紅葉その1
昨日の続きを。
私のお気に入りの場所はここ。いつも綺麗に色づく楓の木がある。川に張り出していて、とても綺麗だ。
紅葉その2
紅葉その3
ちょうど陽射しが当たり、色づいた葉も綺麗に見せてくれる。
舟その1
この下に立っていると、観光船が次から次へと通っていく。右手上流からは保津川下りの舟が、左下流からはエンジンのついた観光船が上ってくる。定員いっぱいに乗せた舟、あるいは男女のペアで貸し切った屋形船など、みんなそれぞれに舟遊びを楽しんでいる。
舟その2
舟その3
保津川、別名大堰川の舟遊びは今に始まったことではなく、源氏物語の1000年の歴史のある優雅な遊びだ。違うのは、昔は貴族の楽しみだったが、今は普通に誰でも楽しめる娯楽になったと言うこと。
舟と鴨と紅葉と
そして嵐山は京都でも屈指の観光名所と言うことだ。外国人の姿もとても多く見受けられる。そしてはるばるシベリアから渡ってきた水鳥や、地元民のように住み着いているカルガモたちが安心して住むことのできる水辺だ。
ヒドリガモ
人々の歓声が響く中、鴨たちは自分たちの生活のリズムを乱すこともなくマイペースだ。
すべからず、世はこともなく・・・
*参考;ロバート=ブラウニング(1812-89)の「春の朝」
時は春、
日は朝(あした)、
朝は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。
私の好きな一説・・・