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徒然旅行記最終回 @ニースから関空へ帰国

その1

 ニース・コート・ダジュール国際空港、通称ニース空港。年間1000万人が利用する国際空港だ。確かに、離発着する航空機の数は半端ではなかった。

 すっかりほったらかしになった昨年の公演旅行。Genji組の方々にも申し訳ないことをしてしまった。ま、公演ではなく、帰国の様子だけなので、そのままになっていた。

 で、最終の公演が終わったのが9月21日。その夜に交歓会の食事会があり、夜道を海岸沿いに歩いて余韻に浸っていた。ちょうど満月で、港に月が沈んでいくのが(目に見えて!)解ったのだが、余りの暗さと低い位置だったので思うように撮れなかった。
 夜遅くホテルに帰り、さあ荷物整理だ。朝7時半に迎えのタクシーが来るので、念入りに片付けと仕分けを必要とした。そして最後に朝イチで隣のスーパーに駆け込んでお土産のお菓子を買い込み隙間に詰める。前日の朝には近所のパン屋さんに行って、上等のバゲットを2本、既に購入済みだった。そのためにバゲット用の細長い保存袋さえ持参して行ったのだから、用意周到と言わざるを得ない。フランスのパンはとても美味しいことを知っていたので、それくらいはしなくては。大丸京都店にPAULが入ったのでそれも嬉しい話だが、所詮工場製品。個人の店舗で焼いているパンの味には勝てないだろう。海外でのお買い物は言葉が通じなくても、解っている品を買うこと自体は何とかなる。そのバゲットもスーツケースの隙間に緩衝材をかねて詰めてある。

 日本人の運転手が来てくれる、ツアー会社の車は大型のワゴンタイプのベンツ。みんな大きな荷物なので、膝の上にも大きなバッグを乗せてぎゅうぎゅう詰めで車は走り出した。これでニースともお別れかと思うとやっぱり寂しい。かなりハードな日程だったがそれ以上に楽しかった。お買い物に行ってご飯を作り、わいわいと食卓を囲む。それだけでも楽しかった。ワインも果物もパンも、生活必需品は安くて美味しい。ショッピングセンターを闊歩するのも、お土産屋さんで安くていいものを見つけるのも面白かった。たくさん買い込んだが、できればロンドンでもう1日、お買い物の時間と日帰りツアーがしたかった。きっとイギリスにはもう一度行きたいと、生涯言い続けるのではないだろうか。多分、きっと、絶対、海外公演はないだろうから。それが寂しい。でもいい経験だった。

 日航機の墜落事故があってから、特に飛行機に乗ることは怖かったのだが、1度経験すると慣れるようで、国際線の大きなGは癖になったという訳の解らないことも起こった。ただ、降下するときの耳が痛くなるあれは、年齢とともに酷くなったのだけれども。何時間にも渡って耳鳴りが治まらない。

 それはいいとして、ニースからパリまで国内線の空の旅が始まろうとしていた。南国らしいお天気と景色。眼下には荷物を機内に運び入れる作業が急ピッチだった。そんな働く車(ポンキッキか!)を見ているのも楽しい。

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その2

 真っ青な地中海を眺めながら誘導路を走り、航空機はニースを飛び立った。はるか向こうにニースの海岸が見える。それにしても海の綺麗なこと。

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その3

 ぐんぐん高度を上げていく。主翼のフラップを微調整しているのを見るのも面白い。

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その4

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その5

 気がつけばニース空港も随分と遠くになっていた。海岸からすぐに険しい地形になっていくのもよく見える。地理のお勉強のようだ。

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その6

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その7

 ほら、もう岩山しか見えない。人の住まない険しい山岳地帯だ。所々草地があって、放牧しているのではないかと思われるような地形もある。フランスとスイスにまたがるアルプス山脈西側を超え、機体はまっすぐパリに向かっていた。

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その8

 眼下には万年雪をいただいた険しい岩山。翡翠色に見える小さな湖も見えた。

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その9

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その10

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その11

 そんなわくわくするような景色はやがて消え、小麦の農地へと姿を変えた。間もなくパリ郊外(かなりの距離があるが)シャルル・ドゴール空港だ。

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その12

 ほら、再びフラップが忙しそうに動き始めた。

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その13

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その14

 ごく近くなった畑に機体の影が映っている。これを撮るのがまた難しくて・・・(^^;) そんなに気合いを入れなくてもと思いつつ、必死になる。

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その15

 ランディング。フラップが思いっきり上がっていて、中の配線が凄い!

