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蛍火の茶会 in 下鴨神社
IMG_9130楼門
闇に浮かぶ楼門

 この時期、あちらこちらで蛍の話題を聞く。今年は飛び交う時期が少し早いように思う。そんな折、下鴨神社で行われた蛍火の茶会に参加する機会を得た。

IMG_9077神服殿
神服殿

IMG_4352御手洗社
御手洗社

 その新聞記事を見たのは5月30日の朝刊。往復はがきで申し込みとのことで、早速郵便局へ行きその場で投函してきた。

 このお茶会は明治の時代から行われていたが、社会情勢や環境の変化で中断していた。しかし糺の森財団や氏子さん、神社職員の方々の地道な努力で蛍の飼育を行い森も整備、平成3年、約100年振りに復活した。今年は第18回となる。茶会には納涼市も開かれ、植木屋さん、菓子司などの老舗のお店が軒を連ねた。申込者には、お茶席券と蕎麦券が付いてくる。なんともお得だ。

IMG_9065生菓子
生菓子
IMG_9067お薄
お薄
IMG_9072茶そば
茶そば

 祭事は17時から始まるのだが、午後から他のイベントに出ていたので少し遅れて到着。愛車は少し離れているが、研修道場の駐輪場に駐める。チェーンで囲いがあるのでそれにつなぎ止めた。黄昏の糺の森はまだ昼間の軽い熱気が残っており、やや蒸し暑く感じたのは、愛車を走らせてきたためか。それでも緑の中を歩くのは気持ちがいい。
 境内の中は既に人で溢れている。本殿の前は人垣になっていたので諦め、先にお茶席の受付を済ませ、お薄を頂く。受付番号は138番、入れ替えに少しだけ待って橋殿に入る。私の前には2歳くらいの男の子を抱っこした若い夫婦。ところが・・・

   臭う・・・

 おむつからう○ちの臭いがするではないか。抱っこしていて、このお母さん臭いがわからないのだろうか。順番に座っていくのでこの親子の近くに座ることになった私。不幸は重なるもので、風下になってしまった。悲惨だ。あいだに年配の女性が座られたが、その表情と動きからどうも臭いが気になる様子。話している声も聞こえるが、う○ちのことを気にしているような話は聞こえない。飲食の場なのであえてしないのか、それとも全く気づいていないのか。神経を疑った。いい方に解釈してあげれば、並んでいるところでおむつが交換できる場所もなく、仕方なくそのままになったのかも知れない。
 しかし、やはり迷惑だった。せっかくのお茶とお菓子の楽しみが半減した。だが気を取り直して、受付でもらった蕎麦券を持って行き、美味しいおそばを頂いて機嫌を直す。

IMG_9081小打ち着の舞いその2
小打ち着の舞
IMG_4307十二単
十二単

 この後お琴の演奏に続き小打ち着の舞、十二単の舞と続く。神服殿の前には床几が並べられていたが、お琴の演奏を聴く人が早くから座って埋めていたが演奏の後少し席が空き、中央よりの席に座ることができた。この後は終了までお尻が痛いのを我慢して座ることにした。
 待っているあいだに空は闇を濃くし、神服殿上空に細い三日月が出てきた。わかるだろうか、小さな三日月が。

IMG_4248着付け前
着付け前

IMG_4323後ろ姿
後ろ姿

 今回の茶会では、十二単の着付けも行われた。普段、葵祭では御所の奥まった部屋で着付けを行ってこちらに帰ってくると言う。それをこの神服殿で行うのだ。この衣装は全て正絹でできているので、総重量15kg余りにもなる。色重ねが多いほど身分が高いとされている十二単。斎王代の苦労が忍ばれる。
 着付けをされる方は熟練した技術で、襟を綺麗に重ねながらあっという間に着付けが終了。何枚もの一重を着ていったが、腰ひもは最終的に1本で留める。まあ、でないと腰回りのひもがかさばる。この衣装を着て動くのはしんどそうに見えるが、着付けの後はもう一度舞を披露。優雅なひとときを味わうことができた。

 夜のイベントは三脚を持たない私にとっては少々試練だ。最小限のフラッシュを焚いてみたものの、手ぶれは避けられない。しかし、夜の神社はとても綺麗で、現実の世界とかけ離れていた。

 蛍、忘れていた。肝心の蛍。御手洗川に20時過ぎ放たれたのだが、なかなか捜しきれず、数匹の淡い点滅する光を、そう、何年ぶりだろう。幽玄の灯火にしばし見とれた。

IMG_9136御手洗団子
御手洗団子

 今日のおまけはこれ。元祖御手洗団子。納涼市はもう終了間際だったが、なんとか残りわずかで求めることができた。

   加茂みたらし団子
   亀屋粟義
   
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【2008/06/08 10:26】 下鴨神社 | トラックバック(0) | コメント(13) | Page top↑
御蔭祭り in 下鴨神社
IMG_0540巫女さんたち
巫女さんたち

