しみにしている。


   日本語とフランス語による朗読劇
   源氏物語『紫の上 月の露』

     出演 朗読サークル「木もれ日」
         関西日仏学館
     演出 中谷達幸
     日時 2008年 4月12日(土) 13時30分開演
     場所 京都府庁旧本館二階正庁
【2008/04/11 09:43】 イベント | トラックバック(0) | コメント(7) | Page top↑
幻想交響曲 チューリップ  in 府立植物園
   第一楽章  混沌

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百合咲きその1

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百合咲きその2


   第二楽章  ピンクの誘惑

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サンウイングス

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サーモンインプレッション

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ピンクインプレッション

  
   第三楽章  紫の霧

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パープルフラッグ

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パープルワールド


   第四楽章  赤の衝撃

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ラッキーストライク

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クインオブナイト


   第五楽章  白の潔白

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銀杯

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カナスター

   最終章  黄の勇気

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キコマチ

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ビッグスマイル

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花壇

 咲き始めたチューリップを交響曲にまとめてみた。

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 今日のおまけはこれ。昨日ふと思い立って焼いたオートミールクッキー。カントリークッキーmixの粉があったので、それにオートミールを加えてみた。クッキーを囓りながらの作業は案外進まないものだ。食べるかキーボードを打つかどちらかにしないと。
【2008/04/11 09:10】 植物園 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
今日のおやつ
IMG_7481蒸しパン

 皆さん、お久しぶりです、ぼくぴよちゃんです。ぴよたまちゃんも一緒です。

 昨日あーちゃんはぼくたちを残してお出かけでした。すごい人混みだから迷子になってはいけないからと言われて、お留守番です。
 お出かけの帰り、あーちゃんは切らしていた林檎を買ってきました。その陰に美味しそうなものを見つけました。お腹を空かせたあーちゃん、思わず買ってしまったそうです。Pascoのお抹茶蒸しパン。最近は小麦の急騰から粉ものを値上げをするところもあるようですが、パン業界はまだ落ち着いているようです。そのかわりに新しい商品を色々開発しています。ヤマザキ製パンは宇治抹茶食パンをだして、かなりの人気のようです。1斤が450円もするのに。

 そしてPascoがだしたのは、京都の宇治茶専門店辻利と提携してだしたこのシリーズです。他にもどら焼きとか、お抹茶クリームのトッピングしたもの、等々。もうすぐ新茶の季節です。そんなのも宣伝になるひとつの理由でしょうか。辻利は以前から焼き菓子も多く製造販売していて、市内や宇治のお土産やさんやお茶の専門店などで売られています。でも今回みたいに全国シェアのパン屋さんと提携したのはびっくりです。

 でもね、他のお菓子メーカーも「宇治の抹茶を使用」と記載してお菓子を出していますね。宇治や山城、宇治田原など、宇治茶の産地はありますが、全国へ販売するほどのお抹茶は出せないと思うのです。それとも宇治のお抹茶を使った商品は関西圏のみの販売なのでしょうか。クリームコロンなどは関西限定、などとしてキオスクやお土産やさんで売られています。
 関西圏に暮らすぼくたちとしてはよくわかりません。もしかしたら他の産地のお抹茶が混ぜられていたり、食紅で色づけられているのではないかと思うのです。「宇治」「京都」というと飛びつく人気も手伝って「偽装」がされていやしないかと心配です。

 昨年の秋、ミスタードーナツからお抹茶のドーナツがでました。このメーカーのドーナツは好きではないのですが、試しに食べてみたところ、少しは入っているのかも知れませんが、殆どが食紅で色づけされているお抹茶色でした。美味しくなかったです。
 そしてこの蒸しパンです。甘さはかなり抑えてあって、お抹茶の香りもあります。でも味がね、ちょっと違うように思いました。あ、誤解しないで下さいね。本当に美味しかったんですよ。けど、ちょっと違うように思いました。たけのこの木の芽和えを作るときにはほうれん草でかさ上げをします。それと同じでどれだけ使っているかという表示があっても悪くはないと思います。一部でも使ってあれば「宇治抹茶使用」でいいのです。ただ一部、とね。袋の裏側には、原材料のところに食紅の文字もありました。

 今日は久し振りに出てきたのでいっぱいおしゃべりしてしまいました。ごめんなさい。喉が渇いたのであーちゃんにお茶を煎れてもらいます。ちゃんとした宇治田原町のお茶です。
【2008/04/10 09:45】 ぴよちゃんの日記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
桜日和 in 平安神宮
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平安神宮その4

 低気圧が過ぎ去った昨日、空は青くなってきたが、いかんせん風が強くて撮影には向かないだろう。何も急がなくても明日は晴れると天気予報が伝える。

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平安神宮その1

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平安神宮その2

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平安神宮その3

 多分今日くらいが一番の見ごろだと思っていたが、予想にたがわず、まさに今が満開。それも風がなく、ちょっと空はすっきりとしないうす曇だが、贅沢は言わまい。

 今回もありがたいことに神苑の無料券を使わせていただく。本当にありがたいこと。タッチの差で先に予約を入れることができた。午後から順番を待っている方があるので早く帰らねば。
 この善き日、ここでお式を挙げているカップルがあった。幸せは桜色に染まっている。

 両家の名前を見ると、片方が私と同じだった。驚いた、あまり多くはない苗字なのだ。

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平安神宮その5

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平安神宮その6

 神苑は波もなく静かな水面に桜を映し出している。普段は鴨が泳いでいるのだが、桜を水面に映すためだろうか、その姿を隠している。

 今夜から再び雨模様となる。小雨に濡れた桜は美しいが、花散らしとならないかと心配だ。雨さえなければ今週いっぱい楽しめるのに。

 今日から御所の一般公開も始まっている。同じようにすごい人だろう。13日(日)までだが、御所の桜はまだ咲いているだろうか。行けたら行こうと思うが、明日、明後日と雨なのでどうしようか。週末は用事がある。ままよ。

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寿ぎ(ことほぎ)の花嫁行列
 今日のおまけはこれ。先ほどの花嫁さん、神職の方を先頭に雅楽の演奏に導かれて本殿へと向かう。今日のような桜日和に恵まれたお式で、雅楽の演奏付き、きっと一生の思い出になるだろう。親族の方々も後々まで話のねたになるに違いない。まわりは追いかけてきたギャラリーでいっぱいだ。外国からの観光客の方たちもカメラを向けて歓喜の微笑。

 おめでとうございます。
【2008/04/09 14:49】 平安神宮 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
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