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その16

 ふむ、これがトランジットの関空行きかな。A820エール・フランス。

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その17
 
 これはなんだろう。かなり大きな機体だ。

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その18

 今回の旅行は何かと時間がなくて、移動途中のスナップ写真が余り撮れていないのが心残りになっている。乗り換えの途中とか、そんなスナップ写真が面白いのに。だからいきなり機内食・・・ お昼の時刻もとうに回っていてお腹が空いた。
 時差の加減であっという間に夕暮れ、夜の地域に入ってしまう。帰りは偏西風に乗るので少し早い。それでも12時間の空の旅。今回は殆どを映画を見て過ごしてしまった。窓際3列ではなく、中央の座席だったせいもあるのだが、外の景色を撮りに行くタイミングがなかった。

 かなり後ろよりの席で、左最後尾の座席がいくつか外され、カーテンで仕切ってある。多分、病人を搬送しているのだろう。

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その19

 翌朝8時半、機体は無事に関空へ降り立った。連絡通路から見下ろすと救急車が止まっている。多分、カーテンの奥に休んでいた人を待っているのだろう。フランスから関空まで、本人も付き添いの人も、不安になりながらのフライトは長かったと思う。

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その20

 入国審査は早かった。朝のこの時刻だからだろう。荷物の受け取りもがらがら・・・(笑)隣のブースはスタッフ専用だった。当たり前なのだが、同じようにカードに記入しているのが見える。それにしても、久々の日本語のシャワー。張り紙も聞こえてくる会話も日本語なのがとても新鮮だった。メッセージボードの「お帰りなさい」の文字に感動して、ちょっと目頭が熱くなったのは誰にも言えない。思えば3週間近く、長かったなぁ。northgate、この時計を見ると関空に帰って来たのだと実感する。市内で言うところの京都タワーか。
 長い旅を共にしてきたGenji組のみんなとはここでお別れ。時間通りに迎えのタクシーが来たのだった。自分は八条口行きのリムジンバスが予約してある。ばたばたと慌ただしい挨拶だった。名残を惜しむ暇もない。いずれ近いうちに打ち上げがあるからまたすぐに逢える。それまでの辛抱だ。
 海外旅行のお土産屋さんをちらっと覗き、こんなのもあったなぁとまた欲しくなったり。殆どがお菓子ばかりなのだが、今もカメラバッグに付けているバッキンガムのクマさんはかなりのお気に入り。ポンドと時間に余裕がもう少しあったら、ロンドンのお土産がもう少しだけ欲しかった。このショップに来れば旅行の余韻に浸れるだろうか。勿論、「空美ちゃん」を兼ねてだが(^^;)

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その21

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その22

 それほど待たずにやって来た京都市内行きのリムジンバス。大きなスーツケースを2個預け、カメラバッグを抱えてバスに乗り込んだ。海が見える窓側の席を確保し、懐かしい景色を眺めていると疲れがどっと押し寄せてくるようだ。

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その23

 昨年、ロシアから帰国したときは台風の暴風のど真ん中だった。台風を連れて帰ってきたのかだとか(笑)、雨女のパワーアップだとか(ほっとけ笑)、黒雲を従えて帰って来たのかだとか、散々いじられたのも楽しい思い出だったが、今回は平穏無事、ちょっとあっけないくらい。だが、海が視界から消え、下り坂の高速道路へ入っていく頃にはまぶたは閉じられていた。

 何回シリーズになったか解らなくなった海外公演ツアーの旅行記におつきあい下さいまして、誠にありがとうございました。今後、また国内での公演があれば嬉しいなぁと期待する今日この頃。このあとの予定としては、昨年秋、式年遷宮の特別公演を奉納した上賀茂神社での様子をお届けしたいと思う。
【2016/06/19 23:17】 徒然旅行記 | トラックバック(0) | コメント(2) | Page top↑
徒然旅行記 @グラース旧市街地探検その3
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その1

