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![]() 短冊に書かれた短歌 嵯峨野の秋はとても風流だ。昨年、初めて気が付いたのだが、鳥居本へ続く小道沿いの民家、そこで育てられている木や草花に短歌を記した短冊が吊されているのだ。今年は少なかったが、昨年はもっと多かった。そのお宅の方なのか、それともこの地区の愛好家なのか、それは兎も角として、短冊が風に揺れている様はとてもいいものだ。 ![]() 愛宕山の鳥居 鳥居本はその名も愛宕さんへ詣でる入り口にある集落。古都の保存地区に指定されており、かやぶき屋根のお店なども昔のままの姿で保存されている。賑やかな嵯峨野から遠く離れているわけでもないのに、この地区に入った途端、空気の温度と色がさーっと変わっていくのがわかった。山間のせいなのか、それとも神が宿る山の麓のせいなのか、そのへんは定かではない。 道はゆるく右手に曲がり、この鳥居の下から愛宕山へ詣でていく。山頂まで登るとかなりの時間が掛かると聞いているが、それを日課のようにしている方も少なからずいるという。 ![]() 通り過ぎていった消防車 午後も遅くなり、そろそろ帰り支度を始めた頃、消防車や救急車が何台も高尾パークウエイ方面へと走り去る姿が見えた。山の中腹を走る道路では足りず、地元の方の車くらいしか走らない谷間の道まで消防車が走り去る。煙はないし、パークウエイで事故でもあったのかと思っていた。ところが夜のニュースで、この辺りの山中でハイキングに来ていた高齢者のハイカーが道に迷って救助を求めてきたのだと報道されていた。決して険しい山ではないが、道に迷い崖に行く手を阻まれて自分の位置が判断できなくなったとのこと。ヘリコプターも出動していた。よく早朝にはみんな無事救助されている。 ![]() 通称;嵐電 京福電車 早めに帰途へ付いたが、電車は混み合っていた。この電車に乗るのではなかったが、レトロ調の車体がいい感じ。嵐電は路面電車で、普段は1両編成、人出が多いときだけ2両となる。とても混み合うが、これ以上車両を増やすとプラットホームを越してしまう。 ![]() 濁り酒 今日のおまけはこれ。一昨日の夜、神主さんとこにおじゃましたときに、新嘗祭の時には白酒のような濁り酒をお供えするのだと書かれていた。たまたま嵯峨野の酒屋さんで試飲をして、とても美味しかったので買って帰った。きっと近所の酒屋さんでも売っていたかも知れない伏見のお酒、招徳。酒粕がまだ混じっているような白いお酒。香りがとてもフルーティで柔らかな麹の香り。これを絞ったら酒粕ができるとお店のおじさん。初めの飲み口はとても甘くて甘酒のようだが、後口がとても切れのよい辛口。アルコール度17%だった。冷酒のように冷やさず(冷たすぎると味がなくなる)室温のお冷やでいただいたが、お・美味しかった・・・ ![]() 清涼寺その1 ![]() 清涼寺その2 この週末はこの秋一番の人出だったと言う。嵐山で9万人。私もその一人となった。 まだ紅葉をちゃんと見に行っていなかった私は、先日職場のスタッフから嵐山方面がこの週末見頃になりそうだと聴いた。 勤労感謝の祭日の朝は、雲行きが怪しい。しかし午後から晴れると言っていた天気予報を信じて、思い切って小雨の中を出掛けた。 ところでどこに行こうか。目的も決めずに電車に乗る。仕方ない確実に綺麗に色がでているのがわかっているあそこ、清涼寺。まずそこだ。 思った通り真っ赤に染まっていた。 ![]() 古い民家 遠くに茅葺きの大きな古い民家が見える。日本の原風景とも言えるだろう。やはりこのような民家は郷愁を誘ってしまう。 民家の横にあった、大きな花梨(多分間違いない)と蜜柑の木がとても気になった。 ![]() あだしの念仏寺その1 ![]() あだしの念仏寺その2 ![]() あだしの念仏寺その3 ![]() 竹林 ![]() 竹林と青いもみじ あだしの念仏寺は綺麗に紅葉していた。いくつもの石塔が並ぶその頭上を、色づいた紅葉が笠のように覆う。 裏の小高い丘に通じる竹林は、いかにも嵯峨野だと思わせぶりな手入れの行き届いた竹林に芝垣が続いている。そこはまだ色づいていない、しかし透き通った黄緑のもみじ葉が午後の陽射しに眩しそうに光っていた。 ![]() 寂庵その1 ![]() 寂庵その2 嵯峨野に行くなら、ここに必ず寄ってみようと思っていた瀬戸内寂聴さんのお宅である、寂庵。他所さまの玄関に用事もなく立つのは、とても失礼なことだとはわかっていたが、素晴らしい作家であり、また、素敵なお庭のある寂庵はどんな感じだろうと気になっていた。 固く扉は閉ざされていたが、月1回の法話の会の申込用紙が置かれていた。お話を聞いてみたいとはずっと思っているのだが、くじ運の悪い私はやめておこうと思う。 ![]() 満月 今日のおまけはこれ。夕方、すっかり陽は落ちたはずなのに外が明るい。外を見ると、昇ったばかりの満月があたりを明るく照らしていた。 さて続きはまた今度。 | ホーム |
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