 葵祭に先立ち、この日行われる御蔭祭り。派手な祭事の陰になり、あまり知られていない祭事である。それでも根強いファンは多いと聞く。ようやく勤務を気にすることもなく出掛けられるようになり、予定をしていたが体調不良を整えるのに手間取り、ちょっと出遅れた。
 鳥居の前では巫女さんたちが記念撮影のまっただ中。その奥境内では既に神事が始まっている。彼女らを横目にそっと奥まで入っていった。

IMG_0542舞台越しの鳥居
舞台越しの鳥居

 御蔭祭りとは賀茂祭に先立って大御神さまの、御神威の甦りを祈るものだ。ここ下鴨神社を出発した行列は現代風にバスなどに分乗し、八瀬の御蔭神社を目指す。そこで御生神事を行い、荒御魂を移御、再び下鴨神社に帰って神事が行われる。

IMG_0541樹下神事
樹下神事

 到着した時刻は祭事の真っ最中と言うこともあり、立ち入ってはいけないところもあって、禰宜さんたちの指示に従っていけるところまで行く。樹下神事を行っているすぐ横に一般の立ち入ることができるスペースが作られていた。低い柵で区切られているだけではあるが。その一番前に見知った横顔を見つけた。

   ふむ、さすがやな。きっと早くからスタンバっていたのだろうな

 ここの行事は行っている動作を逐一説明を入れてもらえるのがありがたい。他所もそうかどうかまでは知らない。今年は御蔭祭りのパンフレットが初めて作られた。これをもらうのも楽しみだった。鳥居のところで記念写真を撮っていた巫女さんから1枚もらってきたので、それを見ながら神事を見守る。

IMG_0577進発先頭
進発先頭

IMG_0580雅楽
雅楽

IMG_0605鳳凰
鳳凰の飾り


 午後3時くらいには再び帰ってくるが、この後遠出をしたため疲れた私はこの後に行われる神事は来年の楽しみとした。日陰はとても寒かったし。
 それでもまた来年が楽しみになった。
【2008/05/12 23:14】 下鴨神社 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
雪の鳥居 in 下鴨神社
IMG_2426下鴨神社
下鴨神社
 銀閣寺でショックにうちひしがれた私は、その足で下鴨神社へと向かう。半ばリベンジの気分だった。幸いまだ雪は降り続いている。

IMG_2431鳥居その1
鳥居その1

 正面の鳥居を入り後ろを振り向くと、外国人の観光客がちょうど通りかかったところだった。デジカメで写真を撮ったのだろう、女性は下を向いて手にしたものを覗き込んでいる。日本人でさえ綺麗だと思う鳥居の朱色と雪の白。美しいと感じてもらえたら嬉しい限りだ。

IMG_2499鳥居その2
鳥居

 雪が降ったり止んだり、時折強く吹雪く。そんな天候にもかかわらず参拝者は多かった。日曜日のせいか、若い男女の姿も多い。ここを入って左側、縁結びの神様があって、お参りするのを何組もの人が並んでいる。

IMG_2401紅梅その1
紅梅その1

IMG_2409紅梅その2
紅梅その2

 ここの目的は鳥居はもちろんのこと、一番のお目当てはこの紅梅だ。とても濃い色の花で、尾形光琳の紅梅と呼ばれている。この辺りの紅梅を見てあの有名な紅白の梅屏風図を描いたと言うことだ。
 先日来たときにはまだまだ固い蕾だった。暖かい日も続いていたが、やはりこの辺りはまだ寒いのだろう。ようやく咲き始めたばかりのようだ。そしてこの寒さに遭遇、しばらくは楽しむことができることだろう。多くの人がこの紅梅を撮っていた。

IMG_6082お雛様その1
お雛様その1

IMG_6083お雛様その2
お雛様その2

 ところでもうすぐ桃の節句だが、この下鴨神社にもお雛様がある。売店の奥に飾ってあった。ストーブにあたりつつお雛様を愛で、神社の紹介ビデオが流れているのを見入ってしまった。3月3日には流し雛が催される。見たことはないが、御手洗川の流れにでも流すのかと思う。

 それにしてもりっぱなお雛様だった。

IMG_2463ジュウビタキその1トリミング
ジュウビタキその1

IMG_2470ジュウビタキその2トリミング
ジュウビタキその2

 帰ろうとしたところになにやら動く影。小鳥だ。こんな時300mmのレンズだったらと思うが仕方ない。驚かさないようにそっと近づく。彼女は私を挑発するかのように飛び跳ね、いらっしゃいという。罰が当たったのか、ちょうどその上に雪の固まりが落ちてきて驚いて飛んで行ってしまった。

IMG_2560メジロトリミング
メジロ
 今日のおまけはこれ。メジロだが、私の住む集合住宅の中庭、山茶花を撮ろうかとカメラを出していたときに枝に止まりさえずっているのに気がついた。こんなところに飛んでくるようになったのだと思うと嬉しかった。
【2008/02/25 10:42】 下鴨神社 | トラックバック(0) | コメント(6) | Page top↑
蹴鞠始め in 下鴨神社
蹴鞠1
蹴鞠開始の儀式
 昨日は下鴨神社の蹴鞠始め。何百人もの見物客と多くの報道陣、そしてアマチュアカメラマンが詰めかけた。