 先日の続きを。香水の街グラースも大詰めとなった。街の中心部の広場に出たのでもう一度行けそうな場所を地図で確認していると、ポンプのようなものが見えた。しかし見慣れた手押しのレバーがない。電車のハンドルのような、ぐるぐる回すように見える取っ手はある。そこへじょうろを持った女性がやって来た。

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その2

 なるほど!やはりそうなんだと、ひとしきり感心してしまった。そこでフランス語ができないので身振りと日本語で、水を汲んでいるところの写真を撮ってもいいかと言うと、許可が出た。よし!

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その3

 あ、カメラ目線までいただいて恐縮ですm(_ _)m 「Merci beaucoup」だけは言えるのでお礼を言って別れた。

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その4

 今度は住宅街に岩山の姿が目の前に現れて・・・?しかし窓が見えるのだけど・・・?

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その5

 いや、窓どころか、入り口のドアが見える。なに?これ?まさか岩を壁代わりに集合住宅を造った?不思議な造りだなぁとカメラを向けていると、どこからか男性の声で話しかけられた。

   Êtes-vous un Chinois ?(あんたは中国人かい?)

   Non,Non Japonais!(ちゃうちゃう。日本人やで)

 我々が欧米人の区別が付かないのと同様に、彼らもアジア系の区別は付かないのだろう。日本人ならある程度ChinaかKoreaの違いは瞬間で判断することもある。しかしいくら区別が付かないと言っても間違われたくないものだ。

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その6

 とまぁこんな会話のあと、また細い路地へと足を踏み入れた。

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その7

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その8

 街中アート?彫りかけ・・・ではないと思うのだけど?

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その9

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その10

 階段のどんつきにまた古い水汲み場のようなものが見える。ちょっと行ってみよう。

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その11

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その12

 古い時代のこのような生活感を感じるものをみるのはとても面白い。どんな生活をしていたのだろうかと、思いを馳せるとわくわくしてしまうのだ。

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その13

 建物をくぐるような通路。陸橋の下を利用して作った部屋の窓が見える。裏口なのか物置なのか。それより火を被ったみたいなすすけた黒い壁の方が気になる。住宅の火事なのか、それとも街が襲われて火をかけられたのか。考えたり想像したりすると、時間はいくらあっても足りないのだった。

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その14

 今でこそここにはマンホールがあるから上下水の管理はできているが、古い時代はやはり衛生的にもあまりよくなかったのだろうか。

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その15

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その16

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その17

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その18

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その19

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その20

 メインストリートまで帰ってくると人の姿が一気に増える。きっと観光客が殆どなのだろう。さすがにアジア系の姿はない。帰りにはちょっと御見世に入ってみようと思う。駐車場のすぐ眼下に「Monoprix(モノプリ)」があるのは確認済みだ。フランスの大手スーパーマーケットのチェーン店で、日本で言う所のイオンモールか。食料品の品揃えがとてもいいのだ。といいながら見るだけになってしまったのだが、見て回るのもとても楽しい。

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その21

 帰りも同じ600系統。カンヌ行きのバスだ。

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その22

 運転手さんに行き先を告げて乗車券を買うと、適当なところへ座る。さあ、これから1時間ほどカーブの多い道を帰ろう。もう少し時間も欲しかったが、欲を言えばきりがない。それだけ楽しいグラース旧市街地探検だった。

 とても疲れて居眠りをしながら帰って行ったのだが、途中、目の覚めるようなハプニングがあった。半分の行程を過ぎた辺りだろう、バス亭を出たとき、まだドアが閉まりきっていなかったのだ。幸いにも出入り口付近に立っている人がいなかったのは幸いだった。

 ではこの続きはまた今度。そろそろこの旅行記も終わりが近づいてきた。
【2016/04/11 22:30】 徒然旅行記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
徒然旅行記 @グラース旧市街地探検その2
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その1

 先日の続きを。狭い路地を抜けて少し高台に出た。ここにはグラース市の市庁舎がある。幟のような細長い国旗が、風に吹き流されているのが見えた。

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その2

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その3

 ここが入り口。観光の名所にもなっているようなので、安心して入ることができる。

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その4

 入って正面には噴水というのか、湧き水というのか、イルカの口から水が落ちている。日陰にもなっていたので、吹き抜ける風がとても涼しくて気持ちがいい。

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その5

 あまりの気持ちよさにちょっと腰を下ろしてひと休み。持参したお水はぬるくなってしまったが、少し喉を潤さなければしんどい。

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その6

 池のヘリに座っていたのだが、出入り口がすぐ横なので、人の出入りもある。居心地が悪くなって立ち上がった。

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その7

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その8

 それにしてもなんて綺麗な彫刻だろう。連れてきたぴよちゃんとまろんは記念写真に収まった。

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その9

 いつ頃に創られたものだろうかと探していると、あった。多分これだ。1255年?う~ん、まさかと思うが・・・?

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その10

 ひと休みできたので、元気になった。門の前に広場があったので、もう一度見てみよう。柵の中には小さな花の草花が満開。ちょっとしたお花畑だ。結婚式を挙げるときに、なにかのセレモニーをするようなところで、偶然居合わせたらよかったのになぁ。撮らせて貰ったのに。平日はやはり無理だな。

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その11

 その向かいが教会。この日は中には入れなかったので残念。理由は、忘れた・・・(--;)

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その12

 そこへ階段をしずしずと降りて来たドバト。わかった。このハトさんがお式を挙げていたのかも(笑)さあ、もっと先へ進もう。

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その13

 教会の左側には見晴台がある。ちゃんと観光マップにも載っていた。随分と高いところのようで・・・

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その14

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その15

   ひぇ~(@_@)

 一応転落防止の石垣があるにはあるが、とてもではないが足がすくむ。でもとても広々としたいい景色だ。山の向かい側、あそこにも行ってみたいと思った。

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その16

 上から眺めると、昔ながらの石造りの建物と屋根が並ぶが、このようなパラボラアンテナを見ると、景観を保ちつつ現代の生活の営みが見て取れるのは、京都も同じだ。
 この展望台からしたの街並みに降りて行く階段通路があったので、そこを降りてみた。

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その17

 降りたところには今はもう使われなくなって久しくなったように見える水汲み場。水道が整備される前、ここでは文字通り井戸端会議が見られたのだろう。そして水の貴重な丘陵地の上。どうやって水を流すことができたのか知らないが、苦労が忍ばれる。

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その18

 ふと見上げると、先程まで居たところがとても遠くに感じた。坂道と階段が多いこの古い町は、風情溢れる景色が広がっていた。

 この続きはまた今度。次はもう少し市街地の中心へ。
【2016/04/04 00:00】 徒然旅行記 | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
徒然旅行記 @グラース旧市街地探検その1
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その1

 長い間続きが打ち込めなかった。続きどころか、撮影には行ったが、整理が全くできていなくて・・・(^^;) 好むと好まざるとに関わらず自由な時間が取れないのはちょっと辛いものがある。などと愚痴をこぼしていたら罰が当たる。

 さて、旅行記の続き。フランスにはグラースという香水産業で有名な街がある。工場見学に誘われて、Genjiのみんなはひとりだけ体調不良で残り、私は香水が苦手なので残ることに。カンヌからは路線バスも出ているので、それに乗れば終点がグラース。帰って来てレポートを聞き、翌日、早速自力で出かけることにした。出発前に下調べをしていたのだが、旧市街地と紹介されていたのは広域の意味での旧市街地で、歩いて回れるような広さではなかったのだ。それがあったので行くのは止めておこうと考えたのだった。
 しかしみんなの話から歩いて回れるだけの街並みだと解った以上、これは行かない手はない。しかし団体で行くわけではないので心配してくれて、バス亭の行き方、トイレの場所の聞き方などをフランス語でメモ用紙に書いて貰らった。ま、結局は使わなくてもよかったのだが、お守りにはなった。
 ホテルの傍を通る路線なので、わざわざ始発のカンヌ駅まで行かず、行き先を間違えないようにバス亭で待っていると、若い男性に声を掛けられた。それも日本語で!留学中でフランス国内を旅行しているとのこと。何処に行くのかと尋ねられたのでグラースだと答えたが彼はそうではなかった。行き先は自分とは違うところだったので、ご一緒することはできなかったが、カンヌ駅傍のバスの始発駅を教えてあげることができた。