 昨年は都合が悪くて来られず、今年こそはと出掛けたもののちょっと出遅れる。早く行かないといい席は取れないのに。
 出掛けるにあたり、どのレンズを付けておこうかとかなり悩んだ。前の方の席が取れたら135mmのレンズ、後ろしかなければ300mmの望遠で。で、少し遅くなったのもあって望遠にしておこう・・・
 
 12時頃到着。既に半分以上が埋まっている。一番いいところはとてもではないが無理。寒さと時間、おちびなのを考えると立ち見は厳しい。舞台上はどうかと見るとまずまずか。で、東側の舞台席を頼んだ。印のリボンをもらって取りあえず席の確保に向かう。
 舞台は余りよくないかもと思ったがもう遅い。柱が邪魔をする。まあ後ろよりましか。上から見渡して、来年からはもっと考えよう。

   あそこが一番だけど、無理ならあそこ、またはあそこ・・・あそこからこう狙えばまだいけるかも・・・でも無理をしてでもあの席を狙いたいな

 いろいろ案を練る。

蹴鞠4
鞠庭に置かれる鞠

蹴鞠2
「おっと・・・」

蹴鞠3
「ヤア!」

 蹴鞠という古来から行われたスポーツは、決して勝敗を決めるものではなく、あくまでも相手が蹴りやすい鞠を送り、長くラリーができるように楽しむものだったとか。今のスポーツとは全くかけ離れているが、テニスの始まりもこのような貴族のスポーツだった。
 勝敗にこだわりすぎるのもどうも寂しいものだ。だからドーピングという問題も出てくるのだろう。オリンピックも初めはは参加して楽しむものだったはず。それが今ではメダル獲得競争だ。蹴鞠のようにもっと楽しむことを考えてもいいように思う。

蹴鞠5
蹴り上げた瞬間

蹴鞠6
さ、渡しますよ

 蹴鞠は優雅そうに見えるが熟練したテクニックがいるようだ。うまく蹴り上げられなかったり、横に飛んで行ってしまったり。時には観客席にまで飛んでいく鞠。わっと歓声が上がる。失敗すると残念そうにため息が漏れるが、効をねぎらって拍手が巻き起こる。何回も蹴り続けられると、声援が飛び交う。何と優雅な競技だろう。

 来年はもっといい席でもっと堪能しようと思う。

【2008/01/05 17:14】 下鴨神社 | トラックバック(0) | コメント(8) | Page top↑
初詣 in 下鴨神社
絵馬
巨大絵馬

 ようやく少し時間が取れたので、初詣に出掛けた。今年は年末からとても忙しくて神経も使い、慌ただしかった。さて、今年の運勢は。

  吉・・・!

 ただし、願い事は努力せよとのこと。他、一番気になっていたことがあって、それは希望通りになるという、これこそが私にとって一番の大吉だ。

下鴨神社その1
境内の鳥居

下鴨神社その2
門・境内側から南を臨む

下鴨神社その3
門・外側から北を臨む

 年が明けてもう4日目となるのに、相変わらずのすごい人混みだ。
 それもそのはず、本日は下鴨神社では蹴鞠始めが催される。初詣を兼ねて私はそれを見にやって来たという訳だ。

蹴鞠その3
蹴鞠
 午後1時半より1時間余り。蹴鞠保存会の皆さんによる、蹴鞠の奉納が行われた。昨夜は少し時雨れていて今日の天気がとても心配だったが、まずまずの天気。晴れ間が覗き、陽射しが射すと結構暖かかった。しかし2時も廻るとさすがに寒い。しっかり着込んでカイロも貼って出掛けたが、時折気まぐれに吹いていく冷たい風に、すっかり凍えてしまった。

 この蹴鞠の模様はまた明日にでも詳しくレポート。
 
凍えた身体を暖めるべく、私は颯爽と大鳥居の下へと直行。そこには大きなたき火が焚いてあるのだ。来たときは炎が燃え上がっていたが、時間が経ち殆ど熾き(おき・炭)に変わっていた。それでもとても暖かい。
 やれやれと歯の根も合わないほどに冷え切った手をかざしていたら、横から呼ばれたような気がして振り向いた。

  もしかして阿修羅王さん?Akkiさんとこで逢った・・・

  あ、KENさん!

  KENさんは「京の四季」というHPを開いている京都在住の方。私も時々おじゃましているお気に入りのサイトだ。
 KENさんも蹴鞠始めに来られたとのことで、火にあたりながらしばらくおしゃべりをして別れた。人の顔が覚えられない私にとって、ぎょっとした一瞬だったが、よかった、彼の顔は覚えていた。よくもまあ覚えていたとは自分でも驚く。どうしてすぐにわかったかとネタを明かせば、状況判断だけなのだが。

 年明け早々に珍しい知人に再会した。
 
 おみくじにはこうも記してあった。別にそう言う訳ではないが・・・

   「待ち人 来る」

【2008/01/04 17:33】 下鴨神社 | トラックバック(1) | コメント(4) | Page top↑
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