 いや、実に驚くことばかり。フランスの街あちらこちらでこんなに日本人に遭遇するとは全く持って想像だにしなかった。

 で、バス亭の時刻表通り600系統のバスが来たので早速乗り込んで、運転手さんに「グラース」と言うと、電卓のキーボードを打ち込むような手際さで、料金と明細をプリントしたレシートのようなチケットを打ち出してくれた。料金も解っていたのでおつりのないように支払って、空いた席に座った。グラースまではここから1時間ほど掛かるのだ。バスは緩やかな坂道をどんどん丘陵地に向かって走り出したが、カーブは多いし、なかなかスリル満点だ。しっかりどこかを掴んでいないとカーブを曲がるときに座席から振り落とされそうな勢いだ。

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その2

 やがてバスは狭い市街地に入って行く。急な坂道を山頂のバスターミナルまで上がって、ようやく停まった。山の中腹にある駐車場からの眺めはとてもダイナミックで、樹木の茂みの中に点々と見える石造りの住宅が絵画のようだ。

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その3

 さあ、時間はあまり取れない。2時間ほどで再びカンヌまで帰らなければならないので大急ぎで街の中を探検しよう。

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その4

 メインストリート脇の飲食店、その看板犬。

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その5

 こちらは看板猫・・・

   な~にを見てるのよぉ

   す、済みませんm(_ _)m あ、フランス語で言わないとあかんかな Je suis désolé

 う~ん、今更遅い気もするが、まあいいだろう。

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その6

 こじゃれた噴水からさあ、出発。

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その7

 18世紀に栄えた古い町は、住宅を建て増しして広がったので、道は細く曲がりくねっている。少し薄暗くなっているところもあり、曇りがちのお天気の悪いときは要注意。連れ込まれるから!と脅かされたくらいだ。

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その8

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その9

 住宅に入る階段のようだったが、人のいるような気配もなくて、ちょっと怖い。

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その10

 グラースの「G」かと勝手に思っていたのだが、このすり減った銅板は、この町の紋章なのだろう。

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その11

 この辺りは通路も少し広く、明るい。比較的新しい街並みのようだ。

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その12

 何を扱っているのかよく解らない御見世も多かったが、お買い物をするつもりもなかったのでチラ見だけ。

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その13

 ここにも看板猫を発見。しかしすぐにそっぽを向かれてしまった。

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その14

 ここもよく解らなかったが、蒸留装置のようなものが見えるので、香水関係かと思われる。

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その15

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その16

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その17

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その18

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その19

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その20

 ざっとこのような感じの街並みというのが解っていただけただろうか。とても古くて、もう井戸水も汲めないような場所などもある。薄暗い時間帯に行けば、ここは廃墟かと思えるような場所もある。なかなか不思議な街角で、多蒸すリップしたような気分にさえなる。
 簡単な地図を頼りにうろうろ。スリルに満ちた冒険だ。ではいつものようにこの続きはまた今度。
【2016/03/28 21:32】 徒然旅行記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
徒然旅行記 @ニース市内観光その5 彩雲を見る
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その1

 ニース市街地の観光も大詰め。そろそろ帰り支度を始めた頃、空が虹色に輝いているのが見えた。

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その2

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その3

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その4

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その5

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その7

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その8

 コロナだとか、日暈だとか、空や雲が虹色に光る現象があるが、中央の白抜けは多分太陽だろう。かなりの広範囲ではあるが、彩雲ではないかと思う。
 名称はなんであれ、とても綺麗で不思議な空の色だった。
【2016/03/17 05:41】 徒然旅行記 | トラックバック(0) | コメント(4) | Page top↑
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